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Channel: あしあと ~星空航海日誌~
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おおぐま座の渦巻銀河NGC3359

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6月も今週末でお終い。1年の半分が過ぎようとしています・・・。
うーん、1年がまじで早い・・Σ(゚д゚|||)ガーン

さて、この冬は良く晴れていろいろな銀河を撮ることができました。
ただ、まあ飲みすぎて、気がついたら朝だったり、なんてことも多々ありましたが・・ ( ̄▽ ̄;) 

それでも結構いろいろと銀河を撮ることができて個人的な満足度は高かったです。
そのうちのひとつが、おおぐま座のNGC3359です。
イメージ 1
NGC3359 オライオン30cmF4反射望遠鏡 パラコア2使用 SXVR-H694 冷却CCDカメラにて。

この天体は2晩撮影したものから仕上げました。一応、作品化は検討したみたいです。
視直径7.0'×3.8' 10.5等と、小宇宙としては明るく大きめな天体ということもあって、少しは期待して撮ったようです。
NGC3953 オライオン30cmF4反射望遠鏡 パラコア2使用 SXVR-H694 冷却CCDカメラにて。

NGC2336  オライオン30cmF4反射望遠鏡 パラコア2使用 SXVR-H694 冷却CCDカメラにて。

といった天体たちと、組写真にしようと考えないではなかったですが(ちなみに、いずれも単体で応募して落選)
下2つはどうみても棒渦巻銀河だし、NGC2336はおおぐま座じゃないし・・・と、テーマ性に欠けることもあり諦めでした。

とはいえ、やっぱり、こうして渦巻銀河を並べてみると、似ているようでいて、色彩や形状が違っていて個性があることがよく判って面白いですね。

そのほか、1晩しか撮影していない中途半端なデータがまだまだたくさんあるので、ぼちぼちと処理していこうと思います。

プレミアムフライデーと関東地方梅雨明け

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関東地方は昨日、梅雨明けされたとのこと。
開けましておめでとうございます!

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いい天気ですねぇ・・

実は、昨晩、明星がおばーちゃんち行きたい!と言っていたのもあって、家族サービスで、神奈川の実家に戻ってきています。
望遠鏡、持ってくればよかったなァ・・・

一方、静岡の方はといえば・・
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どうやら今晩は雨予報のようで、ほっとしたような、残念なような・・・ ^^;
梅雨明けは未だ、か・・・

さて、昨日は、プレミアムフライデー!
・・・なんてものとは、縁はなく。通常どおりの時間で帰宅。
急遽、帰省を決めたので、すこしバタバタして、20時に出発です。

途中、掛川にあるラーメン屋さん、味千で夕食。

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担々麺と麻婆丼セット

ここのお店、セットメニューがボリュームが多いので断然おすすめです。ラーメンに+250円で丼ものセットがつけられるのですが、この付属の丼ものもかなりの量です。
明星も大きくなってきたので、結構食べるのですが、さすがにこれだけの量があれば分けてあげるだけで十分です。
ラーメンは、熊本ラーメンで、担々麺のスープのベースにもそれは感じます。これがまた美味しいんだ。
麺は細麺で、スープに絡んでよく合います。
麻婆丼も花椒の量は少ないのかもしれませんが、香辛料が効いてあとから辛さが効いてきて美味しいです♪
自宅からはやや遠いのですが、家を建てる際に何回か打ち合わせに掛川まで出かける機会があったので、立ち寄るようになりました。
リーズナブルで、ボリュームもあって、美味しいので、結構気に入ってます。
ただ、まぁ、こってり系のラーメンですので、たまに食べるくらいがちょうどいいのかも。
美味しかったです。

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実家で子どもたちも楽しく遊んでくれてます (^o^)


さて、例によって、ノートPCで溜まっている画像の整理・整頓をしています。
特に惑星画像は、5月~6月にかけて、結構撮りましたから・・
3TBの外付けHDDも、割と逼迫してきつつあります。
スタックしたもとの動画画像を削除したり、スタックしていないものはスタックしてから動画を削除したり・・
なんてことをやってる最中です。
火星だけはせっかくの大接近なので、動画画像を残しておけば、今後、スタックソフトがさらに進化した場合によりよい結果を得られるかも・・・?と躊躇しないではないのですが・・・。

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5月15日の木星 MT160反射望遠鏡(多分・・ ^^;) パワーメイト5倍 QHY5III178Cにて

MT160も良い望遠鏡ですね。もう少し口径がほしい気もしますが、、、
円高だった時代に惑星用に18cmマクカセ買おうかどうか悩んだ事もありましたが、まぁ、口径16cmと18cmじゃねぇ・・
その点で、のんたさんのC9は、いいチョイスだと思います。手軽さと口径が両立していますし、C9は他機種に比べて副鏡拡大率が低めなことでも、人気がありました。
SkyWatcherあたりから、安価な22~26cmクラスのマクカセ出してくれないかなぁ。できればF10なら星雲撮影にも使えるのですが(って、肝心な惑星の性能が落ちるなら意味ないか・・・)
まぁ、ないものねだりしていても始まらないので、とりあえずは、MT160とあとは、ASC-11でなんとか・・と考えているところです。オライオンは、星雲撮影に使うのと、やっぱりF4ですからねぇ・・・ ε=( ̄。 ̄;)フゥ. 

30cm VS 40cm

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大口径を夢見て、40cmGotoドブソニアンを導入したわけですが、オライオン30cm×冷却CCDカメラSXVR-H694でも、自分が撮りたい天体写真は撮れています。
40cmドブソニアン×CMOSカメラに期待するのは、よりディテールの向上、分解能の向上にあるわけですが、実際にどうなのか、比べてみました。

イメージ 1
左:オライオン30cmF4反射望遠鏡 パラコアⅡ使用 SXVR-H694冷却CCDカメラ
右:SkyWatcher 40cmF4.4反射望遠鏡 パラコアⅡ使用 ALICE-Ⅱ CMOSカメラ

同日に撮影したものではありませんし、画像処理も別日にそれぞれ行っているので、厳密な比較ではありません。
が、天体写真の場合、気象条件に左右されることが多いので、どちらかというと雰囲気や特徴を掴むことの方が大事だと思っています。できれば、N数(比較検討の数)を増やして比較するとなお良いかと思います。

オライオン30cm側の方は、約1.6倍に補完拡大しているので、そのつもりで見てください。
とはいえ、こうして比較してみると、ハイライト部分は、40cm+ラッキーイメージングの威力で分解能上がっているようです。
反対に、暗黒帯の一部などを見ていくと、暗めの部分は、オライオン30cmの方が一部描写が良いところもあります。
なんともビミョーなところですが、、、
10年以上前になりますが、田中光化学工業のTaNaKaさんから、たとえシーイングが悪くて一番細かな構造が潰れても、次の構造などは、大口径の方が、描写がよくなると教わったことがありますが、この比較からすると、まさにそんな感触がありますね。

40cmドブソニアンによる撮影は、手間はかかりますが、どうやら、やる価値はありそうなので、とりあえず、まずはファインダーを見やすいように、後部主鏡ユニット側に取り付け加工するか・・・(゜-゜)
使い勝手が向上すれば、また使用頻度も上げられると思いますしね!
ぼちぼちとやっていきますか。


火星7/1

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朝、4時前に起きてきて、ベルギー戦、負けてるんだろうなーと思ってTVを付けてみたら、まさかの0-0!
おぉ、頑張ってるじゃん!!負けてるだろうから、さっさと寝ようと思ってたんだけど、予想外!! (; ̄ー ̄A アセアセ・
これは見なくては!!
後半戦は怒涛の展開で見入ってしまいました。惜しかったなぁ。乾の無回転シュートはすごかった!
負けてしまったのは残念でしたが、前回みたいにせっかく早朝に起きて見たのに・・というのとは違って、見たかいのあった一戦でした(自分が見たのは後半だけですが ^^;)

さて、7/1(日)に神奈川から戻ってきて、晴れそうだったので、望遠鏡は出したものの・・・
木星は雲間からの撮影になり、イマイチ・・
遠天MLやのんたさんの話からすると西の方はシーイングもよかったみたいですが、磐田市からはそんなに良いという感触ではありませんでした。

23時過ぎに火星も撮りました。
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火星 オライオン30cmF4反射望遠鏡 パワーメイト5倍 QHY5III178C カラーCMOSカメラにて

シーイングはやや悪く、ぼやんぼやんだったので、モノクロのToupCamでは撮らなかったのですが、スタックしてみると、ありゃま、割といい感じ・・?
もっとも、大黄雲で、ほとんど模様が見えませんが・・。IR光でどうなるかは見ておきたいところです。

あまりにも模様が見られなかったので、朝方、もう一度撮ろう・・
なーんて思ったのが運の尽き。
なんと、3時過ぎから見事に雨が降ってきてしまいました Σ(゚д゚|||)ガーン
望遠鏡自体は自転車カバーしておいた(浜松方面は確かに雨が降りそうなGPV予報だったので)ので、問題ないのですが、ノートPCもびしょ濡れ。
コントローラのAGSも慌ててタオルで拭いて、自転車カバーの下へ・・・
もう、バタバタして、参っちゃいました、、、

この日は熱帯夜で眠れず、ようやく涼しくなってきたと思ったら、まさかの雨でしたからね・・・
ほとんど寝られなくてヘロヘロでしたよ、えぇ・・。

昨晩はサッカー見てたし(まぁ、一旦寝てからでしたけどね)、今晩は早々に寝るとするかなー・・


感無量、月例フォトコンテスト2誌入

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今日は天文雑誌の発売日でした。
無事、なんとか入選することができました~。

特に、星ナビに採用して頂いた、NGC5044付近は、昨秋から取り組んでいたイプシロン200+ST10XMEのスーパーサブによる入選作だったので、とても嬉しい♪
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星ナビ 2018年8月号 入選作 DeepSkyNGC5044付近 イプシロン200 アストログラフ ST10XME冷却CCDカメラ
NGC5044付近の銀河たちです。楕円銀河NGC5044,ダイナミックな腕を持つNGC5054の他、様々な形状の銀河が一コマに収まり、まさにDeepSkyと呼ぶに相応しい星域です。

昨秋から、スーパーサブとして、イプシロン200+ST10XMEで撮影してきましたが、ようやく花開いた感じで、感無量です。
少し前にも書いた様に、ST10XMEは、わずか3MPixelしかなく、昨今のデジタル一眼カメラに比べると画素数では大きく見劣りします。
然しながら、その超高感度特性は、自分の持つ機材の中では間違いなく最高レベルで、実際、撮影するとその感度特性には驚かされます。良いカメラです。



天文ガイドには、NGC4216付近で入選でした。
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天文ガイド 2018年8月号 入選作 NGC4216付近 オライオン30cm反射望遠鏡 パラコアⅡ使用 SXVR-H694冷却CCDカメラ
3つの銀河が並んでいて面白い領域です。

なるべくピクセル等倍で見せたいな、ということで、フォト蔵の制限から、2k×2kにトリミングしてあります。
中央のNGC4216の暗黒帯の描写をぜひ見ていただきたいです。

星ナビ入選作と同じく、今回応募の作品は構図も重視したマイナー銀河の作品になります。1型サイズのCCDだと、センササイズが小さいので良い被写体は限られるのですが、それでも面白い天体はいくつかあるものです。
隙間狙いでなんとか、採ってもらえてます (^^ゞ

とはいえ、この天体は、10年程前に、イプシロン200+SXV-H9で応募したときは落選しているので、リベンジを果したことになりますねー。こちらも、そういう点では感無量です。


とはいえ、天文ガイド応募作の本命は、NGC4216ではなく、こちらだったりします。
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天文ガイド不採用作 近赤外光による干潟星雲M8 イプシロン200 ST10XME SC70+IDAS TypeⅣ RGBフィルタ
IDAS type4フィルターで近赤外領域で三色分解合成したM8です。

IDAS typeⅣフィルターは、可視光の他、近赤外領域でも、三色分解撮影できるように、当時のIDASの技術の粋を尽くして作成された、マルチ・バンドパスフィルターです。
別途、赤外カットフィルターを用いる必要があったのが、やや時代遅れと捉えられたのか、前作のTypeⅡ、TypeⅢ程には普及しなかった様に思います。
しかし、世界的に見ても、近赤外領域での三色分解撮影が行えるのはこのフィルターのみではないでしょうか?
非常に稀有なフィルターとなってます。

ST10XMEのもうひとつの特徴はその近赤外領域での感度の高さです。フルフレームトランスファ型CCDの特徴で、青色より赤色、さらに言えば近赤外領域でのQEの高さは特筆すべきものがあります。
したがって、IDAS tyoeⅣフィルターとは非常に相性が良い組み合わせとなります。

近赤外領域では、輝線星雲は、713nmのArⅢ、953nmのSⅢがあるようです。惑星状星雲では強い輝線とされてますが、散光星雲だとどうなんでしょう・・?
反対に緑色になる領域としては、パッシェン系列の水素輝線が820nmにある筈なのですが、バルマー系列でいうと、Hδ相当?かそれ以下で、相当微弱になるようで、色彩としては、青紫系になるようです。
パッシェン系列の水素輝線は954nmにもあるようです。

また輝線星雲が写らない(弱い)分、背景の天の川の星々が浮かび上がってきます。
このテの撮影は昔から何回かやっているのですが、やっぱり面白いですね。
特にイプシロン200とST10XMEでの撮影では画角的にも都合がよく、これからもいろいろな散光星雲を撮影してみたいと思っているところです。

難点は、スライド式フィルターなので、フィルターが自動では切り替わらないこと。
この時は、40分ごとの細切れ睡眠で撮影していて、大変苦労しました・・・。
うーん、面白いと思うので、もう少し詰めて、再応募するかもしれません、、、
今回、観測の部狙いで送りましたが、惑星が旬のこの時期、これも敗因だったかもしれません。
でも、鑑賞写真としては美しくないかなぁ、、、( ̄ヘ ̄;)ウーン・・・

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星ナビ 不採用作 NGC2818  イプシロン200/オライオン30cm ST10XME/SXVR-H694 ハイブリッド作

赤緯-36度と低空の天体なので、撮れる時間が限られます。そこでオライオンとイプシロンで同時に同じ天体を撮影し、合作とすることで、散開星団+惑星状星雲を効率よく撮影しました。

NGC2818は散開星団でM46の様に、惑星状星雲が隣に写ってきます。
自宅の3F星見丸と、2Fベランダからの同時撮影によるハイブリッド作品です。
RGBカラーをイプシロン200で撮影し、OⅢとHαを3Fのオライオン30cmで撮ることで、上手く撮影できないかと目論んだのですが、撮影時の透明度の悪さもあり、散開星団らしさを表現できませんでした。
RGB画像で手一杯だったのですが、やはりL画像もとっておくべきだったか・・・
もう少し星が輝いてくれれば、散開星団のS/Nが良ければ印象がだいぶ変わってきそうです。
とはいえ、この天体も昔から撮りたかった天体のひとつでしたので、まずまずの作品に仕上がって、こちらも感無量、といったところでしょうか。
またどこかで、再撮影はしてみたいとは思いますが、イプシロンだけでいいかなー・・ 

今回は、採用作も、ゲキチン作もいずれも、思い入れのある天体ばかり。まさに感無量という言葉がしっくりとくるのでした。

今日は七夕

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ですが、あいにくのお天気。
こちら静岡方面でも、残念ながら、星空は見られそうにもありません。

それにしても大雨被害には愕然とします。嫁さんの実家は岡山なので他人事ではないのですが、岡山市街方面はさほど問題ないようでほっとしています。
被災された方々、心よりお悔やみ申し上げます、

さて、本日は七夕ということで、ToupCamによるM57を仕上げてみました。
M57は、七夕の織姫星と同じ星座にある明るい星雲です。

イメージ 1
ToupCamによるM57 オライオン30cmF4反射望遠鏡 パラコア2使用 

撮影結果としては、もう今一歩だったのですが、まぁ、雲間からの撮影だったので仕方ないかもです。
ToupCamは、ガイドカメラとしての評価は低いものの(PHD等ではそうかもですが、MaxImDL等のCCD系ソフトウエアでは性能を発揮する気がします。試してはいませんが・・)、イメージャとして使う分には、明らかに、ASI120MMのMT9M034センサよりも高品位の映像を提供してくれます。
画素ピッチは同等ですので、QE向上が効いていると思われます。
とりわけ、惑星撮像では、1枚あたりの露光時間の差となり、大きな差がでるのは確認していますが・・・
人気のASI290MMと比べても、赤外領域ではアドバンテージはあると思いますが、可視域だと苦しい面もあるのかもしれませんね、、、
ASI120MMと比べると、個人的な撮影結果からは、紫外線の金星も、赤外撮影も、DSOの撮影も、QEが上がって、縦縞も少なくなって、非常に助かっています。
いいカメラなんですけどねぇ・・。ゲインは低めなのは確かなので、使い手次第なカメラにはなっているとは思います(特にPHD系で使われる場合には設定がピーキーかもです・・)
個人的には、こういうセンサ性能が高いカメラは好きだったりします。
センササイズが、せめて、1/1.8程度あるともっといろいろと使えるんですけどね、、。

ToupCamによるソンブレロ銀河

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暑いですねぇ・・・
幸い、こちらは大雨被害もなく。まぁ、そのうち、東海地震がドカンと来るかもしれない土地ですので、つかの間の平和ですが・・

さて、ToupCamでの作例ということで、ソンブレロ銀河です。
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オライオン30cmF4 反射望遠鏡 with パラコアⅡ ToupCam/QHY5III-178C(カラー)にて撮影

ToupCamは1枚あたり2秒、QHY5III178Cでは6秒で撮影した、いわゆるラッキーイメージングでの作例となります。
ただ、撮像したのが、2/27とシンチレーションがイマイチだったせいか、最終画像も思ったほどの解像感が出せませんでした。
過去作のDMK21AF04で撮影した結果に劣る為、必然的にお蔵入り・・。
また、カラーも難しい天体で、イマイチ美しいカラー画像にできませんでした・・・
M104はほんと、カラーが難しいんだよなぁ・・。自分のイメージだと小豆色っぽい色になると思うのですが、、
カラーカメラだとこの点も難しス・・ (´・ω・`)

とはいえ、過去作を超えなかったといえども、切れ味はまずまずではないかと思います。
この点ではラッキーイメージングの効果は出てるかもしれません。

過去作のDFK21AF04は、1/4型CCDでした。1/4型のセンササイズなら、直焦点でも許容できるかな、と思うのですが、ToupCamは1/3型CMOS・・・。センサが少し大きくなった分、周辺像も少しは意識しないといけないので、なんらかの補正レンズが必要になります。
過去作から考えると、VixenのレデューサRを使った時にそれなりに良い結果が出ていたので、TopuCamと組み合わせると画素ピッチ的にもマッチングが良いのかもしれません。
ただ、さらにセンサが大きいQHY5III178Cでは、ダメだったんだよなぁ・・。まぁ、バックフォーカスがマッチしてないとは思うので、もっと詰める必要があるとは思いますが。

M104は冷却CCDカメラよりも、ラッキーイメージングの方が切れ味があがると思いますので、どこかでまたチャレンジしてみたいと思います。








梅雨は明けたが・・・

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東海地方はすっきりと晴れないお天気が続いています。

せっかくの新月期なのですが、これだと星雲・星団の撮影はできませんね、、、
それでも、遠天の仲間たちは、惑星撮影を頑張っていて、ちょっと自分もやる気が出てきました。

シーイングは、大型の台風8号がいるからでしょうか?案の定、よくありませんが・・・
ひさびさに望遠鏡を出して惑星撮影をしました。
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火星 オライオン30cm反射望遠鏡 PowerMate5倍 QHY5III178C カラーCMOSビデオカメラ

雲は流れが早く、薄雲越しに撮影したのでスタック精度もイマイチかも?
なかなか上手く撮れないものです、、、orz
黄雲のせいか、シンチレーションか判りませんが、模様はほとんど写りませんでした、、(。・ω・。)



7/10の火星 ToupCam編

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今晩も晴れ間があれば、と思っていましたが、生憎の曇天。
早々に望遠鏡は片付けました。

さて、昨晩、取り急ぎ、QHY5III178Cによる火星を紹介しましたが、ToupCam モノクロカメラでの撮影も行っています。
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火星 7/10 23:13分頃 オライオン30cmF4反射望遠鏡 パワーメイト5倍 ToupCam CMOSビデオカメラ(WebCam)

カラーカメラだとてんで模様が写らなかったのですが、モノクロカメラで三色分解してみると、多少は様子を伺うことができますネ!
画面左側の方は、ダストストーム、大黄雲でしょうか。ただ右側はやや晴れ間があるのか模様が見えているように思えます。

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火星 IR84フィルター 23:18(ファイル記録時なので、実際には撮影開始時23;16の撮像 90秒スパン)
オライオン30cmF4反射望遠鏡 パワーメイト5倍 ToupCam CMOSビデオカメラ(WebCam)

ダストストーム自体はやや薄くなりつつあるのでしょうか?IRフィルターを通して撮像した火星像には実に複雑な紋様がみてとれますね!
また、ToupCamは近赤外領域のQE(感度)が高いこともあって、若干の苦しさは感じますが、IR84での撮影でも支障がほとんどありません(ASI120MMでは縦縞問題で苦労してました・・・⇒QEが低い、ゲイン高め、縦縞ノイズが出る、という悪循環・・orz。ARO130も縦縞は皆無ではありませんが、ToupCamはゲインが低い分、目立たず、QE向上分、映像品位が高いと感じてマス・・)
人気のASI290MMと比べても、この帯域での感度は、ToupCamの方が上だと推測します。
良いカメラ買ったなぁ・・と個人的には満足。
もっと高い評価を得てもいいカメラなのになぁ・・

自分も、当初の予定ではやっぱり、QHY5III290MMを導入する計画だったのです・・・。が、まぁ、ローコスト、高性能カメラ(一番の決定打は画素ピッチ3.75μmがオライオンで、DSOを撮るのにベストマッチだったからですが・・)
QEもIR領域では、IMX290よりも、高い、と判った段階で、IMX290よりも、ARO130センサを採りました。
あくまでも、DSOの撮影にIMX290より好適であった(Hα線のQEがより高い、近赤外領域まで含めたL画像で考えれば・・さらに・・(゚A゚;)ゴクリ)と、いうのが一番の理由ですが、惑星も、なかなかやるのではないでしょうか。
もっとも、惑星撮影は、拡大率等、選択肢が多いので、自分の環境・スキルでは、3.75μレベルならなんとか(ASI120MMの経験もあり)対応できるので、そのレベルで最適化されているだけなのかもしれません。
もっと、細やかに調整していけば・・って、惑星画像処理、シビアDeath・・・orz
画素ピッチが細かくなれば、なるほど、細やかな設定が必要なような・・・・・((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
ベテランの方が、カメラを変えて設定ガー・・と仰ってるのが良く判りました・・・。

星雲写真だと、割と、こう定量性というか、決まったルーチンを厳守するのが大事かな、と思ってますが、惑星写真は、シンチレーション等の状況に応じて、処理パラメータも変えないとだめ?なんというか、アクティブ、というか、動的なパラメータ変更が必要で、それには、経験が必要なんだろうな、とおぼろげに感じました・・?
(実際どうなのかは判りませんケド・・ ^^;A)
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IRGBによる火星

ウエッジプリズムは持ってないので、LRGBは低空の惑星ではナンセンスですからね。
純粋な、三色分解合成カラーです。ただし、Rchは、IR84ですけど。
自然さは、RGB合成ですけど、IRGB合成も特徴が良く出ていて面白いですよね。
IRで良く写るということは、ひょっとしたら、ダストストームも薄くなってきてるのかも?と、ちょっと期待。

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おまけ? QHY5III178C カラーCMOS ビデオカメラによる火星

ToupCamの結果を受けて再処理しました。
やっぱり、ちょっぴん(ちょっとピンぼけ w)だったようで、その点も踏まえていつもよりもPSFを大きめに(Waveletの下段のパラメータを強く)想定することで、若干は模様が出てきました。

ウエッジプリズムがあれば、OSC(ワンショットカラー)での撮影でも十分かもしれませんが、でも、やっぱりIR領域での写りを見ると、個人的には、モノクロカメラ、フィルタワークの方が性に合ってるのかもしれません。




木星 7/10

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寒暖差が大きいからか、ちょっと風邪気味です・・
昨日は鼻で、今日は見事に喉というかその奥がやられていてちとシンドイ・・・

さて。7/10の木星です。
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木星 7/10 21:38頃 オライオン30cmF4反射望遠鏡 パワーメイト5倍 アストロストリート ToupCam

シーイングは、悪いんだけど、細かなゆらぎではなく、比較的、大きな波だったというか・・
まぁ、シーイングは総じて言えば悪いんですが、このテの比較的低周波のゆらぎの場合は、スタックすると案外、良くなったりもします。
まずまず良く写った、というか、自分としては今期最高だとは思うんですけど、もともとが大きなゆらぎがあるので、結果的には線が太いというか、微細構造はでてこない。

個人的にはお気に入りのToupCamですが、ゲインが低い弊害か?木星等を撮ると、いわゆる年輪現象が出やすいです。
この写真でも、左側に若干、フチドリがみて取れますが、判りますか・・・? 
ひょっとしたら、SER形式16bitでなら回避できるのかも?あるいはもっと露光時間を詰めてゲインを高めにするといいのかも?
撮り方の問題はありそうです。
火星では問題ないんですけどねぇ・・

やっぱり、ちょっとクセはあるカメラかもしれません。

火星7/14

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梅雨明けはしたものの、相変わらずすっきりと晴れてくれません、、
昨晩も、昼間、とりわけ午後からは快晴だったのですが、夕方からは西から雲が・・

夕方の金星の撮影は諦め。
大和くんをお風呂に入れてから、木星を撮りました。
が、シーイングもイマイチ・・
空はところどころ薄雲があるようですが、透明度自体は良さそうなような、光害の反射が大きい(上に花火まであがっていたのでその煙もあるようで・・・)良く判りません・・

23時に火星を撮りましたが、シンチレーションはぼやんぼやん。
西から雲が張り出してきて、なんとかギリギリ、撮影はしましたが・・
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火星 オライオン30cmF4反射望遠鏡 パワーメイト5倍 ToupCam IRGBによる三色分解合成

シーイングの悪さもありますが、火星自体も表面模様のコントラストが薄いようで、はっきりとは写し出せませんでした。 (´・ω・`)ショボーン
今期の火星は難しいですね。

それにしても夜になっても蒸し暑い・・・。
さすがに、この後で、もう一度シャワーを浴びましたよ。えぇ、、

昨晩も火星

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暑いですねぇ・・・
昼間はいいお天気なのですが、夕方からは決まって雲が湧いてきます・・・。

もっとも、昨日は、夕方、車の半年点検に出しに行った時も、遠くの山は霞んでいたし、透明度がわるいのか薄雲があるのか・・といった状況でした。
案の定、夜もそんな感じで、ヌケが悪く、晴れてるのか曇っているのか・・・といった状況。
ま、火星くらいは撮りますか・・・
と思っていたのですが、23時くらいに星見丸にあがってみると、火星のあたりに雲が・・・。
こりゃ、ダメだぁ~と、早々に諦め。月曜日は、出社日なので、、、(; ̄ー ̄川 アセアセ

しかし、熱帯夜で寝苦しいです。
仕方なく、1時過ぎに星見丸に出てみると、湿度が高く透明度が悪いのは相変わらずですが、薄雲はとれたみたい・・?
すでに南中過ぎてるのかな?東向きではギリギリでしたが、火星を捉えて撮影開始!
シーイングは最高という程ではないのですが、それでも、今年に何回か撮ってる中では一番良いんじゃないかなー・・という感じでした。
しっかし、暑い・・・汗だくになりながら、なんとか撮影。
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火星 7/15 25:38頃 オライオン30cmF4反射望遠鏡 パワーメイト5倍 QHY5III178C カラーCMOSカメラにて

砂嵐は落ち着きつつあるのかもしれません。が、まだまだ模様のコントラストは弱く、自分の腕前では明瞭に出せません・・
火星はカラー画像も難しいですね。AS!でスタックしてFitsにしてからステライメージに読み込み自動レベル調整で、カラーバランスをとってしまうと本来とはかけ離れた色合いになってしまいます。
TIFFでもスタックしておき、カラーカメラ側でとったカラーバランスもいかしつつ、眼視で見た色あいに近いイメージで仕上げてみました(めっちゃ記憶色ということになりますが・・・ ^^;)
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火星 7/15 25:27頃 オライオン30cmF4反射望遠鏡 パワーメイト5倍 ToupCam IR84フィルター

こちらはモノクロで撮った火星です。火星はカラーバランスも難しいのですが、三色分解撮影すると、RGBで写ってくる構造がまるで違うので、三色合成時の位置合わせも難しいデス・・・
ステライメージでなんとなあくで、位置をずらして合わせているのですが、精度は低そう・・。
みなさん、どうやられているんでしょうか?

それにしてもすっきり晴れてくれません。そろそろ星雲撮影もしたいのですが・・・なかなか・・です。


オライオン鏡筒バンド

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オライオン30cm反射望遠鏡は、891市のマツシマ親分から譲り受けたものですが、それも、もう11年?12年?になってしまいます。
マツシマ親分は撮影用の頑丈な鏡筒バンドをお使いでしたが、これがまた重たくて・・・
もちろん、オヤブンの元では何回となくフォトコンに入選していた名機ですが、自分にとっての、オライオンの躍進はジズコで、中古だったか、新古だったか・・?2011年の梅雨時に軽量鏡筒バンド(・・標準品ですが 爆)を購入し、EM-200赤道儀に搭載できる機動性をテに入れてからだったりします。

まぁ、軽いというのは、いろいろと楽ですよねー。
それが大口径ともなれば、活用性の高さ、得られる結果も変わってくるわけで、軽い大口径というのは、イノベーションを興す力があると思います(天体写真に限らず。超望遠とかね・。Nikonはいいレンズ出しそうですね)

さて、その鏡筒バンドも7年を経て、とりわけフェルトがへばってきました。
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軽量鏡筒バンドと、自作マッチプレート。

フェルトがよれよれです。
このマッチプレートも、独身寮にいたころにジャンボエンチョーで買ってハンドドリルで穴あけしたものなので、なんだかんだで、もう、20年近いかっも・・

フェルトは最初、どうしようか悩んだのですが、アピタの手芸屋さんに行っても希望するものがなかったので、結局、送料は高くついてしまうのですが、楽天でポチリしました・・・。
確か、フェルトシール210円で、送料550円だもん、、、
とはいえ、地元を探し歩くことに比べたら、この程度は安いものか・・?

本日、仕事がトラブったのもあって、これ幸いと定時で帰宅 (^^ゞ(ま、後日頑張るヨ、、、)
晴れる見込みはなさそうなので、星見丸に出しっぱなしの望遠鏡を片付け、その後、フェルトの張替えを行いました。
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大和も大喜び・・? (^^ゞ
思ったよりは薄いフェルトしたが、オライオンのもともとの鏡筒バンドのフェルトも薄手のものでしたので、そのまま剥がして、張り替えました。
思っていたよりも量も少なくて済みましたが、まぁ、また剥がれてきたら貼り替えることになるでしょうし、総合的に考えたら良い買い物だったかな・・? 

オライオンは接眼部換装もしたいと思ってるのですが、これはまたタキさんにも相談しないといけませんね。
今年はどうにもやる気が出ず、特にこういった工作系はほとんどやれてなかったです・・
オライオンは光軸もまた合わせ直さないといけませんし(レーザだけでは限界がある)、斜鏡も清掃しないと・・

晴天が少ないのもありますが、やっぱりなかなか思うようには進まないものですねぇ・・ε=( ̄。 ̄;)フゥ. 
40cmドブソニアンのファインダー位置も加工せねば・・・。
ASC-11も補正板の清掃や、ダンカンマスク・・・。
FSC-203はマッチプレート・・
やることはあるし、判ってもいるんですけどねぇ、、最近、パワーが無いダス・・・(´・ω・`)ショボーン


15年前・・・

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火星の大接近は15年ぶりです。
もっとも、今回は15年前程の接近ではないそうですが・・
それ以前に大黄雲で、模様の詳細が写せないのが残念ですね。
と、いうわけで。15年前の火星です。
イメージ 1
火星 2003年8月23日 MT160 反射望遠鏡 ToUCamPro カラーCCDビデオカメラ

うー・・ん、こりゃ参ったね。今年よりも遥かに良く写せてますヨ・・・orz
イメージ 2

いや、成長していないどころか、劣化しとるんですが・・・
他の残っているデータから判断して赤外フィルターも使っているようです。と、いうか当初から積極的に使っていたみたいです。ただ、カラーに苦戦していたみたい。
この時の動画ファイルを残して、今の技術で処理したら、もっと凄いことになったのかも・・?
と思うと、ちょっと残念(AVIファイルはさすがにスタックしたら破棄・・・です・・)
イメージ 3
使用していたToUCam Pro改です。そういや、当時、かなり凝って作ったっけ・・・。
元のカメラの基盤を取り外して、ケースに入れて塗装までやってます。
これに比べたら、ALICE-Ⅱの雑さときたら・・(; ̄ー ̄川 アセアセ
15年前かぁ・・。
当時、まだ20代。独身寮にいました。2003年も、夏の天気が悪くなった、というメモはありますが、それでも今に比べたらずっとマシな気がします・・。
ほんっと、晴れませんねぇ・・・。

あと、この当時は、ST7EのCCDセンサーを、KAF402MEに換装したり、Oさんから、シュワルツ150Sとクロマコール(色収差補正レンズ・・そういえばこのテの補正レンズ、姿を消してしまったのでしょうか・・・?NA140SSfで使うと面白かったかも・・)でテスト撮影したり、とかなりチャレンジングな天文ライフを送ってました。
もちろん、多くの天文仲間あってこそ、できたことなのですが、、、、ToUCam(豚馬Jrさん)、CCD換装(メーテルさん、Peaceさん、しゃしゃきさん)、シュワルツ150Sテスト撮影(遠天のO本さん)も、多くの星仲間のご好意(カッコ内)や、情報交換あってこそ、実現できたことで、感謝しております。

やっぱり、今は、パワーダウンしてるなぁ、、、((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
と思ってしまう昨今デス・・。

豊岡東公民館天体観望会!

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昨日は、豊岡東公民館主催の天体観測会でした。
ここのところ、お天気が悪く、敢え無く中止となることが多かったので開催は1年ぶり程でしょうか・・?
(自分の都合で行けないこともあったと思うのではっきりとは言えませんが・・)
久しぶりの観望会でした。

それにしても遠州地方のお天気は安定しません。
イメージ 1
ご覧の様に、望遠鏡は並びましたが、雲が・・・
酷暑の上に、お天気不安定ですからねー・・。こりゃ、ストレスフル・・・ですわ・・  (#゚Д゚) 
とはいえ、磐田市内に比べると、ちょっと北上したこの地は気温は2、3℃低い印象です。周囲に田んぼもあるのも大きいかも。
それにしても、観望会にしては、珍しく?ニュートン反射率が高いですね。
yamatomoさん曰く、タカハシ率が高い!おー・・確かに (^^ゞ
MT200、MT160、MT130に、TAS120、ミューロン180ですもんね。その他、Y田さんのSkyWatcher25cm?ドブに、Kenko114mmコンパクトニュートン、ニンジャ320、Gentaさんの8cmVixenアクロマート、公民館所有のFL80Sも並んでいたかな?
イメージ 2
夕暮れの月 フジ X-E1 デジタルカメラ XF18-55mmにてパチリ。

日暮れになりましたが、雲が引きません・・・
しかし、全く見えないということもなさそう。
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晴れるかなぁ・・?

イメージ 4
雲間から、金星や月、木星、土星を入れて、なんとか観望会開始です!
月や土星は感動してくれる人も多かったようです。
30組程の親子ということで、人数の割に望遠鏡が潤沢なのが、この観望会の特徴です。
イメージ 5
普通の観望会では無理ですが・・・
この人数:望遠鏡比なら、スマホで月くらいなら写せますよー
ということで、スマホ撮影を楽しんでもらいました。
イメージ 6
スマホカメラで写した月 

こんな感じで撮れますよーと披露。まぁ、薄雲があるので、スッキリとはいかないんですが、でも月のクレータが、
スマホで撮れるとなると、俄然、みなさん、興味を示してきます。
自分の望遠鏡よりも、M田さんのTAS120の方が良く写るので、そちらで撮ってもらったりもしました。

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観望会と北斗七星と国際宇宙ステーション フジ X-E1 XF18-55mmにて、パチリ

そうこうしているうちにISSが見える時間です。
国際宇宙ステーション・・人類の宇宙開発の最前線!
俄然、みなさん色めきだって見入っていました。

21時には撤収となりましたが、多くの人に楽しんでもらえてとてもよかったです。
個人的には同期のK君にも久々に会えたし、その後で、望遠鏡見比べたのですが・・
ウチのMT160よりも、yamatomoさんのMT130の方が良く見えました。
あと、アイピースで、中華のUWとか自分の非球面は青が強い(UWはロシアンの笠井トレーディングの時は黄色かったものですが・・自分もUW20ファインダに付けてましたが・・)、ミュートンさんのミューロン180はアルビレオのジフラクションリングが綺麗に見えました。
カッシーニの溝は、M田さんのTSA120とミューロン180が良く見えました。
やっぱり、屈折とか惑星用の筒はちょっと次元が違いますね。
自分のは接眼レンズの手入れの問題(ちょっと曇ってる)はありそうですが、でも、それだけではなさそう・・

やっぱり、こうしていろいろと情報交換したりするのは楽しいですし、いい刺激を受けますね!

シーイングはそれなりに良さそうだったので、帰宅後、撮影してみようと思っていたのですが、、、、
大和くんをお風呂入れてミルクをあげて、明星さんに絵本を読んだりお話したりして、、、
さぁ!火星が撮り頃になる23時前!!
外に出てみたら・・・
見事にドン曇りでした・・(;´д`)トホホ…

いい加減、安定して晴れて欲しいものです・・・(T_T)

まさかの雨・・(´・ω・`)ショボーン

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えー・・・
ああ、もう何から書いて良いのやら・・(^^ゞ

ええっと、月曜日、23日は珍しく、一晩晴れそう?だったので、久々にSXVR-H694を出しました。
ひさびさのDeepSky撮影はやっぱり楽しい♪
イメージ 2
21Pジャコビニティンナー彗星 オライオン30cmF4反射望遠鏡 パラコアⅡ使用 SXVR-H694 冷却CCDカメラ

もっとも、本命だった?天体は、難物すぎるのか、天気が安定してないからか、全くカスリもせず・・・Σ(゚д゚|||)ガーン
まぁ、21Pが撮れただけでもヨシとしておきます。
久々の撮影で多少トラブルもありましたが、赤緯軸のトラブル以来、初のガイド撮影です。
ガイドも問題なくできることが判ったし、それだけでも成果あり、です。

さて、そうなると、火星の撮影は、MT160にするか、、、となるのですが、幸い?本業の方がちょうど谷に当たっていたので、定時で帰宅。
そうすると、やっぱり、MT160の口径不足を感じていたのなら・・!
と、いうわけで、ASC-11 DeepStrikerの出番です。
イメージ 1
ディープストライカーで火星を狙う   フジ X-E1 XF18-55mmにてパチリ。

はい、翌日火曜日、24日はお天気が安定してないのと、GPVの週間天気予報のお告げで、さすがに冷却CCDはしまったのですよ・・
でも、ASC-11を片付けようとしたら、雲が案外とれてきたではないですか・・!!

じゃあ、撮るかなーと、しばらく待ってから撮影開始・・!
22時37分の撮影です。
イメージ 3
火星 ASC-11 DeepStriker アプラナートシュミットカセグレン D=280mm f.l=2800mm (C11改造機)
ノンブランド 2倍バローレンズ(CATで買ったと思いましtが・・・コレ、案外スグレモノで、重宝していたりします・・。)
アストロストリート製 ToupCAM IR84 フィルター使用
カラー QHY5III-178C 

さすがに雲間からなので、LRGBを撮る余裕がありません。
したがって、L画像は、IR84フィルター+ToupCamで実施し、満足がいく(シーイングではなく雲がないという意味で、でしたが・・・)映像が得られたら、すぐさま、QHY5III178Cに換装してカラー画像を取得!!

ちょっと色味は馴染んではないかもしれませんが・・・
しかし、何、この解像度・・!!!(◎-◎;)!!
ダイシルチスだから?ダストストームが収まってきたから・・!?
短焦点のオライオン30cmF4ニュートンに比べて、一段切れ味が良いように思いました・・・Σ(゚д゚|||)ガーン

えー・・・10年程前に試した時は、ASC-11よりも、MT160の方が良く写ったので、それ以来、惑星撮影には使ってこなかったのですが・・・
ううむ、ベテラン諸氏がシュミカセを使われている理由が判ったような・・・ Σ(゚д゚|||)ガーン
これまで、ニュートン最高!と思っていたのに、ニュートン再考?しないといけないじゃん、、爆
いや、まぁ、流石、ウチのフラグシップ機ですね。いい仕事してくれます・・(@_@。

で、調子に乗ったわけではないのですが・・・
雨は降らないだろうとタカをくくっっていたら、仕事中の15時過ぎから激しい雨が 工工エエェェェ(゚Д゚)ェェェエエ工工
イメージ 4
もちろん?カバーはしてあったのですが、見事に濡れてしまいました・・ (;´д`)トホホ…
いや、もう、用事はあったのですが(浜フィルコンサート)、そんなの、ぶっちして速攻で帰宅しましたよ、えぇ・・。
局所的な雨だったと思われるので、磐田市内はひょっとしたら・・と期待したのですが、見ごとにずぶ濡れでした・・٩(๑´0`๑)۶
ま、まぁ、このまま夜、乾燥させて、明日しまおう・・

と思っていたら、19時前からまたまた激しい雨が降る始末・・・
はぁー、まぁ、この程度の雨で壊れることはないと思うんですけどね・・。

やっぱり、自分はシュミカセとは相性が悪いみたいです・・・(´・ω・`)ショボーン

まぁ、いいのが撮れるのが判ったので、もう少し頑張って活用していこうとは思います、、、はい・・・。
アトラクス他が壊れてなければ、ですが・・・(;O;)

ASC-11による火星

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とりあえず、なんとか、日干ししてから雨が降る前に片付けました・・アトラクス (^^ゞ
まぁ、問題はないと思いますが、次回の撮影時に電源が入らないということが無い様に祈るのみ、です・・(;´д`)トホホ…

さて、その前日。良く晴れた7/23の撮影した火星です。
イメージ 1
火星 7/23 23:21分頃 田中光化学工業 ASC-11 ディープストライカー BORG 2.2倍 エクステンダ使用
アストロストリート製 ToupCamにて、IR,RGB撮影

やはり、オライオン30cmよりは一段上の描写をしていると思います。
何が違うのかなぁ・・となると、光軸と、F値の違いによるピント精度でしょうか・・・
ミラー精度、は、シュミカセってどうなんでしょう???
正直、F2主鏡を5倍に拡大している筒なので、それこそ、過去の眼視観測の方々が感じてることから察することはできそうです。
曰く、ぼけぼけ、フローライトの方がシャープに見える・・。
って、ことは、撮像にはミラー精度、シャープネスよりも、光量(集光力)の方が効いてくるのではないかなー・・・
もっとも、高精度反射で撮ったことがないので、はっきりとは言えないか・・。

ただ、オライオンは、F4、ASC-11はF10がベースで、ミラーシフトではなく、最後の追い込みはタカハシ接眼部ですので、ピントの焦点深度は、ASC-11の方が深く、総合的にピント正確に合わせやすい、ASC-11の方に軍配が上がっったかな?・・・・・とおぼろげに考えています。

うん、でもいい筒ですね。
もう少し使いやすいように、ダンカンマスク作ろうっと・・。


この週末・・他

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台風12号は異例の進路を辿ってますね。
ひょっとしたら、このまま、また東に戻ってくるのでは・・と思ったりもしたのですが、それはなさそう。
でも、九州地方の方々は注意が必要そうです。ご注意ください。

今日は火星くらい撮ろうかと思ったのですが、帰宅時にあれだけ良く見えていたのに、いざ、望遠鏡を出したら、雲の中へ・・(;´д`)トホホ…
あと、10分早ければ・・!残念・・・・

さて・・。
先週末は、一足先に帰省していた嫁さんと子供を迎えに、金曜日、午後半休とって、岡山に行ってきました。
台風の動きが心配ですが、逆にいえば、だからこそ、迎えに行った方が良かったかも・・?と思いつつ、どうなんでしょうねぇ・・。

何はともあれ、半年ぶりですから、、、
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美味しいお寿司をごちそうになったり (; ̄ー ̄川 アセアセ

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翌日は、午後から、四国へ・・!
途中の与島SAにて、パチリ。
・・・いや、まぁ、こういうの、近くの神社でもあるんだけど、、、
大丈夫か、日本・・・

イメージ 4
讃岐うどんも美味しく頂きました。
讃岐うどんは現地の価格に比べれば割高でしょうが、具材に工夫がみられました。写真のうどんは嫁さんが注文したもので、アサリ等、海鮮豊富な一品。スープが絶品でした。
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自分の方も冷やしなすうどんだったかな?ちょっと変わり種を選んだのですが(写真奥の方)、これまた絶品。
うどんも歯ごたえがあり、やっぱり、うどん県、もとい、うどん国(と、書いてあった・・・いつ独立した・・ww)は違うなぁ・・。

その他にも、与島SAは、オリーブオイルで揚げたたこ焼き(食べませんでしたが・・・小豆島が近いですからねー)とか、ちょっと興味をそそられました。

イメージ 3
平家物語歴史館 フジ X-A1 XF18-55mmにてパチリ

目的は、平家物語歴史館でした。
休日ですが、ほとんど止めてある車もなく・・・
丁寧に対応してくださった職員さんも、ご家族でこんなに大勢、ご旅行ですか!?と若干驚いていたみたい・・?

でも、中は1Fは、こんなものかぁ・・という感じでしたが、2Fからの源平合戦はとても興味深いものでした。
明るい単焦点レンズ持っていけば良かったです。そうしたら、もう少しは迫力が出たかも・・?
アートフィルター系も面白くなるかも、ですが、このレンズではダメですね・・。
歴史好きな方はもちろんですが、インスタもOk!とのことなので(さすがにインスタ映えはない気がしますが・・ ^^;)、写真の被写体としては面白いと思いますね。
最後も、驚かさせるギミックというか、仕掛けがありますし、歴史的な側面からも面白い部分。
個人的には楽しめました。

あ、ちなみに、ウチの明星さんは、1Fはなんとか耐えましたが、2Fの段階で、パニクって、脱落でした。ビビリすぎ・・(^^ゞ
まぁ、それだけ迫力があり、大人でも一人では怖い(by 嫁さん&義姉さん)とのこと。

台風も速度が落ちて、土曜日のうちはなんともありませんでした。
しかし、翌日は自宅に帰らねばなりません。

在来線が全線停止には地味に参りつつ、嫁さんに言わせれば、先日の豪雨で今は1時間に2本なので織り込み済みとのこと。
お義姉さんに岡山駅まで送ってもらいました。
新幹線は平常運転ですが、岡山駅の店舗も、12時ないし、15時から営業します、との張り紙があり、いろいろと参りました。


嫁さんが、11時半前の新幹線を取っていてくれたこともあり(台風のせいではないでしょうが、実はここでも一悶着あり・・・。岡山駅、大丈夫か・・・ε-( ̄ヘ ̄)┌ ダミダコリャ…)、予定どおり、磐田駅には、14時過ぎに到着しました。

今日、日曜日は例会。
自宅に帰宅後、すぐに顔を出してきましたよ。
それでも、家を出たのが、15時半前。1時間くらいしかないですけど・・。
若手のY君、とも少し話ができましたが、多分、この人エンジニアかなぁ。
もう少しいろいろと話しをしたかったところですが、まぁ、また機会はあるでしょう。
少ししか話をしませんでしたが、創意工夫されている方と感じました。

あとGENTAさんのD850の写真を拝見できたのも良かったです。D810作品もそうですが、さすがにプリントでは画素数もあってシャープですね・・・!!
その他、イプシロン250Cでの作品や恐らく冷却CCD作品もあり、GENTAさんご自身の懐が広がってきていると感じるプレ作品群でした。(これらは、本チャンの大伸ばしは、10月の遠天写真展用なのです・・!)
個人的には、魔女の横顔が一番美しかったなあ・・。

それから、惑星撮影や、自宅からデジカメでどう美しくとるか?(←ムリ・・もといいい方法、ないですかねー・・)や、まーちゃるさんご紹介のLEDトレース台へと話題が移ったりして、あっという間の1時間でした。すみません、例会の写真はナシです、、、(^^ゞ
個人的には、天文両誌も拝見できて、特に天ガのSora-canさんのUGC天体に脱帽しちゃいましたよ、えぇ・・。
ここを攻めるかー!みたいな、、(^^ゞ

いずれにしても、例会は、いろいろと刺激を受けますし、次は頑張らなくっちゃ・・!という気持ちにもなります。
でも、さすがに、疲れてたのか、、、
帰宅後、爆睡してしました・・(^^ゞ

火星大接近!

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7/31、とうとうこの日がやってきました。
火星大接近です。

いやー、この日は大シルチスを撮りたくて1時過ぎまで頑張っちゃいました (^^ゞ
翌日は、仕事後、卓球練習、帰宅してから、唐揚げを揚げて(←揚げ物当番なのです・・w。ま、飲みながらやれるので全然Okなんですが ww)、子供二人をお風呂に入れたら、さすがにそのまま撃沈、寝てしまいました。
うーん、やっぱり昔に比べるとパワーがないなぁ・・。

そんなこんなで、やっと本日モノクロだけ処理しました。
イメージ 1
火星大接近2018 7/31 ASC-11 DeepStriker  ノンブランド2倍バローレンズ アストロストリート製ToupCam

なんとか大接近らしい?火星像を得ることができて満足♪
しかしながら、アトラクス赤道儀の極軸不良など、機材の不整備も目立ち、最良の結果が得られたのかは、やや疑問が残ります。

それにしても、火星の南中も早くなりました。その分、撮影もしやすくなってはいるのですが、、、
相変わらず遠州地方は晴天に恵まれないので、雲間からの撮影になってしまいます。
本日も一応、撮影しましたが、薄雲の向こうの上、シーイングも悪く、がっかりでした・・。



またしても火星

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うーん、どうにも、5月以来、まともに晴れることがほとんどなく、遠州地方では、星雲撮影ができません、、orz
困ったものです、、、

さて、昨晩も残業して帰宅後、子どもたち2人をお風呂に入れて、ベランダに見ていると薄雲ごしながら、火星はなんとか見えています。
裸眼で見ても星の瞬きが激しかったのですが、まぁ、撮れるなら、撮っておこう・・!
と、準備開始です。
もっとも、準備といっても、望遠鏡に雨よけの為の自転車カバーをかけてあるだけなので、あとはPCとカメラを持ってくればOK。5分もあれば撮影できます。
イメージ 1
火星 8/3 22:58  ASC-11 DeepStriker QHY5III178C 2倍バローレンズ使用

シーイングは案の定、相当悪くピントもロクに合わせられませんでした・・カラーカメラなんてスタックした段階だとこんなモンですよ、、orz

しかし、赤外領域は、シンチレーションを緩和することもあり、また火星の靄を見通す力がありますので、多少はマシに・・?
イメージ 2
火星 8/3 23時  ASC-11 DeepStriker ToupCam 2倍バローレンズ IR84フィルタ使用。

スタックした段階で、こんな感じ・・。まぁ。ボケボケなんですけども。
こればっかりはこの条件下では仕方ナイ・・。いや、まぁ、もっとやりようはあるのかもしれませんが、自分のウデマエではこの程度です。
まぁ、なんとか模様も写ってるし、、
というわけで、各種強調処理して、QHY5III178Cから色を貰って、、で、できたのがコレです。
イメージ 3
火星 8/3 23時前後 ASC-11 DeepStrikerアプラナートシュミットカセ ノンブランド2倍バローレンズ使用
ToupCam(IR84 輝度信号)&QHY5III178C(色信号)

待てば、大シルチスも顔出したのですが、お天気は保ちそうでしたが、このシーイングではねぇ・・と、そうそうに店じまい。
それにしても暑い!夜でもじっとりとしていて汗が出てきます。
もう一度、シャワーを浴びてさっぱりしてきたら、気持ちよくなって、PCの前で寝てしまいました (^^ゞ




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