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Channel: あしあと ~星空航海日誌~
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惑星写真は難しい、、

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寒暖差が激しいせいか、喉をちょっとやられて辟易としてたりします、、( ̄  ̄;) うーん

それはさておき。5/11に撮影した火星の画像をやっと処理してみました。
FireCaptuer2.5とASI120MMで撮影したところ、慣れているRegistax5.1ではエラーが出てしまい、処理できなかったので、ちょっと放置してました (^^ゞ
AutoStakkert!3を使って処理してみましたが、高速でスタックしてくれるのはいいですねー。
反面、個人的にはRegistax5の方式が気に入っているのもあって、使えなかったのは残念、、、
FireCaptuterV2.6で撮影した先日のはRegistax5.1でも読めたので、なんだったんだろう・・?
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5/12未明の火星 オライオン30cmF4反射望遠鏡 パワーメイト5倍 QHY5III178C カラーCMOSカメラにて

うー・・ん、惑星撮影は、実はしばらく間が空いていて、昨年は天候等もあり、まともに撮影できず(QHY178Cで1回だけテスト撮影したのみ)、一昨年はアパート仮住まいでやはり撮影しておらず、3年ぶりくらい?
実に久しぶりになるのですが・・なんとも画像処理が難しいです。


イメージ 1
5/12未明の火星  オライオン30cmF4反射望遠鏡 パワーメイト5倍 ZWO ASI120MM CMOSカメラ

IRでも撮影しているのもあって、カラーカメラ一発撮りよりは良く写ってくれましたが、こちらはこちらで、
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オライオン30cmF4反射望遠鏡 パワーメイト5倍 ZWO ASI120MM CMOSカメラ IR84フィルター使用

イメージ 4
オライオン30cmF4反射望遠鏡 パワーメイト5倍 ZWO ASI120MM CMOSカメラ IDAS-typeⅡBフィルター

Bフィルターでの火星の霧と、IRフィルターでの火星模様を同時に上手く表現したいのですが、これがまた難しい・・・
何かいい方法がないかなあ・・…( ̄ヘ ̄;)ウーン

それはそれとして、シーイングは悪かったですが、口径30cm使っているのでもう少し写ってくれても・・orz

ちなみに、Lフィルターでも一応撮影してみましたが、大気差によって分散されいい画像にはなりませんでした。
ウエッジプリズムが無いとダメそうです。が、大気の微分分散は、波長が長い程抑えられるのもあって、IR光を使う火星撮影では必ずしも必須ではないかもしれません(もちろん、あるに越したことはありませんが・・)

カラーカメラや、L画像を使いたい土星などではやっぱり欲しくなりますねー・・


Registax5.1 vs AutoStakkert!3

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AutoStakkert!3の方が、スタック速度は圧倒的にRegistax5.1より高速です。
個人的に、Registaxを気に入っていたところは、50Frameを平均化して、リファレンス画像とするところ。
こうすることで、像の歪みを平均化し、参照画像としては理想的な状態になると考えています。
で、最近使い始めたAutoStkkert!ですが、以前に試したAS!2の時に同様な機能があった様な覚えが・・
どちらにしても、AS!3は適当に使っているだけなので、きちんとしたソフトの性能を引き出せていないとは思いますが、いずれにしても、Registax5.1から移行しようとするなら、画質についても比較してみないと・・
ってわけで比較してみました。
イメージ 1
比較に使ったのはどちらでも読み込み可能な、今年4/22のデータ。
約1分間 671フレームのデータから、Registaxは500枚 AS!は75%でスタックして比較してみました。
スタック画像だけでは全く判断できないので、その後の強調処理もほぼ同等に適用しています。
比較する前は、速度が早いAS!の方の画質に不安がありましたが、こうして比較してみると、Registax5.1に対してほぼ同等ないし、上回っているのではないかと(まあ、枚数でいけば、671枚の75%なら503枚で若干多いですが・・)
いずれにしても、これなら、AutoStakkert!で問題なさそうです。

イメージ 2
4/22の木星 オライオン30cmF4反射望遠鏡 パワーメイト5倍 QHY5III178Cにて

と、いうわけで安心して?AS!3でスタックして処理した木星です。この日もシーイングは決して良くはなかったと思いますが(薄雲の中からの撮影でしょうし・・)、それでも、5/12に比べればまだマシだったんでしょうね。
やっぱり惑星はシーイングが一番大事ですね、、


ガーデンパークと遠天例会

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さて、昨晩はGPV予報では、19時~20時にかけて雨予報!Σ(゚д゚|||)ガーン
変わることを期待しましたが、17時になっても予報は変わらなかったので、やむなく、望遠鏡を片付け・・
しかし、雲はあるものの、晴れ間も広がってきて・・・降る雰囲気ではなさそう・・
とりあえず、イプシロン200だけは残しておくかぁ・・・
と、カバーを被せて待機。
イメージ 1
幸い、雨も降らず月夜ですが、いいお天気でした。
これだったら、3Fのオライオンも片付けなければ惑星も撮れたのに・・・Σ(゚д゚|||)ガーン
とはいえ、シンチレーションは悪そうです。
イプシロン側も薄雲が流れてくる感じでしたので、ナローバンドではなく、あんまり撮影できていないへびつかい座の球状星団を撮ることに。
明るい球状星団だったら、 月があっても薄雲があっても撮れそうですからね。星雲巡りです。
途中、薄雲が流れてはきていたみたいですし、夜半から透明度は悪化、湿度もあがって機材がかなり濡れていましたが、朝方まで晴れた様です。

さて、今日は、嫁さんが所属している楽団の演奏会があるということで、ガーデンパークに行ってきました。
明星さんはお花畑があるということで張り切ってました (^^ゞ
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浜名湖ガーデンパーク フジ X-A1 XC16-50mmにてパチリ

それにしてもいいお天気です。風もあって、心地よい・・・
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絶好のお出かけ日和でした。
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穏やかな気持ちいい天気の中、演奏を聞いてまったり。
良い休日です。
嫁さんも旧知の知り合いと話をして楽しかった様です。

昼飯に、食べログで点数が高かったラーメン屋さん、土蔵に寄ってみました。
大和くんがいるので、どうしてもテーブル席になるので、2,30分程待つことになりましたが、カウンター席だと5分程度で済んだのですが・・。
まぁ、仕方ありませんね。
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やみつき醤油ラーメンに餃子+チャーハンセットで頼みました。
嫁さんは、担々麺に点心とスイーツのセット。
背脂ラーメンですが、あっさり系で、スープに深みのある味わい。なかなかに美味しかったです。チャーハンも自分好みのパラっとしたタイプで、ほとんど明星さんに持っていかれました。
餃子の方はニンニク辛いタイプで、個人的には好みですが、明星さんは美味しくなーい!とのこと・・(^^ゞ
嫁さんの担々麺も辛くなく、味わい深いのですが、担々麺としてみてしまうと、ちょっと味にインパクトが無いかな。
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小籠包は、1つ150円でしたので、これにスイーツがつくセットメニューは確かにちょっと割安か。
小籠包、肉汁たっぷりで美味しかったです。ただ、GW中に行った町田の焼き小籠包が絶品でしたからねー
それに比べたら、やっぱりちょっと味と肉汁と旨みが劣る・・。
とはいえ、楽天ポイントでポチった冷凍小籠包に比べると、大きさも味も一段上かな、といったところ。
総じて言えば、点数から想像していた期待感ほどではなかったかな。いや、まあ、美味しかったんですけどね。
町田の胡心房の方が美味しかったかな・・。
ただ、子連れも多く、その点ではファミリー向けだとは思います。大和さんように貸してくれたベビーカーは年季はいっていて、大和さん嫌がったけど・・(; ̄ー ̄A アセアセ・
休日は、休憩なしでやっているようで、14時過ぎれば、待たずに入れそうです。柚子塩ラーメンと煮干しラーメンも気にはなるので、また来る機会はありそう???
嫁さんはくろたろうの方が良かったそうなので(個人的には前回、ソースカツ丼が、最初に行った時程の感動がなかったので・・…( ̄ヘ ̄;)ウーン)、どうなることやら・・?

さて、帰宅して、15時から、遠天例会に参加してきました。

やっぱり?火星大接近に向けて、いろいろと話が盛り上がっていました。
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ADC。これって、ニュートンだとピント出るのか、ちょっと不安。でも、余計なパーツ取っ払ったら、M42ネジで接続できて光路長は節約できそう。
所有しているニンジャS浦さんに、どうしてるのか聞いたら、12.7cmマクニューで撮影しているので、アイピースでコリメートとのこと。
ミュートンさんにも聞かれましたが、このアイテムって、カラーカメラで調整して、それからL画像撮影にモノクロカメラに切り替えて撮影して、LRGB合成ってパターンが一番使いやすそうなんだよね。
カラーカメラで、サチュレーション、彩度をガンガンにあげてウエッジプリズム調整→元に戻してカラーカメラで撮影→モノクロカメラに付け替えて(あるいは、Vixenのフリップミラーで切り替え)、撮影してLRGB合成!
というケースで最も威力を発揮すると想像しています。

ウエッジプリズム、使ったことがないではないですし、探せば出てくると思うんですが・・・(^^;
たぶん、2005年の火星接近時に、TouCamで使ったっきりなので・・(; ̄ー ̄A アセアセ・
カラーカメラで威力を発揮するのは間違いなく、モノクロカメラに付け替えて撮影すれば最高でしょう。
ん、でも、モノクロカメラ使うなら、LRGB、さらにはIRでも撮影する火星では、どうなのかなあ・・?
特に、先に書いた様に、IRでは、大気分散は小さくなる筈なので、ADCの傾きも替える必要が絶対にある筈なんですよね・・
ただ、その場合、最適解をどう探すのか?(これは計算で出せなくはないが・・。ざっくり可視光の半分で良い筈・・???それをADCにどう適用できるかが問題)
まぁ、自分程度のレベルだと、Lフィルターでの火星撮影は×だが、IRフィルターなら問題なさそう、という感触でした。RGBの分光撮像だと、B画像はぼけてる気がする・・・結局、Wedgeプリズムはあった方がいいな、というのはあるんですけどね。
使うのは大変なんだろうなぁ・・

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で、同じく火星ネタ (^^ゞ
赤い缶詰が増えてました (笑)
惑星連邦のN中さんが、ASI290MMを投入だそうです。春野天体観測所の仲間のS浦さんがASI290MCをお持ちなので、そうると夢の超人タッグが実現しそう (^^ゞ
あそこにはやぎちゃんの40cmカセもありますしねぇ・・。シーイングも冬場は個人的な経験からダメダメでしたが、春先に撮影したデータではそうでもないので、惑星でも山の観測所、というのはアリかもです。

yamatomoさんは少し早めに帰宅されましたが、アトラクス用の自動導入ドライバの開発をお願いしておきました。急ぐわけではありませんが、ガイドケーブルの赤緯の一方向が動かないので、現状ではあえて極軸をズラして撮影しているので・・(; ̄ー ̄A アセアセ・

ST402MEで上手く動かなかった理由も探らないといけませんが・・・・
場合によっては、ST7Elps(自前でCCD換装したST8ME・・パンドーラが空けた箱に残った、最後の予兆、エルピス・・)をガイドカメラにしても良いので、手段は全くないわけではないのですが・・・(セルフガイドはさすがに御免だなぁ・・)
とはいえ、SXV-AOは活かしたいですから、そうなると、ガイドアダプターが必須になります。
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I先生のCelestronのオフアキシス装置

ST8300Mでのガイドがどうしても止まらないので、入手されたそうです。このオフアキ、かなり頑丈!
その上、内径も大きく(M72より大きい。が、付属リングではかなりケラれる)、フルサイズにも十分対応できそうです。
プリズムも大型のしっかりしたもので、いいなぁ。
ユーシードで、2万円ほどで購入されたとのこと。これはいい買い物ですね!


その他、I先生は火星用に赤い缶詰を検討されていたので、カラーカメラなら、SNR1s値が良いASI385をオススメしておきました。
モノクロでやるなら、ASI290。と伝。
個人的にはQHY推しですが、価格差があるならZWOで良いかと ^^;)
基本的には、ハードの出来はQHYなんですが、ソフトウエア(ドライバ類)の出来ではZWOの方が良さそうなので、、、
余談ですが、冷却CCDは、出力がアナログなので、回路系の出来が良くなくては製品化できません。(メーカ間で差が出る部分。で、FLIが優秀、昔のSBIGはイマイチ)
対して、CMOSは、センサからデジタル出力なので、回路設計があんまり活きてきません。それでも、アンチAMPノイズ等、いち早くQHY5III178で取り入れてますから、センサ制御面でQHYの方が優秀なのは間違いないですが・・・(なので、Z社はCCDやらんでしょう・・)

ミュートンさんは、QHY5Ⅲ290をチョイスされてましたが・・。性能求めるなら、個人的にはやっぱりQ社かなぁ・・とは思うんですけどね。
でも、ToupCamで感じたのは、やっぱりセンサー性能の優秀性だけでは使う側に工夫を要求されるんですよね(素性が良いので使いこなせれば、当然、結果は上になりますが・・)、使いやすいソフトウエアってのも大事だとは思いましたよ、えぇ・・。

ToupCamは、ZWO ASI120MMに比べてカメラのゲイン設定が相当低く抑えられているので、ASCOM経由でDeepSkyで使った感想は比較するのが論外なくらい(体感で差が判る)圧倒的な画質差なのですが、、、
こりゃ、ガイドカメラや惑星撮影では苦労する訳だわ・・というのは先日惑星撮影で使ってみて感じました・・。

その時の画像も未だ処理してませんが・・・火星がセンサ性能でASI120MMより良く撮れるなら、ToupCam検討しないと・・。この場合、16bitSER保存が活きる筈・・ですが・・・???まずはAVI保存で比較から、です・・。だって撮ってる時にそこまで頭回らなかったもん・・・。こりゃ、キツイなーという位で・・・。

今日の例会で、ミュートンさんにSER保存の方がいいんじゃない?と言われて、おぉ、そういえば、Toupだと良いかも。と思った次第です。
やはり、自分一人で考えるより、いろいろな人の話を聞くと参考になりますね。
少なくとも、ToupCamのテストの方針は決まりましたし・・。あとは実戦あるのみ?

なんてなことを話つつ、遠天例会も終了。
帰り際、ニンジャS浦さんと雨予報が出ない限りは望遠鏡を出してベランダで撮影しようかな、今日は無理かなー・・なんて話をしつつ、帰路につきました。

さて、晴れてたら惑星とりますかね・・・



火星 5/22

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ううん、大和さんのお風呂の後にミルクをあげてると眠くなってしまって、いけません σ(^^ゞ
画像処理が進まない・・・

AS!のおかげでスタックは楽になったのですが、撮影時にフィルター情報を盛り込んだファイル名にしなかった上、AS!ではスタックする割合設定ごとにフォルダが作られて放り込まれていくので、後処理が大変・・・ Σ(゚д゚|||)ガーン
B画像どこだー!とか、これ、ASI120MMだっけ?ToupCamだっけ???とか・・・
あと、枚数的にスタックさせる割合間違えた~!とか、カラーカメラなのに、GlayScaleでスタックしちゃったΣ(゚д゚|||)ガビーン
とか、逆にモノクロカメラなのにRGBでスタックしちゃったりとか、踏んだり蹴ったり・・・(;´д`)トホホ…
寝ぼけ眼で処理するのはちょっとシンドイソフト鴨・・AS!・・・。

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火星 5/22 3時20分頃? MT160 反射望遠鏡 パワーメイト×5倍 QHY5III178C

たまたまシンチレーションがこの時だけ良かったのか?16cmにしてはまずまず写ってくれたんじゃないかなー・・と、いうか個人的にはここまで写ってくれたら、満足です♪
ミュートンさんも例会で仰ってましたが、MTってミラー精度がいいし、なにより造りが良いので、いろいろと使いやすいんだよね・・・(もっとも、自分のはかなり老朽化してきてしまってますが・・・)

MT160とQHY5III178Cの組み合わせでここまで写せることが判ったのは良い成果でした。178Cもやっぱり良いカメラですね(今なら、IMX385にしますが・・ ^^;)


 

土星 5/22

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とりあえず、火星と同日(5/22未明というか夜半)の土星です。
今にして思えば、QHY5III178CカラーCMOSの方は、USB3.0拡張カードからケーブルが抜けやすくって・・
カラーカメラで撮影はしなかったのですが、撮っておけば良かったかなぁ・・ Σ(゚д゚|||)ガーン
イメージ 1
5/22未明(夜半過ぎ)の土星 MT160反射望遠鏡 ZWO ASI120MM CMOSビデオカメラ RGB合成

L画像も当然撮っていたのですが、やっぱり?ウエッジプリズムを使用していないので、大気差で像が歪みます。
結局、得られた像はイマイチ・・・。仕方なく、RGBフィルターで撮影したデータを合成してみました。

枚数不足等はありますが、個人的には、これくら写ってくれれば十分です。
これ以上を求める場合にはシステムの再編成が必要そう。
それはそれとして、惑星撮影も楽しいですね。
シャープ処理の勘所もだんだんつかめてきつつありますので(と、いうかやっぱり単にこの日のシーイングが良かったから、かもですが・・・)、これはまた銀河作品にもフィードバックしていきたいところです。(まぁ、元画像のS/Nが違うので、そのままではやっぱり活かせないのですが・・・・とりあえずは何事も経験かなぁ・・と ^^;)


6月1日写真の日

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だそうです。会社から帰る時にラジオが言ってました (^^ゞ
知らなかったな~。

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リング星雲 M57

と、いうわけで1枚。
自分の中で、納得がいくまで撮れた写真ってどれだけあるだろう・・?

このM57は、5年ほど前に撮影したものですが、それこそ今で言う秘伝のタレ方式で、後日に仕上げた作品です。
今見ると、ツメは甘いものの、でも、これ以上のM57を撮るのにはどうすればいいのか悩みます。
L,R,G,B,Hα,OIII,HeIIの7色で仕上げたレインボーカラー合成処理を実施。
特にHeIIのおかげでM57の星雲の色彩は、天文台ちっくな色合いになっています。

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各フィルターを通してみると、HeIIで外側のドーナツが消えるのがわかりますね!
撮影しようと思ったきっかけは、高校天文部の友人のN波さんから貰った星の書籍の中のパロマ天文台で撮影された写真からです。
ドーナツ星雲のドーナツが全く無くなった写真が掲載されていて、興味を引いたものです。
その波長がHeIIと知ったのは、大学生の頃だったと思いましたが・・・
HeIIは残念ながら、天文アマチュア向けのフィルターは市販されていないので、エドモンドの470nmの狭帯域フィルターを購入して使っています。透過率55%程度のものですが、もちろん、効果はあるようです。
HαとOⅢで、外ハロの様子が違っているのも判りますね。

写真の日といいつつ、写真らしからぬ作品を紹介してしまいました (; ̄ー ̄A アセアセ・
でも、このM57は、自分が撮影した中で満足した数少ない作品です。
もっとも・・今後は、40cmドブ+CMOSで撮影した画像を上乗せして、さらなる改善を試みたいとは思っています。

天体写真って、モチーフは同じなのですが、だからこそ、どう撮っていくか、あるいは過去の資産を引き継いだ上で、どう、画質を向上させていくか・・
ほんと、ライフワークにはうってつけの趣味だなぁ・・と思います。

昨晩は惑星

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昨日は、朝からいいお天気でした。
金曜日晩も晴れるかも?と思っていたのですが、夕方はベタ曇り・・
MT160だけベランダに出してたのですが、仕事疲れもあり、酒かっくらってたら、ゲキチンしてました・・・爆
朝目が覚めたのは4時半。すでに明るくなっていましたが、晴れていてチョット悔しかったです・・

で、さすがに昨日は頑張ろう!と思って、夕方からオライオン30cmを設置。
実はUVフィルターを、これまで使っていた朝日分光 MX380
イメージ 1
これだと透過率がかなり低いのが難点です。そこで新しくUVフィルターをゲット!
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こちらが新しく入手したSemLockのフィルター。透過率が大幅にアップしています。半値幅は同じ10nmモノですが、透過率が向上した分、露光時間短縮が期待できます。
もう少し半値幅が広い方が惑星撮影には有利なのですが、金星の表面模様の表現を考えると、これ以上長波長側に依るのは好ましくないのは、以前、調達した台湾製のKUPO 
のフィルターをテストした時に感じています。
SemLockだと、このフィルターが理想的かもしれません。

が、普通に金星の模様だけ撮るなら、Bardarのフィルターをチョイスするのが無難なのかもしれません。
ただ、今回、金星用というだけではなく、星雲撮影用、とりわけ惑星状星雲様のNeIII 386.9nmを撮ってみるのに一番都合が良いフィルター(と、いうか他社ではオメガも含めて無かったかと・・)なので、チョイスしてみました。
どこかでM57あたりを撮ってみたいと思っています。

ちなみに、SemLockも朝日分光もΦ25mmのフィルターは、たいていのΦ31.7mm用フィルター枠にそのまま収めることができると思います。

さて、夕方は曇ってしまい肝心の金星は撮影できませんでした・・・
ただ、木星が撮影できる頃には雲がどいてくれました。
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木星 オライオン30cmF4反射望遠鏡 パワーメイト5倍 QHY5Ⅲ178C

さすがに夕方はシンチレーションがイマイチなのもあって、出来栄えとしては良いものではありませんが・・・

夜半から撮影した土星の頃には、先月まであった、寒気による高周波の揺れがなく、シーイングは決して良いとは言えませんでしたが、細かなボケはなく、良い感じになりました。

イメージ 3
土星 オライオン30cmF4反射望遠鏡 パワーメイト5倍 QHY5Ⅲ178C

さすが、sonyセンサ、いい色が出ます。
とはいえ、雲がでてきて撮影に難儀はしました。

イメージ 5
火星  オライオン30cmF4反射望遠鏡 パワーメイト5倍 QHY5Ⅲ178C

あいにくと面白い表面ではありませんでしたが、良く写ってくれたと思います。
0時から1時半まで仮眠はしたのですが、熟睡できず、、、
その後もコマ切れ睡眠で、ちょっと体がだるいー・・

うーん、30代の頃に比べると、無理が効かなくなってきたかなぁー・・

何はともあれ、金星は残念でしたが、その他の惑星は雲間からとはいえ、無事撮影できて良かったです。

16cmとの違いは、やはり光量の違いでしょうか?同じ構造を出すにしても無理することなく、余裕を感じます。
これは星雲撮影でも同じなのですが・・・
シーイングが第一なのはもちろんですが、やはり口径というのも大きなファクターかな、と感じた次第です。



大気分散

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今晩も晴れてます。
シーイングはイマイチですが、木星にちょうど大赤斑がいたこともあって、撮影してみました。
イメージ 1
木星 オライオン30cmF4反射望遠鏡 パワーメイト×5 QHY5III178C カラーCMOSカメラにて

うーん、シーイングは止まって見える時は結構微細構造が見えるのですが、、、
こういう時は以前にも書いた様に、選別を厳しくすることで良い結果が得られる筈です。
が、PCの能力不足なのか?30秒で、160コマ程しか撮影できておらず、ガックリ・・・
もちろん、スペック的には全画素読み出しても50FPS出せる筈なのですが・・。ほぼ200万画素程度にクロップしたのに、全然フレームレートが出ておらずガックリです・・・。
こないだはここまでひどくなかったと思うんだけどなぁ、、、

さて、タイトルの大気分散のお話です。
この時期、低空になる惑星たち。
シーイグが良い夏場だと黄道が南に低いという、なんて悪循環・・。
ご存知の通り、カラーカメラで撮るとはっきり判るのですが、大気のプリズム効果で光が分散されて色がついて見えます。
モノクロカメラではどうなるかというと、

イメージ 2
大気分散の例

この前(6/2)はシーイングが良かったですからね。ようやく確認ができるだけの画質の画像ができました。
フィルターで分光撮影したうち、L画像とR画像の比較です。
R画像に比べ、L画像では、カッシーニの溝が、大気分散によって、ぼやけてしまっていることがお解りになると思います。
これをしっかりと補正して撮るには、ADCの様なウエッジプリズムが必要になります。

しかし、ご覧の通り、Rフィルターでは、比較的くっきりとカッシーニが分解してることも判ります。
なぜかというと、波長が長い光は分散角が小さくなり、大気分散によるボケが小さくなるからです。

少し前にも書きましたが、火星の場合、IR光による撮影で、地表面をよりくっきりと描き出すことができます。
したがって、800nm程度のIRフィルターで撮影する場合、大気分散の影響を受けにくくなりますから、今回の火星大接近では、ADCは買わなくてもいいかー・・とか思ってるところです・・(; ̄ー ̄A アセアセ・

ADCはカラーカメラで調整するのが一番ラクそうですが(その後で同焦点のモノクロカメラに付け替え)、可視光で調整しちゃうと、IR光では過補正になると思うのですが、その辺りはどうやられてるんでしょう・・・? 

まぁ、今から買っても、テストする時間が無いのもあって、やっぱり、ADCは見送りかなぁ・・
結構今でもギリギリなので、ピントが出せるか解らないのと、使いこなしに時間がかかりそうですし・・
でも、土星だと欲しいですね~。どうしようかな・・

土星のRフィルタの作例も分散が皆無ではなさそうですが、でも、個人的にはここまで写れば十分満足。
カメラ感度も良くなっているので、土星も赤外スルーのRフィルターを使うことで光量を稼ぎつつ、分散も抑えることはできるかもしれませんので、やっぱり、お得意のフィルターワークで頑張るかな・・。
いや、でも、、うー・・ん・・ ( ̄  ̄;) うーん


火星に砂嵐?

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惑星撮影もほぼ3年ぶりなので、リハビリ兼ねて、あれこれいろいろ試行錯誤中です。
昨晩もシンチレーションは悪かったのですが、一応、所用で有給とっていたのもあって、火星まで撮影しておきました。
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火星に砂嵐?  6/4 25:25分頃 
オライオン30cmF4 反射望遠鏡 PowerMate 5倍 ToupCamにてRGB三色合成画像

カラーカメラで撮った時は妙な模様だなぁー・・程度にしか思わなかったのですが、三色分解合成したこの画像の色合いから、あれっ?ひょっとして大黄雲???
さて、どうなんでしょう・・?

余談ですが、AR0130センサのToupCamはちょっとクセはある感じですが、ASI120MMよりも赤外感度は圧倒的に高くいい感じです。  
手持ちのASI120MMと同じ様なセンサなので悩みましたが、まぁ、この価格なら、、。
と、ポチリましたが正解でしたねー(^o^)
いい仕事をしてくれます。

でも、木星はL画像がイマイチだったし(強調すると玉ねぎ状ノイズが出ることがあり)、もう少し、ASI120MMと併用した方が無難かなぁ・・。
AutoStakkert!にも慣れてないせいもあるかもしれないです。
まぁ、いずれにしても、もう少し使っていけば掴めるものもあるのかな?と思います。

今月は2誌入選でした!

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先月は両誌ともゲキチンでしたが、今月は幸い、両誌入選でした (^o^)

星ナビ6月号採用作 クローズアップ!M82  SkyWatcher New Dob Goto16 D=406mm f.l=1800mm
パラコアⅡ使用 2070mm ALICE-Ⅱ 半自作CMOSカメラ

電動追尾ドブソニアンとCMOSカメラによるラッキーイメージングでのM82です。多数枚の選別・合成に苦労しましたが、どうやらそのかいはあったようです。

先月落選したと思っていたのですが、無事採用していただけて良かったです。送付が3/24日でしたので締切日に間に合わなかったみたいです・・
40cmGotoドブですが、歩留まりが思っていた以上に悪いので、RGB画像は、CMOSで取得するのはあまりにも効率が悪すぎます。
そこで、冷却CCDカメラで光学系を改めて撮影してLRGB合成をしています。
実は、その時のオライオン30cmで撮影したM82もなかなかに良い出来映えだったりするので、40cmの意味はー・・と地味に凹みましたが、最後まで仕上げてみると、やはりさすが40cm、ディテール描写の面ではオライオン30cm+SXVR-H694を上回っていることが判りました。
いずれにしても、多数の画像を時間かけて処理して仕上げたので、採用されて良かったです。

Cielから制御も上手くいったことですし、まずはファインダーを主鏡側に取り付ける様にして、もう少し手軽に使える様にして活用性を増していきたいと思っているところです。特に惑星撮影にも使ってみたいと思うのですが、火星には間に合わせられるかな・・。


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天文ガイド 2018年7月号採用作品 セイファート銀河NGC2782 
オライオン30cmF4反射望遠鏡 パラコアⅡ使用 SXVR-H694 冷却CCDカメラ 自宅にて。

この天体は、過去にも銀河めぐりで撮影したことがあり、面白いな、とは思ってましたが、視直径わずかに3.7' x 2.2'の小さな天体です。
今回も、作品化するつもりはなく、オライオン30cmでの再撮影ということで、2月に撮影したのですが、処理してみたら、思った以上に複雑な姿をしていて驚かされました。
こ、これは、ちゃんと撮らねば・・!!
と、思って、3月に追加撮影を行いました。透明度が悪化してきていたので、心配していたのですが、なんとか淡い部分も描写できるS/Nを確保できました。
とはいえ、同タイプの銀河は、5月号採用のスターバースト銀河NGC3310で入選させて頂いてましたし、やや時期外れ。厳しいだろうなぁー・・(でも他に送れるものもないしなー・・)、とあまり期待せずにいましたが、無事、採用して頂けて良かったです。

透明度が決して良いとは言えない状況でも、銀河の淡い部分が描写できることが判ったのも良い点かな。
ここまで写ってくれるなら、たいていの天体は写し取ることができますから・・・
ごく一部の超淡い天体は、また遠征撮影を再開できる様になったときの楽しみにしておくとして、しばらくの間は、星見丸からの撮影で十分楽しめそうです。

しかし、今回の流れでも判りますように、こういうマイナーだけど、面白いゾ♪と、いう天体ストックはもうさすがに使い果たしてしまいました・・・
何かいいネタ、ありませんかねー・・・(; ̄ー ̄A アセアセ・



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天文ガイド 不採用作 M59付近 イプシロン200 800mmF4 アストログラフ  ST10XME 冷却CCDカメラ

M59を中心に付近の銀河を収めてみました。
左側にある明るい銀河はM60です。そのほかにも周囲に銀河たくさんバランスよく配置されていて個人的には気に入ってる作品です。

ST10XMEはお借りしている機材で、この機材の欠点として、カラム欠陥やコズミックレイ、ブルーミング等、ノイズが目立つことが上げられます。しかし、ピークQE85%超!6.8μ□の画素ピッチは、手持ちカメラの中で文句なく最高感度のカメラであり、苦労はしても、使っていきたいと思わせてくれるだけの実力があります。

各ノイズの補正処理は、一手間違えただけでもオジャンになってしまうので、補正はかなりやっかいですし、時間も手間もかかるんですけどね、、、
しかし、それこそ、2001年から15年以上にも渡って使ってきたNABG KAF系ということで、長年培ってきたノウハウで、補正は問題なく行えますから・・・
個人的には魅力的なカメラであり、心強い相棒でもあります。
さすがに、これから冷却CCDを始める人に、オススメできる機種ではないですけどね (^^ゞ

イプシロン200も同様に、バックフォーカスがかなりシビアーな面はありますが、スターベースで購入したリングのおかげで、このST10XME+CFW-8とはバックフォーカスが合っていることもあり、個人的には使いやすく、その安定した性能と特性から、多用しています(その割には戦果は上がってませんが。。。 ^^;A)

銀河のディテールも出てくるし、宇宙の空間も感じさせてくれる画角で、良いコンビではあるんですけどねー。
(逆にちょうど良い被写体がなかなか難しいという面はりますが・・・。このM59はなかなかに良い構図になったと思うんですけどね・・・・ ToT)
さすがに、300万画素の画素数では、今となっては、厳しい面があるのは否めないか・・・。
とはいえ、どこかでまた花開かせたいなーと思って、模索中です・・。

梅雨入り・・

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昨日、東海地方はとうとう梅雨入りしてしまいました (ToT)
しばらくの間は、撮影できないかもですね、、、
と、なると、はい、出ましたポチリ菌(笑)

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大和くんとモニタ- (^^ゞ

大和くんも、はいはいは未だなんですが、座ることはできるようになりました。
左側は、これまで使っていたBenQの24型 1920×1200のもの。左側は、新調したIO-DATA EX-LDQ271DB です。
BenQのモニターは、ずいぶん前に弟からお古で貰ったものですが、1920×1200が出るので重宝していました。
もっとも、2,3年程前から、1本、横筋が入る様になってしまいました。
当然、買い替えを考えたのですが、欲しいスペックのものはやっぱりいいお値段・・( ̄  ̄;) うーん
と、見送っていたのですが・・
今回、たまたま、この機種を見つけてしまい、嫁さんに許可貰った上で、ポチったのでした。
なにしろ、27型と大型で、画面解像度も、2560×1440と画面も広く使えます。27型でも、1920×1080のフルハイビジョンタイプは以前も割安でありましたが・・
おまけに、IPSパネルと同じ方式のADS液晶で、これまで使ってたBenQでは、画面の上の方と下の方とで色味が変わるという問題がありましたが(それでも、それ以前に使っていたLGのモニタよりは良かった)、さすがにADS液晶では問題なさそうです。
カラーマネジメントとか細かい設定はできませんが、大雑把な作品しか作ってない自分には十分です (^^ゞ
心配していた色合い等も、BenQのモニタと遜色なし。ノートPCの液晶パネルはかなりばらつきがあって困ったものです・・( ̄  ̄;) うーん
今使ってる帰省用のノートPCも青味が強すぎるしなぁ・・。その前のLenovoのは黄色が強くて、これで画像処理して仕上げた作品を自宅に戻ってみたら、目が点になりましたよ、えぇ・・(。・ω・。)


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6/4の土星 オライオン30cmF4反射望遠鏡 パワーメイト5倍 ToupCamにてR-RGB合成処理

ToupCamによる土星です。少し前の記事に書いた様に、R画像は比較的分散の影響が少ないので、R-RGB合成を行ってみたのですが・・・
うーん、色ズレもあって、それに引っ張られて、なのかやっぱりちょっと分散の影響が見て取れてしまいますね、、。土星はADC必須なんだろうなぁ、、、、
カッシーニの溝で、分解能の差がバレバレになってしまいますね、、(;´д`)トホホ…
それはそれとして、ToupCam、やっぱり良く写ります。
ちょっとググってみたところ、IMX290と比べるとAR0130の方が、若干QEは高そうです。

QEが高いが読み出しノイズが大きいカメラと、QEは低めだが読み出しノイズが小さいカメラ、どっちが良いの?と、仕事のついでにCMOSカメラ開発している知人に聞いてみたら、明るい被写体の場合はQEが効いてきて、微弱光の場合は、低読み出しノイズが効いてくるとのこと。
なるほど、そうすると惑星だとQEが高い(が、おそらく読み出しノイズはIMX290より高い)、ToupCamが良く写るのも納得かな。画素ピッチも3.75μと大きいので、単純な感度だけなら、AR0130の方がIMX290より高いのは間違いなさそうです(惑星だと拡大率で調整できるので画素ピッチの差はあんまり意味がありませんが・・)

ただし、もともとのゲイン設定が低めなので、使いにくいと感じるかも、ですが、実際には1枚画像のS/Nが高めなので、結果としてはより少ない枚数でもなめらかな映像が得られる or より強調処理を施せると感じてます(ASSI120MMと比べて)。

高QE、低ゲインカメラなので、自分にとっては最適なカメラ。
DeepSkyも良く写るし、ToupCam気に入ってます(笑)

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木星 6/7 MT160反射望遠鏡 パワーメイト5倍 QHY5III178Cにて

GPV予報だと夜明け前には晴れそうなので・・
火星だけでも撮ろうかと望遠鏡を出してみました。まぁ、手軽なMT160です。
セッティングしているうちに雲が薄くなってきたので、薄雲越しに撮影!
さすがにこの状況下だと三色分解撮影は無理がありますが、カラーカメラならなんとかなりますね!
薄雲ごしだったので、100msくらいまで露出を伸ばして撮影しましたが、思ったよりは写った印象です・・

さて、火星に備えてちと寝ます・・

火星 6/8未明

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6/8未明は、GPVのお告げでは晴れてくる予報。
とりあえず、少し早めに寝て(と、いっても、結局、23時20分になっちゃいましたが・・)、目覚まし時計を2時半にセット!
なんとか目覚まし時計が鳴る前に、起きました ε-(´∀`*)ホッ
嫁さんと子供と同じ部屋で寝てるので、起こさずに済みました。

さて、MT160は夕方から出してありますので、即撮影に入れます。
それにしてもすごい湿度。びっしょりです。MT160の望遠鏡の先端の蓋はしておいて正解。
でなかったら、斜鏡は曇っていたでしょう・・。
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火星 6/8未明 2時48分頃 MT160 反射望遠鏡 パワーメイト5倍 QHY5III178C 

シーイングは良くはありませんでしたが、地形がちょっと面白そうだったので、この後、ToupCamに切り替えて三色分解撮影も行ってみました。

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火星 6/8未明 3時5分頃 MT160 反射望遠鏡 パワーメイト5倍 ToupCam

画素ピッチの差でQHY5III178Cの方が大きく写ります。構造自体は、ToupCamによる方が良く写ってるかな・・?
IRでも撮影はしたのですが、普段使っているIDAS type2LRGBフィルターの厚みは、1.1mm。
IRフィルターは、R60t1mmのフィルターにフジトリアセテートIR84を貼ったもので、たいていトリアセテートフィルタの厚みは100μ程度。ほぼ同厚になってると思うんですけど、、実際に撮ってみると、ちょっとぴんぼけみたいだったので、ピント再調整に時間喰ってしまって、火星の自転でちょっと模様がずれてしまいました。

うーん、今は、スライド式アダプタを利用して、フィルター→PowerMate→カメラ の順番になっているのですが、
PowerMate→フィルター→カメラ の順番にすると、合成F値が伸びた後にフィルタがくるので、これくらいの厚みの差ならピントはずれない可能性があります。
できれば、フィルターは拡大光学系の後に入れたいですね・・
あとは、16cmだとIR光だと分解能が落ちすぎてしまう感じはありました。

なにはともあれ、ToupCamでも問題なく美しい惑星像が得られることが判ったので、ASI120MMの出番はなくても良いかな。
さて、そうなってくると、QHY5III178Cは、CSマウント、ToupCamはCマウントです。CSマウントに5mm嵩上げしてあげれば同厚になるので、これでピントの移動がなくなれば、L画像はToupCamで撮影して、RGB画像はQHY5III178Cで、取得できるので、カラー化が容易になります。が・・
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右端 ToupCamでピントを合わせた画像 真ん中 そのままQHY5III178Cを突っ込んだ画像 左端:QHY5III178Cでピントを合わせて撮影した画像

シーイングは夜明けにかけて悪くなってきたのですが・・・。うん、こりゃダメだね。ピンぼけでした (。・ω・。)
ここまでテストしておけば十分。
仕事もあるので、片付けは後回しにし、再び布団に戻ったのでした。

それにしても、惑星もいろいろ面白いです。

掛川花鳥園

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昨日はいいお天気でしが、GPVの予報どおり、夜半前から雲が出てきてしまいました。
気がつけば新月期なのですが、なかなか撮影するチャンスはなさそう・・

今日は、会社の写真部主催の撮影会がありましたので家族で参加してきました。
今回は、掛川花鳥園で家族で楽しめるような催しとし、さらに、これまでデジタル一眼でないと・・としていたところをスマホでもOk!と敷居をさげたこともあり、過去最多人数での開催となりました。

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掛川花鳥園にて。 

明星さんは花が好きということもあり、楽しみにしていたのですが、金曜日から熱を出してしまい、一時はどうなることかと思いましたが、今朝には熱も下がり、無事、参加できました。
カメラはとりあえず、X-A1と、折れたツメを直したXC16-50mmを付けて撮らせたのですが、これでもまだちょっと重たいみたいです。
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明星が撮った写真  フジ X-A1 デジタル一眼カメラ XC16-50mm

でも、まぁまぁ撮影も楽しんだみたいです。途中からは重たくなってきたのか、返却されてしまいましたが・・・(^^ゞ
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それなりに撮影を楽しんだみたいです。
もちろん、それなりに失敗しないように、F値暗め、感度高めにして渡してますが、、、
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これなどは、娘の視点らしい写真かなと思いました。少なくとも、これを撮ろうとは自分では思わないですから。
なかなか上手に撮ってます(←親バカ w)

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鳥の餌をあげたり、明星も大和もいい体験をしたと思います。

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昼食は花鳥園のバイキング。
唐揚げや焼きビーフン、海老水餃子、掛川花鳥園カレー、ハッシュドビーフ、茶そば、クラムチャウダー、ツナサラダなど、和洋中揃っていて、味もなかなかに美味しかったです。
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まだ、食べられない大和くんをあやしてましたが、彼もいろいろと楽しかったみたい?です。

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食事後は、イベントを見たり・・
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餌やりをしたり。ちょっと拗ねるところもあって、困りましたが、明星さん的には、存分に楽しんだと思います。

大和くんも明星さんもさすがに疲れたのか今は、布団でぐっすりお昼寝中です。
良い休日になりました。企画してくれたN君には感謝!
星仲間のU君とも久々に会いました。


すっかり蛇足ですが・・・(^^ゞ
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木星 6/9 21:33分頃 オライオン30cmF4反射望遠鏡 パワーメイト5倍 QHY5III178Cにて

うーん、シーイングイマイチだったので、こんなものでしょうか・・
夜半過ぎに土星を撮ろうとしたら曇られました・・・。一応、2時半に起きてきて火星も、と思ったら、やはり曇られてNG。雲間から見えていたんですけどねぇ・・
素早いセッティングができなかったので撮れませんでした。準備だけして放置しておくのが正解だったか・・

それにしても惑星も奥が深く、難しいですね。
自分が撮りたいというイメージとしてはMT160でも達してはいるので、それで十分と思いつつ、やっぱりハイエンドの方々の作品を見ていると口径不足は否めない。
今後の展開も踏まえて考えると、やはり梅雨明け後は、ASC-11の出番となるようにしたいなーと思ってます。
まずはダンガンマスクによる光軸調整の簡便化から、着手、でしょうか。

その一方で、天候が安定しない梅雨時については、MT160、場合によってはOrion30cm反射による惑星撮影、ということになりそうです。
40cmドブソニアンについては・・・検討はしてみたいですが、まずは、こちらも使いやすくするようにファインダーの取り付け改造から、かな・・
ここのところ、どうにもパワー(やる気)が無いので、FSC-203のマッチプレートなど、自作については先送り状態になってます、、いかんですね・・・。





GPV予報に振り回される・・

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今日の昼間はいいお天気でした。
GPV予報では一時曇るものの、晴れベースでの推移。
こりゃー、晴れるでしょー
と定時で速攻で帰宅して望遠鏡を組み立て。
惑星もいいけれど、新月期ですからねー。
風が強い予報でしたので、イプシロンで星雲を撮影して、オライオン側で惑星撮ろうかな、、というスタンスで考えてました。
ところが・・・

NJPに鏡筒バンドを載せたときに赤緯が渋いなぁ。。とは思ったんですよね。
で、いざ組み立てて、金星から撮影しようか・・と思ったら、赤緯が全く動かず、嫌な音をたててギアが空回り・・
なんでだー・・
と、あれこれバタバタやってました・・
結局、ウエイトシャフトと赤緯ギア部が、六角ボルトで止まっているのですが、ここがしぶすぎると、ダメみたい・・???
理由と構造がわかってなかったので、ウエイトシャフトを外したときに赤緯体も落っことしちゃったんだけどね、、(; ̄ー ̄A アセアセ・
ここの締め付けを変えるとスムースに動くので、これが原因だったのかなぁ・・・
ウエイトシャフト外した拍子に赤緯体を落っことしたので、適当にまた組み上げてしまったのですが、大丈夫かしらん、、、
もう少しテストしてみた方がいいのかもですが、さすがに疲れましたー・・・・

まぁ、風があるし、星は瞬いているのでシーイングはよくなさそう。
雲は取れてくると思っていたのですが、なかなか取れてきません・・
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GPV予報も悪化してました (´;ω;`)ブワッ
うーん、個人的には、晴れると思ってたのですが・・・・(;´д`)トホホ…

まあ、NJPの方も多分、よくなったと思うので、機材テストという点ではちょうど良かったかも?
でも、透明度は抜群だったので、やっぱり撮影できなかったのは残念。
梅雨時ですからねー・・お天気が不安定なのは仕方ないか・・・

それにしても、疲れました。NJPも本当に問題ないかは、また明日にでも追加チェックしてみます、、
さすがに今日はもう無理・・・ _| ̄|○ il||li

やれやれ、やる気が見事に空回りです。
機材トラブルはホント、疲れます、、、。

火星が・・

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昨晩は、NJP赤道儀が不調でしたが、雲間から火星が見えていたので、最後に動作チェックも兼ねて撮影はしておきました。
今晩も晴れてはいたのですが、イプシロン側は準備していたら雲が湧いてきたので、諦め。
まぁ、その後、また晴れてはきたのですが、昨晩と違って、この透明度なら、ま、いいかー・・って感じです。

NJP側も、バランスかなぁ・・金星を撮ろうとしたら、やっぱり赤緯が脱腸することがあり、、、(;´д`)トホホ…
どこが悪いのかなぁ・・ε-( ̄ヘ ̄)┌ ダミダコリャ…

木星も撮りましたが、シーイングは悪い・・
てんでまともに撮れませんでした。ってか、直焦点でも星像がぼわんぼわん。こりゃ撮っても意味ないや、、と諦めました。


さて、本題、昨晩の火星です。
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火星 6/12 25:50頃 オライオン30cmF4反射 パワーメイト5倍 QHY5III178Cにて

シーイングも悪かったのとNJP不調の疲れもあって、カラーカメラのみ撮っておきました。
こういう時にカラーカメラはやっぱり手軽で良いですね。
シーイングが悪く、風もあり火星がタコ踊り状態でしたので、どこまで模様が信じられるかは?なのですが・・
ダストストームの影響で、なんとも、のっぺりした火星にしかなりませんでした、、(;´д`)トホホ…

うーん、今晩も撮ろうかとも思ったのですが、こりゃ無理する必要はないかなー・・・
徹夜ではないのですが、連チャンで上手くいってないとやっぱキツイし、今晩はおとなしく寝ようかな・・( ´Д`)=3

金星 6/9

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6/9に撮影した金星です。
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金星 MX380 UVフィルタ、IDAS-G、フジトリアセテートIR96 UV,G,IRによる三色分解合成カラー
オライオン30cmF4反射望遠鏡 PowerMate5倍 ToupCam

最近は、安定して晴れそうもないこともあって、すっかり惑星に傾倒しています。
少し前にSemLockのFF01-387フィルターに新調したことを書きましたが・・・・
これが失敗!950nm程度から赤外リークがあり、これが影響を及ぼし、UVフィルターとしては使い物にならないことをこの日、確認・・・orz

仕方なく、朝日分光のMX380に戻しました・・・
ただ、ToupCamは、UV感度も、ASI120MMに比べるとセンサQEが高いこともあり、同時撮影はしなかったのですが、ASI120MMで1枚あたり、300msで撮像しててんで使い物にならなかったのが、ToupCamでは100msでの取得でもモノになることは確認しています。
実際、センサQEのグラフからは、2倍以上の感度が得られるだろうなーと思ってましたが、その通りの結果でした。
もっとも、夕方の西空低空の金星だと気象条件に左右されるので、これだけの結果だけでは、ToupCamの方が感度が高い!とは言えないんですけどね、、。
まぁ、カタログスペックでも、実際の感触でも、感度は高いのは間違いないと思いますが。
特にHα線への感度から考えると、DeepSkyには間違いなく、ToupCam、となります。

それはそれとして、UV光による金星はなかなかに美しいものですね!

おとめ座の渦巻銀河NGC5247

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昨日は、幼稚園の父兄参観日でした。
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明星さんも大きくなりましたが、相変わらずのマイペースっぷりで、なかなかに参ってしまいます・・( ̄  ̄;) うーん

さて、気がついたら、もう6月も下旬。フォトコンテスト用の作品も作らねば、ですが・・・
うー・・ん、雲間から惑星撮影とかはやってたんですが、あんまり今回めぼしいものがないんだよなぁ、、、
惑星撮影に取り組む前、4月は透明度悪の中、銀河めぐりを兼ねて、いくつか撮影してはあるのですが・・
ちょっとどれも迫力に欠けて、フォトコンテスト用としては箸にも棒にもかからない感じ・・
その中のひとつ。
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おとめ座の渦巻銀河NGC5247 オライオン30cmF4反射望遠鏡 パラコア2 SXVR-H694冷却CCDカメラにて

ダイナミックな腕を持っていてなかなかに面白い銀河です。視直径5.6'×4.9'とそれなりの大きさがありますが、赤緯-17°とやや低空でなかなか撮影する方は少ないかもしれません。
かくいう自分もこの天体を撮るのは15年ぶり?
実はこの天体とは相性が悪くて、15年程前に撮った時も撮影用ノートPCからデータを移動させた時に使った128MB(GBクラスが当たり前の今からすると恐ろしく少ない容量ですが、これでも、フロッピーディスク(←死語?)約100枚分! 笑)のUSBメモリが、画像処理PCにぶっさしたら、認識不良で、中身のデータが吹っ飛んでしまいました。
それより前に撮っていたテスト用の画像でホームページにはアップしていた様な・・・。

今回も途中で薄雲が出たみたいですが、それ以前にミラーを清掃してから光軸を完璧には合わせてないからか、低空でオライオンのミラーが動いて光軸不良になるからか、星像がヒサンな事に・・・Σ (゚Д゚;)
ん、まぁ、理由は両方かなぁー・・・。
どこかで、光軸も一度しっかりと合わせないといけないのですが、ついつい面倒くささが先に立ってしまって・・・(; ̄ー ̄A アセアセ・
いけませんねぇ・・

でも、やっぱり銀河は楽しいな。その他撮ったのもぼちぼちと処理していこうと思います。
そういえば、ST10XMEで撮ったM8も処理してないままだった・・。これもコンテストに出せるレベルではありませんが・・・。遠天写真展用に仕上げてみます。
なんだかんだで撮るだけ撮って、放置されているデータも多いデス・・・…σ(^^ゞ


NABG CCDの画像処理手順

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相変わらず、大和くんの添い寝と同時に寝てしまいます、、、(^^ゞ
昨日、朝4時に起きて、昼前にやっと今月応募分の作品をプリントしてポストに投函してきました、、
もっとも、コレと言ったものがなかったので、入選する可能性は低いのですが、、、、(;´д`)トホホ…

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干潟星雲 M8 イプシロン200 アストログラフ(800mmF4) ST10XME 冷却CCDカメラ

その一環でこちらのM8も仕上げてはみたのですが、流石に、入選するレベルにはないですね。遠天写真展用にもどうしようか、悩むレベル・・・…( ̄ヘ ̄;)ウーン
ST10XMEは、NABGタイプのCCDなので、盛大にブルーミングするのは以前お見せした通り。
M8のブルーミング

こんなひどい有様ですが、きちんと手順を踏んで処理していくことで、なんとか見られるものになります。
もっとも、星回りは、ブルーミング除去時に、多少、いびつになってしまうのですが・・・
今流行りの短時間露光の星画像を追加すると、その欠点も補えるかもしれませんね。

手順は煩雑ですが、ご参考までに自分の補正方法を挙げます。
一手でも手順を間違えると、正常にノイズが補正できないのが難点ですが、NABGのCCDを使ってる以上仕方ないですね・・・

1)ダーク補正 
旧STシリーズは、安定度が若干良くないので、MaxImDLで、BIASを用意して、AutoOptimizeでダーク補正する必要があります。

2)ブルーミング補正
ダーク・フラットは一括で処理してしまいたいものですが、フラット補正で周辺減光を補正してしまうと、星から溢れた電荷であるブルーミングの輝度値が変化してしまうため、フラット補正の前に、ブルーミング補正を行う必要があります。
具体的なソフトとしては、CCDOPSのものが一番優秀だと思うのですが、MaxImDLのプラグインにDeBloomerを入れておくと、一括して補正できますので、最近はよほどのことがない限りはDeBloomer使っちゃいます。

なお、ダーク・フラットを一括で処理する為、ブルーミング補正を最初にやっていた時もありましたが、このテの補間処理による補正だと、当然、補正した部分はダークがマッチングしなくなるので、ブルーミング補正痕部分のS/Nが悪化します。
系外銀河なら、背景が荒れるだけで済みますが、本作のような散光星雲では致命傷ですね。

3)フラット補正
ここでフラットを入れて・・

4)カラム欠陥補正
旧STシリーズ、STLシリーズでもあるかもしれませんが・・・回路系の品質が悪いせいか?使っているうちに、カラム欠陥(明るい縦筋)が出てくるという問題があります。
ダーク補正で、完全補正できそうな気がしないではないのですが・・・なかなか上手く消えない様です。
そのため、MaxImDLのRemnoveBadPixelに補正したいカラム欠陥を登録しておいて補正しています。

5)コンポジット(要シグマクリップ)
ここで、コンポジットです。高QEのセンサということもあり、宇宙線をよく拾います。
これを除去するには、シグマクリップを使ったコンポジットを行う必要がありますので、棄てる画素を可視化してくれるCCDStackでコンポジットを行います。

ここまでやって、ようやく使い物になるデータとなります。

ST10XMEは一見、ノイズは多いのですが、流石、高QE、画素ピッチも十分大きい(6.8μ□)こともあり、感度が高く、手間はかかっても、使っていきたいと思わせてくれる機材です。

とはいえ、さすがに3MPの画素数では、散光星雲はちょっと厳しいですが・・・
センササイズもちょっと大きい(15mm×10mm)ので、上手く使っていきたいなーと思ってます。

ひさびさの月

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久々に昼間はいいお天気でした。
しかし、夜は曇ってくる(おまけに明日未明に雨が降る)予報・・・

悩みましたが、まぁ、たまには赤道儀の風通しもしてあげないと、と、いうわけで、曇って来るのは承知の上で、望遠鏡を出してみました。

ちょっとジョギングしてから帰宅したので、若干出遅れましたが、なんとか金星を撮って、木星も撮ってみました。
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木星 6/25 20:01頃 オライオン30cmF4反射望遠鏡 パワーメイト5倍 QHY5III178Cにて

残念ながら、シーイングは良くなかったです。でも、まぁ、久々の撮影はちょっと楽しい。
子どもたちをお風呂に入れてから、21時に外にでてみると残念ながら、薄雲が広がってました。
一応、木星も撮ったのですが、さらにシーイングが悪いせいか、ノートPCの画面が結露したせいか・・
ピントも外してしまったみたい・・(´・ω・`)

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お月さま 6/25 21:20分頃 オライオン30cmF4反射望遠鏡 パラコア2使用 フジ X-E1 撮って出しJPEG

薄雲はありましたが、まぁ、ついでなので、久しぶりに月を撮ってみました。
月を撮ったのって、いつぶりだろう・・?2年ぶりでは効かないよなー・・と思いつつ、よくよく考えてみたら、
そういや、スーパーブルーブラッドムーンを撮ってました Σ(ノ≧ڡ≦)てへぺろ☆

まぁ、こういうのも日頃の訓練が大事ですし (^^ゞ
オライオン30cm+パラコアⅡで月を撮影したのは初めてかも?(いや、まぁ、いつぞやの白昼の土星食はオライオンで撮ってますが・・ ^^; あの時はそれこそ、MT160直焦点で臨むべきでした、、、)
案外、収まるなー・・と、いうのと、パラコアⅡ使えば、月の周辺も乱れが少ない?次回の月食はオライオンで撮るというのもアリか・・?とは思ったのでした。

さて、火星が薄雲越しに撮れそうなら撮って、ダメならダメで。片付けてきます (`・ω・´)ゞ


地球のせいか、火星のせいか・・?薄雲ごしの火星

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さて、片付ける前に一応、火星が見えていたので、撮るだけ撮りました。
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火星 6/25 11:30頃 オライオン30cm反射望遠鏡 パワーメイト5倍 QHY5III-178C カラーCMOSカメラ

うーん、薄雲越しで、シーイングも悪く、まだ低空ということもありますが・・・
ほとんど模様が写らないのは、火星の砂嵐のせいか、地球の雲のせいか・・・?

ToupCamで三色分解合成するともう少し仔細が判った気もしますが、でも、まぁ、薄曇りだしねぇ・・・。
こういうシーンだとワンショットカラーの方が手軽で良いのですが、極冠もぼけているので、火星のサンドストームが収まっていないのか、はたまた地球の薄雲、悪シーイングのせいなのか、、、ヤレヤレヽ(~~~ )ノ
この写りの悪さはどっちなのヨ・・!? (・3・)

・・・自分のウデマエだったりして、、、orz(ピントの甘さは有り得そう・・・ ^^;A)
ま、なにはともあれ、雨降ってくる前に撮ることはできてよかったデス・・・
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