Quantcast
Channel: あしあと ~星空航海日誌~
Viewing all 781 articles
Browse latest View live

ぼうらや集結! 3/19 

$
0
0
3/19(日)。翌日、3/20(月)は、珍しく、会社もお休みでした。
いや、まぁ、土曜日にしっかり休日出勤してきましたが・・
どうせ、今週も忙しい(最後のヤマ場)のは判ってるので、どうせ1日出るなら、土曜日の方が気が楽というものです。
おかげで?日曜日は、AM中は画像処理していたのですが、昼にはぐっすりと昼寝。
起きてみたら、もう、BSで直虎が始まる時間でした (; ̄ー ̄川 アセアセ

さて、今日はミュートンさんからお誘いがありましたので、ぼうらやに出かける予定です。
が、嫁さんが、星は見えてるけど、なんか、曇ってない?と、いうくらい空が霞んでいます・・・
( ̄~ ̄;) ウーン
諸々用事もあるので、出かけるには出かけるのですが、なんというか・・・やる気が出ない空・・・。
Tezさんに調整していただいたSE赤道儀で、彗星を撮りたい!と思っていたのですが、むむむ、これでは、なぁ・・
と、持っていく予定だったNewFD300mmF2.8L望遠レンズはお蔵入り。
一端、車まで持ってはいったんですけどねぇー。まぁ、300mmで撮る透明度じゃないな、と判断。
現在、手持ち武器は、ほとんど無い為、SE赤道儀の運用はそうそうに諦め、でした。

さて、なんだかんだで、うだうだしているウチに、時刻は20時を回ってしまいました。
嫁さんに、こんな天気じゃ、行っても誰もいないんじゃないの~?と、揶揄されながら、
まぁ、ぼちぼち、行くかぁ・・と、出発。
磐田市内の気温は13℃。かなり暖かです。

ぼうらやに到着してみると、!?(〃゜口゜)!? えぇ
車を止めるところに迷うくらい、遠天の仲間たちが来ていました (◎-◎;)!!
イメージ 1
ぼうらや集結! オリンパス E-620 デジタル一眼レフカメラ Z.D 14-42EDにて。

なんとも、すっきりしない星空なのは写真を見ての通り、なのですが、3連休の中日ということもあってか、むしろ、逆にテストには都合が良いということなのか・・・
遠天の仲間たちが大勢集まりました。

イメージ 2
ハルカイさんは、フジの中版デジタルカメラ、GFX50Sのテスト撮影に来られていました。
赤い星雲を狙ってみたい、とのことでしたが、この霞んだ空で、すでに西に低くなってるしねぇ・・と、言いながらも、SS-One化されたGPD赤道儀で撮影テストされてました。
Hαの赤い星雲も、バッチリ写るそうで、バーナードループもちゃんと写るよ、とのこと。
こりゃ、ラージフォーマット対応望遠鏡をお持ちの人には、良い選択肢となるのではないでしょうか。
前回の例会後に触らせて貰って、EOS1D系ほどのAFの速さはないですよねー・・と感じた感想をそのまま伝えたら、さすがに動きモノにはまだまだ。でも、ポートレートとか、ウェディングには最高だよ!感度上げても綺麗だしね!との事でした。
マウントアダプタで、EF300mmF2.8Lと接続してみることも考えられている様です。周辺のケラレは出る様ですが、全くダメではないようだよ?と、さすが、人脈の広く情報通のハルカイさん。
明日は仕事、ということで、夜半前に帰られました(一番上の写真でも、すでにハルカイさん、片付け中・・)

イメージ 3
ミュートンさんのBaby-Q 

ミュートンさんは、天体写真専用一眼レフデジタルカメラ、D810Aに、望遠鏡はFSQ85ED!制御ソフトはステラショット!
PolarMasterも装備した、王道を行く組み合わせ!

・・・でも、赤道儀はNewATLUXという・・(^^ゞ
うーん、DCモータ機はちょっとクセがあるんだよなぁ・・
だから、というわけでもないでしょうが、ステラショットからの追尾だと、星像が伸びてしまうことがあるようで・・・
PHDからやってみたら?と云ったら、出てきたのは、PHD2!
おまけに日本語化していて、何がなにやら・・・
yamatomoさんとGENTAさんもいろいろとアドバイスしてくれてましたが、日本語化されているせいで、的確なアドバイスは出来かねる・・という感じがしました。
だって、Foce Calibrationとか、ふつーに使う機能が全く判らないんだもん、、、、

ステラショットの、インターバルも、個人的には非常に謎なオプションだったので、これって、本当に必要!?と超疑問に感じたのですが、ヘルプを見ても解説無し・・・。
なんだ、コレ・・・・。

ガイドなんて、上手くいっていれば、その設定が、ベストだと個人的には思っているのですが、上手くいかなかった時のとっかかりの情報が一切なかったので、ちょっと、参りました・・ステラショット。
だから、PHDで、と、いう流れにしたんですけどね・・・。日本語化されたPHD2だと、またまた謎が深まるばかり????
ミュートンさんは情報に敏感なので、次々と最新Verを使われていくし、嗅覚は優れてる(だからこそのBaby-Q、D810A!)のですが、周囲が、ついていけてないので、いざ、情報交換、という時には、我々が持つ、技術・知識が周回遅れなので、結果的に、役に立たないという・・・爆
せめて、旧Verのソフトを入れておいてくれると、いろんな意味で、お互い、良い情報交換ができたと思うのですが・・・

ボクもGENTAさんも、PHDは、Ver.1.14だしなぁ・・(いや、でも、このVerってすげー安定してるのよ・・マジで)
今回、GENTAさんも、Ver.1.14使ってると聞いて、個人的には、ちょっとホッとした面も・・(; ̄ー ̄川 アセアセ
この後のVerも、もちろん試したのですが、イタイメあったし、ということで、未だに、1.14を入れてあって、使っていたのですが、GENTAさんも同じVerを使われていたのは、ちょっと嬉しい出来事でしたねー・・・。
いや、まぁ、PHD2も、もちろん、入れてありますけどね・・・。

イメージ 4
GENTAさんは、FSQでいろいろとテストされてました。
EOS60D冷却改造デジタル一眼レフカメラや、EOS1DX赤外カット改造デジタルカメラでのテストなど、など。
次につながる様な撮影をされてる印象を受けました。

その奥には、タシロ大佐のMT-200が控えます。
yamatomoさんが作成した自動導入装置のテストを行われてました。
MT200とNJP赤道儀の組み合わせですが、遠征で持ち出すのは大変!
それでも持ってこられるので、気合、入ってますねぇ・・・。
yamatomoさんの作成された自動導入は、導入精度はバッチリでしたが、TelescopeEast、Westの判定が無いので、その点が問題だったようでした。
タシロ大佐からは、汎用星像ソフトからの制御を求められてましたが、ASCOM対応ドライバを作らないといけないので、難しそう・・
プログラム言語は最近は、何を使うのかな?とおもって聞いてみたら、EXCELのVBAで作ったとのことでした。
見た目が結構立派でしたので、コンパイルしたものと思ったので、VBか、VCか。JAVA?と思ったのでした。
VBAなら、いろいろと改善もしやすそう。


アトラクス赤道儀すら、遠征に持ち出したのは3回かな?ボクは、その程度です・・・
ま、オライオン30cmF4改だと、EM-200で十分じゃん?というのもありますが。
EM-200で動くならば、それはそれで、やれるだけのことをやってみようじゃないか。
とは思っています。
イメージ 5
ッツー訳で?いつものとおり、EM-200赤道儀に、オライオン30cmF4反射望遠鏡を乗っけてマス・・(^^ゞ
その隣は、VISACを組み立て中のyamatomoさんです。
光軸は良好そうでしたが、主鏡抑えのネジ 1本が抜けてしまった?のか、ガイドは上手くいっていても追尾エラーで、カクン、と動く様で、星が⛄ゆきだるま状になっていました。
いろいろと、要因を突き詰めて、ミラーの固定に問題があるだろうと判断されて、1枚あたり5分→2分に切り詰め、対処されたあたり流石だなぁ・・と、舌を巻きました。


イメージ 6
夜半を過ぎると、月が・・
さすがに、ハルカイさん、タシロさん、GENTAさん、と、徐々にみなさん、撤収されていきます。
空もご覧の通り、薄曇り。
これじゃあねぇ・・。
GENTAさんとyamatomoさんは2時過ぎまで、ミュートンさんに、いろいろとアドバイスをしていましたが、、、
朝まで残ったのは、ボクとミュートンさんの2人だけになりました。

もっとも、この後、 透明度や薄雲からは回復したのですが、風が・・・Σ(゚д゚|||)ガーンm
月もあるし、ってんでダメもとで撮らせて、車の中で、ふて寝してました。

薄明でフラットを取得して、お腹の調子が、悪かったのもあり・・・
速攻で、失礼させて頂きました(爆)
トイレが無いのが、ぼうらやさんの欠点だなぁ・・(と、夜中にyamatomoさんと話をしてました 爆)
いやはや、アブナカッタDeath・・

帰宅後、一息ついて、卓球仲間からのお誘いもあって、浜松アリーナで、練習してきました。
うーん、もうちょっと、こちらも上手くなりたいなァ・・!
最近、目が・・動体視力がオチてきたみたいです・・(;´д`)トホホ…

何はともあれ。
仕事・天文・卓球、と、充実した三連休(いや、仕事は休みじゃねー・・だろ 爆)になったのでした。

ぼうらや遠征 3/4

$
0
0
気がついたら、もう3月ですね (◎-◎;)!!
本業が忙しいのもあり、月日が過ぎるのがめっちゃ早いデス・・。

12月から、本業と星撮りにかまけていて、家族サービスしていなかったこともあり、家族でひさびさに出かけることにしました。
比較的近くの浜松動物園、という話もありましたが、せっかくいくなら、豊橋まで足を伸ばして、のんほいパークに行こうと提案したのでした。

で、せっかく豊橋に行くなら・・
イメージ 1
豊橋カレーうどん  スマホ内蔵デジタルカメラにてパチリ。

勢川二川店で、豊橋カレーうどんを食べました。豊橋カレーうどん、ずいぶんと定着しているようで、カレーうどんありますよね?と聞いて入店する兄ちゃんもいるくらい。座って待っている隣の人たちも、やっぱり、せっかく来たから、カレーうどん!という感じです。
豊橋カレーうどん。甘めの出汁が効いたカレーソースにうずらの卵(ここのは半熟で、ちょっとびっくりしました)をうどんに乗っけて、さらに!その下に、とろろご飯があるとゆー。
いや、まぁ、オイシイんですけどね。
イメージ 2

ボクの方は、揚げ餅おろしうどんにしましたが・・・。うーん、以前に別のお店で食べたうどんもそうなのですが、甘めの濃い出汁で、大根おろしの辛味と良くあって、悪くはないのですが、、、どうしても、香川のさぬきうどんを知っていると、ちょっと・・という感じになります。
関東の出汁に比べると遥かに甘いので、関東とも違う・・。個人的には蕎麦の方が好きなので、最初は蕎麦にしようかと思ったのですが、店員さんに、どっちがお勧め!?と、聞いたら、うどんの方が良くでますよーとのことで、うどんにしたのですが、この出汁だったら、蕎麦はちょっと合わない気がします。アブナカッタ・・・


お腹もいっぱいになったところで、のんほいパークへ!
明星さん、おおはしゃぎ。
馬に人参をあげたり(超ビビリまくり)、滑り台で滑って遊んだり、ふれあい体験広場では、うさぎに触れたり・・
イメージ 3
うさぎとあかり  フジ X-E1 デジタルカメラ XF18-55mmにて。

かなり、楽しんでくれたみたいです。
午後、終園までいたせいか、かなり疲れたみたいで、今(AM9時前)まで、眠っていました。

さて。ここからが本題。
18時過ぎに帰ってきましたが、お天気予報に反していいお天気です。
GPV予報では、22時頃から晴れてくる予報だったのと、月没も、夜半前と遅くなっていることから、一休みして出かけるつもりでしたが・・・
こりゃ、少し早めに行くか。
と、19時半前に、自宅を出発!
気温は磐田市内8℃と暖かです。さすがに、3月に入って、寒さも底を打った感が強くなってきましたネ。

ミュートンさんにも、昼間に、たぶん、今晩いくよーと、伝えた時に、彗星を撮りたい!と仰っていたので、いるかな?と思ったのですが、生憎とだーれもいませんでした Σ(゚д゚|||)ガーン
気温は5℃だったと思います。

出発前の磐田市内は良く晴れていましたが、ぼうらやさんでは薄雲があります。
まぁ、GPV予報だと、晴れてくるのはまだ少し後。薄雲りくらいなら、全然問題なく、準備が進められます。

まずは、北極星。前回使ったのが山の村でしたので、やや傾斜地であるぼうらや駐車場では北極星探しに若干苦労しましたが、まぁ、どうせ薄雲ってマスからね・・と、のんびりとやっていきます。
光軸もとって、ALICE-Ⅱを装着。ピントも合わせて・・・おやぁ・・・?
イメージ 4
ピントを合わせていくと、どうにも星像がナナメに流れたかのようにズレています・・(・_・;)
んんー・・?こりゃ、また光軸がズレたか・・?と、再度、レーザコリメータで合わせ直し。
主鏡は、ロンキーさんに改修していただいたので、ズレないのですが、斜鏡は、合わせ直しでした。
が、もう一度、ALICE-Ⅱをつけてチェックしてみるとやはり同じ様に星像が崩れたまま・・・
と、なると、後、考えられるのは、バックフォーカスのミスマッチ・・・ですが・・・。いやいや、この組み合わせ、前回使ったし!!
なんで、こんなところでトラブル・・・。前回と違って、MPCCのバックアップは持ってきてないんだよ・・・。
前回は、良くて、今回はダメ・・。違うところは・・・
ALICE-Ⅱは、Sony製センサではないので、残念ながら、縦縞があります。縦縞は、赤経方向を横方向にすることで、ピリオディックモーションのふらつきで、緩和させることが可能です。
しかし、前回、方向を間違って(と、いうか気にしなかったのか・・?)、縦が赤緯方向になっていた・・・
シマシマ軽減上、得策ではありませんが・・・90度回転させてみたところ・・・。
げげ、星像の伸びが無くなったヨ・・・工工エエェェェ(゚Д゚)ェェェエエ工工

えー、何それ。確かに、ALICE-Ⅱはボードカメラの筐体を自作した半自作機。強度が弱いことは百も承知です。ですが・・・。肝心のセンサ部については金属パーツを使って、強度は維持させているのですが・・・。
うーん、JMIの接眼部がかなりゆるい上、2点固定なので、固定ネジの位置によってはスケアリングが大きく狂う・・?
それとも、基板への荷重でなんらかの影響があるのかなぁ・・(全体的に強度が弱いのは否めませんから・・)
なんとも、納得はいく原因は掴めてませんが、何はともあれ、使えるレベルになるのは判ったので、そうなれば、撮影優先ですね。
うーん、以前、ASC-11で使った時にもどうにも星像が崩れていたのですが、ST10XMEを装着したら、全く問題が無く・・・なんでだろう?と思ったこともありましたが・・・。
強度不足によるカメラ取り付け向きによるスケアリング不良・・・。疑った方がいいのかもしれない????
イメージ 5
オリオンとアリス  オリンパス E-620 デジタル一眼レフカメラ Z.D14-42EDにて。

今回のテーマは、ラッキーイメージングによる超低空の天体です。


紆余曲折の末、やっと撮影に入ったら、ちょうど、GENTAさんが来られました。
なんでも、磐田市内は曇っていたのだとか。ぼうらやさんは、自分が悩んでいる最中に、ピーカンになってきたところでした。
時刻は、22時過ぎくらいだったと思います。

GENTAさんの方は、EOS 5D Mk-2 デジタル一眼レフカメラが、Error30が出るとのことで、夜半過ぎまでいろいろと格闘されていたご様子。
1枚目は上手く撮れるのですが、2コマ目の撮影に入る前にERROR表示が出るので、連続撮影ができないのだとか・・。
映像はちゃんと転送されてくる様なので、つきっきりでシャッターを切る分には問題ないご様子ですが・・・
自分の方は、さすがに昼間の疲れもあって、23時前くらいから、0時まで車で仮眠とってました。

それでも、今日はなんとも眠れず・・・
昼間の、のんほいパークで、疲れてはいる筈なんですけどねぇ・・

GENTAさんの方も、Err30に悩まされながらも、あれこれ試した結果、上手く連続撮影を行う方法を見つけたみたいです。
イメージ 6
FSQとオライオン30cm  オリンパス E-620 デジタルカメラ Z.D14-42EDにてパチリ。

夜明け前には天の川が昇ってきます。さそり座も南中を過ぎる・・・
5時には薄明の始まりを感じます。夜も短くなってきました。
冬もお終いですね。

今回、夢見が悪かったり、また、撮影のタイミングが悪かった(撮影プログラムを検討してからの撮影ではなかった)のもあって、細切れ睡眠で、ほとんど眠れませんでした。
その他にも、フィルタホィールのエラーがあったせいもあるのですが・・(それでも、大事無い筈・・・)

片付けして、6時23分。GENTAさんより少し早く、ぼうらやを後にさせていただきました。

ラッキーイメージングだと1コマ、数秒で撮影することもあって、40GBものデータを取得・・・
こりゃまた画像処理が大変ですわ・・・(;´д`)トホホ…
それでも、興味深いあるいは、作品になるようなデータが得られていれば・・頑張れるので、今回の撮影は、ちょっと期待はしてるんですけどね。
さてさて。どうなっていることやら・・です。

うーむ、なんとも、昼間に眠れなくなってきました(なので、ブログ書いてるんですが)
13,4年前に遠天の松やんから、昼寝できるって、体力ある証拠だよ。と言われて、当時は全然ピンと来ませんでしたが、今だと解るかも。
やはり当時、よく獅子ヶ鼻公園や家老平にご一緒していたS男さんも、寝られないと仰っていましたが、なるほどねぇ。やっとこの年齢になって、仰ることが判るようになりました(≧ヘ≦)ムゥ
と、いうか当時の松やんと同じ位の年齢ということで、推して知るべし、というか・・。やっぱり体力なのかなー。
疲れはあるんですけどねぇ・・・。
やれやれ、で、あります。

久々の入選

$
0
0
天文雑誌4月号の月例フォトコンテスト、なんとか二誌入選でした! (∩´∀`)∩ワーイ
ひさびさの入選で、ちょっと嬉しい反面・・
いやー・・先月号は、近くの谷島屋においてなかったので見てなかったのですが、今月号を見たら、いやー・・レベル高けェ・・・((((;゜Д゜))))ガクガクブルブル
よく、この中で、採って頂けたなぁ・・・と心底感じました・・・。

D810Aの威力!と、いうわけでもなく(いや、まぁ、D810A作品とかタカハシ製品の素晴らしさはトコトン、感じさせられましたが)、同じ様な機材構成のsora-canさんの作品も透明感があり、星像も細く美しい。かつ、銀河にはちゃんと解像感がある・・で、見とれてしまいました。
1インチセンサー機も、星ナビの方だったかな?TOAとの組み合わせだと思いましたが、馬頭星雲のSAO作品があり、これまた、自分で撮ったこともあるのもあって、あまりの見事さに暫く見入ってしまいました。
なんというか、自分のだけ、明らかに星像が太い・・!
入選した喜びよりも、なんというか、写真としての見栄えの悪さに、凹んできました・・・。

カリタツさんのネオワイズ彗星も見事ですね。
昔は、自分も彗星!とくれば、居ても立ってもいられなかったのですが・・・
さらりと書いてますが、当時、梅雨時にも関わらず、毎朝、天竜川や獅子ヶ鼻公園にでかけて、やっと雲間から撮ったのを懐かしく思い出します。
今年は、2Pエンケ彗星も見送ってしまいましたし。
夕方は、ちょっとこの時期、無理・・というのはあるにしても、流石に、もーちょっとやる気出さにゃ・・。と反省した次第・・

星ナビ 採用作 かに座の惑星状星雲Abell31
かに座にある大きな惑星状星雲です。非常に淡く、撮影にも画像処理にも、苦労しました・・。

と、いうのも、コイツ、大きい上に淡くて、構図を決めるのにも、一苦労するんですよ・・・。
当初は一晩で仕留めようと考えていたのですが、流石に無理がありまして・・
1/4の、帰省の合間をぬって?追加撮影してきました。

そういえば、昨年末の神奈川帰省時には、アトラクスのケーブルなく、テストができずにクサっていたわけですが、逆にそこでテストできていたら、この日のぼうらや遠征は無かったワケで。
当然、この作品も生まれず・・・というコトになったのですから、なんと言いますか。
人生ってのはなかなかに奇異なものですね。

見る人が見れば、判ると思いますが。
AOOベースで作画したものと、RGBベースで作画したものを、両者、ブレンドしています。
たぶん、この辺りで、中天の忘年会で、HαとのLRGB・・と言っていたnaokiさんを切ったんじゃないかなー・・
記憶ないけど(爆)
Hαをどう活かすのか、何を見せたいのか、で、作画は変わってくると思うんですよね。

本音でいえば、この作品だと、L画像が欲しかったです。と、いうのも惑星状星雲の向こう側に銀河がいくつか散見されるから。RGBでも十分写ってくれてはいるのですが、L(Clear)フィルターでも撮っておくと、銀河達がさらに主張してきて、もっと良い作品になったのではないかと思います。

いや、まぁ、また撮り直す?と言われると・・・10年後くらいにまた考えてみましょうかねー(; ̄ー ̄川 アセアセ
その頃には、また機材も変わってるかもしれませんし・・




複雑な形の銀河と、分子雲。どこまでが銀河の腕なのか、分子雲なのか。面白い領域です。

コメント欄が小さくなったせいで、細かなことは書けなくなりましたが(汗)
上の方の銀河は、相互作用で、腕が大きく剥ぎ取られているというか、渦巻銀河っぽい様な腕が広がっていると思うんですよね。
で、たゆたう星雲は、明らかに銀河系内の分子雲!
この辺りは濃い目の分子雲の様で、RGBカラー合成すると、明らかに青みがかってる色になりました。
もう少し、分子雲らしい黄色~茶色になるかな?と思っていただけにちょっと意外。

この領域は、3、4年程前に目星をつけていたと思いますが、いかんせん、光害がある自宅からの撮影は難しい・・ようやく、撮影できました。
無事、採用していただけて良かったです。


今回は、D810Aの脅威を感じてきた頃の撮影ですので、マイナー系、それも、冷却CCDならではの被写体を選んだと思います。
Abell31は、ナローバンドを絡めた作品で、デジカメでも不可能ではないでしょうが、効率という点ではあまり良いとは言えないと思います。ただ、LPS-V3の様なナローバンド気味の光害カットフィルターを使うことで、容易に、描き出してしまうのかもしれません。

NGC2634付近。分子雲も、実は、冷却CCDカメラ、とりわけ、赤外感度が高いClearフィルターで撮影した方が有利です。
そうした観点からは、1インチの冷却CCDカメラに見合った天体を、カメラの特性を活かして捉えたと言えるわけで、そこが評価されたのかな・・とは思います。

とはいえ、このままでは、早晩、入選しなくなるのは目に見えているわけで・・・
特にメジャーな対象を真っ向勝負できるだけの力はないなーと思いました。
今回は、淡い(と思わせる)天体だったので、星像の重さは目をつむってもらえた可能性を考えると、もう少し、画像処理、さらに言えば、写真作品としての完成度、見栄え・・とはちょっと違うかもしれませんが・・に工夫が必要かな、と改めて痛感!
とはいえ、うーん、そう簡単には、なかなか・・ですが・・・(いい手が思いつかない)
でも、なんとか、レベルアップしないといけませんねぇ・・。

月夜の遠征は失敗・・

$
0
0
さて、またしても、金曜日3/10。仕事が終わってから、ぼうらやさんに遠征に行ってきました!
嫁さんと子供は、子供の誕生日祝いの為に、実家に。
本当は行ければ、自分も行く予定でしたが、案の定、翌3/11は休日出勤することに・・。

金曜日晩も、20時過ぎまで職場に居て、それから帰宅して、出発したのは、20時40分くらいだったかな?
21時10分には着くなーと車を走らせた覚えがあります。
機材が一式、車載しっぱなしになってますから、出かける時は早くて良いですね。
いっそ、もう、自宅が完成しても、オライオンとEM-200は車載したまんまにしちゃおうかしらん (; ̄ー ̄川 アセアセ

さて、磐田市内は8℃と暖か。空の方も、月夜ですが、透明度は悪くなさそうです。
これだったら、ALICE-Ⅱのテストも兼ねて、銀河巡りでも・・・という気持ちになろうと言うものです。
もっとも、処理の手間を考えたら、銀河巡りは冷却CCDカメラの方が楽なのですが・・・

今後、本当にALICE-Ⅱに賭けるだけの性能があるのかどうか。
もう少し、実戦経験を積んで、判断していきたい。
ポテンシャルが高いのは判ってはいるのですが・・
イメージ 1
ALICE-Ⅱの縦縞

ALICE-ⅡのセンサはS◯nyじゃないので、縦縞がね・・。AstronomyToolsのVirtical Band Noise Reductionだったかな?これを使うと大抵は消せるのですが、今回の画像では上手くいきませんでした。
あんまり大きい天体には向いていないのかも?
撮影時にも、横にずらして撮影する等の工夫をしてみる等、対策はないわけではないのですが・・

さて、準備の方は、思っていた以上に疲れているようで・・・。
望遠鏡を載せた後、バランス取る前に、クランプを緩めた際に、ちょっと指を挟んでしまって、イタタ・・とやってしまったり・・。アホだなぁ・・。そりゃそうなるじゃん!
うーん、疲れはあるけど、余力があると思ってたのですが・・・トシとともに、だんだん無理が効かなくなってきてるなー・・・と実感・・。
セッティング自体は特に問題もなく。

ただ、理由は判りませんが、前回撮影あたりから、極軸望遠鏡がズレたのかなぁ・・
導入精度、追尾精度(ノータッチですが)から、極軸が若干ズレてるようなんですよ・・。おかしいなぁ・・。
まぁ、CMOSカメラなので、赤緯方向のズレは縦縞キャンセルの方向に働くから、今回はいいんですけどね。

セッティングを終えて撮影に入ったのが、22時40分頃。うーん、やっぱりなんだかんだで撮影開始まで1時間半かかっちゃう。昔は1時間もあれば撮影に入っていたと思うんだけどなー・・・。
遠征休止の3年間で、感覚が鈍ってるのか・・全体的に行動がトロくなったのか・・┐('~`;)┌

組み合わせる機材も変わってないし(まぁ、今回はCMOSカメラですが・・)、あ、そういや、ファインダーが狂い易くて、合わせにくいので、ここに時間が取られてるか・・最近・・
バランス的に軽い3cmのにしたのですが、これがビミョーに使いにくかったりします。ニワトリの時はあまり気にならない(数晩放置でしたから)ので、問題視してませんでしたが・・・こりゃ要改善ですね。

ファインダーって、デジタル一眼レフカメラだと不要なのですが、CMOSや冷却CCD等は当然として、ミラーレス一眼でも、EVFだとピントが合ってないと、全く使い物にならないので、案外大事なんですよね・・。
その割に、ウチのGENESISにはファインダつかないし、MT160のも、支持棒が1本折れてしまって代替えのネジを使ってるせいか、ビミョーに使いにくかったりします・・。遠征時には注意しないとダメですね・・。


さて、撮影に入ったら、あとは、電気毛布でぐっすりと寝てしまいました。
目覚まし時計に起こされて、0時前に起床。
思ったより寒い。到着時にもすでに気温は2℃まで落ちてました。寒さの底は打ったとは言え、磐田市内で8℃あったので、思ったよりも気温は下がりました。

この頃から時折、強い風が出てきました。まぁ、それは、ノータッチガイドで、1枚あたり短時間露光のCMOSなので、ダメなのは捨てれば良いから、全く問題にしてなかったのですが・・・
1時頃から、雲が・・・ Σ(゚д゚|||)ガーン
GPV予報では晴れる予報だったのにぃ・・・。

イメージ 2
オリンパス E-620 デジタル一眼レフカメラ 

1時過ぎからこんなお天気ですよ。今回は銀河巡りを兼ねて、低空の天体を狙ってみるつもりでいたので、がっくりです。
GENTAさん、遠征に行かなくて正解!

朝までふて寝。
ただ、4時頃に目が覚めたので、一応、晴れ間から撮れないかなーと思って、ピントをあわせ直そう。と、明るい星を入れて、ピントをチェック。
イメージ 3
あれっ、どうやってもピントが合わない!と、いうか、星が伸びてマス・・・
前回の事(向きを変えたら星像がおかしくなった)もあったので、なんだこれ・・やっぱり、所詮、自作機なんてこんなものか・・信用できねぇ・・
と、思ったのですが、ふと、あれ?あの明るい星って・・・

イメージ 4

土星でちた・・_| ̄|○ il||li
てっきり、アンタレスだと思ったのですが、曇っていて星座が判らなったとはいえ、疲れていたとはいえ、とんだ間抜けっぷり・・。
どちらにしても、信用できないのは自分じゃん!と、ゆーオチ・・。

そのまま夜明けになりましたので、フラットを一応撮影して、6時15分。帰路に着きました。

結構、車で寝ていたんですけどね。疲れていたようで、昨日はちょっとシンドかった。
今日も、10時過ぎまで寝てました。
疲れが抜けきってないので、例会開始までもう少しあるから、も、ちょい寝てようかな・・
うーん、画像処理が一向に進みません・・・

遠天例会 3/12

$
0
0
日曜日は、例会でした。
準備をしていたら、少し遅くなりましたが、14時半前には到着。

早速、例会会場で、Tezさんに、SE赤道儀を診て頂きます。
イメージ 1
SE赤道儀調整中  フジ X-A1 デジタルカメラにて

SE赤道儀のギアをベアリング入りのものに換装して頂き、さらに、自分がサボっていたギア調整を丁寧にやってくださいました。
おまけにコントローラのVerUpまでしてくださって、至れり尽くせり。
本当にありがとうございました m(_ _)m

その間に世話役のタシロさんから、観測地についての議案が出ていました。
共同観測所となると、お金を始め、いろいろと問題も出てくるので、ちょっと難しいかな、と感じましたが・・
どうなるかな?

イメージ 2

その後は、Tezさんの自作ソフトの多機能さにみなさん、釘付け!
極軸調整(PolaMasterとEQ Alignみたいな感じかな?)機能にマルチガイド機能など、かゆいところに手が届く素晴らしいソフトだと感じました。
機能は実装完了しているので、後は、バグ取りだけだとか。
完成を楽しみにしています!

イメージ 3
ロンキーさんのASI1600MM-Cool 

それから、ロンキーさんがASI1600MM-Coolを持ってきてくれていました。miniフィルタホィールもつけてあって(ちなみにスケアリング調整でかなーり傾いていたのが気になります・・)、こちらもボクも後日買いたいなーと思っていたシロモノだったので、重量や造りなど、確認できたので良かったです。
miniFilterWheelの方は造りはしっかりとしていて、かつ、軽量で好印象です。
ASI1600MMの方も、USBハブがあり、とても使いやすくできていていいですね。

ASI1600MMとフィルタホィール、Φ31.7mmフィルター込みで重量的には600g程度でしょうか(感覚的ですが・・)
カメラ自体の重量は、SXVR-H694と比べて同等程度、と感じました。

今回も試しに、冷却あり/なし、でラッキーイメージングで使いそうな15秒露光で拝見させてもらいましたが、さすがに、気温18.8℃の環境下では、ノイズはかなり増える様子。ASI178では、この程度の露光時間だと許容範囲内だったのですが、MaxImDLでのStd値は、11→43と大幅に増大しました。
センササイズが大きく、画素数が多くなると、発熱量が大きくなるんですよ・・。
うーん、しまった、画像はUSBメモリに保存してもらってくれば良かったなぁ・・。

ほんまかさんが、非冷却で素晴らしい写真を撮られてますから、ダーク減算すれば、1枚あたり1,2分程度の露光での撮影なら、全く問題ないレベルかも。
ロンキーさんの方が、お時間が無いとのことだったのもあり、もう少し、どこかで検証したい。

ただ、プリセットではHiDynamicRange、Gain0←DeepSky狙いなら当然と思う) Offset10となっていましたが、この設定で、バイアスレベルも潜る事なく十分な感じでした(BIASレベル 200 cout程度だったか・・?少し余裕をみています)
ヒストグラムを見ると、幅がややある(素子毎の輝度値のばらつき)と感じましたが、うーん、ちゃんと解析しないとなんともいえませんが、もう少し、Offsetの値を落としても良いかな、と思いました。

非冷却タイプも、小型・軽量・高画質であることを考えると、その存在価値は高いので、なかなか悩ましいですね。手軽かつ高画質は、個人的にはとっても魅力的・・・

ロンキーさんはM3を撮って作例を見せて貰いましたが、セッティングがどうだったか判りませんが、恐らくゲインも入ってる方を使ったと思います。
さすがに、それだと、飽和が早く、球状星団の中心部はトンでしまっていました。
この辺り、12bitA/D変換だから、と結びつける人もいらっしゃるかもしれませんが、実際にはGainの設定の方が効いくると思います。(が、実は、それだけセッティングがシビアーになるとも・・)
ただ、飽和レベルの速さ以外、淡い部分の描写等で、よりハイビットの14bitのデジカメ等に劣るものではありません。・・・多分 (^^ゞ
いや、まぁ、自分で使わないとネー (; ̄ー ̄川 アセアセ

縦縞は無く、横縞は、画像を縮小していくと、パターンが見えてきますが、ボクのQHY178よりも遥かに少ないと思います。Panasonicセンサ、なかなかに優秀ですね!
QEの情報がないのが残念ですが・・・。本当に、QE65%以上あるなら、ボクが期待している1.1型12MPのPregius IMX253よりも優秀かもしれません。フォーマットサイズからすると、このセンサも魅力的だなぁ・・

あとは、簡単にステライメージでの画像処理を行ったりして、なんだかんだで、あっという間に17時に。

帰宅時に、ハルカイさんとお話をしていたら、フジの中版デジタルカメラ、GFX50Sが、車にあるよ、ということで、無理を言って、見せて頂きました。
げげ、なにこの立体感・・・!!(◎-◎;)!!
重量的にはフルサイズと同じ位ですが、出来上がってくる映像は素晴らしいのひとこと。
なんだ、この立体感は・・・!!
AFも、さすがに、EOS1D系の爆速に比べると、1歩劣るかもしれませんが、ミラーレスらしからぬ早い合焦。
うわー・・こりゃあ、見ちゃいけないモノを見てしまった様な・・・。SDカード、自分の入れて撮らせて貰えば良かったなー・・。
ハルカイさんの情報からすると、赤い星雲もこれまでのフジのデジカメ同様、ちゃんと写るそうです。



イメージ 4
明星の誕生日祝い フジ X-A1 デジタルカメラにて 

帰宅後、神奈川から帰宅した、嫁さんと明星とで、誕生日祝いで、Coco'sに行ってきました。
ファミレスなんですが、誕生日だとスィーツ等、サービスされるということで、出かけてきました。
ただ、磐田店(いつもの、豊田町図書館の近く)は車が一杯で止められなかったので、袋井の方まででかけました。あれっ、アパートからだと、こちらも同じくらいの距離かも・・。案外近いなー・・。
イメージ 5
自分の方は、ジャンバラヤを注文しましたが、なかなか美味しかったです。

たまには、ファミレスもいいですね。
そろそろ、子供も大きくなってきたので、静岡県民としては、『さわやか』にも行きたいところです(笑)
げんこつハンバーグ。(ちょっと、よそから写真を拝見。リンクも貼ってます。)
ほとんど生に近いので、賛否両論あるようですが、あくまでも静岡県内で新鮮な挽肉を届けるとのポリシーで、静岡県外への展開は無いようです。
ステーキで言えば、ブルーレアの状態ですかね。
最初に行った時は、流石に、ちょっとビビりましたが、同社のポリシーと実際に食した味を知ると、これはちょっとやみつきになりますね。
さすがに、子供が小さいと熱いプレートで、なかなか・・(と、いいつつ、岡山のお義母さんが来られた際に、1回行ってたりしますが・・ ^^;)
3歳になったことだし。そろそろ、さわかやデビューさせましょうかねー(って、自分が食べたいだけなんですが ^^;)

8の字星雲

$
0
0
そろそろ、月例フォトコンテストに応募する作品を仕上げねばならないのですが・・・・
うーん、どうにも、イマイチ・・です。
画像処理って、トーンカーブ調整なども含めて結構、気分、というかメンタルな面が、そのまま反映されてしまうのもあって、疲れてる時にやっても、綺麗にならないデス・・ε=( ̄。 ̄;)フゥ 
疲れてると、ギスギス、ギトギトしてきてしまう・・・。困ったものです。

まあ、データとしては、モノになるのではないか?というのはいくつかあるのですが、今月はなんとか1点仕上げるのでやっと、ということになってしまいそう・・

8の字星雲 オライオン30cm反射望遠鏡 with ビクセンレデューサR 1056mmF3.52にて QHY5III178Cにて

8の字星雲は、ハッブル宇宙望遠鏡による画像で有名な(?)天体です。
日本からは、南に低いこともあり、また小さい天体ということもあり、なかなか撮影している方は少ないかと思います。
実際、自分も撮影するのは、12年ぶり?前回は、2004年秋だったか・・
LINEAR彗星 C/2003K4が昇ってくる前に、前座として、獅子ヶ鼻公園で撮影したのでした。

今回は、QHY178Cの色彩を見てみたいのもあって撮影したのでした。
惑星状星雲らしい、青緑色が良く出てくれるようで、これなら、M57等も美しく表現してくれそうですネ。
いずれ撮影してみようと思っています。

イメージ 1

さて、今晩は晴れそうです。
月の出は夜半からと、やや早いですが、ミュートンさんも行かれる様ですので、ぼうらやさんに出かける予定です。
月はさそり座の辺り・・と、ちょっとイヤな位置です。
何を撮ろうかな?CMOSカメラ、冷却CCDカメラによる銀河巡りか・・
CMOSカメラは処理が追いつかないので、今回はおとなしく冷却CCDで銀河巡りかなぁ。
イメージ 2
NGC4650a オライオン30cm パラコアⅡ ALICE-Ⅱ 半自作CMOSカメラ 6秒×236コマ

画面上の小さい回折像が出てるみたいな銀河がNGC4650aです。ハッブル宇宙望遠鏡ではそれこそ、素晴らしい画像ですが、アマチュアレベルでは撮ってみても、こんなもんですよ (。・ω・。)
先週、月夜で撮影してきたものですが、うーん、どうもALICEⅡだと月夜の撮影は得策ではないみたいです。
変なムラも出てるし・・
低空には薄雲があったと思いたいくらい、写りが悪いですしね・・・。
もう少し、写ってくれても・・と思ってしまいました。このカメラの性能に期待しすぎた面はあるかもしれません・・
まぁ、銀河の腕までしっかりとは写っているのは確かですから、過小評価すべきではないとも思ってますが・・

もう少し、このカメラに賭けるだけの価値があるかどうかは、実戦を積んで判断した方がいいかも?
その一方で、どうしても多数枚になるので、画像処理が追いつかないんですよね・・・

さて、今晩はどちらのカメラを使おうか・・。

ぼうらや集結! 3/19 

$
0
0
3/19(日)。翌日、3/20(月)は、珍しく、会社もお休みでした。
いや、まぁ、土曜日にしっかり休日出勤してきましたが・・
どうせ、今週も忙しい(最後のヤマ場)のは判ってるので、どうせ1日出るなら、土曜日の方が気が楽というものです。
おかげで?日曜日は、AM中は画像処理していたのですが、昼にはぐっすりと昼寝。
起きてみたら、もう、BSで直虎が始まる時間でした (; ̄ー ̄川 アセアセ

さて、今日はミュートンさんからお誘いがありましたので、ぼうらやに出かける予定です。
が、嫁さんが、星は見えてるけど、なんか、曇ってない?と、いうくらい空が霞んでいます・・・
( ̄~ ̄;) ウーン
諸々用事もあるので、出かけるには出かけるのですが、なんというか・・・やる気が出ない空・・・。
Tezさんに調整していただいたSE赤道儀で、彗星を撮りたい!と思っていたのですが、むむむ、これでは、なぁ・・
と、持っていく予定だったNewFD300mmF2.8L望遠レンズはお蔵入り。
一端、車まで持ってはいったんですけどねぇー。まぁ、300mmで撮る透明度じゃないな、と判断。
現在、手持ち武器は、ほとんど無い為、SE赤道儀の運用はそうそうに諦め、でした。

さて、なんだかんだで、うだうだしているウチに、時刻は20時を回ってしまいました。
嫁さんに、こんな天気じゃ、行っても誰もいないんじゃないの~?と、揶揄されながら、
まぁ、ぼちぼち、行くかぁ・・と、出発。
磐田市内の気温は13℃。かなり暖かです。

ぼうらやに到着してみると、!?(〃゜口゜)!? えぇ
車を止めるところに迷うくらい、遠天の仲間たちが来ていました (◎-◎;)!!
イメージ 1
ぼうらや集結! オリンパス E-620 デジタル一眼レフカメラ Z.D 14-42EDにて。

なんとも、すっきりしない星空なのは写真を見ての通り、なのですが、3連休の中日ということもあってか、むしろ、逆にテストには都合が良いということなのか・・・
遠天の仲間たちが大勢集まりました。

イメージ 2
ハルカイさんは、フジの中版デジタルカメラ、GFX50Sのテスト撮影に来られていました。
赤い星雲を狙ってみたい、とのことでしたが、この霞んだ空で、すでに西に低くなってるしねぇ・・と、言いながらも、SS-One化されたGPD赤道儀で撮影テストされてました。
Hαの赤い星雲も、バッチリ写るそうで、バーナードループもちゃんと写るよ、とのこと。
こりゃ、ラージフォーマット対応望遠鏡をお持ちの人には、良い選択肢となるのではないでしょうか。
前回の例会後に触らせて貰って、EOS1D系ほどのAFの速さはないですよねー・・と感じた感想をそのまま伝えたら、さすがに動きモノにはまだまだ。でも、ポートレートとか、ウェディングには最高だよ!感度上げても綺麗だしね!との事でした。
マウントアダプタで、EF300mmF2.8Lと接続してみることも考えられている様です。周辺のケラレは出る様ですが、全くダメではないようだよ?と、さすが、人脈の広く情報通のハルカイさん。
明日は仕事、ということで、夜半前に帰られました(一番上の写真でも、すでにハルカイさん、片付け中・・)

イメージ 3
ミュートンさんのBaby-Q 

ミュートンさんは、天体写真専用一眼レフデジタルカメラ、D810Aに、望遠鏡はFSQ85ED!制御ソフトはステラショット!
PolarMasterも装備した、王道を行く組み合わせ!

・・・でも、赤道儀はNewATLUXという・・(^^ゞ
うーん、DCモータ機はちょっとクセがあるんだよなぁ・・
だから、というわけでもないでしょうが、ステラショットからの追尾だと、星像が伸びてしまうことがあるようで・・・
PHDからやってみたら?と云ったら、出てきたのは、PHD2!
おまけに日本語化していて、何がなにやら・・・
yamatomoさんとGENTAさんもいろいろとアドバイスしてくれてましたが、日本語化されているせいで、的確なアドバイスは出来かねる・・という感じがしました。
だって、Foce Calibrationとか、ふつーに使う機能が全く判らないんだもん、、、、

ステラショットの、インターバルも、個人的には非常に謎なオプションだったので、これって、本当に必要!?と超疑問に感じたのですが、ヘルプを見ても解説無し・・・。
なんだ、コレ・・・・。

ガイドなんて、上手くいっていれば、その設定が、ベストだと個人的には思っているのですが、上手くいかなかった時のとっかかりの情報が一切なかったので、ちょっと、参りました・・ステラショット。
だから、PHDで、と、いう流れにしたんですけどね・・・。日本語化されたPHD2だと、またまた謎が深まるばかり????
ミュートンさんは情報に敏感なので、次々と最新Verを使われていくし、嗅覚は優れてる(だからこそのBaby-Q、D810A!)のですが、周囲が、ついていけてないので、いざ、情報交換、という時には、我々が持つ、技術・知識が周回遅れなので、結果的に、役に立たないという・・・爆
せめて、旧Verのソフトを入れておいてくれると、いろんな意味で、お互い、良い情報交換ができたと思うのですが・・・

ボクもGENTAさんも、PHDは、Ver.1.14だしなぁ・・(いや、でも、このVerってすげー安定してるのよ・・マジで)
今回、GENTAさんも、Ver.1.14使ってると聞いて、個人的には、ちょっとホッとした面も・・(; ̄ー ̄川 アセアセ
この後のVerも、もちろん試したのですが、イタイメあったし、ということで、未だに、1.14を入れてあって、使っていたのですが、GENTAさんも同じVerを使われていたのは、ちょっと嬉しい出来事でしたねー・・・。
いや、まぁ、PHD2も、もちろん、入れてありますけどね・・・。

イメージ 4
GENTAさんは、FSQでいろいろとテストされてました。
EOS60D冷却改造デジタル一眼レフカメラや、EOS1DX赤外カット改造デジタルカメラでのテストなど、など。
次につながる様な撮影をされてる印象を受けました。

その奥には、タシロ大佐のMT-200が控えます。
yamatomoさんが作成した自動導入装置のテストを行われてました。
MT200とNJP赤道儀の組み合わせですが、遠征で持ち出すのは大変!
それでも持ってこられるので、気合、入ってますねぇ・・・。
yamatomoさんの作成された自動導入は、導入精度はバッチリでしたが、TelescopeEast、Westの判定が無いので、その点が問題だったようでした。
タシロ大佐からは、汎用星像ソフトからの制御を求められてましたが、ASCOM対応ドライバを作らないといけないので、難しそう・・
プログラム言語は最近は、何を使うのかな?とおもって聞いてみたら、EXCELのVBAで作ったとのことでした。
見た目が結構立派でしたので、コンパイルしたものと思ったので、VBか、VCか。JAVA?と思ったのでした。
VBAなら、いろいろと改善もしやすそう。


アトラクス赤道儀すら、遠征に持ち出したのは3回かな?ボクは、その程度です・・・
ま、オライオン30cmF4改だと、EM-200で十分じゃん?というのもありますが。
EM-200で動くならば、それはそれで、やれるだけのことをやってみようじゃないか。
とは思っています。
イメージ 5
ッツー訳で?いつものとおり、EM-200赤道儀に、オライオン30cmF4反射望遠鏡を乗っけてマス・・(^^ゞ
その隣は、VISACを組み立て中のyamatomoさんです。
光軸は良好そうでしたが、主鏡抑えのネジ 1本が抜けてしまった?のか、ガイドは上手くいっていても追尾エラーで、カクン、と動く様で、星が⛄ゆきだるま状になっていました。
いろいろと、要因を突き詰めて、ミラーの固定に問題があるだろうと判断されて、1枚あたり5分→2分に切り詰め、対処されたあたり流石だなぁ・・と、舌を巻きました。


イメージ 6
夜半を過ぎると、月が・・
さすがに、ハルカイさん、タシロさん、GENTAさん、と、徐々にみなさん、撤収されていきます。
空もご覧の通り、薄曇り。
これじゃあねぇ・・。
GENTAさんとyamatomoさんは2時過ぎまで、ミュートンさんに、いろいろとアドバイスをしていましたが、、、
朝まで残ったのは、ボクとミュートンさんの2人だけになりました。

もっとも、この後、 透明度や薄雲からは回復したのですが、風が・・・Σ(゚д゚|||)ガーンm
月もあるし、ってんでダメもとで撮らせて、車の中で、ふて寝してました。

薄明でフラットを取得して、お腹の調子が、悪かったのもあり・・・
速攻で、失礼させて頂きました(爆)
トイレが無いのが、ぼうらやさんの欠点だなぁ・・(と、夜中にyamatomoさんと話をしてました 爆)
いやはや、アブナカッタDeath・・

帰宅後、一息ついて、卓球仲間からのお誘いもあって、浜松アリーナで、練習してきました。
うーん、もうちょっと、こちらも上手くなりたいなァ・・!
最近、目が・・動体視力がオチてきたみたいです・・(;´д`)トホホ…

何はともあれ。
仕事・天文・卓球、と、充実した三連休(いや、仕事は休みじゃねー・・だろ 爆)になったのでした。

QHY5III178C

$
0
0
天体写真を機材毎にまとめてみようかな、と思って、新たにギャラリーの書庫を作ってみました (^^ゞ

■QHY5III178C
裏面照射型CMOSカメラ STARVISセンサー
センササイズ 7.32×4.91mm(1/1.8型)
600万画素 裏面照射型カラーCMOSカメラ
画素ピッチ 2.4μ×2.4μ
ローリングシャッタ 14bitA/D
冷却無し。

感度も高く、面白いカラーカメラだと思います。選択肢が多いこともあり、なかなかチョイスする人は少ないかもしれません。また性能を活かすには明るい光学系(F4以下、モノクロなら、F3以下・・・)が必要で、その点でも使い手を選ぶとも言えます。
600万画素の画素数がありますが、実際にこれを活かし切るのは至難の業でしょう。
ただ、カラーカメラとして考えれば、いざとなればBayer配列であることを理由として、ソフトウエアビニングで、150万画素相当のカメラと見なすことも出来、その場合は、4.8μ□のカメラと扱うことができますから、F5クラスの光学系との組み合わせでも相性は悪くはない・・・
そこでDrizzleをかけて画素数補間するのは本末転倒でしょうか?ちょっと悩んでいるところです・・。

星雲の写りから、期待していた、SXV-H9Cの後継としての役割は十分に果たしてくれそうです。

何回か、記事に書いていますが、このSTARVISセンサーのカメラは、IMX290と共に、従来の天体写真の概念を覆すだけの性能を秘めています。
とりわけ、IMX178には十分な画素数も備わっているのもあって、いつかは入選!と考えている野心家にはオススメかな・・・(特にモノクロ版)
まぁ、そういうことはこのカメラで入選してから言えと言われそうですが (^^ゞ
活用性が高いカメラなので、いずれは・・と思っていますので、もうしばし、お待ちくださいませ ;≡ワ≡

8の字星雲 オライオン30cmF4反射望遠鏡 レデューサR使用 1056mmF3.52 QHY5III178C
4秒×201コマ

惑星状星雲の色彩は、緑系が強くでるようです。

まゆ銀河 NGC4485,4490 オライオン30cmF4反射望遠鏡 レデューサR使用 1056mmF3.52 QHY5III178C
露光時間は、15秒×225コマ=56分15秒

NGC系のマイナーな銀河も、1枚あたり、15秒かければ十分。
と、いうか、非冷却カメラなので、これ以上露光時間を伸ばすのは得策ではないと考えています。

M42中心部 オライオン30cmF4 直焦点 4秒×26コマ

テストには最適な天体ですよね~!
6重星、トラペジウムがしっかりと分離しています。さすがに1/1.8型CCDのサイズではF4ニュートン反射はコマコレクター等の補正レンズが無いとちょっとキビシイです。コマが目立ちます。
色彩も実に見事。中心部のOIII線は青緑色に、翼の部分はHβ?主体でしょうか。青色にきちんと再現しています。
良いセンサーです、STARVIS!

馬頭星雲 GENESIS SDF屈折望遠鏡 540mmF5.4 15秒×366コマ

さすがに、F値が大きすぎる為、このカメラの性能を発揮できていると思いません(F4以下で使うべきカメラだと思っています)が、1枚あたり15秒でも、十分に淡い部分まで写っていると思います。
とはいえ、ダークをサボったので、左下のAMPノイズがちょっと目立ちますね(軽減するように画像処理はしてますが・・)

子持ち銀河M51 GENESIS SDF屈折望遠鏡 15秒×340コマ

親銀河と子銀河の色彩の違いも表現できています。ディテールも口径10cmとしては十分。淡い、でんでんむしの目の部分も写っています。




DMK/DFK21AF04

$
0
0

■DMK21AF04/DFK21AF04

ICX098BL/ICX098BQ搭載のデジタルCCDビデオカメラ。
1/4インチCCD、33万画素 10bit/ADC 出力8bit
画素サイズは5.6μ。

◎30Hzで高速動画撮影が可能。
◎30秒露出まで露出延長可能、天体ビデオ撮影ができる。
×33万画素しかない。
×やや感度は悪い。
◎動画撮影機能を活かし、ラッキーイメージングで高解像天体撮
影を可能とする。
◎対惑星用カメラとして画質、ホワイトバランスが良く使いやす
い。


2017年現在となってはさすがに性能的に見劣りする面は強いが、カラーとモノクロ双方を所持していた点では使い勝手が良く、応用性も高かった。(2016年、カラーカメラは故障・・・)
トラペジウム 星ナビ 2009年4月号 入選作品 ASC-11 DeepStriker クローズアップAC Pro1D使用

DMK21AF04 0.5秒×? DFK21AF04 4秒×? 4コマモザイク合成

画素数が少ないハンデを、カラーカメラのみ、4コマモザイクで補っています。中心部のみ、モノクロカメラで、1/2秒露光で、撮影。
結果として、トラペジウムを6重星として捉えることができました。
・・・これって、ひょっとして、地味に、アマチュア天体写真では初なんじゃ・・・?
真冬の撮影でシーイングは決して良くなかったと思います。
余談ですが、撮影中に、GENTAさんが、来られてガイドアダプターを持ってきてくれたのを未だに覚えていたりします (^^ゞ
めっちゃ寒い中、撮影してたなぁ・・。まぁ、ニワトリですが。

ソンブレロ銀河 M104 オライオン30cmF4 反射望遠鏡 直焦点 DMK21AF04 4秒×756枚 カラー DFK21AF04 8秒×223枚

小さいセンササイズの特徴を活かして、最もキレの良い直焦点で使用できることも利点の一つ。

リング状星雲 M57 オライオン30cmF4反射望遠鏡 直焦点 DMK21AF04 4秒×1077コマ DFK21AF04 8秒×273コマ

シーイングが良い時期だと、さすがに1/4型CCDの小さなセンサでもコマ収差が気になりますね・・
とはいえ、構造は良く写ってるなァ・・


おとめ座A M87 オライオン30cmF4反射望遠鏡 直焦点 DMK21AF04 2秒×1652コマ DFK21AF04 8秒×241コマ

中心から吹き出すジェットを捉えたかった事もあり、ラッキーイメージングで臨んでみました。付近の小さな暗い銀河も写っていることは注目に値しますが、反対にM87の淡い広がりは全然描写できていないことから、限界も見えますね。

かに星雲 M1 オライオン30cmF4反射望遠鏡 直焦点 DMK21AF04 4秒×? DFK21AF04 8秒×?

データがありませんが・・・。シーイングが良いうちに、ということで、9月中に撮影しています。
そのかいもあって、中心部の切れ味は絶大。これくらい写っていると、パルサーからの波紋の変化も捉えることができるかも?
DFKカメラのカラーバランスの良さも伝わってきます。いいカメラを亡くしてしまった・・。まぁ、今後はQHY5III178Cに期待しておきます。

大赤斑とガリレオ衛星の移動  MT160反射望遠鏡 パワーメイト5倍 DFK21AF04

こういう被写体を気軽に撮影できるのがカラーカメラの良いところですね~

金星の雲の様子 オライオン30cmF4反射望遠鏡 パワーメイト5倍 UV/G/IRによる三色分解合成

UVで撮ると金星の雲の様子が美しい。
CCDはCMOSと違って、固定パターンノイズに悩まされずに済む点で、光量が低下するUV撮影やIR撮影では、ASI120MMよりも良い結果となった。と、いうか手持ちのUVフィルタは半値幅が狭いこともあり、ASI120MMでは固定パターンノイズで、Registaxでの位置合わせすら上手くいかない始末・・・
恐らく、今後も、金星撮影では、DMK21AF04が活躍してくれると思います。

フジフィルム X-E1

$
0
0
1600万画素 X-TranceCMOSセンサ搭載 ミラーレスカメラ

◎高感度!
◎Hαに高い感度!!
◎小型・軽量
◎天体写真の画質が大変良い(デジカメとして)
△バッテリーの持ちやや弱い?
×現状、RAW状態でのダーク減算が出来ない(但しダークは少ない)→R-Stackerで可能(未チェック)
◎画素数が16MPあり、モノクロ8MPのST8300Mに比べてもプリント時の星像はシャープ
◎APS-Cフォーマットの(自分としては)広い画角。
◎画素ピッチ 約4.8μと無理が無く、望遠鏡との相性が良い(F4~F7程度の光学系に適する)
◎EOS Kiss用のリモコンが使える。

購入したのは、2012年末なので、今年で、5周年目を迎えてしまいますね (^^ゞ
さすがに、ちょっと調子が悪くなってきてるのですが、まだまだ現役で使っています。
未改造機ながらも、Hα線への感度が高いのが、一番のウリではないでしょうか!
何回か書いていますが、Sh2ガーとか言わなければ、いや、まぁ、この性能なら、シャープレスカタログの天体でも、ある程度は対応できそうな気がします(効率はもちろん、良くありませんが・・)


三裂星雲と干潟星雲  GENESIS SDF屈折望遠鏡 with NPR-1073レデューサ。 約430mm F4.28
フジX-E1 デジタルカメラ 5分×19コマ@ISO1600 天竜の森にて

M8からM20に伸びる淡い赤い星雲もちゃんと写っています。
個人的には、ここまでHαが出てくれれば、十分だなぁ・・と、いうことで、D810Aには食指を動かさずに済みました (; ̄ー ̄川 アセアセ

カリフォルニア星雲 フジ X-E1 (未改造) NewFD300mmF2.8L望遠レンズ 5分×11枚 ぼうらや駐車場にて

明るい望遠レンズとの組み合わせ、ということもありますが、赤い星雲も、その周囲にある分子雲も、ちゃんと描き出してくれました。
もっとも、さすがに、露出枚数が足りてないので、2k画像だと粗が見えちゃうので、ちょっと小さめな画像をリンク (; ̄ー ̄川 アセアセ
うーん、この写真も、ブラッシュアップして、今年の遠天写真展に出してもいいかも・・・。

上空1万メートル?機内から南十字 フジ X-E1 XF18-55mm 18mmF2.8開放 1/4秒×3コマ@ISO6400
まさか、手持ちで、天体写真が撮れる時代がくるとは・・・
ほぼ発売後に購入したので、かなりいいお値段(10万円越え)していた時に買ってしまったのですが、この写真が撮れただけで、後悔はありませんよ!


ふくろう星雲M97とM108銀河 MT160反射望遠鏡 MPCC 1000mmF6.3 7分×14コマ 

X-TranceCMOSセンサのキレ味は抜群で、構造描写はモノクロ冷却CCDと遜色ありませんでした。またS/Nも良く、光害地でも良く写ります。デジカメも、とうとうここまで進化してきたか!と驚きでいっぱいです。
強いて挙げれば、背景のノイズ(もこもこ感があるのはX-Tranceのせいなのか、自分のノイズリダクションがイマイチなせいか・・・)や遠方の銀河の写り等は、まだまだモノクロ冷却CCDカメラに分がありました。

ST8300Mでも、同じ機材で撮影してあったのですが、中天のひろGさんは、見事に冷却CCDカメラの優位性を見抜かれてました。
自宅からの撮影ですからね。遠征すれば・・・、と、いいたいところですが、恐らく覆ることはないかな。
モノクロカメラは、L画像、すなわち、全波長域で捉えることができるので、やはりオンチップカラーフィルタで光量を1/3に減じてしまうカラーセンサーはギリギリの面で不利になります。特に、遠方の銀河は赤方偏移で赤外へと波長がシフトしているのもあって、クリアフィルタで全波長域で捉えている自分の作例では、写りの差は歴然としています。(まぁ・・M97,M108自体の描写はほとんど変わらない気がしますが・・)ちなみに、ST8300Mの作例はこちら

ふくろう星雲を見ると、Hα線の赤が物足りません。が、これは、Hα線への感度が低いからではなく、OⅢ線への感度が高い為、相対的に、そう見えてしまうだけなのは、上のカリフォルニア星雲の作例を見れば理解できるかと思います。
オリオン座大星雲 M42 自宅庭にて 800mmF4(ε200) 5分×4+30秒×10コマ

自宅でのテスト撮影画像ですが、見事に、リアルに描き出してくれたと思います。露光時間は比較的短めですが、M42の上にあるランニングマン星雲が、青色だけではない内部が紫がかっているあたりにHα線への感度の高さが伺えますね。

亜鈴状星雲M27 MT160反射望遠鏡 MPCC仕様 1000mmF6.3 UHC-E 光害カットフィルタ使用 自宅にて
5分×28枚@ISO1600 星ナビ 2015年10月号 入選作

ネビュラフィルターを用いて、自宅から撮影した亜鈴状星雲です。
UHC-Eとカラーカメラの組み合わせは前々からやってみたかったのですが、やっと実現しました。
こってり濃厚系ですが、このカメラの感度なら、もちろん、散光星雲でも面白いと思います。
まがたま星雲 NGC281 1000mmF6.3 MT160反射望遠鏡 MPCC使用 光害カットフィルターLPS-P2フィルタ使10分×14コマ(@ISO400)

これも庭先テストで撮影したものですが・・・。ストロンチウムの炎色反応の様な透明感ある真紅の星雲に惚れたものです。

夕暮れの月  浜松天文台専門利用 Nikon20cmF12アポクロマート屈折望遠鏡直焦点
フジ X-E1 ISO400 ダイナミックレンジ200% 1/60秒露光 1枚撮り

2014年3月9日の薄明中の月面です。フジフィルムのカメラは、X-Trance配列による切れ味の良さ。それとフィルムエミュレーションによる色彩再現性の高さ(特に記憶色か)の2点から、月面向きのカメラだと思います。
キレッキレ!まぁ、今回、望遠鏡が望遠鏡ですが・・ (^^ゞ

ラブジョイ彗星のイオンテイルの変化 天文ガイド2014年2月号採用作
NewFD300mmF2.8L望遠レンズ 獅子ヶ鼻公園東茶畑にて。

12/5未明のラブジョイ彗星は、非常に活動的でイオンテイルがみるみる変化していきました。
この様な現象を捉えることができるのも、高感度カラーカメラであるX-E1ならでは、です。

ししのトリオ銀河 VISAC withレデューサ 1280mmF6.4 フジ X-E1 5分×10コマ@ISO3200

この写りだと、正直なところ、イプシロン200+ST10XMEに完敗です。
もっとも、途中で曇られた為、総露出時間としては、50分と少なめで、消化不良ではありますが・・
露出を伸ばしても・・とは思いました。
感度面というところでは、あともう一歩、あればモノクロ冷却CCDカメラの代替えを真剣に検討できそうです。
もっとも、その可能性を感じたからこそ、いろいろとテストしてみたんですけどね。
今後、有機三層CMOSセンサ等が出てきた暁には、さらに真剣に置き換えを検討せねばならないでしょう。
D810Aは、もちろん、X-E1よりも良くなってると思いますが、画素ピッチが同じだけに、ある程度、想像できるだけに・・・。安くないカメラですからねー・・。
興味が無いといえば、ウソになりますが・・・。まぁ、我慢我慢 (; ̄ー ̄川 アセアセ
どちらかというと、裏面照射のα7RⅡの方に興味が湧かないではないですが・・・。ま、確証も無いのにこれ以上、マウントは増やせないねェ・・。
っと、全く、手をこまねいているワケではなく・・・
α7RⅡは推定4.5μピッチの裏面照射CMOSセンサーです。QHY5III178Cは、2.4μ画素ピッチの裏面照射型なので、ソフトウエアビニング2×2を行うことで、疑似的に4.8μ画素相当のPhotonが得られます。
これである程度の想像は・・・ま、つかないんですけどね(爆) ノイズ量は、ソフトビニングだともともと大きな画素ピッチのカメラに比べて倍になりますから・・
とはいえ、まぁ、想像力を働かせるには十分かと。
うーん、まぁ、やっぱり、モノクロ冷却CCDの置き換えには至らないかなーと、少なくとも大枚叩いて冒険はできないな、というのが個人的な結論です。
もちろん、狙う被写体によっても着目点が変わってくるので、一概には言えないのですが、系外銀河の撮影の置き換えが可能か否か?という点に於いて、冒険する価値はないな、と感じたということです。

フジ X-E1 MicroNikkor 55mmF2.8にて モデルは、豊田ファッション 原木 葵さん

もちろん、未改造のカメラですので、普通の写真でも活躍しています (^^ゞ
フジ X-E1 PENTAX50mmF1.4→F2にて モデルは、豊田ファッション 遠田 ちせさん

なんだかんだで、フォーカスピーキングがあるおかげで(天体写真では逆に、ピント外すので注意!惑わされる!!)、手持ちのMFレンズが活かせるのもあって、いろいろと楽しんでいます。
お気に入りのカメラなのであります。

ぼうらや遠征さんざんでした・・(。・ω・。)

$
0
0
年度末進行の仕事も、一段落。
明日(ってかもう今日だよ・・)は、嫁さんの用事があり、子供の面倒を見る為に、有給とっています。

さて、そうなれば、せっかくの休み前。昨晩のGENTAさんのブログ記事を読んだこともあり、写欲が刺激されてきます。
とはいえ・・・。週間予報では良かったお天気も、夜半から曇る予報に・・。その前の時間帯もちょっとアヤシイ雲が横切るみたいなGPV予報です・・・

うーん、どうしようかなー・・・
と、残業もなくなったので、久々にジョギング(と、いっても、軽く、3.5km程に止めますが・・)していると頭の中が整理されてきて、41Pは、撮っておきたいなぁ。風は強そうなので、オライオンは無理だし、ふむふむ、行くなら、NewFD300mmF2.8望遠レンズ+フジのデジタルカメラX-E1でノータッチガイド、お気楽撮影はアリかも。
でも、透明度悪そうだナー・・・

夜半で帰るとなると、フラット撮影はできないので、フラット無しか、後日撮影で済ませられる方法は・・
などなど・・。
体を動かしながら、頭も働かせると、意外といいアイデアが生まれるものです。
まぁ、流石に、半年サボったツケで増えた体重もあり、めっちゃ筋肉痛になってますが・・(≧ヘ≦)ムゥ
なんだかんだいっても、体動かすのは好きなんですよね。

で、結論としては、夜半まででも晴れるなら、行ってみよう、ぼうらやさん!
と、いうわけで出かけてきました。

まぁ、帰宅してみると、昨年10月頃に購入したNECのWindowsタブレットが、ネットに繋がらない・・という嫁さん。
うーん、少しいぢってみたのですが・・・
USB C(Andoroid)を通常タイプに変換するコネクタ挿して、キーボードを挿して、BIOS画面をチェック!
うーん、BIOSで、無線LANがOFFになったのかと思ったら、そもそもそんな項目ないんですねぇ・・
デバイスマネージャみても、該当するようなネットワークアダプタは無し・・・に、思える・・・。うーん、購入時に確認しておけば良かったですが・・・。
正直、壊れたっぽい気がする・・・
嫁さんに、サポートセンターに連絡してみて、と伝。保証期間内ですからね・・・。ま、問い合わせて動くなら、それはそれで問題ないし。

と、思ったよりも時間をロスしてしまい、出発は20時24分になりました。
まぁ・・・透明度も宜しくないので、新月期とはいえ、焦りはあまりありません・・。
GENTAさんも、昨晩テストされていたので、さすがに、今晩はいないだろうなぁ・・。
それにしても、思ったよりも、ジョギングの疲れが・・・。とっとと準備して寝よ・・
なーんて考えながら、出かけたんですけどね ;≡ワ≡

磐田市内の気温は10℃。だいぶ暖かくなってきました。靴下二枚重ねを忘れたなァ・・・
と、思いつつ、ぼうらやさんに向かいます。
途中で、あれ?こんな場所に外灯あったっけ・・・?
どうやら、LEDの外灯がだいぶ増設されてきているようです。以前にも、もっと手前の豊岡国際カントリークラブあたりでは増えてきたなぁ・・・と思ったのですが、今回は、あれ?こんなところにも???おまけに、帰宅時に初めて気が付きましたが、反射板を巻いたポールも、ところどころ多々、増設されておりました。
確かに暗い山道で、ちょっと危ないですからね。
とはいえ、うー・・ん。これは悪影響が出ないことを期待したいですが・・・
以前に比べて外灯の数が増えすぎです。おまけに明るいLEDとナトリウム球でしょうか。なぜか豊岡国際カントリークラブ周辺はオレンジ色の外灯なんすよね・・・
もしかしたら、前回、前々回遠征時(確かに、少し、アレっ?とは思った記憶あり)にもすでに設置されていたのかもしれませんが・・・
なんだよ、もー、こんなところ、必要ないじゃん?と、思いながら、ぼうらやさんに到着すると・・・
イメージ 1
GENTAさんのVixen ED115S  オリンパス E-620 デジタル一眼レフカメラ ZD.14-42EDにてパチリ

GENTAさんが撮影されていました (◎-◎;)!!
てっきり、前日のCanon EOS60D 一眼レフデジタル一眼レフカメラと、OAG11のテストで満足されたと思ったので、まさかいらっしゃるとは想いもしませんでした。
後ほど、少しお話を聞くと、EOS60D改のノイズにご不満の様で、富士写真フイルムのミラーレス デジタル一眼カメラ、X-A1でのテスト撮影にいらしゃった様です。

改造デジカメにも、いや、改造だからこそ?いろいろな問題が出る様で、EOS60Dは、冷却改造しているのですが、以前に比べて、赤ノイズが浮いてくる様になったそうです。
5D2改はその点で良かったなぁ・・とのこと。うーん・・改造デジカメは難しいですね・・・
フジのデジカメはIR改造すると赤ノイズが・・という話はしばしば聞きますが・・・
CANONでもあるのですね。そういえば、GENTAさんが最初のEOS60Dを改造に出された時にも聞いたなぁ・・・
なかなか、改造デジタルカメラにも難しい問題があるのですね・・・

イメージ 2
GENESIS SDF屈折望遠鏡 ALICE-Ⅱ CMOSビデオカメラ オリンパス E-520 デジタル一眼レフカメラにて

さて、ボクの方は、夜半から曇るということを受けて、最悪、フラット補正を端折れるラッキーイメージングCMOSカメラで、臨んだのでした。ただ、風がややある予報だったことと、彗星を撮りたいので珍しく、GENESIS SDF屈折望遠鏡です。

あ・・そういえば、フィルター、屈折望遠鏡なのに、赤外素通しのClearを入れて来てしまった・・。
と、いきなりトラブル発生です。が、まぁ、そんなのは些細なコトでした。

とりあえず、Windows10用のPCだと認識してくれるUSBシリアルが1個しかない為、自働導入用にもう一台、PCを立ち上げ・・・
は、いいのですが、彗星の軌道要素を打ち込んだファイルをスマホに入れてきたのですが・・・WinXPだと、スマホを認識してくれず、、、トホホ・・。
こ、こんなこともあろうかと思って、座標位置はメモしてきてます!

自動導入用のPCから、まずはステラナビゲータVer2を立ち上げて、位置合わせ。それから、自動導入ですが、ステナビから座標直接指定はできないので、一端、落としてTheSky5から・・・
と、思ったのがまず間違い・・
おっ・・いたいた・・・と、思ったら・・
ALICEⅡ、GENESIS SDF(540mmF5.4)にて6秒×15コマコンポジット。

うーん、どうやら、TheSkyの時刻が狂っているのかな?どうも東西勘違いして動かしたみたいですね。
まぁ、それならそれで、やり直せばいいや・・・
っと、今度は、自動導入装置のPyxisから、座標を直接指定して導入させたのですが・・・
うーん、いない・・・
こうなってくると、座標を間違ってメモしてきたかなぁ・・
と、スマホで、アストロアーツのホームページを見て確認。・・うーん、間違ってない気がする・・・
仕方ないので、明るい彗星のページから、軌道要素を見て、ステナビに打ち込み・・・。
うーん、合ってるなぁ。
と、なると明るくなっている筈ですが、地球に接近しているので、拡散していて淡いのかも・・。
もともとが監視用カメラなので、最長露光10秒までしかできないカメラなので、ちょっとキビシイのかなぁ・・
と、そのまま撮らせることに。

それから、次の天体は、せっかくだから、M106を撮らせようかな・・。と、自動導入。
しかし・・・。あれっ?入ってこないよ???
基準星にしたMIZARとアルコルはちゃんと入ってくるのですが・・・
んじゃあ、M51でいいや・・と思ったのですが、やはり見当たらない・・。
試しに北斗七星の柄の星、アルカイドを導入させると、これまたいない。
こりゃオカシイ・・と初めて気がつく。
GENESIS SDFはファインダーが無いこともあって、気づくのが遅れました。
これ、なんとか対処法を考えないといけないなぁ・・。同架してあるプレートにファインダーを付く様に改造するか・・。
カメラを外さないと基準星が入れられなくなるので、あんまりやりたくなかったのですが、
極軸が狂っているのかな?と思って、極軸望遠鏡を再度チェック。
どうやら極軸は問題なさそう・・。ちゃんと北極星が入ってます。
極軸望遠鏡が狂っている可能性も無いではないですが・・・
それでも、いくら小さな1インチセンサーといえども、540mmでミザールからアルカイドが入らないというのは、相当ずれてないとあり得ない話。
北極星も間違ってない・・・と、思う・・・。

では、バランスが・・?と、思って、再度、合わせ込み。筒が長いのもあって、完璧には取り切れないのですが、それでも、問題は無いレベルで取れている感じ。
うーん、原因は掴めず、、、

仕方なく、再びカメラをつけて、様子を見ることに。
カメラを赤経・赤緯方向に向きを一致させるように、ハンドルコントローラを動かしていて調整するのですが・・
あれ?赤経方向は、ほぼ真横に動くんだけど、赤緯方向を動かすと、ナナメに動くぞ・・・?
角度にして、10度くらい。・・・何だこりゃ・・・?
ただ、このせいで、自動導入に狂いが生じているのは間違いない気がします・・・。

原因は掴めませんでしたが、なんとか41Pを撮るだけ撮っておきたいと思って、導入距離を短くこまめに位置合わせして・・
イメージ 3
41P ALICEⅡにて6秒1枚画像

やっと、捕まえました。が、GENTAさんが、これ、もう当たってるんじゃない?といく位、本当にギリッギリ。
実際、L画像を1分撮ったところでアウト!!でした ヽ(`Д´#)ノ

夜半から曇る予報で、時折雲は流れてきていましたが、0時過ぎても、まだお天気は持ってくれている様子。
ジョンソン彗星も撮らせておくか・・・と、またカメラを一端外して、ヘラクレス座の近くの星を目視で導入後、カメラを取り付けて、まずは近くのM13を自動導入。
うん、入ってくる・・。位置ズレは大きいけどね・・・(;´д`)トホホ…
41Pと同じ様に、少しづつ追い込んでいって、なんとか導入。

イメージ 4

しかし・・・その頃には、雲が・・・ Σ(゚д゚|||)ガーン
あまりにも疲れすぎたので、小一時間ほど、車の中で、仮眠。
電気毛布のおかげで、よく寝られました。
1時半頃から片付け・・。
片付ける時、ウエイトシャフトのロックがしてなかったか緩かったのを発見しましたが、でも、これが原因とは思えないですね・・。

2時17分。ぼうらやさんを撤収しました。
帰宅後、ひとふろ浴びて、やけ酒です(爆)

タブレットも壊れるし、なんか、ほんとツイてないなぁ・・
ただ、冷静に考えると、やはり北極星を間違っていたんじゃないかなーとは思いますが、また次回、遠征時に確認、ですね。

はー・・めっちゃ疲れました。





























ビクセンの天体写真撮影専用カメラ

$
0
0
ビクセン開発工業から、ついに!待望の天体写真専用デジカメが登場!・・・・・か!?

イメージ 1
VX-1 Digital Astronomy 

マウントは、従来のフィルム用V-X1と同じく、PENTAX Kマウントを採用。
天体写真に人気のEOSマウントには、マウントアダプターを介することで対応できること、PENTAX社のシェイクリダクション機能を活かし、アストロトレーサーによる追尾撮影を可能にするという。
アストロトレーサーは、進化版で、やや複雑ながらもキャリブレーションに対応し、より精密iな星追尾が可能な様にVerUpしているとのこと。
標準から中望遠レンズくらいなら、カメラ三脚だけでも十分、綺麗な写真が撮れます、と自信を伺わせる。

肝心のイメージセンサーには、フルサイズ裏面照射型42MP CMOSイメージセンサを搭載。高精細が要求される星景写真から天体望遠鏡による直焦点撮影、また、センサー中心部640×480ドットないし800☓600ドットを切り出し、30 fpsの高フレームレートで撮影できることから、惑星写真にも対応可能とのことだ。

通常のデジタルカメラであれば、天体写真に必須のHα線の透過率がかなり現じてしまうが、Vixen独自の赤外カットコーティングにより、Hα線の透過率はほぼ100%を実現。

また、マウントはデジタル一眼レフカメラ用でありながら、PENTAX社のK-1と同様にレフレスのミラーレス機となっている。ミラーショックによるブレ、ケラレを無くし、天体写真用としての使い勝手を向上させているという。
空いた空間には、光学フィルターがビルトインできる構造が用意されており、一般的なNDフィルターの他、天体写真に必要な光害カットフィルターなど、特殊フィルターを1枚、ユーザが任意で設置できる構造になっている。
フィルターのOn/OFFは背面液晶パネルから指定、もしくは専用ソフトから指令を送ることができる。

液晶ビューファインダーには、SGAと呼ぶ超ゲインアップ機能があり、ミラーレスカメラの欠点であった、星が確認し難い問題を解決しているという。このゲインアップ機能は、AGC(AutoGainContorol)による自動切り替えの他、ゲイン固定にも対応している。固定で使った場合、明るい星雲なら、視認することが出来、従来、試写を行って決めていた構図確認を容易にしている。
ただし、ゲインをあげたままだと微妙なピント調整の判断が難しくなるので、状況に応じて切り替えて使って欲しいとのこと。

カメラ単体でも、60分までの長秒露光に対応し、インターバル撮影機能なども内蔵するが、市販のリモートコントローラが使用できるようにもなっている。

またソフトウエア制御により、より細かな撮影スケジュールにも対応する。天体観測用のプロトコル、ASCOMにも対応し、ASCOM対応の撮影ソフトウエアからの制御も可能となっている。

フルサイズの専用一眼レフカメラということで、価格は高価なことが予想されるが、ハイアマチュアに必須のカメラになるのではないかと、自信を伺わせる。
なんとも楽しみなカメラではある。


※この記事は4/1限定記事です(爆)
・・・こんなカメラ、あったら欲しいなぁ・・・
出しませんかね、ビクセンさん(^_^;)

ケンタウルス座A

$
0
0
岡山に帰省してきました。
ご両親とも明星の成長を喜んでくれた様でなにより、でした。
ってか、自分の方が、明星から、超邪険にされてましたが・・・(;´д`)トホホ…
ま、意思がしっかりした子に育ってくれつつあるということで・・・。

さて、昨今流行の?素人コラムの問題点に絡んで、画像引用について著作権の問題も指摘されたせいでしょうか。
Yahooブログでも、これまで可能だった、他サイトからのURLリンクでの画像表示ができなくなったみたい・・?
(。・ˇ_ˇ・。)ムゥ..

フォト蔵からリンク作って表示させていた画像が見られなくなり、参りました・・。
せっかく、機材毎にまとめ記事を作成していこうと思っていた矢先だったのにぃ・・・ヽ(`Д´#)ノ

まぁ、始めた当初と違って、Yahooブログの容量も、10GBにアップしていますしね!
そんなに空き容量を気にせず、やっていけば良いかな・・・。

イメージ 1
ケンタウルス座A  オライオン30cmF4反射望遠鏡 ビクセン レデューサR使用 1056mmF3.52 
QHY5III-178C 6秒×416枚 

と、いうわけで、サムネイル画像を作って、そこにフォト蔵のリンクを貼ってみました。
どうやら、ウェブからの画像は、httpsから始まるセキュアのものでないとダメになったみたいですね。
んー・・そうすると、最初に挙げた自分印象は間違ってるのかもしれませんが・・・・
どちらにしても、OneDrive等で、公開設定したファイルを使うとか・・・…( ̄ヘ ̄;)ウーン
ま、バックアップを兼ねて、という考えれば、それもアリかなぁ・・・。
フォト蔵だと始めた当初と違って、画像サイズが2K×2Kが上限の制限があるし・・。
幸い?Hotmailの昔からのユーザだったので、15GB程のストレージを与えられているし・・・。
ま、ちょっと今後どうするか考えてみます・・・

さて、それはそれとして。
ケンタウルス座Aです。ラッキーイメージングとまではいかないのですが、こういう低空の天体はノータッチガイドの方が歩留まりが良いと思います。
低空でガイド星が探しにくいこともありますが、シンチレーションによる伸び縮みの他、大気の浮き上がりの影響を受けてしまう可能性があるから、です。
結果としては、過去最高の結果は得ることが出来ました。・・・が、これが入選するかと言われると・・・・(;゚Д゚)

それにしても、さすがにSony製のカラーCMOSカメラ。画像処理はしてありますが、色のバランスもとても良い印象です。
どこかで、このカメラにも入選の日の目を見させてあげたいなぁ・・と思ってますが、もう少し、試行錯誤が必要えすね。

星ナビ 5月号入選

$
0
0
星ナビ5月号に、8の字星雲で入選でした (∩´∀`)∩ワーイ
イメージ 1
星ナビ 2017年5月号 入選作 8の字星雲 NGC3132 オライオン30cm反射望遠鏡 ビクセンレデューサR使用
1056mm F3.52 4秒×201枚

低空にある8の字星雲をCMOSカメラの短時間露光で狙ってみました。ステライメージ8の評価値による選別のかいもあって、小さいながらも美しい姿を写し出すことができました。

QHY5III178Cは、素晴らしい製品で、これでいつかは入選させてあげたい!と考えていましたが、まさかこんなにも早く実現するとは・・・・(◎-◎;)!!

IMX178は、画素ピッチが細かすぎるきらいはありますが、裏面照射型とすることで、感度面では補われており、恐らく、IMX185(1/1.9型3.75μ□のカラーCMOS)カメラと感度面では遜色ないのではないかと思います。
もっとも、QHY5IIIシリーズには購入当時、IMX185採用機はありませんでしたから、悩むことはなかったですが・・

色彩は惑星状星雲の美しい微妙な色彩まできちんと描き出してくれています。特に内部構造の緑から、黄色への色の微妙な変化を出してくれて、感心しました。
感度面も十分で(欲を言えば、もう少し欲しいところですが・・・・IMX185のBSI版があれば欲しい)、実力の高い製品だと思います。
以前にも、何回か書いている様に、いつかは入選したい!と考えている方には、オススメです。

ラッキーイメージング用途で、15秒までなら、冷却は無くても良いですが、1分まで露出を伸ばすなら、冷却は必須です。ただ、冷却したとしても、CMOSカメラのFPN(固定パターンノイズ)は出ますから、枚数とディザ(撮影時に被写体の位置を変える)は必要になるでしょうね。

イメージ 2
天文ガイドゲキチン作 M63 オライオン30cm反射望遠鏡 パラコアⅡ SXVR-H694冷却CCDカメラ

M63の淡い外腕部(恒星流)をなんとか写してみました。淡い!

天文ガイドは見事にゲキチン Σ(゚д゚|||)ガーン
せっかく、遠征で撮るなら、M63の周囲のStar Streamsを写してみようと思って、狙ってみました。
近場のぼうらやさんからの撮影ですが、天頂から北側はそれなりに、ではありますが、空が暗いのもあり、無事、捉えることが出来ました。

こうしてみると右下の奇妙な形をした銀河UGCA342が、M63にひきずりこまれて、M63の手前の太い暗黒帯(これも、UGCA342のものでしょう)を通って左上のループへとつながっているのが判ります。

この様な淡いStarStreamsと銀河本体の双方を描出できるのは、冷却CCDカメラならではではないかと考え、系外銀河クローズアップの分野でも躍進著しいD810Aを始めとするデジタル一眼レフカメラと差別化を図ったのですが・・・
処理に無理がありすぎたか。残念でした。
拡大して見ちゃだめヨ (^^ゞ

個人的には撮りたかった天体なので、満足度は高いです。
ちなみに、NGC5907のStarStreams(←以前、挑戦したことアリ)よりは、M63の方がまだ濃い印象です。


イメージ 3
星ナビ 不採用作 うみへび座銀河団  オライオン30cm反射望遠鏡 パラコアⅡ SXVR-H694冷却CCDカメラ

渦巻銀河NGC3312の他、隣接する楕円銀河NGC3311,3309の他、小さいですがみかけの二重銀河NGC3314があり、とても面白い領域です。
やや南に低いので思った以上に難物です。。。

星ナビ本命はこれでした。なんでも、ダークマター比率が異常に高い銀河団なのだとか。
まあ、写らないダークマターに興味はありませんが (^^ゞ みかけの二重銀河NGC3314A/Bを始めとして、銀河一杯個人的には好きな領域です。
写真として見ると、上の明るい星の回折像がちゃんと収まる様に、もう少し下にずらすべき・・ですが、あんまりNGC3314を下に持ってきちゃうと、今度は解像が悪くなるしなぁ・・・。

ぼうらやさんだと光害が厳しくなるところでもあるし、シーイングの影響も考えるとまたどこかで再挑戦したいですね。実は何回か撮影している天体で、オライオン30cmでもST8XMEで撮影しています。
NGC3314はその時の方が解像良く写ったな・・・。

イメージ 4
星ナビ 不採用作 NGC3718 オライオン30cm反射望遠鏡 パラコアⅡ SXVR-H694冷却CCDカメラ

相互作用の影響でしょうか。不思議な形をした銀河です。
星ナビには、こちらも送っていました。天文ガイドにはRUKUさんが撮影された作品が見事に1Pぶち抜きでしたね。うーん、淡い部分の描写なら負けてはいないと思いますが、プリントレベルで比べると、完敗でしょうね。
いやはや、なんとも、1インチCCDの限界を感じてきつつあります・・・。

Sonyのイメージセンサのロードマップ

$
0
0
たまに見に行くデジカメInfoさんに面白い記事が載ってました。
ソニーのイメージセンサのロードマップです。
イメージ 1
Type3.6は、3.6型センサ、つまり、フルサイズだと思います(ちなみに、APS-Cは、1.8型。センサの対角線の寸法を表しています。・・・と、いっても、対角が1.8インチってワケではないんだけど・・。説明難しいですね・・・。まぁ、過去の経緯で真空管で作った時の径の寸法が、1.8インチになるのが、APS-Cって話です)
Nikonのデジタル一眼レフカメラ、D820は、42MP裏面照射ではなく、50MPになるという噂もありますが、IMX161の登場を考えれば、なるほど、納得してしまいますネ。
でも、FI(フロント・イルミネーション=表面照射型)なんですね。まぁ、CanonのEOS 5Dsも、FIでしょうから、問題はないといえばありませんが・・。高感度特性が心配。

Type4.2型は恐らく、44mm×33mmセンサーです。100MPのIMX211がエントリーされてますが・・・
その下に、なんと、IMX211 Monochromeの存在がッ!! (◎-◎;)!!
さらには、裏面照射型(BI)のIMX411 Mpnochromeがッ!!
とうとう、中版サイズモノクロセンサーを外板でしょうか!?
いやー、すごいですね。これを使って冷却CMOSを作った暁には、天体写真にとって、究極のカメラになるのではないでしょうか。
お値段もすごいことになりそうですが・・・・。可能性としてはあり得ないわけではなさそうです。

ところで、ちょっと調べてみたら、驚いたことに、冷却CCDカメラの主要メーカさん、StarlightXpress、ATIK、QSI、SBIG、FLIまでも・・・CMOSを扱ってないのですね。
確かに、天体写真向けの機材とは言い難い面(固定パターンノイズ)があるので、従来の冷却CCDカメラメーカからすると魅力を感じなかったのかもしれませんが・・・・
その隙間を見事に、ついて、ZWOやQHYが躍進している(と思うのですが・・?)ワケですし、今後、SonyはCCDは生産しない方針を打ち出しているので、今後、どうするんでしょうかね?
今からCMOSを出しても、中華メーカに対抗できるだけの価格でないと、難しいでしょうし・・・

その一方で、国内メーカに目を向ければ、HAMAMATSUはもちろんですが、ビットランもちゃんとCMOSカメラを早期にリリースしています。
ビットランは、低廉なEM-CCDカメラ、BU-66EMなどもラインナップしており、頑張ってるなーという気がします。

イメージ 2
こちらは、比較的小型チップのロードマップです。
STARVISセンサーは、裏面照射型ですが、この中で気になるのは、IMX294のフォーサーズセンサーの裏面照射型でしょうか。
STARVISは、産業用センサーとして販売されていますから、カラーだけではなく、モノクロもラインナップされるのは間違いないところでしょう。
フォーサーズで800万画素というと、5.4μ□の裏面照射型となりますから、使い勝手も良く、感度も期待できる点で、やはり天体写真用のカメラとしては魅力的なものに仕上がりそうです。






CMOSかCCDか

$
0
0
いやー・・ようやく、熱が下がってきてくれました・・・
先週木曜から、ダウン。見事に熱が38℃まで上がって参りました・・・。
解熱剤を飲んで、一端引いても、昼には38℃前後まで上がるんだもん・・・ヤレヤレ… ヽ(゚~゚o)ノ アキマヘンワ
なかなかにシンドかったです・・

さて・・・RUKUさんがコメントで述べてくれた様に、CMOSカメラによるラッキーイメージングだと、超多数枚になることもあり、画像処理が大変です。

それでも、この手法に可能性を見出すとしたら、前にも書いた様に、ガイドシステムが未だ整っていないか、あるいは不安定なのを承知の上で、無理した大口径を赤道儀に搭載している・・・具体的には、SkyExplorer赤道儀に、SE200反射望遠鏡とか。これをきちんと長時間ガイドできる人は、身近だとTezさんくらい。しっかりと特性を抑えてチューニングできる人のみ、でしょう。
それでも、ラッキーイメージングならば、撮影レベルでは、苦労はなくなるので、無理を実現できる可能性が高くなるというものです。
だからこそ、野心がある人には、うってつけの機材になるのが、CMOSカメラ、と考えています。

では、ベテランの視点から見て。
CMOSカメラのメリットはあるでしょうか?
実のところ、今、ラインナップされている機材としては、モノクロで、4/3フォーマットの16MP。
カラーはフルサイズ36MP冷却がありますが・・・・いやー・・・コレ、価格的にも、性能的にも、D810Aの方がいいッスよね・・・爆
考え方の違いはあるかもしれませんが、、、ボクなら、QHY367CやASI094Cよりも、断然D810Aの方をポチりますね・・・。
メーカの映像エンジン=画像処理の恩恵に預かれるので、得られる最終結果も、必然的に向上する(と思われる)からです。
D810Aの実績は言わずと知れてますしネ。
このセグメントでは、いかに冷却しているといっても、全く食指が動きません。
恐らくは、QHYもZWOも、D810Aロスの事を想定した商品展開なのだろうとは思いますが・・
まぁ、悪いことは言わないから、あるうちにD810A買うのが正解ですヨー 爆 と、個人的には思ってマス。マジで。

しかし・・・
フォーマットサイズをヌキにして考えると・・・
昨今のCMOSカメラは凄い!Sony製以外のCCDだと、ピークQEはせいぜい60%程度ですが、CMOSだと、80%を超える製品がありますし(IMX174で、ピークQE78%、IMX249だとピーク82%というネット情報アリ。ニコンのDs-Qi2も凄い)、なんと、ピーク95%なんてバケモノもあります(QHY42採用センサ?)
また、読み出しノイズが非常に低くなるのも大きな利点で、そうすると1枚あたりの露光時間はトコトン、切り詰めることができます。
イメージ 1
M101 回転花火銀河 オライオン30cmF4反射望遠鏡 パラコアⅡ使用 ALICE-Ⅱ 半自作CMOSカメラにて
L=6秒×340コマ RGB=各6秒×118コマ

このカメラに賭けるだけの価値があるかどうか探るためにテスト撮影。
1枚辺り6秒ではラッキーイメージング効果など得られまい・・と思っていましたが、いざ、撮像した画像を見ると、冬のシンチレーションの悪さ故か、6秒でもずいぶんとシャープネスに違いがあることが判りました。
ステライメージ8の評価値で選別した結果、通常に撮影するよりも、シャープなイメージになったとは思います。
ポテンシャルは高いので、頑張って(=苦労して)使う価値はあるかなー・・とは思いました。
この悪シーイングで、このレベルの切れ味は、冷却CCDカメラでは得られないだろうと判断しました。
ALICE-Ⅱのポテンシャルの高さ・・・つまり、CMOSイメージングカメラの可能性も感じました。
1枚あたり6秒で、この写りですからね・・。

冷却CCDカメラによるM63 StarStreams 

反対に、この様な淡い外腕部は冷却CCDカメラの独壇場の様です。
ALICE-Ⅱは、監視用のボードカメラですから、最長でも1枚あたり、10秒露光しか露光時間を伸ばせません。
天文用に使うにはチョット物足りない。
M101のあの程度までならば、十分、写し出せることが判りましたが(普通に考えれば、十分なレベルではありますが・・)、さらなる淡い部分の表現を求めた場合、不十分です・・。

感覚的には、ALICE-Ⅱで、6秒~10秒画像で得た1枚画像は、SXVR-H694の90秒露光程度の画像に匹敵する感覚で、実際、それは正しいのでしょう。
それだけCMOSイメージセンサの性能が高くなっている(読み出しノイズが、冷却CCDの約1/10)と感じますが、
反面、露光時間の制限があるカメラ故、どうしても淡い部分の描出という点で、長秒露光できる冷却CCDカメラに軍配が上がっています。
冷却CMOSならあるいは・・・?これだけは流石に知見が無いので、なんとも言えませんが・・・。
特性上、この手の非常に淡い部分を安定的に描きだそうとすると、現在でも、クラッシクな冷却CCDカメラに軍配があがるのではないか・・・、と、考えています。
やはりCMOSカメラは、縦縞にしろ、横縞にしろ、固定パターンノイズが出ると思いますので・・・。

イメージ 2
銀河巡り NGC5838 オライオン30cm反射望遠鏡 パラコア2 SXVR-H694冷却CCDカメラ

りょうけん座にあるマイナーな銀河です。普通は撮る人はまずいないかと思いますが・・・
なんとも、見事な棒渦巻銀河ではないですか!個人的には、こういう撮影、スキですね。
夜明け前ギリギリでシーイングが急に回復してきたのもあって、思った以上に面白い仕上がりになりました。
まぁー・・・これがフォトコンテストに載るワケはないのですけど(被写体小さすぎ&地味すぎ・・・orz)、んー・・・自分の撮影の7割は、まぁ、こんな感じかもです。
案外、面白いのがめっかれば、そこは、次に活かすワケですが(NGC4410とかNGC5529とか)
こういう銀河巡りにも、CMOSセンサーは酷です。
結果が見えないのに、超多数枚の画像処理は、精神攻撃モノです・・・。

海外のサイトでは、ラッキーイメージング、超面白い!という意見もありましたが・・・・・
個人的には、えー (;゚Д゚) という感じがないでもない様な、実際の作品からは、確かに、面白いと言える様な・・・でも、めっちゃ苦労するんですケド・・・と、いった感じです。
効果は無いとは言えないだけに、タチ悪りィ・・・。
ま。。。毒を食らわば皿まで・・・か。
ALICEⅡの特性を最大限に活かせる様な検討はしてみようかな、と思ってはいるんですけどね。
ポテンシャル、可能性は、M101や過去に撮像したM57で十分ですからね。

ただ、ここ暫くの使用で、ALICEは悪条件(光害)には弱いのも知ってしまったので、そこがまた悩むところだったり。。。
…( ̄ヘ ̄;)ウーン
ま、CMOSは、ビット数からも、ちょっと光害地に弱いのは想像つくと思いますが、まぁ、まさにそんな感じかも、です。
CCDだとビット数のハンデって感じないんですがねぇ・・・(10bit=DMKカメラ あれば十分)。
まぁ、それは、BT241の様な4Tap読み出しカメラとか使ったことがないからかもしれません。

オライオンラージフォーマット対応化を含め(←順当にやるなら、こちらだろう・・)次期機材構想は、混迷を極めているところです。
いずれにしても、宇宙に対しては、常に挑戦者でありたい・・と考えています。
より遠くをもっと鮮明に写したい!それにはどうすべきか。やれる範囲内で考えていきたいなーと思っています。

茶畑遠征4/4未明

$
0
0
風邪をこじらせてしまい、参った10日間でした・・・(;´д`)トホホ…
4/6,7と会社休んで、4/10は明星の入園式。その後も熱が38℃まで上がって、ようやく、一昨日くらいから、復調・・。
まぁ、嫁さんと子供に移してしまったのですが、風邪は他人に移すと治るって、ホントなんだなァ・・・。
まぁ、まだ自分自身の調子も悪いので、今晩は晴れてる(と思います)が、さすがにお休みです。。。

さて、すっかりと間が空いてしまったのですが、記憶を辿りつつ・・
4/4未明の観測記です。

4/3夕方。GPV予報では当初晴れる予報でした。なので、オライオンを持ち出して、月があるので、冷却CCDで銀河巡り?何か作品になる天体はないかなぁ・・などと、考えていたのですが、夕方見てみると、GPV予報は悪化・・というか、19時頃に軽く雨が降る様です・・・

うーん、雨かぁ・・と思って、帰宅時に車のフロント硝子を見てみると、確かに、パラパラっと来たみたい。
おまけに北の空の雲はかなりブ厚そう。
こりゃあ、ぼうらやさんも、雨が降ってるに違いないなぁ・・・

とりあえず、オライオンでの銀河撮影は諦めて・・・
Lovejoy彗星が明るくなっているという情報を得ていたのと、ここのところ、彗星撮影に気合入ってなかったのもあって、夜明け前ワンポイント遠征に行ってきますか。

とりあえず、機材を車に入れて、フジ X-E1デジタルカメラのバッテリーを充電。
22時に、布団に入って、2時に目覚まし時計をセット!。(つ∀-)オヤスミーー

と、問屋は降ろさず・・・。娘の明星がこの日はどうにも、機嫌が悪い。なかなか寝させて貰えないウチに、目覚まし時計・・・orz
30分程度ないし、1時間くらいしか寝られてません。
嫁さんが、心配して、「行かないという選択肢は~?」と聞いてくれましたが、「・・・ないな」この後の天気を考えたら、やはり、ここで撮らなければ。

出発は、2時24分だったと記憶しています。
磐田市内の気温は、9℃。さすがに暖かくなってきています。
目指す先は、ぼうらやさん・・・だと、ちょっと、東低空は不安を残すのもあって、獅子ヶ鼻公園東の茶畑を目指すことにします。
この場所は・・・アイソン彗星を迎撃する為に、東低空まで開けているところを探した処です。出かけるのは、久々になります(と、いっても、カタリナ彗星を迎撃してますが1年4ヶ月ぶり、といったところです)

イメージ 1
茶畑からの天の川 オリンパス E-620 デジタル一眼レフカメラ Z.D14-42EDにて

さて、、道中の路面の濡れ具合を見ていると、思ったよりも北側は雨が降ったみたい?です。
それでも、びしょ濡れという程ではない。とはいえ・・・空の方は、やはり霞んだ空でした。
水蒸気が高い・・・ッ!
おまけに・・ぼうらやさんからも感じてはいましたが・・・磐田市、さらに明るくなった・・・?
気温は、車の温度計で、5℃まで下がりました。(明け方、エンジンかけた時は4℃)

イメージ 2
対彗星装備 コメットブラスター NFD300mmF2.8L ノータッチガイド仕様

さて、今回は、対彗星装備です。EM-200赤道儀の追尾精度の信頼性と、Pyxisによる自動導入、高感度デジタルカメラとサンニッパによる高速撮影システム!
EM-200赤道儀は、前回撮影時に、自動導入がてんで上手くいかず、悩まされたものですが・・・・
その点のチェックも兼ねてのワンポイント遠征でした。

まずは、デネブを基準星として、ピント合わせも行ってから、とりあえずM11に向けてみると・・・

イメージ 3
散開星団M11 NewFD300mmF2.8L 2分1枚画像 ノータッチガイド

おぉ、ちゃんと入るジャン!と、ゆーことは、前回はやっぱり、北極星を間違えていたということで、確定だネ!
ま、赤道儀ないし、自動導入装置のPyxisが壊れているわけではないのが判っただけでも、良かったです。

イメージ 4
パンスターズ彗星 C/2015ER61  NewFD300mmF2.8L 2分1枚画像 ノータッチガイド フジ X-E1 デジタルカメラ

バーストしたと話題のパンスターズ彗星ですが、この日は未だ、バーストはしていなかったみたいです。
でも、小さいながらも、若干、尾が出てますね。

イメージ 5
ラブジョイ彗星 C/2017E4  NewFD300mmF2.8L 2分1枚画像 ノータッチガイド フジ X-E1 デジタルカメラ

さて、今回のメイン対象。ラブジョイ彗星。
ラブジョイ彗星って、予報より明るくなるイメージがありますよね!
今回も、増光してくれて、楽しめる彗星になってくれました。
しかーし、ちょうどテイルのある辺りに、ゴミ混入・・・フラット撮影時には動いたみたいで・・・orz
上手く撮れていれば、CometFileに送ろうかなーと思っていたのですが、まぁ、熱出しちゃったし、ゴミ載っちゃったし、で、諦めですねぇ・・・。
ラブ嬢を捉えたのは、3時52分。
ほとんど寝てませんから・・・・撮影開始後に、車内で仮眠を取ることに。
しかし、もう、薄明も早い!4時45分に目覚まし時計をセットして・・・。実際には目覚まし時計よりも早く起きてフラット撮影です。
はー・・・マジでほとんど寝てないよ~。でも、仕事だよー・・・
イメージ 6
明けの明星 オリンパス E-620 デジタル一眼レフカメラ Z.D14-42ED

フラットを撮影して、片付け。5時半前には撤収して、6時前には自宅に戻りました(で、少し仮眠・・・)
まぁ、今にして思えば、ちょっと、この日は無理しすぎましたかねー・・。
そのせいで、熱を出したかもしれません。
もっとも、だるいなー・・と、感じたのは、4/5の夕方に、卓球やってる時だったので、なんとも言えませんが・・・

でも、久々のワンポイント遠征は、割りと楽しかったです。
M11とか、天の川って、NFDの画角で切り撮るのは楽しいなぁ、とか。彗星も久々に楽しんだなぁ、とか。
やはり、遠征撮影は大事だなぁと思った次第です。(ま、結果はともかくとシテ・・・( ̄~ ̄;) ウーン )

彗星

$
0
0
晴れませんねぇ。
いや、まぁ、多分、こちら、今晩は晴れそうなのですが、夜半過ぎからまた曇ってくるし(月もあるし)、なにより、まだ体調が完全には復調していないのもあって、お休みでございます。

さて、4/4未明に撮影してきたラブジョイ彗星を処理してみました。
イメージ 2
ラブジョイ彗星 C/2017E4 フジ X-E1 デジタルカメラ NewFD300mmF2.8L望遠レンズにて 2分×8コマ

4/4未明に茶畑で撮影したラブジョイ彗星です。ラブジョイ彗星というと、なんとなく、予報よりも明るくなってくれる印象がありますね!
薄いながらも、見事なイオンテイルが伸びていて、楽しませてくれました。
これだけでも、無理して出かけてきた価値があったというものです。


イメージ 1
ジョンソン彗星 C/2015V2 オライオン30cm反射望遠鏡 パラコアⅡ SXVR-H694 冷却CCDカメラにて

こちらは、これから明るくなることが期待されているジョンソン彗星です。が、ここ最近では予報より暗めなのだとか。緑色のコマと、太いダストテイルを持つなかなかに見事な彗星なのですが、離心率eの値が1天文単位以上と、太陽にあまり近づかないこともあり、大きな期待はできないのかもしれませんね。
とはいえ、望遠鏡を使えば、ご覧のとおり、魅力的な姿を披露してくれるワケで、まだまだ目が離せない彗星だと思います。

それにしても、大彗星、来ませんかね~
先週日曜日に、春野天体観測所の打ち合わせに参加してきたのですが、遠天は、今年で、結成20年!
ヘール・ボップ彗星がきっかけで出来た団体ですからね。なんと、ヘール・ボップ彗星から早、20年ですよ。
タシロ大佐が固定撮影で獅子ヶ鼻公園で、ヘール・ボップ彗星と観測会のみなさんの記念写真を撮影されていて、その中に、若かりし頃の自分も写っていて懐かしく思いました。

春野天体観測所は、遠天有志を始めとする近隣の天文ファンで、春野山の楽校の施設の一部(ドームを含む)を借り受け、活用していこうという団体です。
さすがにこれまでの遠天のスタイルと違って、お金がかかる(機器使用料が発生する)のですが、かなり破格で場所をお借りして、気兼ねなく、電気や観測施設を使えるという点で魅力があります。
それは、準1級の空ですから、機材をセットして撮影開始したら、あとは施設内で温まりながら雑談や食事など、など。
メリットは大きいのですが、自分の方は、タイミングが悪く、諸事情で、ちょっと無理かなぁー・・・。といったところです。

PhotoShop無しで、Nik Correction Dfine2を使おう!

$
0
0
みなさん、こんばんわ。
Nik Softwareが、Googleに買収されて、破格で販売された後、無償で提供されていることは良く、ご存知かと思います。・・ってか、話題沸騰ですよね、きっと。
ただ、使うには、PhotoShopや、あるいはPhotoShopElements等の有償ソフトウエアが必要で、それで二の足を踏んでいる方も多いのではないかと思います。

まぁ、フリーのPhotoShop !と名高い、GIMPで使う方法も無いではないんですが、ちっーっとばかりハードルが高い・・・(めっちゃムズいって程ではないのですが・・・気になった人はググってね)
そこで、手軽に、Nik Correctionの恩恵に預かる方法はないものか・・・と、ちょっと探ってみたのでした。

自分のググった結果、Real World Paint を使ってみようかな、と思った次第です。
窓の杜にリンク貼りましたので、上記から、ダウンロードしてみてね。

昔は、お高い(諭吉6人程)のソフトウエアでしたが・・・今ではロハとゆー、大変悔しいありがたいソフトウエアです。
ま、まだGoogle傘下に入ってからは、1.5諭吉程で済みましたが・・・(´;ω;`)ブワッ
今はロハで使えるのだから、使わないテは無いですよね!! ٩(′д‵)۶
でも、PSやPhotoShopElementsを持ってないとダメなので、実際のところ、案外、ハードルが高い面もあるかもしれませんね。
ところが、どっこい。
Psプラグイン対応のフリーソフトウェアを使えば、アムロ, 「そんな理屈っ!」
って、わけで。
フリーソフト(実際には寄付ですが)の、Real World Paintで試してみました。
イメージ 1
Real World Paint 初期画面

ここから、開く、でファイルを選択すると・・・
イメージ 2
こんな感じになります。レイヤーもあり、結構多機能ですね。(今回、自分のテストではそこまで踏み込みませんでしたが・・・)
イメージ 3
NikSoftwareをインストールした先から、PSプラグインである、8bf拡張子のファイルを・・・

イメージ 4
Real World Paint のPSフィルタ-フィルタの管理で開いた・・・

イメージ 5

この場所に、ドラッグ&ドローップ!!
そうすると、ちゃんと、登録されるんですね。

で、Real World Paintで、Dfine2を選択すると・・

イメージ 6
おぉ、どうやら、ちゃんと機能してくれそうです(∩´∀`)∩ワーイ

ただ、自分がテストした、Windows7 32bit環境では、選択できるダイアログが展開するSilverEffectとかはNGみたいでした。
メモリ周りで問題が生じていたので、32Bit環境が悪いという気もしますが・・・・
いずれにしても、Dfine2とかSharperは使える様になりましたので、PsやPhsotoShopElementsは持ってないけれど、Nik Softwareは使ってみたい !という方は、ぜひ、やってみてください。
と、いうか他にいいソフトがあったら、教えてね~ (; ̄ー ̄川 アセアセ

この種のネタ、ベテランはたうぜんの様にPSCCやってますから、本当にこういう記事に価値があるのか、自分では判りません。でも、自分としてはこのテのネタも無いではないというか、まぁ、こういうアングラネタは昔から好きなんですが。
まぁ、役に立ったなぁと思う方は、テキトーにコメントなり、ナイスにポチしていただけると、嬉しいです。
どこまで、このテのネタに意味があるのか、自分自身で判断つかんのです・・・。
価値があるなら、今後もやるかもしれないし、価値が無いなら、こんな記事、全く意味無いっすからね(自分としては)
ま、今回は思いつきもあり、といったところです。
役に立ったという人が多ければ、またこの種のネタも拾ってきまーす(笑)

のんびりした1日

$
0
0
自宅完成まで、あと少し。
今日は、10時から、お風呂/トイレ/キッチンの説明を受けてから、なんとなしに、自宅の2Fでまったりしてました(笑)
いや、ミュートンさんが作ってくれたベッドが絶品でして。
居心地が良かったのです。

うーん、2Fも、サワラで良かったので生木にした方が良かったかなぁと思いつつ、なんだかんだで、12時前までまったり過ごしてました。
イメージ 3
説明してくれた、TOTOの年上の美人のおねーさんも、ミュートンさんが作った階段に感嘆してました。

アパート暮らしも今月でお終いなのですが、完成検査が済んでから引越しになるので、この終末はのんびり、です。
と、いうわけで、過去画像を処理してました。

イメージ 1
球状星団M13 イプシロン200 アストログラフ ST10XME 冷却CCDカメラ

球状星団は、まるで、金砂・銀砂を振り撒いたかのような星々が美しい天体ですね。
タカハシの望遠鏡は、イプシロン200、MT160ともに、回折像が特に美しく表現されるので、とても気に入っています。
オライオンもまずまず、ですが、R200SSやVC200Lだと、ちょっと回折像が太くなり優雅さに欠けてくるかな、と感じます。VC200は、のんたさんが非常に上手く使っていらっしゃって、彼の画像からはそんな印象はありませんが・・・(改良してたりするのかな・・・)
遠天のM田さんのR200SSは、回折像の太さ解決を始めいろいろとヨシカワでチューンされてますが。
VC200Lは長焦点なので、画像表現で解決しているのかもしれませんん。
いずれにしても、タカハシの回折像の美しさは特筆物で、これは、ぴんたさんのCCAや、RUKUさんのμ250CRSでも実現されてますね。
オライオンだと、こうは表現できないんだよなぁ・・・・

イメージ 2
NGC4593,4602 オライオン30cm反射望遠鏡 SXVR-H694 冷却CCDカメラにて。

こちらは、その回折像がダメな、いや、まぁ・・ダメってワケではないのですが・・・オライオン30cmによるマイナーな銀河です。
昨年、2016年に撮影したまま、放置されてたのを画像処理。
黄砂の影響ですかね・・・透明度は悪かった様で、黄色味が強い画像になってしまいました。
でも、なかなかに面白い領域ですね。
またどこかで撮影し直したい気もしますが、乙女座には個性的な銀河が数多くあるので、もっといろいろと取り直したい銀河は沢山あります。
オライオンは、不安定ながらも、やっぱり、30cmだなぁ・・と感じさせてくれるだけのディテール描出が魅力です。
あと、この時の撮影は、(位置的に)アトラクス赤道儀を使用していると思いますが、安定度の点ではEM-200赤道儀より断然上の様です(過去画像を見ても、星像のシャープさが違う=安定したガイドができている?シーイングか??)
自宅撮影ならではのメリットもあるようです?と、いうか気合が足りてない!持ち出しなさいよ!!と言われるとその通りなのですが。
まぁ、アトラクス赤道儀の方は移動撮影でも使った実績もあるので、持ち出しても良いのですけどねー。

とはいえ、まずは自宅が完成したら、実家や知人たちに預けている機材を回収して、撮影環境の再構築から、ですね。
アトラクス赤道儀は、ケーブルがどこにいってしまったのかが、不安・・・((((;゜Д゜))))ガクガクブルブル
こりゃ、暫くかかるかもですね。

新機材投入はその後からじっくり考えることにしますか・・・。円安で40cmGoToドブソニアンのお値段もUpしちゃったみたいですからねー。40cmに魅力は感じますが、そこまで急務でもない(他にやりたいことはある)ですからねぇ。

サブプランと考えていたオライオンラージフォーマット計画の方をメインプランとした方が確実な気もしますし・・・
ASI1600-Coolは、画素ピッチが3.8μということもあって、オライオン30cmF4とは相性は最高だと思うんですよね・・・。
どちらに、お金をかけるべきか、ちょっと悩んでいる最中です。無謀でも、40cmか、実績がある30cmに投資か・・。D810Aの存在と実績を考えると、やはりラージフォーマット化がBetterだとは思う一方で、口径UPによる夢も見てみたい気もする・・・( ̄~ ̄;) ウーン
ま、急ぐ必要は無いですから、為替相場をみながら、まずは今ある機材の回収と活用が急務ですかね。
Viewing all 781 articles
Browse latest View live


<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>