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Channel: あしあと ~星空航海日誌~
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ASI071MC-Cool

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気がつけば、もう師走。
1年がほんっと、早いですねぇー・・
振り返るにはまだ早いですが、今年は、CMOSカメラが躍進を遂げた1年ではないでしょうか。

QHYが、APS-Cサイズ24MPixelのQHY247Cを発表したと思ったら、ZWOも負けてませんね!
ASI071MC-Coolを出してきてますねー。
イメージ 1
こちらは、K-5や、Nikon D7000等で、定評のある16MPixel APS-CサイズのCMOSセンサを冷却してきた製品です。
K-5といえば、hanaさんのお知り合いのSakumaさんが未改造機で素晴らしい作品を雑誌入選させていたのが今でも忘れられません。
このAPS-C 16MPixelのセンサは、高感度特性の点で定評があるイメージセンサでした。

QHY247CのPriceもホームページに出ていますが、こちらは、1999$。対して、こちらのASI071MC-Cは、1480$。
気になる点としては、S◯nyさんのセンサは世代があがると、3桁目の数字が上がるんですよね・・・
CCDでも、ICX085AL→ICX285ALでExView化して劇的な高感度化を遂げてロングセラーになってたりしますし・・・
CMOSでも、天文用としては、OpticStar以外、着目してなかったIMX035・・(いや、まぁ、IMX0xxも低ノイズで良いセンサですけどね)。今、製品化されているのはIMX174ヤ178、224など、第二・第三世代と、穿った見方をすれば、できてしまう (^^ゞ
500$の価格差は大きいですね(→個人的には、多分、買うなら、ASIです・・)
デジタル一眼レフの評価でも、24MPは、感度がやや苦しいという話もあったような、ほとんど変わらなかったような・・。
これから買おうという人にはちょっと悩ましい選択肢となるのではないでしょうか。

でも、いろいろなセンササイズ、価格、特徴あるカメラが選択できるのは嬉しい時代だと思います。

個人的には、1インチ20MPixelのQHY183Cもちょっと気になるところだったりします。背面照射ですからねー。
価格は、949$・・・。
でも、そこまでいくなら、非冷却のASI1600MM(999$)なんてテも・・
このセンサのカメラは、買うなら、冷却タイプだろうと、思い込んでいたのですが、ほんまかさんのブログを見て、
手軽に(短時間露光)、高画質を狙えるカメラではないかと思いました。15秒×201枚のM45の写真は必見ではないかと思います。
ほんまかさん、流石、書き方が上手い!物欲が刺激されます。

ボクの経験では、CMOSカメラは可能な限り短時間露光が得策なのですが、こういうデジカメ用センサの成り立ちの場合、どうなのか、心配していましたが、ほんまかさんの作例を見る限り、短時間露光でも十分な高画質が得られそうで、安心しました。


この週末

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さて、この週末は金曜日晩は晴れたものの、職場の忘年会もあり、土曜日晩は、思ったよりは晴れたようなのですが、撮影にでかけなかったこともあり、なんとも、恨めしい気分となったのでした。
うーむ、やはり、この辺りはニワトリが出来ないことのデメリットが全面に出てきた気がします・・。

とはいえ、土曜日は、建築中の自宅に出向いて、いろいろと打ち合わせしてきましたし、日曜日の本日は、嫁さんと引き合わせてくださった方から、お誘いがあり、午後からでかけてきました。
イメージ 1
あかりとほのか  フジ X-A1 デジタルカメラにて。

お互い仲良く、というか、年下のほのかちゃんの方が、よほど、大人な対応をしてくれてはいましたケド・・・。
仲良く遊んで、お互いに良い刺激にはなったように思います。
もう少し、ウチの子が分別がついていたら良いなぁ・・・とは思いましたが・・・(譲るということを知らない・・・)
まぁ、おいおい、覚えていって貰うことにしますか・・・
自分が中心として世界が廻っているのではないことを知るのは、いや、自分が知ったのは幾つの時だったかな・・・
ま、頭は悪くないと思うので、いずれ気がつくでしょう・・。
その中で、自分の立ち位置が何処にあるか。それを感じることが難しいところかもしれませんが・・・
ま、それが人生かもしれませんね。

・・・自分の方は、ちょっと荷が重い、というかメンドウな課題を貰ってきちゃいましたよ・・・(;゚Д゚)
ま、出来ないワケじゃないんですが・・・ちょっとメンドウというか手間かかるなぁ・・、、、ま、やるしかないんですけど、やれる自信もないわけではないですが、自分の立ち位置ではないんだよなぁ・・。と、いったところで、メンドウと思ってしまう・・・。
実績は作りつつ、一泡吹かせるくらいの策があるといいんですが・・・・。今回ばかりは相手が悪かったか・・・
素直に応じたくはないと思いつつ、いいアイデアが浮かばない・・。むむ、、自分が下策を打ってしまったせいとは思いますが(ふ・・所詮、その程度の能力しかないのだから・・)、改めて、自分の底の浅さを感じた次第・・・。

イメージ 2
話は変わって。
先週、ぼうらやさんで撮影してきたM78です。
処理中ですが、透明感に重きをおきつつ、色は大事に処理したつもり。
でも、ちょっとGが弱いかな・・S/Nは十分にあると思うのですが、だからこそ、画像処理が難しくなった感じもします・・。
マクネイルの星雲も未だ健在の様ですね!
M78を再撮影したのは、10年以上ぶりかもしれません・・・。
作品にはならないでしょうが、撮りたい天体を撮ることはとても大事です。
遠天MLではN中さんを始め、いろいろな観点から、撮影や観望される方もいらって、とても刺激を受けてありがたいです。

ウチの子が、そう思える日がいつくることやら・・ヤレヤレ… ヽ(゚~゚o)ノ 

ま、自分も、娘も、ぼちぼちと進歩していくとは思ってはいますので・・・・長い目で見て頂ければ幸いです。

天文雑誌 新年号入選!

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天文雑誌は、今月から、新年号。

星ナビ誌の方は、なんと、前回、落選したと思っていた、『夜空の小さな宝石、惑星状星雲』が採用されていました(@_@)
これは、予想外!ラッキーでした。
フォト蔵が、ちょっとトラブっているみたいなので、改めて画像はつけませんが・・・
こいつぁ、新年(号)早々、縁起がいいや (^◇^)

天文ガイドの方は、福田港で撮影したNGC55を応募していました。
いやー・・・福田港での撮影結果が、やっとですが、採用して貰えて嬉しい限りです。

イメージ 2

天文ガイド2017年1月号 採用作 NGC55  オライオン30cm反射望遠鏡 SXVR-H694冷却CCDカメラにて。

1枚あたり、3分と露出を抑えて、そのかわり、枚数で勝負という形にしました。
CCDカメラの場合、読み出しノイズはCMOSカメラに比べると大きいので、ラッキーイメージングにはやや不向きとなりますが、それでも、ディジタルカメラの特性としては、1枚辺りの露出を切り詰めた方が様々な要素を緩和できるので、1枚あたりの露出時間は短いにこしたことはありません。
今回は、ずばり、大気による浮き上がり、これの緩和です。
福田港は、南が太平洋ですから、南は低空まで、抜群に空は良いのです。
が、海ですからね・・・・大気の浮き上がりが、お山に比べると非常に大きい。
この天体、以前は獅子ヶ鼻公園で、2000年頃(確か、CV-04Lで狙ったと思います)に撮影して以来となるのですが、獅子ヶ鼻公園では感じなかった大気の浮き上がりを如実に感じる羽目に・・・
つる座のトリオ(赤緯-42°)でも、獅子ヶ鼻公園や竜頭山では、MT160で綺麗に撮れたことを考えると、やはり、海の方が大気の浮き上がりが大きいと感じます。

今回の作品でも、L画像は若干、上下に星像が伸びている(しかも、時間変化で刻々と変わる)ので、1枚、1枚、ちゃんとカスタムフィルターで矯正しています。
でも、Rフィルタだと、星像はちゃんと◯なので、ガイドエラーというワケではないんだよ・・
ま、この辺りは、何回か福田港で撮影してきた経験から、把握済みです。

しかし、カスタムフィルターのしきい値をもう少しシビアに決めれば良かったのですが、星雲のディテールの復元との両立できる処・・・それを見誤り、かなりノイジーなイメージになってしまいました。
後処理で、NeatImageでかなり誤魔化してますが・・
結果的には、星雲のディテールもでてくれて良かったのですが、もう少し、しきい値を詰めれば、より良い作品になった気がします。
とはいえ、こういう上流の画像処理のやり直しはとても大変ですから・・・なかなか、再処理とはいかなかったのです。
Astrodonのフィルタ特性もあり、HⅡ領域が明瞭に浮き上がってくれたのも良かった。
ST10XMEと同じくMik先生からお借りしているので、Eシリーズですが、このシリーズだとRフィルタは特性が結構、凝っているんだよね。HⅡ領域が浮かび上がりやすい特性だと思います。
IDAS type2 LRGBあたりだと、別途、Hαでの撮影もしなければならなかったことでしょう。

天文ガイドの評で要望のあった、NGC300・・・過去に何回か撮ってはいるのですが、この福田港なら、満足がいく作品ができる可能性があるので、来年の課題としたいと思います (`・ω・´)ゞ
イメージ 1
福田港で撮影した、つる座・ほうおう座 フジX-E1 デジタルカメラ XF18-55mmにて。

南低空まで、星が良く見える、良い撮影地です。海沿いなので、冬は風が厳しいと思いますが・・・
夏は夏で、人が多いので、それもそれで、悩ましいんですけどね (^^ゞ
春や秋口などでは良い撮影スポットになってくれそうで、今後も活用していきたいです。

ぼうらやの戦い

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12/6(火)
久しぶりにいいお天気でした。
月は大きくなってきていますが、まだまだ撮影好機。平日ですが、先日、撮りたいな、、と思う被写体をめっけたのもあって、俄然やる気がでてきました。
20時過ぎに自宅に帰宅。風は強い!でも、ぼうらやさんはAstroGPVでは2の予報でこれなら、オライオンでも撮れる予報。
帰宅して、出かけてくると、嫁さんに言うと、驚いて、ちょっとゴネられましたが(風が強いから、行かないかと思ってた・・・との弁)、説得して、いざぼうらやへ!
出発は9時ジャスト。気温は、磐田市内は8℃でしたが、ぼうらやに着くと5℃でした。
それから、セッティング。望遠鏡はオライオン30cm反射望遠鏡に、カメラはSXVR-H694冷却CCDカメラ。
手慣れた機材です。が、しかし、最近、トラブルはほとんどないのですが、それでも、セッティングに以前より時間がかかるようになったと感じます・・・。
9時半頃に到着していますが、撮影開始できたのは23時頃、と、1時間半ほどかかっています。
うー・・ん、以前なら、1時間もあれば・・・という感じでしたが・・・
もっとも、外気温の変化に望遠鏡を慣らさないとならないので、これくらいかけた方が良いのかもしれません・・。

しっかし・・物凄い透明度!!
カノープスが、こんなに明るく見えたのは初めてです。2等星くらいに見える。
天の川も、光害もものともせず、おおいぬ座付近に淡く、注がれていく様子が見えます。
風は時折、あるものの、AstroGPVの予報どおり、弱めで、絶好の撮影日和です。
まぁ、、シーイングは悪いのですが、モノにならないというほどでもない・・
双眼鏡を持ってこなかったのをちょっと後悔しました。が、明日もお仕事。
デジタルカメラも持ってはきているのですが、撮影するよりも、翌日の仕事の事を考えて、車の中で寝ることを優先しました。

途中で、被写体を変えて、何時起きだったかな・・・たぶん、2時で被写体を寝ぼけながら替えたと思います。
2時からのが本命!ですが、前座の天体も、個人的にはけっこー好きな天体です。
どちらも、まにあっくな銀河ですが(笑)

電気毛布と、電気ストーブのおかげで、割と良く寝ることができました。
12時前→2時、目覚まし時計起き→被写体変更→4時、目覚まし時計起き・・・

イメージ 1
ぼうらやの戦い1日目 フジ X-E1 デジタルカメラにて。ぱちり。

結局、時間を見誤り、本命は、途中、赤道儀にぶつかっていてB画像が撮れてないという始末・・・。
で、次の天体を狙ったところ、この日は、夜明け前より、風が強くなり、ガイドがまともにできてませんでした・・(;´д`)トホホ…
フラットは、ボクは夜明けの薄明光で取得するのですが、5時45分に目覚まし時計で起きてきて、そこから撮影です。
片付けも出来る範囲で、順次やっていきます。
ぼうらやを後にしたのが6時半ジャスト!自宅まで、30分はかかります。7時半には出社しないと間に合いませんから、ほんっと、ギリッギリなんです。
独り身の時は、寒くてもシャワーだけ浴びて、コンビニ飯喰って・・という感じでしたが、嫁さんにお願いして、お風呂を予め温めて貰って、さらに、グラタンまで、作ってくれて(←昨晩の残りですが)、なんというか、ありがたい限りです。


翌日も晴れ予報。
水曜日は定時日!ということもありますが、月もありますので、卓球仲間と卓球をしてから帰宅!
昨日より、30分早く、20時半前に出発です。
行き先は同じく、ぼうらやさん。松井オーナーのご好意もあり、コンセントを使わせて貰えるのと、先に書いたように、キッチリ、フラットまで、1日の撮影を終えて、自宅に戻れる、遅刻阻止限界線のところに位置しているというのが大きいです。

光軸調整したと思ったら、いざ、カメラを取り付けてみたら、星像が変・・・・悩んだ挙句、再度、光軸調整したというトラブルはありましたが(理由は不明ですが、主鏡セルが、以前の落下で歪んでいるので、主鏡セルの押しネジ固定が甘かった・・・?)
まぁ、オライオンも、老朽化してきているということではあります・・・。UFOの町、羽咋の親分から譲ってもらって、早10年ですしね・・。親分、元気かなぁ・・・。

まずは前座に、銀河巡りも兼ねてNGC1954を撮影。
面白い銀河です。この銀河を撮影したのは、もう、15年近く前だったと思います。
モノクロのままでしたので、カラー化したいなーと思ったんですよね。
残念ながら、フォトコンテストで通用する程の被写体ではないのですが(まー・・弾が無ければ、出すとは思いますが)、 撮りたい天体であるんですよねー・・・。

このあたりの天体は、組写真で、なんとか・・・と考えないではないのですが、ビミョーに紐付けられないのもあって、その案もボツなんですが、まぁ、フォトコンテストの為に撮っているワケではないですし。
撮りたい写真を撮って、それが評価されて入選ってのが一番です。組写真という手段は、その一助にはなるのですが、あまりに出鱈目に組んでも、意味がありませんからね。NGC1954に関しては、単独で出してダメならば、それ以上の方向性はないなー・・。

組み写真って、案外、難しいです。テーマ性をもたせれば良いのですが、できれば、起承転結まで、できればベスト。でも、天体写真で、起承転結って・・・( ̄  ̄;) うーん
普通の写真の組写真とは違ってきますが、例えば、今月号の星ナビ誌の組写真。縮小光学系の写真だと、テーマ性、同じく、自分の『夜空の小さな宝石・・・』も、テーマ性、というか類似性というか・・・
強いてあげれば、これが起承転結型になるでしょうか???今月号の天文ガイドで、引き合いに出していただけたのもありますが (^^ゞ 
結は、カラー画像で、結びになるんですよね。起承までは、偏光でかに星雲の模様が変わるんだー(´・∀・`)ヘー
というところになるのですが、転はないんだよね。
でも、組写真って、やっぱり、一般写真を経験されている方がお強いと思います。

話が逸れました。
で、月が沈む頃に、被写体を変更。昨晩の積み増しになります。
今回は、昨日の寝不足もあって、超ぐっすり♡
電気ストーブ、車の中で使うと案外、暖かくて、良く眠れます。

南低空はモヤがあったのかもしれませんが、カノープスはギリギリ見えるかどうか、といったところでしたが、
冬の天の川は、月が沈んだ後は、シリウスより南までうっすらと見えていました。
この日はデジカメは置いてきてしまったらしく、写真撮影はナシ。
フラットを撮って、片付け終わったのは、6時37分と、昨日よりも、遅くなってしまいました。

12/8(木)
この日も、GPV予報だと、行けそうは行けそう?な感じでしたが・・・・
嫁さんの方が、楽団の演奏練習があるとのことで、仕事を早めに切り上げて、帰宅。
嫁さんを送った後で、明星をお風呂に入れて、待機。
嫁さんが帰宅次第、出かけようかな・・とは考えていたのですけどね。
まぁ、GPV予報がイマイチだったのもあって、諦めちゃいました。
実際、朝方曇ってましたし、朝の車のフロントガラスを見たら、雨まで降ったみたい・・・
嫁さんが帰宅してくれた22時半頃は、月が良く見えていたので、出かけるか迷いましたが、諦めて正解だったみたいです。
まぁ、連戦直後ですしね。特に昨晩はぐっすり寝られたこともあって、問題はないといえば無かったですが・・
久しぶりにお布団で寝られました。


12/9(金)

今晩も、GPV予報では晴れ予報。
仕事も忙しいので、帰宅したのは、21時過ぎてたか・・?
嫁さんが、名探偵コナン見てました(笑)
晴れてはいるものの、透明度は悪い・・・
とはいえ、今日なら、月が2時前には沈むんですよ。
メインの被写体の積み増しができるチャンス・・・!(・・って、まだ処理してないのでメイン張れるかは判らないのですが・・・)
と、いうわけで、名探偵コナンを思わず見てしまってから、ガソリンが心許ないので、yamatomoさんの家の近くのガソリンスタンドに給油しにいって、それからぼうらやさんんへ・・・!
時刻は、22時半過ぎていたと思います・・・

ひょっとしたら、GENTAさんがいるんじゃないかなぁー・・と、ドキドキしながら、駐車場に(ライトオフして)入ったのですが、誰もおらず・・
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ぼうらやさん 12/9 フジ X-E1 デジタルカメラにて ぱちり

見事に、北の空がどん曇り・・・
おまけに雲の流れが早い。しかも、北から南に来る方向で、雲が出てきそう・・・。
ま、こりゃあ、ダメですな・・こういうこともあるさーと、早々に撤退を決意したのでした。

この一週間、割と頑張ったとは思うのですが、さてさて、モノになる作品が出来るかどうか・・・┐('~`;)┌
しかし、やはり撮りたいという写欲があるときは、俄然、気持ちが上向きますね。
我ながら、良く頑張ったなー・・と、思います。(多分、嫁さんと付き合った、2012年以来、ぼうらやカメラバッグ忘れてきた事件以来ですヨ・・)
あとは、今あるデータで処理してみて、足りなければ、今月末に、また積み足します(`・ω・´)ゞ

星を見る集い2016

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こちらも毎年恒例です。
浜北の星を見る集いに参加してきました。

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星を見る集い2016 浜松市新原小学校にて。

写真を見て、後から気が付きましたが、この小学校、天文ドームがありますね!いいなぁ・・・
活用されているかは?ですが・・・(今のご時世だと、夜間の天体観測は、とてもムリでしょう・・・)

ボクが、小学生の時は、月食の時にクラスのみんなで集まって、見よう!という話になって、担任教師が、仕方ないなぁ・・・と、遅くまで残ってくれて、面倒(と、いうか責任を持ってくれたのですよね・・・恐らくは校庭使用申請までしてくれて)を見てくれたものですが、それも、もう、30年も前ですからね。
今だと、なかなか出来ないだろうと思います。

今回は、遠天のみなさんもお忙しいようで、参加したのは、呼びかけてくれたM田さんと、惑星連邦のN中さんとボクだけでした。
昔は、星を見る集いの後で、獅子ヶ鼻公園に撮影に出かけたりしたものですが、それも、もう10年も前か・・

手伝い始めてから、すでに10年以上経つと思うので、気になって、どのくらいやっているのかな?と聞いてみたら、なんと、M田さんが、子供の頃からあるとの事。昨年で、40周年だったとのことで、驚くとともに、よく、継続してこられたなぁ・・と感心致しました。
微力ながら、歴史ある集まりに、協力できるのは嬉しくもあります。

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N中さんの望遠鏡 フジ X-E1 デジタルカメラにてパチリ。

N中さんは、MIZARの15cmF8屈折望遠鏡を持ってきていました。
多彩な機材をお持ちのN中さんですが、月夜、光害地、という立地条件から、こちらの機材をセレクトしたみたいです。
ボクも覗かせて頂きましたが、シーイングが悪いにも関わらず、やっぱり屈折望遠鏡は良く見えますね。

食事(お弁当をいただきました)の時に、N中さんM田さんと、国際光器のZeta14cmSDアポ、気になりますよねぇ・・と話をしたりしました。

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さて、今回、参加人数は少なめだったとのことですが、それでも、途切れること無く、望遠鏡に並んでくれました。
月もあることもあり、ちょうど都合が良い天体がなかったのですが、M田さんから、すばるがいいのではないでしょうか?と提案を受けて、SP32mmで丁度収まることから、すばるを入れておきました。

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別のところで、FC-76 蛍石屈折望遠鏡でもすばるを入れていたのですが、集光力の違いもあり、また、配布した天体写真がすばるだったこともあり、写真の違い、望遠鏡の違い、など、比較という点で良かったのではないでしょうか。

子供たちの中には、またすばるかぁ~と言う人もいましたが、いざ見てみたら、30cmの集光力で星が一等星の様に見える!と言う人もいましたし、凄い綺麗!という子供たちもいたり、美しさのあまり、思わずため息が出た子供もいて、とても良かったです。

いかに、感動して貰えるのか、驚きを持って見てもらえるのか・・・
その点に関しては、天文雑誌の月例フォトコンテストと共通している点だと思います。
もちろん、その手段(アイピースかカメラか)の違いはありますが、根本は一緒ですから、やはり、素直な感想にはこちらも、感銘を受けますし、刺激を受けます。



さて、20時半頃には星を見る集いも終了。
自宅に帰宅したのは21時半前でした。
星を見る集いの頃にはあった、雲も取れてきたみたい。自宅から見ると、やはり浜松市に比べると1段、星が良く見えます。
さて・・・月夜ですが、絶好の透明度。
でかけるかどうか。
少し悩みましたが(正直、パスしようと思ったのですが・・)、せっかくの休日前の晴天。というわけで、でかけてきました、ぼうらやさん!
出発は、22時38分。磐田市内の気温は7℃でした。が、風が強いのが気になる・・・
AstroGPVの数値を信じて、行ってみました。
ぼうらやさん着時の車の温度計では、5℃程だったと記憶しているのですが・・・・
実際、撮影時は、さほど、寒さが気になることはありませんでした。
でも、片付け時に、霜が降りて、下草が張り付いていたのも考えると、今季、一番の寒さだったのではないでしょうか。
もっとも、スキーウェアと、暖房に電気ストーブを持ち込んだのもあって、あまり寒さは感じず、、、でしたが・・・
うーん、ピント移動が心配だなー・・・

セッテイングは完了したものの、東から、とりおり、強い風が吹き付けて来まして・・・。
正直、まともにピント合わせすら、当然、オートガイドキャリブレーションすら、させて貰える状況ではありませんでした。
やむなく、月が沈む3時まで、ふて寝・・・(;゚Д゚)
幸い、3時頃には、風が止みました。
一応、銀河巡りも兼ねて、別の被写体を撮ったのですが・・・・
イメージ 5

ここまで、気温変化があったとは考えてもなかったので、ピント確認を怠ってしまいました Σ(゚д゚|||)ガーン
撮影結果からは、まずまずじゃないかな?というところですが、それは、シーイングが悪ければ・・という前提付き・での話です。
本当にピントが合っていたかどうか、確認してから撮影すべきでした・・・・(´;ω;`)ブワッ
ま、、夜明けまで、時間が無かった、という面もないではないですが・・・・。
やはり、こういう処で手を抜いてしまうと(性格上、仕方ないとはいえ)、結果は得られるワケがないですね。
くそぅ・・・ ( ̄ ̄;) 

それにしても、アルミ筒で筒長も長いおライオンは気温変化のピント移動が顕著です。
2℃の変化で、ピンぼけ必至。正直、1℃の変化でも、許容範囲を超えているのでしょう・・・。
まぁ、そこまでシビアにはやらないですけど、被写体を替える毎に、ピント合わせは必須ですね。
今回、ざっくり確認時に、許容範囲であると見誤ったこともあり、ピンぼけ画像を量産してしまう結果に・・・Σ(゚д゚|||)ガーン

日が昇ってきてから、片付け。その時の車の温度計の気温は、-1℃でした。
うー・・ん、そうすると、-2℃には下がっていたと思うので・・・どちらにしても、気温によるピント移動はあったと思いマスから・・・大失敗でした (;´д`)トホホ…

まぁ、今回は出かけるだけ、出かけただけでもヨシとしますか・・。
撮影しようと思った天体が、思った以上に難物であったことが判っただけでも、良かった?です・・・・(;´д`)トホホ…

今回も、電気ストーブ&電気毛布のおかげで、寒さは感じず、でした。
今回は、休日ということもあって、7時ジャスト。ぼうらやを後にしました。

和地協働センター祭り

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さて・・土曜日の遠征から帰宅して、ひと風呂浴びて、ぼちぼちとブログを書いていたら、
嫁さんが、出かけるとのこと。
公民館での演奏だから、来る?

うー・・ん、確かに車中泊とはいえ、ぐっすり寝ていたこともあって、あえて昼間に寝る必要は無さそうです。
せっかくなので、行ってみることにしました。

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和地協同センターまつり  フジ X-E1 デジタルカメラにてパチリ

そういえば、浜松中央卸売市場でもそうでしたが、浜松は、中学生が、こうしたイベントを手伝っていることが多いです。
自分が中学生の頃には、こういうの、無かったな・・・
こういう機会があるのはいいですね!(大変だとも思いますが・・)

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さしあたり、ポップコーンとわたあめを食べて、ご機嫌だった明星ですが・・・

嫁さんが練習に行き、わたあめが無くなるとグズり始めました。
仕方ないので、わたあめをもう一度買いにいったのですが・・・
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人見知り?せっかく並んでいざ、買う時に泣き出しました

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中学生のお姉さん達も、なだめてくれて・・・
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わたあめを手にして、なんとか、泣き止んでくれました。ε~( ̄、 ̄;)ゞフー 

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演奏会の会場に行くのに時間がかかってしまって、ほとんど、聞けなかったですが、
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明星も、おとなしく、聞いてくれていました。
前回の桜木小の時もそうでしたが、だんだん、手がかからなくなってきた・・・ってワケでもないか。ここまで連れてくるのが大変だったヨ・・・(;´д`)
もう少し、人見知りしないというか、愛嬌があるといいのですが・・・

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終了の挨拶に、なぜか、少しだけ前に出て向きを変えてみたり・・・。いや、お前が主役じゃないよ (^^ゞ

まぁ、なんだかんだで、自分も明星も楽しい休日を過ごしたと思います。
1日家にいるよりはずっといい。
さすがに、自分の方は、やや寝不足でへろへろ気味でしたけどねー (^^ゞ
ま、そこは自業自得だから、仕方ないですね。
土日とも、充実した休日になったのでした。

毎年恒例!中天忘年会ほか

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師走、というだけあって、いろいろと忙しいデス・・・。
でも、昨年よりはまだマシかなぁ・・。
本業が忙しいのは同じですが。

先週末は、毎年恒例の中天忘年会がありました。
UNESCO星空教室も同日だったのですが、さすがに、昨年はムリをしすぎたのもあって、今年は、見送らせて貰いました。
とはいえ、それでも、なかなかに忙しい。

まず、最初に、自宅の方に出向いて、進捗を確認です。自宅の方も、だいぶ進んできました。
それから、10時から、市のイクメン保育のイベントがあり、参加してきました。
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ただ、あかりの年齢からすると、もう1年ないし半年早く参加した方が良かった様に思います・・。
まぁ、参考になる話も聞けたので、その点は良かった。

それから、もう一度、自宅に、年賀状用の写真を撮りたいなー・・と、出向いてきました。
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恋ダンス あかり  フジ X-E1 デジタルカメラ XC16-50mmにて


梁の前で、明星もノリノリです。
逃げ恥も本日、終わっちゃいましたねぇ・・。
珍しく?ひさびさに最後までドラマを見てました (^^ゞ

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さて、屋根裏の窓の外は・・・
将来を見越して、造ってもらった・・・

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屋根の一角を切り開いて造った星見台。

大阪城と同じく、南に弱いニワトリに対処すべく、打った策。
真田丸にあやかって、星見丸とでも名付けようかしらん・・(^^ゞ
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ここからの眺望は最高です。
南・西・東・・・・彗星にも十分対応できるだけの視界が確保できそうです。
もっとも、南側は磐田市内の光害がありますから、実際にはどこまでの天体が写せるか・・・・
木造住宅なので、振動の心配もありますが、それは、過去の実家ベランダでの撮影結果から判断しても、さらに今回、ミュートンさんが、可能な限り強化してくれた(パワーボード2枚を入れてあります)こともあり、正直、なんら、不安が感じるものではありません。
さすがに、ロンキーさんの様に鉄筋コンクリートの太い柱ほどではないでしょうが、実際には十分なレベルに仕上がりそうです(これも、実家ベランダ撮影の経験からの判断)

即座にここで、どうこう、というのは考えてないのですが、いずれはスライディングルーフを置けるだけのスペースは確保できていそうですし、そこまでやらなくても、バケツ天文台で、ニワトリの延長という路線で、なるべく早い時期に稼働させたくなってきますね。
とはいえ、空の光害の状況を考えると、遠征するに越したことはないこともあり・・・・。
まぁ、おいおい、といったところです。
あくまでも、将来に備えた策のひとつ・・。
やはり、信繁が最初に立案したとおり、基本、打って出ねば・・・とは思うんですよねー・・。

さて、諸々と、用事を終えた後で、中天忘年会会場に急ぎ向かいます。
1時間弱程度で到着すると思っていたのですが、思った以上に国一が渋滞していたこともあり・・・
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XiV浜名湖に到着した時は、日が落ちていました。

それから、まず一杯、缶ビールをやってから、K岩さんのお誘いもあり、珍しく、宵の口のうちにお風呂を満喫!
露天風呂で、金星の煌めきをみながら、お風呂に入るという贅沢・・・!最高です。
すっかり、満喫しちゃいました (; ̄ー ̄川 アセアセ
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部屋に戻ると、O川さんの日食ドキュメンタリーの上映が始まっていました。
インドネシア皆既日食の顛末、とてもおもしろかったです。
皆既日食もいつかみたいなぁ・・・

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それから、食事会。
黒竜を2杯ほど呑んで、それから、はなの舞を何杯か・・?
すでに、ここから記憶がほとんど、なくなってます・・(;゚Д゚)
うー・・ん、食事も美味しかったと思うのですが、ほとんど記憶にないとゆー・・(もったいない!!)
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食事後に、中天メンバーで写真も撮影していたみたいです・・・が、まーったく記憶にないなー・・・爆

それから、部屋に戻って、質問会だったのですが、いやー・・僕は全く記憶にないのですが、なんでも、バッサリと切って捨ててたラシイ・・・。アレハボクデハアリマセン・・・・((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

ん、いや、その、まぁ、CMOSイメージセンサの台頭に、個人的には脅威を感じているのもあって、そのせいもあるのでしょうが・・・。
なんでも、時代遅れだと連呼していたとか・・・!?(〃゜口゜)!? 

いずれにしても、気がついたら、朝でちた・・_| ̄|○ il||li
うー・・ん、いろいろと疲れもあるのですが、せっかくの忘年会なのに、なんとも、ここ3年ほど、勿体無い過ごし方をしてるなァ・・・・(;´д`)トホホ…
O川さんが用意してくれた燻製も食べた(とは思うのだが、記憶が・・)のやら・・。エンガワ、楽しみにしていたのですがー Σ(゚д゚|||)ガーン

翌朝は、またお風呂を満喫して、O川さんとK岩さんと、いろいろと話をしてから、帰路についたのでした。
なんだかんだで、中天忘年会が終わると、年の瀬だなぁ・・・と感じます。

ぼうらや遠征 12/23

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浜松近辺では、23日未明は、強風が吹いて荒れ模様。お天気も朝まで雨が降っていました。
世間は旗日ですが、生憎の出社日・・・
イメージ 1
虹 スマホ内蔵デジタルカメラにてぱちり。

外に出てみると綺麗な虹がかかっていました。
ここまで見事な虹だと、ちゃんと写真に撮りたかった・・・が、うーん、休みだったら、この時間帯に外に出なかったでしょうし、、、( ̄  ̄;) うーん
ま、なにはともあれ、1枚でもカメラに収められたので、ヨシとしましょう・・。
虹って、なかなか撮れないっすよね・・。
ムーンボウと天の川なんて撮影できたら、最高でしょうが・・・

さて、昼前からは、お天気不安定で、雲が多かったりしましたが、基本的には晴れそうです。
GPV予報では、北の山の村では、雲が張り出してきて、雨マーク(紫)がついています。
うー・・ん、休日前(ってか、世間は休日ですが・・)、仕事の方も、定時であがれそうなので、遠出しても良かったのですが・・・。
まぁ、お天気が悪いなら、仕方ナイ。
ぼうらやさんに行くことにします。
先週、GENTAさんから、お誘いのSMSがあったのを思い出して、今晩はぼうらやに行きます・・っと、連絡。

歯が痛むので、夕食後の様子を見て、考えます、と、RES.
無理しない方がいいですよ、と、返信しようと思ったのですが、この先の予報を見ても、いまひとつ、ぱっとしない。今日は比較的温暖そうなのもあって、絶好の撮影日和・・と思ったので、余計なことは言わないことにしました (^^ゞ

さて、食事して、準備を終えて、19時23分、出立です!
磐田市内の気温は、9℃でした。ぼうらやさんは、恐らく、GPV予報どおり、8℃程度だったのではないかと思います。
昨晩の激しい風で、道路に枯れ葉が落ちていて、参りましたが、20時前には到着。
先に、GENTAさんが来られていました。

空は・・・夕方に想像したほど、透明度は良くありませんでしたが、風の方は、収まっており、また、気温も暖かで作業しやすい。
GENTAさんは歯が痛むとおっしゃいながらも、メイン機のFSQを展開しておりました。
イメージ 2
FSQ 蛍石屈折望遠鏡  フジ X-A1 XC16-50mmにてパチリ。

ぼうらやさんだと、南の空の光害が厳しいですね・・・
タカさんのBN-82L 冷却CCDカメラとの組み合わせで、撮影中です。
ぱっと見、何を撮っているのかわからなかったので、またまたマニアックな領域を狙っているのかと思っちゃいました (^^ゞ
イメージ 4
オライオン30cm 反射望遠鏡 フジ X-A1 XC16-50mmにて。

さて、僕の方は、いつもどおり、オライオン30cmを展開。
写真は、月が昇ってきてからのものです。

何を撮ろうか迷ったのですが、前回も撮影したNGC1954の追加撮影・・・。
最初はときおり吹き付ける風も強かったし、気温変化も激しい予報でしたので、前座としては適当かな・・と。
北天のNGC2336も、一度きちんと撮りたいなぁ・・とは思っているのですが。。。
時折、ちぎれ雲が流れてきてたりはしましたが、基本的に晴天。
ただし、透明度は思った程ではなく。シーイングは、冬としては、まずまず、ですが、トータルで考えたら、4/10ないし3/10といったところか。

イメージ 3
キヤノン NewFD300mmF2.8L 望遠レンズ  フジ X-A1 デジタルカメラ XC16-50mm

さて、せっかくの休日前ですので、僕の方は、2台体勢です!
22時くらいから準備開始。
カメラは、フジX-E1(未改造機)。赤道儀はSkyExplorerなのですが、ここのところ、ちょっと調子が思わしくないかなぁ・・・。いちど、yamatomoさんに見ていただこうと思います・・。

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浜松市の夜景 NewFD300mmF2.8L フジ X-E1 デジタルカメラにて。

夜景で、ピント合わせ・・・(^^ゞ
結構、300mmともなると、自動車が走っているのが判ったりして、これはこれで面白かったりします。

イメージ 6
カリフォルニア星雲 NewFD300mmF2.8L 望遠レンズ LPS-P2フィルタ使用 フジ X-E1(未改造)デジタルカメラ 5分1枚@ISO800。レベル調整のみ。

hanaさんも仰っていましたが、冷却CCDカメラよりも、デジタルカメラの方が撮っていて楽しい♪
さすがに、Nikon D810A 天体写真用デジタル一眼レフカメラには遠く及ばないと思いますが、赤い星雲が良く写ります。
これが背面液晶モニタで確認できるのだから、やっぱり撮影していて楽しくなりますよね。

ただ、今回も、やはりガイドがビミョーに流れてました・・・(;´д`)トホホ…
うー・・ん、なんだろうなぁ・・・。まぁ、楽しむ分には、十分だと思いますので、後日、ちゃんと画像処理しようとは思いますが・・・。

さて、車の中で一寝入りしてから、0時半に、オライオン側は、NGC3027だったかな?銀河巡りの一環で、撮影・・。これも、ちょっと面白味に欠けるので、コンテストには無理かなぁ・・・。
ぐむむ・・・ネタ切れでつ・・・
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サブのNFD側は、IC405,IC410コンビに。
この天体、その昔、30年ほど前でしょうか・・・。KY博士が、SkyWatcher誌で紹介されているのを見てから、撮ってみたい憧れの天体だったのですが、これまで、ちゃんと撮影できていませんでした(まぁ・・今回もガイドエラーがあるので、ちゃんと、ではないですね・・・・)
うーん、APS-Cだと、300mmでは、収まり切らないみたいですね・・・(;´д`)トホホ…


月が昇ってきたのが、2時半頃。この頃になると透明度が上がってきたようです。
GENTAさんの方は、片付けられて、4時頃には帰宅されました。

僕の方は、反射式だと、どうしても、フラットを現地で済まさないとならないので、夜明けまで一寝入り・・・。
フラットも、EL板を用意すればいいんですけどね・・・

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いい夜明けです。時折、ちぎれ雲が出てきたり、湿度が高いので霞んだ空ではありましたが、安定して晴れてくれました。

年末は、実家に帰省せねばならないので、今年のぼうらやでの撮影は、これが最後かも・・・。
お天気次第では、平日遠征も検討したいところですが、さて・・・どうなるかな・・。

帰省時にもアトラクス赤道儀を実家に持ち込んでいるので、いろいろとテストはしてみるつもりでいますから、
撮影納めはまだ先・・・の、予定。

X'mas Eve 

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クリスマスですね~。
独身の頃はまーったく縁のないイベントでした(笑)が、さすがに、子供が生まれるとそういうわけにもいかず・・・
とりあえず、今回はお菓子ですが、先程、そっと、枕元に置いてきました。

さて、昨日は、遠征から帰宅してから、Salaでの、キッチン体験会に行ってきました。

イメージ 1
SalaPlazza  フジ X-A1 デジタルカメラ XC16-50mmにてぱちり。

実は、このXC16-50mmレンズ、先日、明星が引っ張ってカメラを落としたら、やっぱり、マウントの爪が欠けてしまいました・・。
プラマウントはやっぱダメですねぇ・・・。今回は、破片を拾って、接着剤でくっつけました (;´д`)トホホ…
まぁ、問題ないみたい?

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優しいお姉さんが、コンロについて、いろいろと教えてくださいました。

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使用したガスコンロは、DELICIA。
コンロなんて、別に使えればいいやー・・くらいに思っていたのですが、最近のコンロは、すごく進化しているのですね(◎-◎;)!!
揚げ物時に、180℃に温度を自動的に維持してくれたり、その他、メニューから選ぶだけで、料理に適した加熱ができるようになっていて、驚かされました。

多機能すぎて、これは主婦をダメにする!と仰った方もいるとか。
確かに、勘所とかが養われないと思いますが、個人的には、美味しい物ができるなら、こういう機能は大歓迎だけどなー・・。
もっとも、この機能を覚えて使いこなす方が大変そうな気もします (^-^;) 

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嫁さんが、フレンチトースト焼いてます。
専用鍋ですが、ごはんも、ガスコンロで炊いています。ふっくらと炊けて、とても美味しかった。
美味しいのは、使っている水が良いのか、お米がいいのか、ガス調理が良いのか・・・
お米は普通のですよーとの事でした。

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グリルで、チキンも、ふっくら。
むぅ、マクロレンズ持っていけば、もっと綺麗に撮れるのですが・・・(~~~ )ノ
XC16-50だとちょっと寄れないのと開放F3.5なので、こんなものかなー

嫁さんは、グリルをあまり好きではなかったのですが(次のコンロで最初要らない!と言っていたくらい・・。僕は欲しいので、とりあえず付けてはありますが)、中身はふっくら、皮はパリッと焼きあがったチキンに考えを改めたみたい。フライパンだと固くなっちゃう・・と言って感心してました。

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その間、あかりは、キッズスペースで、超満喫してました(笑)

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フレンチトースト。
これは、可能な限り寄ったので、綺麗に撮れたかな ε~( ̄、 ̄;)ゞフー 

こちらも、とても美味しく頂けました。でも、うちの子は、チキンばかりで、結局食べてくれず・・・。
美味しいのになぁ・・。

嫁さんの方は、ガスコンロを安易に選んでしまって、かなり後悔していましたが、今回のDELICIAに入れ替えることができそうなのをショウルームの方で、確認してました。
教えてくださったお姉さんのお人柄もあり、また、説明も上手で、思っていた以上に有意義な体験会でした。

さて、それから自宅へと行きました。
床に貼る板材を選ぶのですが・・・
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このヤロウ、一番高い板材を選びやがりましたよ・・・爆
さすがに、これを全面貼るわけにもいかないのですが、一部、この板材(かりん)を使うことにしました。

廊下は、桜のカバ材、リビングは、桧の無垢材、台所とお風呂・トイレの水周りの方は、前にリフォームした時の実績のあるチークにすることにしました。
色合い的には、台所の方は、ナラでも良さそうでしたが、やはり長く使うものだし、と、嫁さんの方も実績があるチークで納得した様です。

その後、注文していたケーキを取りにいってきました。
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夜、ケーキがあるよ、と言って見せたら、わぁ!ケーキだぁ・・!!と、この喜びようです。
ちょっとお値段的に高いなーとは思いましたが、でも、買って良かったです。

。°+°。°+ °。°。°+°。°+ °。°。°+°。°+ °。°+ °。°

さて、ブログを書いていたら、起きてきたみたい。
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これ・・・?なに・・? 
と、聞いてきたので、「あかりがいい子にしていたから、サンタさんから、プレゼントだって」と言うと、
「サンタさん!!」と、大喜びの様子。
まだ、サンタさん・・!と言っているのが聞こえてきます。
よっぽど、嬉しいんだろうなぁ。
なんとかひと仕事終えたところで ε=( ̄。 ̄;)フゥ 

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ボクの方も、サンタさんからのプレゼント開けてみましょうかね。
中身は・・・まぁ、大したものではないのですが、また後日~ (^.^)/~~~

天文ガイド 応募用紙

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今月号を買って、初めて気がついたのですが、天文ガイド、月例フォトコンテストの応募用紙が変わったのですね(◎-◎;)!!

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特に全く問題はないのですが・・・
応募部門に◯をつけて、自分で、どこのジャンルに投稿するか指定したり、あとは、説明やアピールの場所が
狭くなっていて、むむ、ビミョーにハードル上がってます・・・。

割と、説明つけないといけない写真撮ってる自分としてはちょっと不利だなぁ・・・Σ(゚д゚|||)ガーン

あ、年賀状を急ぎ作成しないといけないので (^-^;) 
とりあえず記事です。

サンタさんのプレゼントはなんだったのか!
その意図は何なのか!!
待て、次号!!!(爆)

QHY!

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今日から冬休みです。
ここ数年、12月は、なかなかに忙しくて、、、今年もやっと一段落。

さて、お待たせ致しました(?)
サンタさんのプレゼントは・・・
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QHY5III-178MCでした!
パッケージには、カメラ本体の他、LEMO-ST4ガイドケーブルとUSB3.0A-Bケーブル、CS-Cマウント変換アダプタ、ロック用リングが付属しています。

■なぜQHYか

この種のCMOSビデオカメラは、QHY5L-IIでQHYが先鞭をつけたと思い人気を博しましたが(実際、ステラショットで最初に対応されていましたしね!)、その後にZWO社が矢継ぎ早に、ASI224MC,174,178と、発売し、冷却版も即座に製品化するなど、Sony製CMOSを使った製品としては、ZWOの方がメジャーになった感があります。

なら、ZWO社の製品を選んだ方が国内ユーザも多く、情報も多く入ると思われることから(←冷却CCDカメラの時代では大事なことで、SBIGとBitranが人気を二分していました。)、ZWOを選択する方が妥当だとは思います。

しかし・・・

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QHYのサイトを見ていて気になったのが、青字反転させたこの一文、アンチ・アンプグロー。
これは、惑星写真はともかくとして、星雲などDeepSkyObject(DSO)を狙いたい場合には、無視できない項目です。
うー・・ん、一応、仕事柄、理由は書けませんが、、、
天体観測のような長秒露光を主とするアプリケーションでは、大事な制御です。
これで、心はQHYに決まりましたね。
また、ASI120MMを使ってみて、なまなまさんのminiCAM5Sの作品を見て、回路設計は、QHYの方が上だと感じたところもあります。

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左:ZWO ASI178MM-Cool 冷却On 60秒
右:QHY QHY5III-178MC 非冷却 60秒 

ダーク画像で見比べてみました。もともと、比較検討するために撮ったわけではないので、正確な比較はできません。
非冷却のQHY5III-178MCの方はダークノイズに埋もれてアンプグローが見えなくなっている可能性はありますが・・・・
しかし、ASIで見られる左下、右下の明るいAMPノイズがQHYでは見られない点はアンチアンプグロー制御が功を奏していると見てよさそうです。
右上のAMPグローに関しては、QHYが薄くなっている気もしないではないですが、それこそダークノイズに埋もれているだけかも、、、

実際に、ZWO社製品でも、アンプグロー抑制制御は行っているかもしれませんが、このあたり、ご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えてください。

ここがわからないと、一応、DSO狙いも考えている僕としてはちょっと、ZWOに手が出しにくいかな・・・
すぐにではないですが、ZWO ASI290MMを考えていたのですが・・・
個人的には、現時点(2016.12)では、DeepSky用途も考えた場合、Sony製CMOSのカメラは、QHYの方がいいかなぁ・・・と思います。
まぁ、差はわずかに思えますが、今回は1分露光ですから。露光時間を延長した場合にはさらに差が大きくなるのは間違いないところです。

さて、望遠鏡販売店のトミタさんが提供してくれるCD-ROMにドライバが納められているので、それを使って、各種ドライバ類をインストールしていきます。
Windows10の方は、ASCOMをインストールするのに、.Net FlameWorks3.5を有効にしておくように。

コントロールパネル(Windowsキー+X)>プログラム>プログラムと機能>インストールされた更新プログラム>Windowsの機能の有効化または無効化
イメージ 5
これをやらないと、ASCOM6.2のインストールが出来ません。たぶん・・・


制御ソフトも、いろいろと試したのですが、画面キャプチャした画像はどうも自宅のHDDにおいてきてしまったみたい・・・。
ASCOMプラグインをインストールすることで、手慣れているCCDSoftでも動作することを確認はしています。

個人的には、
惑星撮影用:FireCaptuer
ガイド用:MaxImDL V5,PHD Guding2
星雲撮影用:MaxImDL V4で可,CCDSoft

といったあたりで目星をつけました。
惑星用に関しては、やはりFireCapturerが一番良さそうです。前に使っていたVer2.2からだいぶ変わっていたので少し戸惑いましたが、ROIによる画像一部切り出して、カラーで撮影することも簡単そうでした。

初代PHDの方でも、制御はできましたが、USB2.0で接続しPentium4-1.8GHz、RAM 1GB、WindowsXPの遠征用PCで確認したところ、とても実用に耐える速度が得られませんでした(画像更新に5秒以上かかる)
PHD2では、その半分くらいですが、それでも、未だ厳しいですね。
試しに、MaxImDLで試したところ、こちらは部分的に画像更新していくのもあり、十分、古いPCとUSB2.0接続でも実用に足ることが分かりました。
これは、次期機材構想で大事な部分になります。システムの再構築が可能になりますから・・。
ただし、手慣れているMaxImDL V4では、ガイドカメラとしては、エラーが出てしまい制御できず。撮影用カメラとしてはOkなんですけどね・・・。
MaxImDL V5なら、撮像/ガイドともに問題なさそうです(もっとも、室内チェックのみですから、実戦テストは必要です)

星雲撮影用としては、手慣れているCCDSoftかMaxImDLを使おうと考えています。
MaxImDLの方が確実かなぁ・・と思いつつ、CCDsoftのSBIG圧縮保存も多数枚撮るCMOSカメラでは魅力が・・・
まぁ、このあたりはテストしてみます。

イメージ 4

MaxImDL V4での接続例
Cameraアイコンから-Setup→ASCOMを選択、Advancedで、QHYCCD-Camera-Capturerを選択。
Propertiesを押すと、右の画面が出ます。

ここで、ゲインとオフセットを設定する必要があります。
ZWOだと、おすすめセッティングが2つほど出てくるので、それを選んでもOkでしたので、その点ではZWOの方が親切ですね。

ZWOでもQHYでもゲインを上げた方が、ノイズが下がるかのような記述がありますが、個人的には甚だ疑問です(アナログゲインならばまだまぁ理解もできますが、デジタル出力のCMOSで???)ので、自分としてはゲインは0。つまるところ、ダイナミックレンジが最も取れる設定にはなります。

次にオフセットですが

イメージ 6

ダーク画像を撮像して、ヒストグラムの左端が切られない程度まで値を上げていきます(キーボードの矢印キーから操作すると、細かい数値変更が可能だったかと思いました)
ボクの場合は、オフセット30で、ほぼ決定しました。
また、画像の最小の輝度値が0でないことの確認も、確実に行っておく必要があります。

この画像ではMinimum値は8カウント・・・。問題はないといえば無いのですが、ちょっと心許無い値かな・・・
ゲインと違って、こちらは多少は上げておいても、あまり問題はないのですが、やはり、ダイナミックレンジ減少に直結しますので、注意は必要です。
Avrが約228カウントですから、もう少し上げた方が無難ではあるかな・・・

できれば、実際に撮影する露光時間での露光も行って、ダーク成分のヒストグラムと最小値は確認した方が良いかなと思います。詳しくは書けませんが・・

また、USBケーブルの長さが変わると多少変化するかもしれません(供給電圧の変化が考えられる)ので、必ず使用するケーブルでチェックした方が良いかと思います。

今回、撮像・画像解析にはMaxImDLを使っていますが、Gain,Offset設定については、ASCOMからの設定ですので、どのソフトを使っても同じになると思います(FireCapturerはASCOM設定画面がでなくても繋がっちゃた気がしましたが)
設定は、撮像ソフトで行って、キャプチャし、ステライメージ等で解析して、Offsetを決めると良いかなと思います。


イメージ 7

QHY5III-178MCは、カラーカメラです。撮像はRAWでBayerで撮るとして、カラー化は、GBRGが正解の様です。
しかし、緑が強いなぁ・・・
ちょっと余談ですが、ZWOのASI071MCCの作例がアップされていますが、色彩については、浅いというか、ちょっと色のヌケが悪いというか。
この辺りは、デジタル一眼レフカメラの方がさすがに上手(うわて)だなぁ・・と感じました。
178MCも、色彩に、苦労することになるかも・・・・。
この辺りはやってみないと判りませんが・・・。
QEは、IMX178は見つからないのですが、その他のSony裏面照射型CCDの情報からするとやはりGがすこぶる良く(70%弱)、裏面照射型なのに(だからこそ?)赤感度は抑える(55%程度か)ようになってるみたいです・・・



実戦テストするぞー!と、思ってたのですが、
いざ、実家に戻ってきてみたら、スカイセンサ3D本体はあったんですが、どうにも、接続ケーブル類は物置の中?ちょっと見当たらない・・
せっかくの機会なので、実戦テストと思っていたのですが、目論見どおりにはいかず、ガックリです・・・。
まぁ、アトラクス赤道儀を持ち帰ったときに、年末での撮影に使う、とまでは検討してなかったのもありますが・・・
一式、全部持ち帰っていたつもりだったので、誤算でした。
(まぁ、出かける前に、物置を見てくればよかったのですが・・・)

あとは、ST10XMEに装着したまま・・と思っていたMPCCも見当たらず・・・。(゚-゚;)ウーン
仮住まいの中でも、見当たらないので、どこに行ったのやら・・・(逆にどこかにあったとして、カビだらけになってる予感しかしない・・・)
ST10XME本体はちゃんと仕舞ってありましたが・・・
うーん、いろいろとバタバタしていたのもありましたが、もう少し、細かくリスト化でもしておけばよかったとちと後悔・・・・。

今年最後の撮影納め。福田港ワンポイント遠征!

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本当は、新月期にあたるこの年末・年始。
実家で、QHY178MCの実力を探るつもりでいたのですが・・・・
まさかのアトラクス電源コード欠品により、おじゃんに・・・😨
あーあ、です・・(;´д`)トホホ…

ま、神奈川、思っていた以上に冷え込むので(過去の記録からすると、ベランダでも、真夜中は平気で、-5℃いきます・・・)、機材が揃っていてもどこまでやるかは悩むところなんすけどね・・・
光害キッツいですし・・

さて、昨日12/28は一足はやく、仕事納めでした。
アストロアーツのホームページを見ていると、何気に、45P 本田・ムルコス・パジュサコバ彗星がテイルを伸ばしているようで、気になります。
本来なら、少しでも早く孫の顔を見せるべく、神奈川の実家に向かう予定でしたが・・・
ワンポイントならいいよね? (;・∀・)

定時日でもあるので、ベルサッサで、速攻で、撮影に向かうことを検討。
前日から、準備万端とし、車にNFD300mmF2.8Lとデジタルカメラ、X-E1を載せて、準備していたのでした。

しかし!
まーl仕事の方はそうは上手くはいかないものです。
打ち合わせが急遽、夕方に入って、あれこれ、今後の予定について議論。
優秀なうちの部署の上司はそれも踏まえて、どうもさらに上にかけあってくれていたみたいです・・・
打ち合わせ自体は定時内に終わったものの、その後の方向性について、上司や、部門担当者と、電話であれこれ、雑談を越えない範囲でやりとりしてました・・・(;´д`)トホホ…

それでも、17時ジャストには打ち切って(定時16時半で、ベルサッサするつもりだったのにィ・・・)、そそくさと退散。
誕生月は、有給とらないと、始末書書かしちゃうゾ!という組合が健在な会社だけに、1日早くおやすみを頂いていたのもあって、やや心苦しい面はないではないですが・・・
これ以上は待てん!!

撮影場所は悩みましたが、西空低空、思ったよりも南より・・・とのことで、福田港にでかけることにします!
そこに至るルートも悩ましいですが、なるべく渋滞はさけるルートで、バイパスは磐田よりより乗って、福田へは、GENTAさんルートに向かう・・
GENTAさんルート、普段はいいんですけどね。この時間帯だと、若干、通勤(帰宅)渋滞が生じるようでした。
ま、それでも、磐田市内ルートよりは早く着いたと思います。

到着はほぼ、想定していた17:45でした。
金星がかなり高い位置にあります。未だ夕焼けが残る空ですが、本田・ムルコス・パジュサコバ彗星はさらにその下(地平線より)です。

急ぎ準備を始めます。
ぼうらやさんに行くとしても、バッテリーの方が準備が早いl.今回は、バッテリーを2系統持ってきていました。
しかし、いざ、準備を始めてみると、おっとぉ・・・
DC12V直結で動作するヤン艦隊、13th PCは持ってきてなかったのでした。
あれ?昨日確認したと思ったのに・・・
そういえば、前回、余剰戦力は、物置に全て置いてきたのだったような・・・・

ま、それはそれで、あらかじめ、PCレスでも済ませられる様に、Pyxisを金星でアライメント!
45Pの位置も、メモってきてあります。座標が判ってさえいれば、単独での導入できますからね。
おのおの、ぬかりなく・・・
こういったギリギリの展開では、どんなに些細なことであっても、次善の策とすべく。最悪の自体を想定しての展開は考慮しておくべきです。(まー・・・ここまでトラブる人の方が珍しいかも・・・。ってか、チェックしろ、自分!)
と、まあ、意外と万全の体制で臨んだ、福田港冬の陣!

しかーし!撮影位置をぬかってしまいました。
イメージ 1
福田港 撮影納め フジ X-A1 デジタルカメラ X-A1 デジタルカメラ XC16-50mmにてパチリ


いつもの場所にセッティングしたのですが・・・
結果的に、見事に、街灯が邪魔になりました・・(;´д`)トホホ…

まー、いいや、どうせ彗星撮れさえすれば・・・と、思ったのですが。

イメージ 2
本田ムルコスパジュサコバ彗星 フジ X-E1 デジタルカメラ NewFD300mmF2.8L望遠レンズ 2分1枚

げげ、なんと、APS-Cサイズを超えるくらいテイルが伸びていそう・・_| ̄|○ il||li
こ、これはコンポジットしたかった・・・。

時間は、ロスするとしても、別の場所に移していれば・・・
俺の、俺のバカ!! (>Д< ;)
でも、ギリギリの選択だったしなぁ・・・。判断甘い、というか、歳とったせいか・・・
チャレンジ精神に欠けてきてます・・。
BestよりはBetter的な・・。まぁ、それはそれで、アリとは思うけどさ・・・。

かなり、後悔。
彗星自体は、今後、地球に接近してきてくれて、もうワンチャンスありそうではありますが・・・
近日点通過は、今月なんだよなぁ・・

まぁ、なにはともあれ、カメラに納められたのは良かったです。
前回ほどではないかもしませんが、周期彗星というのは、なんだかんだで、歴史を感じさせてくれますね。
5年という歳月・・・
その記録があるのは恥ずかしいような、改めて見て、ああ、このときはそうだったんだよな・・・という感慨もあったりすわけで。
H野LS15さんも、今は東京だもんなぁ・・。当時は良く、付き合ってくれたなぁと思ったりするわけです。

今後、前回ほどではないですが、地球に急接近するので、まだまだ楽しませてくれる彗星だと思います。
亡き、本田実さんに敬礼 (`・ω・´)ゞ

人に歴史あり、ブログにも歴史あり!?
次の本田・ムルコス・パジュサコバ彗星の回帰にも、このブログで、撮ったどー!報告ができるといいな・・

19時半には、福田港を後にしました。
海風があるせいか、気温よりも寒くかんじましたね・・。
でも、自販機があるので、ホットココアを飲んだりして、快適な撮影地ではあります。

QHY5III178MC

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さて、前回は、QHYをなぜ選んだのかと、使い方をざっと説明しました。
今回は、なぜ、178MCを選んだのか。このカメラの目的を、ちょっと書いておこうと思います。

イメージ 1
QHY5III-178MCと、8-48mm F1 Cマウントレンズ。

Cマウントレンズの方は、1/2型CCD用ですので、1/1.8の本機ではちょっとケラれてしまいます。
QHY5III-178MCは、CSマウント(フランジバック12.5mm)ですので、アダプタだけ作れば、例の変態レンズも使えるかも・・・。
タキさんにお願いしてみようかなぁ・・。

さて、一番の目的は、
■惑星撮影用のカラーカメラ
です。DFK21AF04が故障してしまいましたので、これの代替です。
ただ、惑星用のカラーカメラなら、より性能が高いと思われるIMX290カメラや、より安価なASI224MCで、事足りますね。
僕の場合、惑星は撮りたいけれど、手持ち機材からしても、ベストのカメラでなくても良い・・・
ましてやカラーカメラなら、それなりの性能さえあれば、満足です。
上の写真のような木星の衛星相互食など、カラーカメラならではの現象はカラーカメラで捉えたいものですが、
通常は、DFK/DMKカメラと同じ様に、モノクロカメラのカラー化に使います。
モノクロカメラの方は、妥協したくないので、IMX290カメラで考えていますが・・・・
このカラーカメラを使ってからの判断になりますが、IMX178も感度次第では、良いかも・・・???

■星雲撮影用のカラーカメラ
これは長らく、SXV-H9Cが努めてくれていますが、さすがに、このカメラも性能的に、陳腐化してきていますので、このカメラの代替も兼ねています。
SXV-H9Cによる子持ち星雲 M51

星雲撮影用のカラーカメラとしては、デジタル一眼レフカメラがあれば、事は足りますが、光害がある中での撮影は、広いセンササイズも災いし、案外難しくなるものです。
このカメラでは、もう少し、手軽に撮りたい場合を想定しています。
CMOSカメラの低ノイズ性と高感度に期待して、ノータッチガイドで、15秒ないし30秒露光くらいで、多数枚撮影してコンポジットで良い画質が手軽に得られるなら、使っていて楽しくなります。
この年末に実戦テストができなかったのが本当に残念です・・・

■ガイドカメラ
画素ピッチが十分に細かいことから、今、流行りのCマウントレンズによるガイドにも向いていると思います。
カメラ感度も、十分に向上していると思いますし、また、センササイズが、7mm☓4.9mmと大きめなこともあり、オフアキシスに使っても良い結果が得られるのではないかと期待もしています。
こちらも、テストしないといけませんが・・・・
どこかのタイミングで、やってみようと考えています。
で、十分な感度があった場合、今、SXVR-H694とコンポーネント化させているLodeStarを、TOAGの方に回して、SXV-AOをフル活用できるように、システムの再構築を行いたいです。
場合によっては、このために、次に買うモノクロカメラは、QHY5III178MMでも良いかも・・・?

と、いう感じで、面積と画素数が大きく、他の用途でも使用できそうなIMX178カメラは、かなり使い出があると思うんですよね。
折しも、トランプ大統領就任に向けて、円安が加速してきていたのもあり、どうせ買うなら、と、一足早めに購入したわけですが・・・・
うー・・ん、実戦テストは、先になりそうだなぁ・・・・。
この年末でできれば、感触は掴んでおきたかったのですが、仕方ありませんね・・・(;´д`)トホホ…

2016年を振り返って

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2016年もいよいよ終わりですね。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。

今年をざっと振り返ってみます。

カタリナ彗星と球状星団NGC5466 NewFD300mmF2.8L 望遠レンズ ST10XME 冷却CCDカメラ

2016年の年初は、C/2013US10カタリナ彗星が来ていました。
ただ、基本的にニワトリで迎撃したこともあり、イオンテイルが伸びた淡いこの彗星は上手く撮影できませんでした。

天文ガイド3月号 最優秀作品 NGC2805付近

2月に発売の天文ガイドでは最優秀に選んでいただけました。
この様なマイナーな銀河を選んでいただけて、嬉しいのはもちろんですが、驚きもありました。
1月半ばには、手記を書いていたわけですが・・・
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手記に使った写真です。明星も、この時からさらに大きくなったなぁ・・・
さて、この時、ST8300Mを使っての撮影に取り組んでいました。
りょうけん座のNGC4631とNGC4656  MT160反射望遠鏡 ST8300M 冷却CCDカメラ MPCC使用 
ST10XMEでちた (;・∀・) そりゃー、写ってる訳だわ・・・

ふくろう星雲とM108 MT160反射望遠鏡 MPCC使用 ST8300M 冷却CCDカメラ

作品としては、しし座のトリオと、あともう一つは、ガイドエラーで上手くいかなかったかな?
変わり種路線となりますが、かに星雲の偏光でなんとか1作品、入選はさせて頂きました。

ST8300Mも購入当初(2009年頃だったか)は感度が足りない・・・と感じたものですが、その後、画像処理技術もあがり、今の技術なら、十分な撮影ができそうです(当時も遠征時には不満は感じてなかった)
とはいえ、SXVR-H694との感度差は明確だしなぁ・・・
D810AやASI1600MM-Coolが出てきている現在、カメラの性能としては陳腐化しているのも確かなので、今後もこのカメラに投資はせずに、使えるところで使っていく感じになるかなと思っています。

今年は、3月までは比較的良く晴れてくれたと思います。銀河撮影が捗りました。
NGC4410付近
宇宙の事故現場 
この衝突する銀河たちは、もう一度、構想を練り直してリベンジしたいなぁ・・・。

天空のダイヤモンドリング Abell33

この天体も、この時期の撮影でした。こういったマイナーな天体をブログやフォトコンテストの誌面を通じて紹介していけるといいなと思ってますが・・・ネタが、ネタがぁ~ 😨
さすがにネタ切れになってきてマス・・・。

M8M20 天龍の森にて。 GENESIS SDF屈折望遠鏡 with NPR-1073レデューサ 430mm F4.28 
フジ X-E1 5分☓19コマ@ISO1600

GW中。岡山の帰省から帰ってきてそのまま天龍の森へ!ひさびさの遠征でした。
到着は夜半前になり、また、空の状況はもう一歩だったか?それでも、綺麗な天体写真が撮れるのは暗い空があってこそ。というのを改めて、久しぶりに感じることができました。
やっぱり、遠征はいいですね。
また、フジのX-E1でも、思った以上に淡い赤い星雲(M8とM20の間のブリッジ)が写ることも判り、改造機でなくとも、自分の写したい天体写真は、このシステムで撮影できると判ったのも大きいです。
D810Aも欲しいとは思いましたが、価格的な面はともかくとして、フルサイズを活かせる手持ちの望遠鏡が少ないのもあり・・・。
まぁ、まだ未練はありますが・・・
諦める決断が出来た1枚でもあります。

CMOSカメラ ALICEⅡによる子持ち星雲 M51  オライオン30cm反射望遠鏡 パラコア2 10秒☓655枚

結構、後手になってはいるのですが、家の建て替えも目前として、CMOSカメラ ALICEⅡの実戦テストも行いました。もっとも、2015年夏頃から、実験は繰り返してきましたから、ある程度の目処は立っていましたが・・・
しかし、この作品を仕上げて、このポテンシャルなら、短時間露光・多数枚路線でも、自分の要求レベルを満たせていることを確認できました。
環状星雲M57  オライオン30cm反射望遠鏡 パラコア2 Hα使用

むしろ、低読出しノイズのCMOSカメラでは、Hαフィルタの様なNarrowBandを使用した時にノイズに埋もれずにより淡い外郭を写し出せることを発見しました。
これは・・・ちょっと想定外でしたが、自分のSXVR-H694の処理方法にも問題はあるのは、その前に行った中天勉強会で、感じました(是正せねば・・と、思いつつ、やってない・・・ ^^;)
読出しノイズ、ギリッギリの描写させる場合には、やはりきちんとカメラの特性を把握して、適切な一次処理をせねば駄目だと思ったのと、同時に、多数枚のCMOSの優位性も感じた次第です。

現在、ALICEⅡに関しては、再組み立てのところまでは行っているのですが、アパートだとハンダゴテもちょっと使いにくい面もあって、一時保留中なのであります・・・
しかし、グレードアップして主力機としての実戦配備を検討はしたいと考えています。
あとの課題は画像処理フローとなるか・・・・
ま、このあたりは、じっくりと考えていきたいと思います。

そして、梅雨明け直後、8月上旬からは、いよいよ、引っ越し&家の取り壊しでした。

ニワトリ最後の作品 NGC891

同じ機材で同じ天体は絶対に撮らない、という禁忌を犯してまで撮影した、最後の1枚・・・
結果的に、過去、最高の解像となったのですが、あえなく、撃沈となりました・・・。
こちらも撃沈、クレセント星雲

これも最後の最後、というわけではなかったですが、このどちらかが、採用されていると救いはありましたが・・・
ま、フォトコンテスト、そう甘くはないということですね・・・(。・ω・。)

とはいえ、クレセント星雲は画像処理、偉い難しいので、Hαが浮いてしまったこの作品が不採用なのは仕方がないか・・・。プリントではそれなりに良いかとも思ったものですが・・・
違和感は残ったかもしれませぬ。
ディテール描写だけなら、国内最高レベルではないかと自負はしておりますが (; ̄ー ̄A アセアセ・
完成度が低ければなんの意味もありませんな・・。

さて、アパート住まいとなったのに伴い、必然的に撮影は遠征シフト。
新たに、福田港という観測地を遠天のharukaiさんたちから教わり、出かけてみました。
福田港にて

なるほど、南低空まで、見通しが良いです。トイレ、自販機もあり、これは便利な撮影地です。
西側は、浜松市、東側は御前崎市の光害が気になりますが、真南は太平洋なので、南狙いならば最高の観測地となるか。
ひさびさに遠天の松やんとも会えたのも良かったです。

福田港での螺旋状星雲

こちらも、ディテールだけなら、かなり良い気がしますが・・・
やはり一晩分のデータからでは、ちょっと無理があります。
夏以降、お天気に見放されていたというのはあるにしても、やはり遠征撮影では、どうしても、撮影チャンスに弱くなることを痛感させられました。
つる座のトリオ銀河 福田港にて

個人的には、ものすごく撮りたかった天体。できれば、誌面でみなさんにお見せしたかった天体です。
福田港では、南低空まで空は良いのですが、しかし、大気の浮き上がりが、想像以上に大きく、思った以上に厳しいです。
それもあったのか、カラーバランスも思いの外、難しく、いつも通りに処理すると、色合いが緑が弱い印象になってしまいました。
南西側は浜松市の強い光害があるせいもあるのかもしれない・・・
福田港での入選作は、意識的にGを強めに処理した、NGC55まで待たねばなりませんでした。

それ以降は、遠征は、ぼうらやさんにシフト。
それにしても、10月以降も、お天気が安定しません。
安定しないと、言っても、夜半から晴れるとか、夜半まで晴れるとか、月夜だけど晴れる・・とか。
ニワトリであれば、なんらかの戦果があがっている条件ではありました。
やはり、遠征オンリーとなると、なかなか撮影チャンスを活かせないのは感じました・・・

秋口以降、ぼうらやさんにシフト後も、狙っている天体が悪いのか、被写体の選択が悪いのか、久々の遠征というのが響いているのか・・・良い作品が撮れないでいました・・・
12月に入って、ようやく、少しは・・と思ってますが、さてさて・・・?

45P 本田・ムルコス・パジュサコバ彗星 NewFD300mmF2.8L 望遠レンズ フジ X-E1デジタルカメラ 2分☓3枚

そして、本年の撮影納め。
福田港でのワンポイント遠征で撮影してきた45Pです。
この周期彗星は、5.2年ほどで巡ってくるため、前回帰時の記録もブログに残っています・・・。
当時は当時で、いろいろと葛藤や楽しみがあったと改めて感じます。
周期彗星というのは、面白いものです。
また、次の回帰時に、ちゃんと撮ってあげたいですね。

本当は、次につなげるべく、QHY5III-178MCで実家での撮影も計画していたのですが・・・
生憎と、電源ケーブル1本なく、オジャンとなってしまいました。
おかげで実戦配備はかなり遅れることになりそうですが・・・
まぁ、またぼうらやさんに出向くときにでも、サブ機として使ってみましょうか・・
来年の積み残しとなってしまいました。

彗星に始まり、彗星に終わる1年となったのも、自分らしいといえば、自分らしいですね。
ここ数年は、そんな感もありますが・・・
彗星での入選からは遠ざかっているので、このあたりもなんとかしたいとは思うだけは思ってはいるのですけどね・・・。どうしたらいいのやら・・・٩(′д‵)۶

ま、好きな天体を撮って、それが採用していただけるのが最高だとは思っているので、マイナーな天体でも、組み写真でも、可能性があるならば、策を考えて、実行していきたいと改めて思った次第ですね。

今年も、当ブログにお付き合い頂きまして、ありがとうございました。
来年も、よろしくお願いいたします m(_ _)m


















謹賀新年

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あけましておめでとうございます。
本年も、よろしくお願いいたします。

イメージ 1
鳥が翼をひろげたかのような、オリオン座大星雲

や・・撮影自体は、多分、もう15年近くも前のなのですが ^^;
いや、まあ、バックグラウンドこそ、赤が強いものの、色彩自体はステライメージだけで、良くもまぁ、見事に処理しているなぁ・・と感心してしまいました。
今年は原点に立ち返って、初心忘れるべからずではありませんが(そもそも、この時点ですでに初心ではないしなー・・・)、自分の原点として年賀状に採用しました。

例年どおり、今年の抱負を考えてみたいと思います。

■オライオン30cmによる遠征撮影

アパートに住んでいる間、具体的には、第一クオーターは、遠征撮影になります。
ぼうらやさんが主体とはなると思いますが、淡い系外銀河の撮影に精を出したいと考えています。
なるべく淡い天体で、自宅からでは撮れない天体・・・と、いっても、例えば、子持ち銀河M51でも、自宅ニワトリからは、淡い部分の描写に限界を感じているので、被写体は沢山あるのですけど・・・
そのうちのいくつかをピックアップして、この機材では、これ以上は無理!と自分でも納得ができるだけの撮影を行ってみたいです。

また、やはり、南側は、自宅からでは光害が厳しいので、この際に福田港で撮影してくる手もアリ、ですよね。
特に、通常、黄砂にやられがちな4月でも、案外、海上の南低空は綺麗なのでは・・・と淡い期待もしてみたり・・
この辺り、しっかりと撮影計画を立てて、撮っていきたいと考えています。

■サブシステム再建

自宅ができあがってからになりますが・・・
やはり、あらためて思うのは、自分の強みとしては、多彩な機材と、スーパーサブによる2台同時撮影環境です。
具体的には、2015年次には、ASC-11 DeepStriker+SXV-AO+ST10XMEや、MT160+X-E1などといった機材で勝ち星(入選)を拾っています。

今回、実家に、アトラクス赤道儀一式持ち込んでいると思っていたら、ケーブルのみ、忘れていたなんて、こともあるように、バタバタしすぎていて、各方面に散っていった機材の呼び戻し、撮影システムの構築が急務になると思っています(これ、案外、時間がかかるかも・・・。きちんとスケジュール立てないとやばいかもですね・・・)

■星見丸

屋根裏の一角に設ける星見丸。ここの活用も考えておかないといけません。
とはいっても、家の引っ越しが終わって、機材回収も終わって、それから、となるので、早くても、梅雨入り前になるだろうと考えています。
ここでの課題は、振動による撮影の可否、でしょうが、現時点での出来栄えからすると、そう心配はしていません。

今回は、ケーブル1本なくて、撮影できませんでしたが、実家ベランダで撮影したMCG1-24-1銀河です。
望遠鏡はMT160、カメラはST8XMEだったと思いますが、まぁ、これだけしっかりと撮れてますからね。
より頑丈になる星見丸ではさほど心配は要らないと思っています。

もちろん、画素ピッチがより細かくなっている現在では確実とは言えませんが、そのための、CMOSカメラによるラッキーイメージング、SXV-AOによるAOガイディング(ゆるい揺れなら追従する)といった基礎実験を行ってきていた訳ですしね。
最終的にはやってみなくては解らない面はあると思いますが、可能な限りの事前準備はやったつもりではいます。

まぁ、むしろ、振動源(たわみ)は自分になる可能性が大きいので、どちらかというとWi-Fiによる遠隔操作など、システム面の問題の方が大きいと思ってます。
そうすると、撮影用PCもXPのままで・・とはいきませんから、システムの再構築が必要です。
ま、そこまではちょっと費用もかかるので、今年中の目標には含めませんが・・・
ある程度、撮影可否の目処を実践した上で、より快適かつ確実な撮影環境の構築は大きな課題となろうかと思います。
アトラクス赤道儀も星見丸に上げるなら、DOG化は必須かな・・・


■CMOSイメージングカメラによる天体撮影

撮影自体については、ここ数年、取り組んできているので、なんら問題はありません。
しかし、従来やってきた・・といいたいところですが、処理フローが確立していません。
MaxImDLによる一次処理は良いとして、その後の画像選別、スタック・・・
ベストな方法はどこにあるのか?模索していかねばなりません。
また、枚数が多いと、どうしても、画像処理にも時間がかかることから、ここの対応も考えなければ・・

撮像用PCから、直接、専用NASに保存して、PC2式で、並列して画像処理?
NASの速度が足りていれば、これが一番早そうな気もしますが、どちらにしても、これも後日検討、ですね・・


抱負というより、課題の方が浮き彫りになってきてしまいましたが、やはり、こうして、文字に起こしてみると、思っているよりも複雑で難易度が高いことが判ってきます。
どこまで、やれるのかは判りませんが、今年も、頑張りたいなぁとは思っています。

さすがに、フォトコンテスト入賞は激減すると思いますが、それでも、次の繋げられるだけの事をやっていきたいな、と思っています。

何はともあれ。今年もよろしくお願いいたします。





















冬休み

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28日に、45P 本田・ムルコス・パジュサコバ彗星を撮影した後、帰宅後、嫁さんの運転で、実家に戻ってきました。
この日は寒かった!朝、起きたら、寒さで顔が冷たくなっていました。
浜松ではまず、そんなことはないのですが・・・

29日は、弟がオススメの漫画、『聲の形』を思わず一気読み。
夕方から、撮影準備を行おうとしましたが、アトラクス用のケーブルが無いことが判明・・・orz
そのまま浜松に自分一人で帰って、撮影してからまた来ようかな・・とも思ったのですが、両親に諌められて断念・・(;´д`)トホホ…

うーん、最近、仕事で思った以上に疲れていたみたい。いつもだったら、絶対に撮影してから、帰省にしたと思うんですが・・・・。28日が夜半から曇る予報であったこともあり、彗星のワンポイント遠征だけにしてしまったのが大失敗でしたねー・・・・。
一晩晴れる予報なら、また選択も違ったとは思いますが、最低限、29日まで撮影して、30日に帰省ということにすればよかったのですが・・・┐(´д`)┌

30日は、午後から『真田丸』の総集編を思わず最後まで見てしまった・・・。
31日大晦日の日は、ブログ作成やら溜まっていた画像処理を行っていました。
うー・・ん、1作品はなんとかできたと思うのですが、あとの2つは露出不足で、ちょっとモノにならないかも・・・
うう、やはり、追加撮影できていれば・・と後悔ですよ。
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実家ベランダにて

そういえば、この日のAM中だったかな?シャボン玉で遊びました。
それにしても、連日いいお天気・・。本当なら、ここにアトラクス赤道儀を設置して撮影する予定だったのですが・・
とはいえ、光害で、2等星しか見えない空を見ていると、うー・・ん、ここで撮っても・・とも思ったりしますが・・


1/1は、午後から初詣に出かけてきました。
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自家の近くにある神社です。

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帰りに、自分が子供の頃によく遊んだ公園に立ち寄りました。
子供の頃とは、やはり道幅とか距離の感覚が違って、1本遠くの道を間違えて通ってきてしまいました。
あかりは、いつもよりも高い滑り台だったので、喜んで登ったものの、ビビって降りれなくなってました(笑)

1/2は、子供を両親に預けて、嫁さんと、町田に行ってきました。
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ド・ミソ おろちょんラーメン 

町田駅周辺にも、食べログの点数が高いラーメン屋さんがたくさんありますが、今回は、ド・ミソに行ってみました。僕の方が食べたのは、濃厚ミソラーメンですが、そこまでしつこくも無く、もちもちの太麺と良くあっていて、うまい・・!
嫁さんの方はおろちょんラーメンにしたのですが、こちらの方が、パンチが効いていて、インパクトあるなぁ・・。
どちらも美味しかったのですが、辛いのが大丈夫なら、おろちょんの方がお勧めですね。
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駅前で獅子舞もやってました。
せっかくなので、ちゃんと噛み付いてもらってきました。明星がいたら、面白かったなぁ・・。
その後で、ぶらぶらと物産展をみたり、買い物をしたり。いろいろと楽しんで帰宅しました。

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夜は、親戚が集まって、新年会。
ちと飲み過ぎました・・・

翌日は、親戚の家に出向いての新年会。
TVで箱根駅伝を見ながら、昼間から、一杯。正月っていいなぁ(笑)
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その後で、ボーリングに行ってきました。
明星も一応、ちゃれんじ。
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結果はどうであれ、ハイタッチして喜んでいました。

実家に戻って、その日の夜は、親戚の家で、ピザパーティー
ドミノ・ピザだと思いましたが、たまに食べるとピザも美味しいですね。
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その後で、お兄ちゃん、お姉ちゃんたちとカルタをして遊んで貰っていました。
もっとも、明星の方はまだ文字まではわからないので、なんとなく真似しているだけですが、結構真剣な顔していました。
いろいろと刺激を受けてくれればいいな・・。

翌日、1月4日は、一旦、浜松に戻ってから、嫁さんの実家の岡山に行く予定でした。
岡山までは新幹線で行く予定でしたが、高速道路の休日割引が昨日までだったのもあり・・・
ついでに言えば、この日の夜、晴れそうだったんですよね。浜松 
しばらくのんびりしていて、やっと気力も回復してきたのもあって、ようやくやる気が出てきました。
嫁さんを説得して、下道でゆっくり帰って、岡山へは翌日に行くことにしました。☆(ゝω・)v

下道で帰るので、浮いた高速料金で、その分、お昼は美味しいものを食べようということで、御殿場の洋食屋さん、せるぽあに。
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ついたときは、満車で、諦めかけたのですが、車を切り替えしているところで、ちょうど、出てきた人がいて、止めることができました。
このお店、満員のときは、必ず、断っているそうで、入れてラッキーでした。
本来、予約してから行くお店のようで、飛び入りで食事できたのは、本当にラッキーだったみたい。
僕らの後も、お客さんが何人も来ましたが、席が空いてない時はすべてお断りしていました。

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えー・・っと、メニューはすっかり忘れてしまいましたが、とても美味しかったです。
嫁さんの方は、二色ソースのハンバーグだったかな?こちらも、とても美味しかった。
明星も、気に入ったみたいです。嫁さんはハンバーグ、半分くらいとられてました。僕の方は1個で満足したみたいですが。
なかなか入れないお店で、明星もいたので、やはりもう1品、頼んでおいた方が正解だったかな?
嫁さんがオムレツが気になって悩んだんだよねー・・と、少し後悔してました。

アパートへは、16時半に到着。出発が10時半だったので、食事コミとはいえども、6時間かかったことになりますね。食事を抜いても5時間かぁ。
高速だと、3時間で着くのを考えると、やっぱり下道は時間がかかります・・・。
とはいえ、夜間だと4時間で着くので、1時間の差だと、高速代が勿体無いという・・・ ^^;)
ビミョーな距離だったりします。

さて、おかげで、この日の夜はぼうらやさんに撮影に出かけたのですが・・・・
その顛末はまた後日。
なかなかに、疲れました・・・と、だけ書いておきませう・・・。( ´Д`)=3

1月5日は、岡山へ・・・
1時間くらいしか昨晩寝てないので、新幹線の中で1時間ちょっと寝てました。
イメージ 12

今週一杯、お休みです。









初遠征!

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1/4日は、浜松に夕方戻ってきたので、ぼうらやさんに行ってきました。

その前に・・・

撮影はじめ  フジ X-E1 XC50-230mm 230mmF6.7にてパチリ。

1/2の月と金星の接近です。こういうのも、ちゃんと抑えておかなくっちゃね!
ただ、固定撮影だと、2秒露光だと、日周運動のズレが案外判ってしまいますね・・・。


さて、帰宅後、少し用事を済ませて、食事も済ませて、出発は19時59分になりました。
もう少し早くでかけるつもりでいましたが、まぁ、早く行っても月がありますしね・・
磐田市内の気温は9℃。
一路、ぼうらやさんに向かいます。割りと自宅の近くから、遅い車がいて、少しいらいら・・。
追い抜くかどうかビミョーな速度だったのと、どうせどこかで、曲がるだろうと思っていたのですが、結局、磐田原台地を降りるまで、いやがりました・・・(=`ω´=)
そんなこんなで、普段よりも、少し到着が遅くなったわけですが、気温は7℃と、この時期にしては温暖です。

晴天も続いていたからでしょう。空はなんというか、眠いというかヌケが悪い感じ・・・
下の写真でも、地平線に近いところは赤くなっていることから、透明度の悪さが判りますね・・。
南低空には雲もあるようで、カノープスも全く見られませんでした。
その割に、風は強い・・・。まぁ、夜半からは収まってくるGPV予報のお告げを信じてセッティングしていきます。

イメージ 1
機材はいつもどおりのオライオン30cm反射望遠鏡に、冷却CCDカメラ SXVR-H694です。
セッティングは、22時くらいには完了したのですが、収まってきつつあるのですが、時折、ぶわっと大きな風が吹いてきて、キャリブレーションすらまともにさせて貰えない・・・
そうそう、ガイドカメラのLodeStarのUSBケーブルが抜けかけていて、認識しないで、少し悩んだと、トラブルもありました・・・(まぁ、このくらいなら、いつものコト、いつものコト・・・ ^^;)
しっかし、風もあり、ピントが決まりません。シーイングも悪いみたいです・・。
夜半からは、風は収まってきてくれましたが・・・
最初暖かかったものの、夜半からは激冷・・・。こうなってくるとアルミ筒のオライオンでは、ピンぼけ量産です・・
シーイングも悪いので、気温か?シーイングか・・?と判断もできず、、、
どうも、今回も坊主の様です・・(;´д`)トホホ…

イメージ 2
GENESIS SDF屈折望遠鏡

2式目として、GENESIS SDF屈折望遠鏡を持ってきました。カメラは、例の蒼いヤツです。
PCも、Windows10を入れた22th CCD Controller FMV LifeBookです。QHYのドライバはインストールしてあって、動作も確認できているので、安心してたのですが・・・・
Cielも自宅で起動はさせて初期設定は済ませてあるので、ここまで問題なく・・・と、思っていたのですが、ASCOMで、SkyExplorer赤道儀を認識させようとしたところドライバが無いよ!!と、文句が・・・😨
げげ、、EQ Modはインストールしたと思いましたが、そういえば、Driverも入れなければいけなかったんだっけ・・・。
こんなこともあろうかと思って、いつも、使っている、13th制御PCがある!PC2台出すのは面倒だけどなー・・と、思いつつ、ガサゴソと車の後部座席を探したのですが・・・
あ、あれ?無いよ・・・?
あっ、そういえば、前々回のときに、普段使わねーや・・と、物置に置いてきた覚えが・・・
それで、福田港での45Pの撮影時にも困ったんだった・・・
ぐ、ぐむむ・・・。万事休す・・・・。

と、言いたいところですが、まぁ、SE赤道儀そのものはハンドルコントローラから単独で、導入できます。
ただ、精度がねぇ・・・
これを見越していたわけではないのですが、ガイドカメラは、いつもの親子亀方式で搭載するFC-50ではなく、微動機能があるVixen60Sを持ってきています。
GENESIS SDFは、ファインダーがないので、ファインダー代わりとして使えるようにという目論見はありました。
普段使う、デジタルカメラと違って、今回は、チップが小さなQHYですからね。
予め、導入困難なことは想定して、策をねってはありましたが・・・。
まさか、バックアップ用PCを忘れるとはね・・・。
ガイドについても、ASCOM経由で行う予定だったのもあり、ST4互換ケーブルもない。
案外、みなさんが良く使うRJ11のST4互換ケーブル、旧いボクの機材では使わないの・・・だから、入ってないの・・・。自宅にはゴロゴロしてますけどね・・・(;´д`)トホホ…
今度、ちゃんと工具箱に入れておこうと思います。

とりあえず、極軸を合わせた後、ここ最近、ちゃんとドリフト法で、東西側(南中前後の赤緯0度付近の星を使って調整)だけは、合わせる様にしていましたから、まぁ、ノータッチガイドでいけるだろう。
もともと、15秒露光で撮るつもりだったしね!
ちなみに、東西側だけでも合わせるというのは、遠天のタカさんから教わった方法でして、これだけでもやると追尾精度はかなり違ってきます。さすが、銀塩で60分とか露出していた時代の人だっただけはありますね。
的確なアドバイスだったと思います。
EM-200側でも、やった方がいいかなぁ・・・。
それなりに、これでいいかというところまでドリフト法で合わせて(15分くらいでしょうかね・・・)、次に、ガイド鏡と主砲の視野を合わせたいところだったのですが、高さ方向の微調整が若干足りず・・・。まぁ、ファインダの役目は果たせそうだから、これでいいか。
とりあえずは、1StarAlignで、基準星を入れます。
それから、自動導入をかけますが・・・
ううむ、やはり、導入精度はイマイチ・・です。
Cielからだったら、改めてSyncすることもできますが、ハンドルコントローラだといくら探しても、同期するコマンドが見当たらない・・・・。
まぁ、いいや。
M42は撮ってもテストにならんので、もともと、考えていた馬頭星雲を、手動で導入・・っと。

ピントは・・・さすがに、2.4μ□の画素ピッチは高精細すぎて・・・
む、難しい・・!!これ、マイクロフォーカサーが無いGENESISだとシンドイなぁ・・・😨
かなり、時間をかけて、追い込んでいって、やっとこさ撮影開始!

ドリフト法のおかげもあって、15秒くらいなら、追尾していそう。
当たり前?でも、SE赤道儀、その昔、NewFD300mmF2.8L、EOS KissDNで、1分ノータッチできなかったからなぁ・・
高精細のQHY178Cだと少し心配していましたが、問題なさそうです。
あとは期待どおりの感度があれば、といったところです。
イメージ 3
馬頭星雲 QHY5III-178C GENESIS SDF屈折望遠鏡(540mmF5.4) 15秒×27コマ TNK撮影

また詳細は別の記事で書きますが・・・。F5.4の望遠鏡で、1コマあたり15秒。センサが小さいので、このシステムだとフラット不要。ダークも今回無し。
・・AMPノイズがあるので、本当は引いた方がいいのですが・・。S/Nが悪化するしなぁ・・・
ホットピクセル除去後に、DSSでスタック後、ステライメージでレベル調整とソフトビニングしただけです。

写り具合としては、想定どおり。ただ、赤い星雲よりは青い星雲の方が写りが良さそうですね。
センサが小さい上、保護ガラスがあるので、ゴミの心配があまりありませんから、フラットは無くても良いのがミソですね。

さすがに、これで、1時過ぎくらいになってたかな・・・
疲れ果てたのもあって、車で仮眠・・・。
とはいえ、オライオン側が2時には、被写体を変えないと・・・。
と、起きてきて、被写体を変更。思った以上に冷え込んでいるようです。
ピントはかなりずれていました・・。
とはいえ、ここでの合わせ直しも、かなり苦労しました。シーイング、悪すぎ・・・。

沈む冬の大三角  フジ X-E1デジタルカメラにて

冬の星座も西に傾き・・・。QHY178Cの方は、もうひとつ、銀河の色彩がどうなるか見ておきたいこともあり、
再びSE赤道儀と大格闘です。
目視で、M51を入れようとしたのですが、口径6cmでも見えるとは思うんですけどね・・・
この望遠鏡、買ったのって、たぶん、17歳のとき。さすがに四半世紀過ぎて、扱いも粗雑だったので、ガラスがやや曇ってるのもあって、見つからない!悔しいな~_| ̄|○ il||li
ううん、仕方ない。自動導入に頼ろう・・・。
3-StarAlignを行って、M51へ・・・
しかし、やはり導入精度が悪いみたい。じぇんじぇん入らない
うーん、星並びからして、ここにいるはずなんだけどなぁ・・・と、少し露光時間を長めにしてみたら、視野の端っこに引っかかっておりました。
らっきー♪

はー、やれやれ、めっちゃ疲れたヨ・・・
もう時刻は4時過ぎ?とりあえず、もう少しは寝ておこう・・と、思ったのですが、電気毛布は持ってきているんですが、どうにも寒くて眠れず・・・
気温は0℃ほどまで落ちたのではないかと思います・・・(そりゃー、オライオン、ピンぼけになりますわ・・・)

少し、うとうとしたと思ったら、目覚まし時計が鳴りました。
5時半です。
低空なので、撮れるかどうか判りませんが、一応、C/2016U1 ネオワイズ彗星を狙ってみようと思っていたんですよ。
しかし、ぼうらやさんの木々もだいぶ伸びてきているので、まず無理か・・・
諦めて、フラットが撮れるまで、寝ようかな・・・とも思ったのですが、実際、一旦、車に入ったんですけどね。
ううむ、木の間からでも撮るだけ撮ってみるか?!なんて、思い直して、SE赤道儀側は、最終ミッションへ・・・

アライメントはしてある。が、導入精度が悪い。
そこで、さしあたり、M13だったか?6cmでも、確実に見える天体を導入して、どれだけずれているのかを先ずは確認。左上の位置に天体がくるので、右下に動かせば目標が入ってくる・・・
これだけ判れば、十分?
まずはM14を入れてみる・・・。と、やはり木々の向こう。6cmガイドスコープでは確認できませんが、右下にやや動かして、撮像してみると・・
イメージ 4
木々の向こうのM14  QHY5III-178C GENESIS SDF屈折望遠鏡(540mmF5.4) 5秒露光

お・・・いたいた・・。
Cielなら、ここでSyncすれば、確実に入るんだけどなー・・・
と、予め、彗星の座標位置をメモってきていたので、そこの座標に向けて、コントローラを動かしていく・・・
やはり木々の向こう、ガイド鏡では彗星は見えない・・・。

イメージ 5
C/2016U1 ネオワイズ彗星   QHY5III-178C GENESIS SDF屈折望遠鏡(540mmF5.4) 5秒露光

しかし、撮影して、ステライメージで、Debyer(カラー化)してみると・・・おっ、いたいた♪
残念ながら、彗星の方は、薄明がかなり進行してきても、木々から出てきてはくれませんでしたが、45Pと同様に、まぁ、撮れれば満足です♪
テイルも左上の方に伸びている気がしますから、後で、コンポジットしみるだけしてみましょうかね・・・

いやー・・めっちゃ疲れましたが、QHY5III-178Cの方は、想定していたミッションをコンプリート!
何気に、満足感があります。
オライオン側の方は、シーイングに恵まれず、残念だっただけに、喜びも大きいというか (^_^;)
まぁ、本当は、オライオン側でも一作品できれば最高でしたが・・・

薄明光でフラットを撮りつつ、片付け。
さすがに、1時間ちょっとしか寝てないのもあって、ヘロヘロ気味。2台片づけともなると、それなりに時間がかかってしまいました。朝日がまぶしい。
時刻は、7時半、ジャスト。車のエンジンをかけると、カーラジオから、ズミさんのオープニングトークが流れてきました。静岡に戻ってきたなぁと思いつつ、ぼうらやさんを後にしました。

気温は2℃。やはり夜明け前は0℃くらいまで下がったんじゃないかなー・・・・
オライオン側の撮影データは、未だノートPCに入れたまんまですが、期待できそうもないですしね、、(;´д`)トホホ…




アルデバラン食

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すーっかりと、忘れてました。
やー、今日から、仕事始めだったのですが、帰宅してみると、いいお天気・・・
でも、GPV予報では風が強いとのこと。昨晩は雨だったしなー・・・・
と、いうことで、躊躇なく、パス。
でも、何か少し、ひっかかってはいたんですよ・・

何気に、Webを見ていたら、Yuenoさんが、アルデバラン食を観測するとのこと。
おおっと・・・これだったか・・・
時刻は0時半。
まあ、双眼鏡で、軽くみておこう・・・と、カサイの10×60双眼鏡で見てみると、おぉ、アルデバランがいないヒアデス、面白いジャン・・!

アルデバランのいないヒアデス星団 フジ X-E1 デジタルカメラ XF18-55mm

と、いうわけで、撮ってきました。もっとも、固定撮影ですけどね・・・。
アルデバラン食 フジ X-E1 デジタルカメラ XC50-230mm 230mmF6.7にてパチリ トリミング

ただ、ピント合わせやら露出設定に苦戦しているうちに気がついたら、出現してました (泣)
まぁ、所詮、230mmだし、出現ギリギリのところを狙っても厳しかったでしょうしね・・・

・・・今、思えば、NFD300mmF2.8L使っても良かったかも。でも、カメラ三脚だしなぁ・・
少しばかり無理があるかな?でも、このXC50-230mmは、軽い割に、写りが良く、助かります。
お気に入りのレンズです。

さーて、寝ますかぁ・・・。


QHY5III-178C

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いろいろと本業が立て込んでいるのもあって、すっかり、遅くなってしまいました(まぁ、帰ってきて、酒かっくらって、速攻で寝てしまっているからですが・・爆)
年明けにQHY5III-178Cのテスト撮影は行いましたので、その紹介と考察です。

馬頭星雲 GENESIS SDF 屈折望遠鏡(540mmF5.4) QHY5III-178C 15秒×366枚 SkyExplorer赤道儀にて、ノータッチガイド。ダーク・フラット無し。

いわゆる、玄さんがやられているTNK撮影です。
左下のAMPノイズを考えたら、ダークは引いた方が楽ちんでしたねー・・(まぁ、今回、実家にデータを持ち帰る際に、ダーク画像を持ち帰り忘れたので・・ ^^;)

左側のアルニタクからのゴーストは、カバー硝子でのゴーストと思われます。ちょっと残念。

センサーサイズが、1/1.8型(約7mm×5mm)と小さいので、フラットは場合によっては端折ることが可能です。
具体的には
1.センサにゴミが無いこと
2.バックグラウンドが暗いこと

1.については、QHY5IIIは、カバーガラスがセンサから離れた位置にあることもあり、購入時にゴミがなければ、問題なさそうです。
実は、薄明中に撮ったC/2016U1のデータを見ると、カバーガラスにはゴミが3つほど載っていましたが、この馬頭星雲からは、カバーガラスのゴミは判らないと思います。

2.については、暗い空で撮るか、町中でも露光時間を切り詰めることでフラットを端折ることが可能となります。

実際、これまで、自分が撮ってきたラッキーイメージング画像でも、フラットはほとんどのケースで端折っています。


撮像時の1枚画像(15秒 1枚)はこちら。ただし、フォト蔵の制限で、2k×2kにトリミングしてありますが・・・
撮影は、今回、CCDSoftを使って行いました。ASCOMプラグインをインストールしておけば、CCDSoftからの撮影も可能で、この場合、可逆圧縮形式のSBIG形式で保存できるのが強みです。HDDの容量を節約できます。

画像処理ですが、ボクの場合は、今回、MaxImDLで、ホットピクセル除去を一括で行って、一括保存。
その後、フリーソフトのDeepSkyStackerで、コンポジットしました。
ただ、一応、30枚を1セットとして、30枚づつ90%良像選別で行い、最後は、いつものCCDStackで全てコンポジットしました(ここで、カラー化もする様に設定しています)

お手軽処理で、やるなら、Fitsで保存して、DSS上で、ダークも差っ引いて、コンポジット、という流れにすると、かなり手軽になります。
ステライメージで行う場合は、自動コンポジットが時間がかかるからなぁ・・・
DSSの方が、計算コスト(かかる時間)が少ないと思います。
DeepSkyStackerで、15秒×27枚 コンポジット画像

この位の枚数だと、横縞が消えませんでした。やはりCMOSカメラだと枚数勝負が正解かなぁ・・・

ただ、冷却タイプなら、露光時間を伸ばして、バックグラウンドの輝度を確保できれば、読み出しノイズは相対的に見えなくなります(この場合、フラット補正は必須になりますが)
とはいえ、暗い空で撮影する場合には、なかなかバックグラウンドが上がらないことを考えると・・・
個人的には、やはり、枚数勝負に打って出るのが正解ではないかと考えています。

何枚必要か?と言われると、今のところ、まだはっきりと言えるだけのデータはありませんが、今回の例から考えると、100枚は欲しいですね(この馬頭星雲だと、27枚スタック後の3セット、81枚で概ね問題なさそうになりました)

一眼レフデジタルカメラとは違って、映像エンジンの影響を全く受けない(良くも悪くも・・ですが・・)上、CMOSの低ノイズ特性を活かす為にも、1枚あたりの露光時間を切り詰めつつ、多数枚コンポジットで撮るのが一番ではないかと考えています。
一眼レフデジカメの場合は、映像エンジンがありますから、あくまでも、適正露出することが必要になりますが、この種の本当のRAWを出すカメラの場合は、被写体がギリギリ写る最低限の露出で捉えれば問題ありません。

ところで、馬頭星雲とその上のNGC2023(だったかな?)反射星雲の写り具合を比べてみると、やはり赤感度よりも、青感度(もっと言えば緑色ですが)が高いようです。

子持ち星雲 M51 GENESIS SDF屈折望遠鏡 QHY5III-178C 15秒露光×420枚

こちらも、写って欲しい淡い部分まで、ちゃんと写っています。
フジのデジタルカメラ、X-E1を手に入れた時にも感じたことですが、待望の高感度カラーカメラです。
とはいえ、やはり、2.4μ□画素は、細かすぎて・・。裏面照射型とはいえ、感度は想定以上ではありませんでした。
実際、F5.4ではカラーカメラといえども、オーバーサンプリング気味。ピントが若干甘かった可能性も否定できませんが、性能を活かすには、明るい光学系と、マイクロフォーカサーが無いと厳しいと感じました。

デジタル一眼レフカメラと比べた場合のメリットとしては、
・センササイズが小さいので、フラット不要(ないし、フラット補正の精度が問われない)
・ゲインが低めに設定できるので、光害地では、有利
と、いったところでしょうか。
とはいえ、やはりセンササイズの小さい事による苦しさも感じます。


このカメラの、一番の特徴は、手軽で高画質。これに尽きると思います。
画像処理は枚数は多いですが、先に書いたようにDSSを上手に使えば、放っておけば良いので、楽しようと思えば、方法はあります。
露出は1回あたりを短時間で済ませれば、ノータッチガイド、フラット無しのTNK撮影で行けますので、本当に、手軽なカメラといえそうです。

では、どのような人に向いているでしょうか?
システムが十分に整ったベテランには、あまり必要性があるカメラではありませんが、惑星用カメラとして、またあるときはガイドカメラとして、時には、今回の様に、お手軽星雲撮影にも使ってみる・・など、多目的カメラとしては魅力があります。

でも、一番に使って欲しいのは、赤道儀は持っているが、ガイドがなかなか上手くいかない、デジタル一眼レフで撮っているが、フラットが難しくて苦労している・・・。でも入選したい!という野心を持っている方にはIMX178(できればモノクロ版)はベストなカメラになるかもしれません。

今月はゲキチン

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すっかり、遅くなってしまいましたが・・・。
天文雑誌の月例フォトコンテスト、今月は見事にゲキチンで御座います・・_| ̄|○ il||li

いろいろと理由はありますが、改めて感じたのは、ニワトリに比べると、撮影回数が激減していることが大きいと挙げられます。
ST10XME、ST8300Mといった優れた冷却CCDカメラを始め、2台体勢を採れた為、作品に厚みが出来ていた・・というのも大きかった様に思います。

それと、1インチセンサーといったカテゴリの中で、頑張ってきてはいましたが、ここ、最近、RUKUさんやぴんたんさんたちが、フルサイズのD810Aを長焦点でお使いになってきました。
これは思った以上に、脅威!!
いやー・・・D810Aって、ポテンシャル高いのもあって、センササイズの違いもあり、1インチで対抗するのはなかなかにキビシイものが・・。と、いうのが本音です。
先のQHY5III-178Cでも感じてますが、やはり、センササイズの小ささによる限界というか、キビシさといいますか・・それは感じますね。決して悪いカメラではないのですが・・・

フォーサーズで、16MPixelのASI1600MM-Coolならば、対抗はできるかもしれませんが、オライオン30cmといえども、さすがに1インチセンサー冷却CCDで星雲の写真では太刀打ちできそうもないか・・・と、率直に感じています。

画素数・感度が揃ったいいカメラなんですけどね・・・SXVR-H694。
まさか、このカメラで、陳腐化を感じる日がこんなにも早く来ようとは・・。
ぎゃふん。

と、まあ、泣き言は、それくらいにしておきまして・・・。

星ナビ ゲキチン作  トールのヘルメットNGC2359 オライオン30cm反射望遠鏡 パラコア2 SXVR-H694冷却CCDカメラ

星ナビには、トールのヘルメットを送っていました。
しかし・・・昨年秋口は、ほとんど晴れてくれない上に、たまに晴れてもシーイングが悪く・・・
超ぼけぼけ・・・・。手元にイプシロンがあれば・・・!と、何度思ったことか・・・ε-( ̄ヘ ̄)┌ 
そんな状況で、より条件が悪い南低空の天体を撮ったというのも間違ってるのかもしれませんが・・
まぁ、作品云々は於いておいて、撮りたかったというところが大きいです (^^ゞ

それにしても、このトールのヘルメット、これまでにも何回か撮影しているのですが・・・なかなか、思う様な作品ができません・・・。




NGC1042付近 天文ガイド撃沈作 オライオン30cm 反射望遠鏡 パラコア2 SXVR-H694冷却CCDカメラ

くじら座にある小さな銀河たちです。美しい渦巻銀河NGC1042に楕円銀河NGC1052を始め、それぞれに個性がある銀河が集まり、面白い領域です。

なかなかに面白い領域だとは思うのですが・・・。やはりシンチレーションの悪さに泣かされて、キレ味今一歩。
おまけに、前号採用のNGC55と、南に低い銀河、ということで、コンセプトが同じで、こちらはキレが無い・・
そりゃー、落ちても仕方ないですよね。

今回は、それぞれ、1点ずつの応募でした。先に書いた様に、悪天候であったにしても、チャンスを活かせなかった日も多く、改めて、ニワトリの重要性を感じました。

また、D810A天体写真専用デジタル一眼レフカメラ・・・。これまでも、その優れた性能には感嘆させられてきましたが、長焦点撮影に於いても、驚異的ですね。
画素数が多いこともさることながら、画素ピッチがまた、天体写真にはほぼベストなのかも・・・。
とはいえ、フルサイズを活かせるだけの優れた光学系と、腕前が必要になりますから、誰でも、という訳にはいかないでしょうが・・・。
それにしても、デジタルカメラの性能向上には、驚くばかり。正直、脱帽です。
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