Quantcast
Channel: あしあと ~星空航海日誌~
Viewing all 781 articles
Browse latest View live

気になる機材

$
0
0
仕事の忙しさも、ようやく峠を越えそう・・ε=( ̄。 ̄;)フゥ 
毎年の事ながら、さすがに、疲れてマス (;゚Д゚)

そんな話は、\(・_\) (/_・)/コッチニオイトイテ
さて、いろいろと魅力的な機材が発表されてますね~
開発発表されたフジフィルムの中版デジタルカメラ GFX 50S

やっぱり気になるのは、フジフィルムの中版デジカメでしょう!
フォーマットは、44mm×33mmらしいですね。うーん・・このマウントだと、645フルサイズいけますかね?
ぐぐってみると、56mm×41.5mm。現存する、PhaseOne/Mamiya Leafの中版デジタルバックでも、53.9×40.4mmがフルサイズと謳っていますから・・・不可能ではないかもしれませんが、写真だと44×33mmのセンサでも、ギリギリですね・・・
PENTAXの中版デジタル一眼レフカメラ、645D,645Zも、44mm×33mmセンサで世代を重ねてますから、このフォーマットを検討したのでしょうか。
せっかくなら、645フルサイズが入るマウントにしたら良かった気もしますが・・

それはさておき。オーバーフルサイズ。天体写真だと、星雲撮影では、モザイク合成という手段もありますから、圧倒的に魅力を感じるわけではありませんが、星景写真では、フィルム時代と同様に、空気感や透明感を感じる作品が撮れると面白いですね。
もちろん、FSQの様な、高性能な望遠鏡をお持ちの方からすると、センササイズは大きいに越したことはありません。画素ピッチも、約6μと細かすぎることなく、ちょうど良いくらい(個人的な経験からはもう少し細かくても良いですが)。
これまでのフジフィルムのデジタルカメラ同様に、Hα線への感度があり、低ノイズに仕上がっているなら(後者は心配無用でしょう・・)、天体写真用として、大変魅力的なカメラになりますね!もっとも、お値段は、レンズキットで、1万$と言われてますから・・・Σ(゚д゚|||)ガーン
モザイク合成2面で、ほぼ同等以上のサイズを得られることを考えると、天体写真専用としては、星景写真以外ではメリットを見出すのは難しい・・?


さて、もう一つ、面白いナァ・・と思ったのは、QHY183Cです。
これ、Sony製1インチ20MPixelの裏面照射カラーCMOSを使っています。
恐らくは、Sonyのコンパクトデジタルカメラ、RX100M3のセンサと同じものでしょうか。
それを冷却して、天文用として仕上げています。
裏面照射型というところに魅力を感じますが・・画素ピッチが細かすぎるきらいはありますね。また、より大きなフォーマット、フォーサーズのQHY163Cと50$程の差しか無いので、面白いセンサをチョイスしていると思いますが、なんとも、ビミョーな感じがしちゃいますねぇ。作例を見てみても、やはり、画素が細かすぎるきらいを感じます。
個人的には、カラーカメラも欲しいとは思っているのですが、いいな、と思っているQHY5Ⅲ178Cも同等の2.4μ画素ですから・・・感度は期待できないかもしれませんね、、、(;´д`)トホホ…
カラーカメラはデジタル一眼レフカメラを始め、より安価でラージフォーマットのカメラが存在しているだけに、選択がより難しい気がしてきます・・・。
や、まぁ、惑星用+αで考えているので、決定版は無いにしても、価格的にも非冷却のQHY5Ⅲ178Cが現状、最有力かなー・・(ガイドカメラ用途も見込んで、ですが。)
それにしても、CANPでは発表してくれたみたいですが、国内代理店の望遠鏡販売店のトミタさんのWebサイトでは、一向に出てきませんね・・・。



国際光器 APM ZTA 140 SD-APO鏡筒

この鏡筒も、俄然気になってしまいました。折しも、この前の豊岡東公民館で、FS128の鋭像を見てしまった・・というのもあって、やっぱり、屈折望遠鏡っていいなぁ・・・
なんて、思ったり、思わなかったり・・・(^^ゞ
オハラのS-FPL53(そういえば、より生産性が向上したS-FPL55はどうなった・・?)、いわゆるSDガラスを採用しているのもあって、眼視はともかくとして、写真撮影には支障は無さそう。眼視でTOA130に対抗できるか?と言われれば・・・個人的には、Noだと思いますけどね・・。海外屈折だとまず、光軸調整するスキルを磨くべし!というのを姫路の部長から聞いてますし・・ただ、部長のは3枚玉だからなァ・・・。
屈折も2枚玉なら、まだ光軸調整はやりやすいです。(修正ネジがあれば、超簡単なんですが・・・)

しかし、写真用、それもフォーマットをAPS-C程度に限定した場合は、GENTAさんがED115Sで実戦されたように汎用フラットナーを用いれば、満足が行く結果は得られそう・・
素直な2枚玉ですからねー・・・。

価格的には、少し前からあるコイツと悩ましいところですね (^^ゞ
APM ZTA 152 
「FPL-51 ED」&「LANTHANIUM H-LAF53」ガラス材使用
FPL-51は、第一世代のEDガラスですが、相方のレンズはたぶん、ランタンクラウンの異常分散特性のあるものを使用しています。
20年程昔のMIZARでも、同様の、10cmSDを出していましたが、その時の謳い文句が2枚ともSDガラス使用みたいな感じだったかと・・・
イメージ 1
当時の天文ガイド広告より・・・

当然、凹凸とも、S-FPL53を使っていたら、色消し効果など生まれるハズがありませんので、相方側は、ランタンクラウン系の異常分散ガラスに違いない事でしょう。
定義的に、これはSDやEDとは呼ばないものの、逆向きの異常分散特性がある、優れた硝材であることに変わりはありません。
ただ、MIZARのは凸レンズは、S-FPL53だったでしょうが・・・
Zeta152は、肝心の凸レンズ側の方が、第一世代のEDガラスですから、相方がMIZARにSD!と呼ばせる程の優れたガラスであっても、若干の色収差は残っているかもしれませんね(スポットダイアログからしても推して知るべし・・・ですが、でも、これくらいなら、デジカメだと気にならないレベルでは・・・)
その点で、Zeta140だと、SDガラスを使われている点で、悩ましいところ・・

屈折望遠鏡の高コントラストは、光害地でも、圧倒的に有利に働きます。
ただ、自分としては、写真だと、口径ありき・・・と感じる点が、これまでの経験から多々ありますから・・・・
しかし、青ハロはできれば出したくないですしねぇ・・・
どういうイメージの作品を作りたいのかのイメージがあれば、この2本の選択はできると思います。青ハロが出るにしても、それを作品として活かせる天体を撮りたいか、あるいは銀河の様に、ビシバシっと解像させたいか・・・。
そもそも、たった、1cmの口径の差は、結果に出るのかしらん・・・?とか・・・(^^ゞ
なかなかに悩まされちゃいますね。
それでも、個人的にすすめるなら、やっぱりSD14cmですが・・・
ただ、個人的には、ちょっと、食指は動くんだけど、なかなか購入までは踏み切れないカナー・・
独身の時だったら、逝っちゃってたとは思うんですけどね (; ̄ー ̄A アセアセ・

この週末

$
0
0
仕事疲れでちょっとヘロヘロ気味です・・
お天気の方は、週間予報では、ちょっとは天体観測できそうだと思ってたんですが、土曜日は生憎の雨・・・

家の建築をお願いしている大谷建設さんに見学に行きました。
イメージ 1
フジ FinePix F70 コンパクトデジタルカメラにてパチリ。

想像していた以上に、太い立派な木材を使って建ててくださるようでびっくりしました。
なんだかんだで、打ち合わせがてら、いろいろと話をしていたら、1時半ちかくまでお邪魔してしまいました。

さて、帰宅前に、ちょっと気になっていたラーメン屋 味千によってみました。
イメージ 2
麻辣スパイス麺  フジ FinePix F70EXR コンパクトデジカメにてパチリ

お店ではイチオシらしいのですが、味付けはエスニックな感じで、好みが分かれそう。
美味しいのですが、ちょっとクセがあるかなー。
イメージ 3
パイクー麺 フジ FinePix F70EXR コンパクトデジカメにてパチリ

嫁さんが頼んだ排骨麺の方が、素直な味で美味しかったです。
どちらも、こってり系ですけどね。麺は中太のストレート麺で、ちょっと固茹ででした。
個人的には、どちらかといえば、縮れ麺の方が好きなのですが(;゚Д゚)
でも、スープにコクがあって、美味しかったです。
明星さん用に、セットのしらす丼も頼んだのですが、こちらは、今日は生しらすもあるとのことで、生しらす丼にしました。生姜がアクセントになって美味しいのですが、やっぱり海鮮モノだと酢飯の方が美味いかなぁー・・
嫁さんは、普段行く、丸十八ラーメンより上!と絶賛していましたが、うー・・ん、個人的にはそこまでではないような (^^ゞ
まぁ、他に気になるメニューもありましたし、また行ってみたいと思います。

さて、久々に土日とも特に用事なしだったので、ひさびさに画像処理してみました。
とはいえ、この生憎のお天気ですからねー・・・
新作のデータも無く。過去に撮影したまま放置されていたデータを処理してみました。
おおぐま座の渦巻銀河 NGC3675 オライオン30cm反射望遠鏡 パラコアⅡ使用
SXVR-H694 冷却CCDカメラにて。

今年、2月に撮影したものですが、冬場の割にシーイングが良かったのかな?星像も小さく、良く写っている様に思います。
ただ、L画像が、5分×20枚しか無く、露出が足りてないことから、放置しておりました。
この天体、淡い部分が、なかなかに面白い様相を呈しているので、本当なら、もっと露出をかけると良いのでしょうが・・・
フォトコンテストには送らなかったのは、露出が足りてないこともありますが、

しし座の渦巻銀河 NGC3521 オライオン30cm反射望遠鏡 パラコアⅡ使用
SXVR-H694 冷却CCDカメラにて。

こちらのNGC3521とテイストが被るからです。視直径が大きく、また淡い部分の構造も、より面白い、こちら側を優先したのは間違ってはなかったと思いたいところ・・
まぁ、これはゲキチンでしたケド・・・ (;゚Д゚)

まだまだ未消化分は沢山ストックがありますが、できたら、晴れてくれて月例フォトコンテストに送る作品を処理したいですねー。
少しは晴れて欲しいものです。 (人∀・)タノム

銀河巡り2016

$
0
0
と、タイトルに掲げる程、大げさではないのですが (;゚Д゚)
個人的な好みから、やっぱり、様々なマイナーな小宇宙を巡る銀河巡りは忘れずに行っていたりします (^^ゞ
画像処理が大変で、なかなか、進捗は思わしくありませんがね・・・

NGC5689付近の銀河たち オライオン30cm反射望遠鏡 SXVR-H694冷却CCDカメラ

一番大きな横向きの銀河が、NGC5689です。それでも、視直径 3.4' x 0.9'しかありません。
左下の渦巻銀河がNGC5693。14等級、1.9' x 1.6'の暗く小さな銀河ですが、渦巻や色の様子が見えますね!右側の銀河は、NGC5682です。こちらも、視直径2'に満たない暗く小さな銀河ですが、それぞれの銀河の個性というか、形状や色彩の違いが面白いですね。

個人的には、改造デジタル一眼レフカメラやミラーレス一眼デジタルカメラと、冷却CCDの差別化はできているつもりです。
高感度モノクロ冷却CCDカメラ、あるいは、高感度モノクロCMOSビデオカメラの一番のメリットはこのような、暗い銀河を光害がある中でも、撮影、描出できるだけの検出能力です!
無論、フォーマットサイズが大きいに越した事はありませんが、残念ながら、超高感度かつ、ラージフォーマットというカメラはほとんど存在していません。
KAF9000EやKAF16803Eが該当しますが。高価である上、これらのセンサを活かすには、当然、望遠鏡側にも、相応の優れた性能と、また、撮影者の調整技術が問われてきます。
おまけに、QEというセンサ自体の性能は残念ながら、現在使われている1インチ系に比べて、かなり劣ったものです。
KAF系センサはピークで、65%程度ですが、S◯ny製センサは、80%前後ですから・・
そこに勝機はあるとも言えます(やがてはその差は無くなるかもしれませんが・・・少なくとも、それまでは・・・)

オライオン30cmの様な不安定な機材で、性能を引き出すには1インチサイズ・高QEのセンサというのは実に都合が良いと感じています。
フォーマット小さいのは七難隠すという感じで、優秀な光学系でなくとも、不安定な機材であっても、使い方しだいで良い結果を得ることができます。 
一般的なデジタルカメラによる写真作品では、なかなかフォーマットが小さいメリットは出せないかもしれませんが・・・
センサ性能の差がある現在(2016年時点)では、天体写真では小さなセンサの意義があると考えています。

銀河巡り NGC5290(上)とNGC5289(下) オライオン30cm反射望遠鏡 SXVR-H694冷却CCDカメラ

こちらはりょうけん座にある2つの銀河たちです。上のNGC5290は、なにやら、複雑な色彩を呈しています。
光度12.9等、視直径3.6'×0.8'の小さな天体ですので、なかなか、詳細な構造まで出せませんが、スターバーストが起こっているのではないかと、感じさせてくれますが、実際に天文学的にはどうなのでしょう・・・?
下側のNGC5289は正常な渦巻銀河らしい姿なので、対比が面白いですね。
やっぱり、こういうのはカラーして初めて面白ナァ・・と感じます。
まだまだ、未処理の銀河データは残っているので、ぼちぼちと処理していこうかな、と思っているところです。

同窓会と上棟式・餅投げ

$
0
0
子供から、風邪を移されて未だに鼻づまりがシンドイ・・・
先週、金曜日はせっかく有給とったのにグロッキーでした・・(;´д`)トホホ…

週末は、小学校の同窓会でした。
風邪もなんとか一段落。声は枯れてましたけど、鼻水だーだーはなくなったので無事、参加できました。
これまでも、6年の時のクラス同窓会は、5年に1度行ってきたのですが、今回は、小学校の卒業時の学級全体での同窓会でした。
総勢221名の中で、60人近くも集まって、とても楽しかったです。
イメージ 1
同窓会 フジ X-A1 デジタルカメラにてパチリ

これ、ボクが撮ったのではないのですが(カメラはボクの)、みんな笑顔。いいですね。
懐かしい人達と、お話が出来てとても楽しかったです。
2次回、3次回まで、たぶん、日付が変わるまで、みんなでいろいろと話をしていたと思うのですが・・・途中から、いつもどおり記憶なくしてました(。・ ω<)ゞてへぺろ
うー・・ん、最近、いかんなぁ・・・。
でも、それだけ楽しかったということではあるんですけどね (^^ゞ

さて、本日、10/3は、家の上棟式を行いました。
この日の為に、嫁さんが、いろいろと頑張ってくれていて、とても助かりました。
お弁当の手配から、餅投げ用のお餅まで、いろいろと手配・準備してくれました。
いやー・・先月はボクの方が、本業がシャレんならない位忙しかったですから、本当に、ありがたい。頑張ってくれました。感謝!

ただ、朝、行く時に、スマホを落として壊してしまいました・・(;゚Д゚)
ま、まぁ、ひょっとしたら、ボクが、家から落っこちる身代わりになってくれたのかもしれません。
でも、ここのところ、プリンタといい、壊れる物が多いなァ・・・。スマホは結果的には痛い出費となりました(っつーか料金体系が相変わらずややこしいですね・・・タブレットも勧めてくるし・・・Windowsタブ買ったばかりなので、不要です・・・)
おっと、話が逸れました。
イメージ 2
上棟式 木槌で叩かせて頂きました。
イメージ 3
柱にも、ちゃんと、本日の日時が入っていて、何気に感慨深いものがありますね!

夕方、大工さんたちの仕事を終えてから、餅投げの予定です。
しかし・・・生憎と、午後からは雨が・・・
イメージ 4

あんまり、人が来ないんじゃないかなー・・と思っていた上、さらにこの雨・・・
ちょっと心配でした。
イメージ 5
少し雨が弱まり・・・無事、上棟を済ませることができました。

イメージ 6
この場所からの見晴らし。
ここが、いずれは、ボクの星見台になります!
とはいえ、当面は、これまで通りの、バケツ天文台仕様で頑張りますけどね・・
見晴らしは、思っていた以上に良く、これは完成が楽しみです。
北極星も、ミュートンさんと話をしていて、ギリギリ見えるのではないか・・・と、いうことで、これは楽しみです。
もっとも、ここにNJP赤道儀や望遠鏡を持って上がるのはちょっと大変かもしれませんが・・。ま、一度乗せてしまえば、それで済みますか・・

イメージ 7
さて、その後は、餅投げです!
雨の中、思ったよりも、多くの人が集まってくれて、とても、喜んでくれました。
いやー、餅投げ、一生に一回の事ではないかと思いますので、これはやって正解でした。
お餅は、一俵?60kg 1400個。お餅やさんからは、3俵くらいはないと・・・と、注文時に言われたりしてかなり悩みましたが、子供たちが多いだろうということで、お菓子で水増ししました。結果的には大正解だったようです。
お金も、最初は嫁さんは乗り気ではなかったのですが、ちゃんと準備して貰って、お餅と一緒に投げて貰いました。
前日夜3時くらいに包んでいたので、申し訳ない。少しは手伝うべきでした・・・m(_ _)m
結果的には、お金は一個しか拾ってない~と、投げ終わった後も探している子がいたりして、良かったんじゃないかなーと思います。
いいですね、餅投げって、投げる方も、拾う方も、それなりに印象深い行事となるのではないでしょうか。
最近は、こちらの地方でも、餅投げまでする処は減っている様ですが、やっぱり、これは地域のみなさんとの繋がりを感じるし、人生の一大イベントとして経験しておくにこしたことはないと感じました。
とても印象深い1日となりました。

星ナビ11月号入選!

$
0
0
先月落選したと思っていた、環状星雲 M57が星ナビGalleryに採用されていました(゚д゚)!

環状星雲M57 オライオン30cm反射望遠鏡 パラコアⅡ使用 半自作CMOSカメラ ALICE-Ⅱ

Hαフィルタと低ノイズCMOSカメラを用いて、周囲の淡い部分まで描出してみました。
CMOSカメラのポテンシャルの高さには驚かされてばかりです。

前回にも書いたかもしれませんが、CMOSカメラの読み出しノイズはCCDカメラに比べて非常に低ノイズとなっています。下手したら、10倍くらいは差があります。この性能を上手く使うには、可能な限り、短時間露光(長時間による暗電流ノイズ増加の抑制)で多数枚で撮影すること。
また、背景ゆらぎ(光害や空自体の明るさのバラ付き)が大きい場合も価値が薄くなりますから、暗い空で撮るか、あるいは今回のように、NarrowBandフィルターによって予め被写体のS/Nを高めて置くことが非常に重要になります。
今回のケースで言えば、前にも書いたように、SXVR-H694では描出し難かった、より淡い外殻も描出でき、低読み出しノイズの価値を実感できました。
もちろん、モノクロCMOSカメラは、耐光害適正も高いので、従来の冷却CCDカメラ同様、光害の中でも存分に撮影できます。

さて・・先月、星ナビに送ったのは8月23日だったので、ちょっと間に合わなかったのかも・・・
そうすると、必然的に9月に応募したものも落選、ということになります・・

星ナビ 不採用作 螺旋状星雲 NGC7293 オライオン30cm反射望遠鏡 SXVR-H694冷却CCDカメラ

なかなか晴れず、追加撮影ができなかったのがやや残念ですが、シーイングは良かったようで、ディテールが良く出てくれました。
結局、福田港で撮影した7/30の一晩分での作品です。
画角的にちょっと窮屈なのもありますが、ディテールはかなり出せたと思います。
できたら、またどこかでリベンジしたいところですが、画角を考えると同じシステムでは撮らないかも・・・
フォーサーズフォーマットだと、ちょうどいいんじゃないかなー・・・
ASI1600MM-Coolって、フィルタがΦ31.7mmなんですが、あれってケラれないんでしょうか・・
そうだとしたら、俄然購買意欲が増すのですが・・・(手持ちフィルタはΦ31.7がほとんどなので)



天文ガイド落選作 つる座のトリオ銀河 

つる座にある銀河たちです。しし座のトリオ銀河の様に、3つの特徴的な銀河が並んでいます。低空の為、なかなか撮影できずにいましたが、低空まで良い透明度に恵まれ、やっと撮ることができました。

こちらも福田港での作品です。低空なので、大気の浮き上がりで星像が歪んでしまって、処理にはなかなか苦労しました。
撮影時も、なんで、星像が伸びるのかなー・・ガイドは悪くなさそうなのに・・・と、思ってましたが、Rフィルタになったら、星がちゃんと○だったので、あぁ・・大気の浮き上がりかぁー・・と納得。
福田港、南が太平洋なので、南低空は空が良いのですが、海だと大気の浮き上がりもやはり大きいらしく、その点ではキッツいなぁー・・・
フィルターもAstrodonLRGBとSXVR-H694の組み合わせでは、若干、赤みが強くなるのですが、大気差の影響もあって、より赤が強くなって、彩度を強調したこの画像だと、色彩も若干、違和感がありますかね・・・・

2003年以来、撮影したかった天体なので(獅子ヶ鼻公園などでチャレンジしたことはありましたが、光害、木の影等で、ボツ・・・)、やっと撮影できて、満足はしています。

この領域、もう少し広角で撮るともう1つ銀河が入ってくるので、またイプシロン200あたりで、いずれ撮りたいな、とは思っています。

それにしても、晴れませんね・・・
さすがに、今月は応募できるネタが無いかも・・・です_| ̄|○ il||li



機材紹介 VC200L

$
0
0
晴れませんねぇ・・
いや、実を言えば、浜松方面、昨晩、晴れました。
おまけにGPV予報を裏切って、4時半に起きて見た時もバッチリ晴れてました・・
もし、遠征に出ていれば、間違いなく1作品仕上がったと思います・・。
さすがの遠天でもそこまでの強者はいなかったようですが・・・

個人的には帰宅時には出かける気、満々だったのですが、思ったよりもGPV予報が悪化して晴れが遅くなったことと、別件で、今、コミュファから、モバイルWi-Fiを1日180円で貸与してもらっているのですが、その肝心のコミュファメールアドレスからが、受信はできるようなのですが(それでも、かなりディレイがある?)、送信ができない、という状況でして・・・
それで、大事な連絡の返事が届いてなかったようで、地味にメゲてマス・・・。
うー・・ん、予め、引越し前に連絡を入れておくべきではあったと思いますが・・・
でも、スマホで見ているHotmailも、けっこー無法状態だしなぁー・・・(や、まあ、ちゃんとルール決めて整理しろ・・という話ですが・・・)
と、いう感じで、ちょっと凹んでマス・・・。自分にとっていいチャンスを逃したことになるので・・・。

ま、それはともかくとして・・
ネタもないので、機材紹介でもぼちぼちしておこうかなー・・と (; ̄ー ̄A アセアセ・

イメージ 1
VISAC VC200L カタディオプトリック望遠鏡

自分にとって、一番思い出深い望遠鏡は、ビクセン製VC200Lになるでしょうか。
1994年の原村星祭りで、試作機が展示されていたと記憶しています(なお、当時のスカイウォッチャー誌に同じ同好会だった、インディさんと、M君と自分が写っている写真アリ・・)
その時に、準リッチークレティアンと唱われていて、これはいつか欲しい!と思ったものです。

実際に入手したのは、2001年頃でしょうか。メーテルさんが、かけあってくれて、ヨシカワ光器のヘリコイドを装着し、かつ、当時、センセーショナルであったアダプティブオプティクス、AO-7でピントが出るように設計された機体を発注したのでした。
ヨシカワの接眼部は、精密なヘリコイドになっており、当時、中点のnaokiさんから、さんざん、ヘリコイドの利点をお聞きしていたのもあって、ピント再現性という点から、改造を決めたのでした。
当時のお値段だと、VC200Lが、10.5万円程度、ヘリコイド改造を含めても、トータル諭吉18人に収まったと記憶しています。

イメージ 2
月刊天文 2003年8月号 入選作 ST7E冷却CCDカメラにて

当時も、ST7EやST7ME,150万画素の改造した、ST7Customで、それなりに天文雑誌入選を勝ち取ってくれました。
M42中心部  2003年12月号 天文ガイド表紙採用作

レデューサ代わりとして、ケンコーのクローズアップAC No2を使っています。
当時としては、超どマイナーなSAO作品で、非常に珍しかったこともあって、当時の天文ガイドの編集長とGONさんが、HPK独身寮にインタビューに来られたのが懐かしいです。
HubblePalette用のフィルターはたしか、独逸から、豚馬Jrさん=階段男さんが手配してくれたものでした。
この当時は誰もやっていない・・・と、思っていたら、実は自分よりも半年早く、ST6で同様に撮影されている方がいらっしゃた事に、後日気が付きましたが・・
やはり、着目点というか、目指すべき方向性は同じだったんだろうなぁー・・。

VISAC、いい望遠鏡だったんですけどね。
ふにゃ太郎さんから、C11を譲り受けたのをきっかけに、一端、手放します。
より大口径による高解像天体写真・・・自分にとって真に取り組むべきことが見つかったので、アストログラフとしてほぼ完璧だったVISACヨシカワ改は、同じ同好会で、新進気鋭だったエリーさんに、割と破格で譲ってしまいました。
だって。自分の性格上、安定した機材があれば、そっちを優先してしまいますもの・・。
より高みを目指すならば、不安定でも大口径化というのは必要だったのです。

その機体は、ヨシカワにエリーさんが再メンテに出したら、なんでこの機体を譲るのか、理解に苦しむ・・!!という程、VISACとしては非常に良い機体だったそうな・・(;゚Д゚)

それでも、紆余曲折があり、2008年に、GENTAさんやyamatomoさんと知り合ったのをきっかけに、再び、遠征に比重が増してきます。
当時、自宅庭からはアトラクス赤道儀にASC-11(C11アプラナート改造機)で成果を挙げていましたが、遠征用の長焦点が欲しくなってきました。
そこで、再び、軽量で、EM-200に搭載でき、安定した性能を発揮するVC200Lに白羽の矢が立つことになりました。

もともと自分が使っていた機材ではないのですが、同様のヨシカワヘリコイド付きをロンキーさんと、物々交換で入手したのでした。
NA140SSfと、NSC-22 22cmシュミカセの2本とですから・・・・・性能的には妥当?価格的には・・・(;´д`)トホホ…?

天文ガイド2011年6月号 入選作 子持ち銀河M51 VC200L with NPR-1073レデューサ
ST8XME 冷却CCDカメラ

遠征用長焦点砲として、暫くの間、活躍してくれました。この後は、オライオン30cmF4ニュートン反射が活躍してくれた為、必然的にVISACの活躍の場はなくなったのはご存知の通り?ですが・・・・

そうなってくると、VC200Lの利点としては、直焦点なら、フルサイズ、レデューサ入りならAPS-Cサイズを満たすラージフォーマット対応です。
ししのトリオ VC200L with レデューサ使用 フジ X-E1 デジタルカメラにて

TOAGオフアキシスを用いて、そのテストも行ってはいます。

今現在では、一次預かって頂いており、手元にはありませんが、次に活かすとしたら、やはりデジカメ対応の方向性だろうなーとは思っています。

良い機材なのですが、結果的に口径がやや不足していたり、F値で負けてしまったり・・、
と、なかなか立ち位置が難しい機材になってしまっています・・・。
でも、どこかで、また良い組み合わせを見つけて、一花咲かせたいな・・とは思っている処です。

うん、良い機材なんですけどねぇ・・・。もう一歩、インパクトに欠けるのかな・・・という印象はあります。

月夜ですが・・リハビリ遠征

$
0
0
昨晩は、夕方までは曇っていましたが、夜になると雲がどいてきました。
うー・・ん、月夜だしなぁ・・と、いつもの怠け癖が出ないではないですが、さすがに明日は休みだし、、、
前回、遠征に福田港に行ったのが9/9。もう一月以上撮影していません (;゚Д゚)
特に撮りたいものも思いつかないのですが、まぁ、望遠鏡の組み立て訓練をするだけでも意味はあるでしょう。
遠征リハビリって事で、撮りにでかけることにしました。

会社から帰宅後、バッテリー等を車に積み込んで、21時05分出発です!
場所は少し悩みましたが、最近良く行く福田港ではなく、ぼうらやさんにすることにします。
GPV予報では、南へと雲が引いていくのですが、実際の空では、磐田市内でも、天頂から南側は、雲が張り出していましたから、南はダメだろうと判断。

気温は15℃。ぼうらやさんということで、電気毛布も持っていきます。
羽織るものに、電気毛布ということで、嫁さんは笑ってましたが、いやー・・でも、もう10月半ばですよ?やっぱり、寒いですよー・・・
なんか、忘れ物をしている気がしましたが、思い出せない・・・
システム一式は、車載しているので、問題はない筈・・PCも積み込んだし、バックアップも持ってきた・・・。
万が一に備えてバッテリーも持ってきています。問題は何も無い筈・・・

ぼうらやさんに到着したら、気温は12℃まで下がっていました。
着いて、驚いたのが、あれっ?木々が成長していて、視界がおもった以上に悪くなってるヨ!!

イメージ 1
ぼうらやからの風景(南側) スマホ内蔵カメラにてパチリ

以前なら、右の鉄塔のあたりから、浜松市の町あかりが見えたのですが・・・・
今は、すっかり、木々の向こう、です。
うー・・ん、真南は変わらないのだけど、東側も、西側も木々が成長していて、以前のような開放感がなくなってました。
・・・そんなにここに来るの久々だったっけ・・・。いや、まあ、1年以上経っている気はしますが・・・。
足元も下草は長めですが、こちらは、まぁ、さほど問題はない位。ただ、夜露がひどく、かなり湿ってマス・・。

上の写真を見て、お分かりかもしれませんが・・・
忘れ物の正体は・・・・遠征スナップ用のデジカメでした (;゚Д゚)
まぁ・・月夜だし、いーけど・・・・

イメージ 2
望遠鏡は、いつものオライオン30cm反射望遠鏡です。今夏、ずっと暑い車内に入れっぱなしだったので、カビが生えてないか(特にパラコア2)、若干、ドキドキでしたが、問題なさそうで、ほっとしました。

組み立て準備の方も、まずまず、順調です。ピント合わせがシビアーですが、まぁ、これも慣れですからね・・。JMIのMotoフォーカサーが壊れたのは地味にイタイですが、無くてもなんとかなるなら、それはそれで良いかなぁー・・・。
Motoフォーカサーも、ケーブルの導通チェックとかやってみる必要はあるのですが、そもそも、どこ置いたんだっけ・・・という有様・・・
ケーブルだけの交換で済むなら、直した方が良いのですが・・・。
引っ越しのドタバタで、どこにやったのやら・・。

さて、撮影開始までは、順調にいきました。もっとも、久しぶりでしたからね。撮影に入るまで時間がかかってしまったのは仕方ありません。
それでも、大きなトラブルはなく・・・・撮影開始!!?(〃゜口゜)!? えぇ

でも、いざ、撮影しようとしたら、風が出てきてしまい・・・。
風に弱いおライオンでは、星像が派手にブレてました。PHDからガイド露光時間を伸ばしたり、それなりに対応はしてみましたが・・・。結果は期待できないでしょうねぇ・・。
ま、特に撮るものも無く来たので、撮影したのはNGC1624というマイナーな小散光星雲です。15年以上ぶりでしょうか。
月があっても、透明度が良ければ、エリダヌス座付近の小宇宙を狙おうと思っていたのですが、湿度が高いのと、南側は雲が残っていることから諦め、でした。

そのまま、電気毛布を使って、車の中で仮眠。
やっぱり、かなり寒かったので、電気毛布は持ってきて正解ですね。
5,6年程前に、遠征主体で風よけも兼ねて、獅子ヶ鼻公園で良く撮影していた時の感触からすると、気温15℃程度なら、毛布1枚でもぐっすり寝られますが、10℃まで下がると、やはりチョットツライ・・・。今回は、薄着だったのもあり(羽織るものは持ってきてましたが)、ますます厳しい・・。

目覚まし時計をセットしようとしたら、いきなり電気が落ちました。電池切れ・・かなぁ・・・
仕方なく、スマホに、目覚まし時計のアプリをダウンロードして対応。
2時に起きて、被写体を変えることにします。

電気毛布のおかげもあって、割とぐっすり!
2時前に起きてきて、さて・・次は何を撮ろう・・・。
おおいぬ座のシリウスも、木立ちから離れて見やすい位置に来ています。
そうだ、ダック星雲撮ってみよう!これも、もう10年は撮ってなかった筈・・・
と、望遠鏡をダック星雲へ。
無事、導入も出来ましたが・・・・。ありゃま。オライオンだと縦構図にカメラを設置した方が、安定度が良いのですが、縦構図だと、構図が悪すぎ・・・
かといって、他に撮れるものもないし・・・ってんで、そのまま撮らせることにしました。

風はあり、シーイングも低空は悪く、ピント合わせ直しに苦労しましたが、なんとか撮影開始。うー・・・やっぱ寒い。気温は10℃程まで下がったのではないでしょうか。
薄明でフラットが撮影できるであろう、17時15分に、目覚まし時計アプリをセットして、また寝まーす。
月は、この時間でも、まだまだ高い位置にありますね・・・。まぁ、満月近いから仕方ないのですが・・・。ステナビVer2で確認した時にどうも1日間違えてみてたなぁ・・。3時頃には沈むと思っていたので・・・。
まぁ、今回は星雲巡りの一環という形でいいや・・・

さて、目覚まし時計の鳴る前にやっぱり起きてきましたが、5時過ぎでもまだまだ薄明フラットを撮るにはちょっと暗いかな・・。
まぁ、撮らせっぱなしにして寝ていよう・・と、再度仮眠・・・。

次に起きたのは6時28分でした。
日も昇ってきており、夜露で濡れた機材を乾かしてくれています。
ぼちぼちと片付けです。
片付けが終わるころに、独身寮にいた頃、豊岡村で良く聞いていた、毎朝必ずなっているチャイムが流れてきました。7時です。
懐かしいなー。と、思いながら、帰路に着きました。

朝方も南側に雲は見られましたから、福田港に行っていたら、全然ダメだったかもしれません。
ひさびさのぼうらや遠征でした。

続・月夜のリハビリ遠征

$
0
0
ちょっと本業で、プレゼン発表しなくてはならなかったのもあって、先週はブログ更新ができずにいました。
まー・・その他にも、ケータイ壊れたし、体重計もなぜか壊れたし、目覚まし時計・・は、たぶん、電池交換すれば動くと思うのだけど・・。あと、長年使っていたPIXUS 990iも、とうとう壊れてしまいました。
うぅ、まだインク残ってたんだけどなぁー・・・
などなど、地味にメゲ気味だったのもありますが (^^ゞ

発表会も終わって、気持ち的に、ちょっと一段落。
プレゼン、ニガテなんですよね・・・ε=( ̄。 ̄;)フゥ 

今晩は、晴れる予報でしたが、雲が思ったよりも出ていたのもあって、諦めました。
もう少し安定して晴れてくれるといいのですが・・・
まぁ、今晩はのんびりと呑んでゆっくり寝ることにします。


さて、先週の土曜日晩は、ミュートンさんのお誘いを受けて、再び、ぼうらやに行ってきました。
イメージ 1
月夜のぼうらや遠征  フジ X-E1デジタルカメラ XC16-50mmにて。

しかし、昼間は、透明度が高い快晴でしたが、夕方から雲が・・・
うー・・ん、これだとちょっと機材を出す気にはならないなぁ・・。
それでも、ミュートンさんは、いろいろとテストをしたいことがある、とのことで、立派な機材を持ってきていました。
イメージ 2
ミュートンさんのNewアトラクス赤道儀とBabyQ

先ず、ポーラマスターで極軸合わせを行っていました。
ふむふむ、これが電子極望というヤツか!確かに便利そう!!
やはり、遠征して他の人の機材を見ると、とても勉強になりますね。
ここ暫くの間、ニワトリでしたので、こういう機材を拝見するのはとても助かります。
それから、ステラショットでのオートガイドにチャレンジだそうです。

多少は星が見える様になってきたのですが・・・
持ってきたオライオン30cm反射望遠鏡だと、テストする事項が無いので、出すなら、作品狙いか、銀河巡りになるわけですが・・・このお天気ではね・・・

うーん、ボクの方も、SkyExplorer赤道儀はいろいろとテストする事柄が多々あるのですが、さすがにおライオン30cm反射望遠鏡一式が車載されっぱなしになっている現在、さらに、追加して持ってくるのはチョット手間・・・ということもあって持ってこなかったのですが、やはり持ってくるだけ持ってくれば良かったかな・・と若干、後悔・・・

ミュートンさんの方も、ガイドが上手く行かない様子。
設定等を見せてもらったところ、どうやら、PHDでいうOn Cameraの状態になっているのが悪そうです。試しに、シリアル経由で赤道儀を動かす設定にしたら、ガイドしてくれるようになったみたい。
雲はありましたが、こういったテストには十分ですね。
これで、次回以降は、バッチリ撮影できると思います。

ガイドが上手くいくのを見届けてから、夜半前に少し先に失礼しました。

ボク自身は、結局、機材は展開しませんでしたが、ミュートンさんの機材を拝見していろいろと参考になりました。
また、ぼうらやさんも、以前、GENTAさんが来られた時は、住み込みで人がいたとのことですが、この日は、電気も消えており、これまでどおり、撮影に支障はなさそうです。
これがわかっただけでも、来たかいがあったというものです。
この冬の遠征は、ぼうらやさんで決まりかな。


タブレット

$
0
0
ケータイを落っことして壊す前(本当に直前でしたが・・・;゚Д゚)に、Windowsタブレットを購入してみました。
と、いうのも、家の建て替えにあたって、天文ガイドなどの雑誌やら、マンガやらを、ドキュメントスキャナでスキャンして、大量に自炊したのですが、スマホでは画面が小さくて見にくいし、雑誌はPCで(必要性があって)読むので、全く問題ないのですが、マンガはやっぱり、寝っ転がって読みたいものです。
本当は、もう少し早く買うつもりだったのですが、なんだかんだで、8月は引っ越しでいっぱいいっぱい。9月も本業で忙しく・・と、いう感じで、やっと買ったのでした。
イメージ 1
Windowsタブレット(上)と、格安中古タブレット  オリンパス E-620 ZD25mmF2.8にて

買ったのは、価格性能比が高価かったNECのLaVieTab PC-TW708CAS。お値段は、1.6諭吉ちょっと。内蔵ストレージが64GBと大きめだったのが決め手でした。
最安値だと、もう2000円程安価だったのですが、ポイントがつくからいーやー・・と、楽天経由で購入しました。ま、その方が楽だった、というのはありますけどね。
クレカ使えないと、結局、代引き手数料かかるしなァ・・・。
今日現在、価格.comで見てみると、ボクが買った時よりも、お値段上がってるみたいですねー。
さて、Windowsタブレットですが、実は、1996年に買った、ステラナビゲーターVer2をインストールしてみました(笑)
20年経っても、最新Windows10、しかもタブレットで無事、動いちゃうという驚き!(笑)
なんだかんだで、Windowsだと、これまでのノウハウも活きるので、レジストリいぢって少し高速化してみたりとか、こうした古いソフトを動かしてみたり、とか、いろいろと活用できるんですよね。
Androidに比べると、タブレットとして、タッチパネルによる操作性はやはり劣る印象がありますが、高い活用性、コンテンツを消費ではなく、創作するという点では、やっぱりWindowsかな。マルチタスクがやりやすい点もありますが、スマホがAndroidなら、タブレットはWindowsにしても良いなぁ・・・と感じます。
まー・・まさかケータイ落っことして壊すとは思ってなかったんですが、これはこれで買って正解でしたね。
こういうのを使えば、ひょっとして、このタブレットで、USBシリアル変換を介して、赤道儀の制御や、冷却CCDカメラの制御も可能になるのでは・・・?
基本、Windowsだし、動く可能性は高そう。次のテーマとして取り組んでみようかな。
低消費電力というのは遠征では重宝しますからねー
2009年時に購入して、OS部が吹っ飛んだ、EeePCも再セットアップしたのですが、画面解像度は同じくらい?。遠征用機材として、このWindowsタブの活用は考えてみるのもいいかも・・(゚A゚;)ゴクリ
うん、このケーブルは、なにはともあれ、ポチってみようかな。

イメージ 2
邪魔するとコロス・・!  オリンパス E-620 ZD25mmF2.8にて

さて、もう一台。前に中古ノートPCを購入したイオシスから、格安中古タブレットのメールが入っていました。嫁さん用に、もう一台、タブレットがあってもいいなー・・と思っていた処だったのもあって、ナイスタイミング!

MediaPad 7 Youth (S7-701wa) 4GB White Back/Black Panel

Huawei MediaPad 7 Youth (S7-701wa) 4GB White Back/Black Panel
画像はイメージです。
当社1ヶ月間保証


























CPUも、Cortex-A9ということで、それなりに高い性能を有していたハズ・・と、一応、価格,comで同機種の評判を調査・・っと。うん、悪くなさそうです。
そもそも、ガチで使うワケではなく、嫁さんがWi-Fi経由で、クックパッドを見たり、自炊したマンガが見られれば、十分ですから、Andoroid OSが、少し古くても、十分だよなー・・とポチりました。
中古ですが、傷・汚れも気になるものはほとんどなく(若干、あるにはありますよ)、こちらもお値段を考えたら、非常に良い買い物をしたなぁーと思います。
メモリが1GBしかないのが気にはなりましたが、これまで使っていたGalaxyS4ケータイと遜色ない感じで、ほとんどストレス無く、使えそうです。

明星が、コワイ目をしているのは、アンパンマンの知育アプリを一つダウンロードして遊ばせたところ・・・邪魔すんな( ゚Д゚)ゴルァ!! 
と、いうことみたい・・です・・((((;゜Д゜))))ガクガクブルブル

どちらも、良い買い物だったんじゃないかなーと思います。
発注がケータイが壊れた後だったら、たぶん、この格安中古タブレットが2台になっていた気がします・・・(;´д`)トホホ…


20年ぶりのカラリオ

$
0
0
どうにも、後厄なのか、何なのか・・・。
モノがよく壊れます・・・。
ALICE-Ⅱ用のノートPCも、どうも壊れてしまったらしく、立ち上がらなくなってしまってました・・(;゚Д゚)
うー・・・ん、これはこれで地味に参ります・・・。
USB3.0が使えるか、買ってあるUSB3.0のPCIExpressカードが使えるPCがあればなんとかなるのですが、さて、手持ちPCで、Expressカードが使える機種が他にあったかなぁ・・・。
物置に置いてあるHPのノートだけが可能性としてはあるのですが、どうだったかなぁ・・
地味にマイナーですよね、Expressカード・・(´Д`)ハァ…

さて、それはともかく。愛用していたPIXUS990iプリンタがとうとう壊れてしまったのは少し前に書いたのですが、この変わりになるプリンタを物色してみました。
天体写真用に使っている手持ちのiP8730だと、コスト面でやや高いのと、どうも、ELECOMのプリンタ用紙と相性が悪いみたい・・・
実家に持ち帰ったスキャナもいい加減、古いのもあって、どうせなら、スキャナも使える複合機がいいなー・・・
ローエンドのプリンタは、現在、1万円を切る価格であります。
どうせなら、PIXUS iP8730と同じインクが使えるのがいいなー・・と思ったのですが、生憎と現行機ではない様子・・。
おまけに、最新機種は判りませんが、Canonの複合機は価格.comの情報を見る限り、紙詰まりに悩まされるようで、かなり不評・・・
あらま。

天体写真をやっていると、C社の方がCanpに良く、参加してくださって、プリンタ設定等のノウハウを発表していたこともあり、CANPに参加したことがあるか否かは別として、口コミで、話が伝わっていって、天文屋さんはプリンタはCanon!という方は多いと思います。

デジカメも同様で、天文屋さんはCanonが多めではないでしょうか。
富士フィルムも天文屋さんに根強い人気があるのは、やっぱりCANPに参加されていたSさんがいたからじゃないかなー。FinePixS1Proによる天体写真は衝撃的でした。
(もちろん、性能が高いから、というのは言わずもがなですが・・)

かくいう自分も同じで、2000年以降、プリンタはCanonをずっと使ってきました。
実際、天体写真用としては、Canonの方が向いているとは思うのですが、
今回は、ローコスト/複合機というカテゴリで判断していくと、インク代は高いが、EPSONという選択になったのでした。
イメージ 1
Colorio EP-708A プリンタ E-620 デジタル一眼レフカメラにてパチリ。

以前にEPSONプリンタを購入したのは、1997年3月?のPM-700C以来ですから、約20年ぶりとなります。
EPSONというと、PX-G930など、顔料というイメージが強かったのですが、どうも、最近は染料機が多いみたいですね・・・
個人的には、顔料だと、iP8730と差別化もできて良かったのですが・・・

イメージ 2

EP-708Aは、ひとつ前の旧機種なのですが、どうも、このあたりはいろいろと情報を調べていくと、最新機種だから良いというわけでもなさそうです。
ただ、このEP-708Aもインクタンクは小型化して、1枚あたりのインクコストが上昇している様子。L判で、1枚あたり26円!?(@_@)だとか?

まぁ・・互換インクは、この間、インク革命の実験を行って、懸念していた耐光性も、まずまず、、となっているのが判りましたので、インク革命の互換インクを使っていく予定でいます。そうすると、インクコストは半分程度まで落ちますから・・

さらに安価なインクもありますが、写真をプリントする、ということは長期に渡って保管したいという意味もあると思います。
激安インクでプリントしても、1年後には、変色して見られない・・では困りますからね。
インク革命さんのインクだと、壊れたPIXUS990iで使った実績から、そう悪くはないのは判ってますから、それなりに信用して使うことができそうです。
もちろん、天体写真では使い物になりませんでしたが・・。

それはそれとして、機能も多く、Wi-fi経由で、直接スマホからプリントできたり、嫁さんは気に入ったみたいです。
本体に液晶を持っているのも良かったみたい。
インテリアとして見ると、いいみたいです。
上位機種も、割安感はあったので、そちらでも良かったのですが、やはりAmazonや価格.comのユーザの話を見ると、自動給紙・自動開閉の点で不安があったので、本機となりました。

純正インクがあるうちに天体写真も一度印刷してみましょうかねぇ。

それにしても、ALICE用のノートPCの方が頭のイタイ問題です・・・┐('~`;)┌
相変わらず、ツイてないっす・・・。

QHYのCOLD MOSカメラ

$
0
0
QHYのホームページを見てみたら、APS-Cサイズ及び、フルサイズCMOSの冷却CMOSカメラがアナウンスされていました!
QHY曰く、Cold MOS、ですが・・・うーん、、個人的には、こういう独自の名称はどうかなー・・と、思いつつ、Cooled CMOSという名称も本文では使っていて、ちぐはぐ・・(^^ゞ

イメージ 1
ま、名称なんてどうでもいいっすよね。
肝心なのは、スペックと実際の性能です。
QHY CCDでは、昔から、NikonD40のセンサを引剥して、カラー冷却CCDカメラとして仕立てているという噂があったくらいですが、今回のQHY367CとQHY247Cの画素数を見てしまうと、もしや・・・何て思ってしまいます (^^ゞ

OEM供給を取り付けたのだとは思いますが、センサ自体は、デジタル一眼レフカメラで使用されているものでしょう。
フルサイズ36MPixel、APS-Cで、24MPixelはまさにNikonのデジタル一眼レフカメラが採用しているセンサスペックですね。
D810aは優れたカメラだと思いますが、こうした冷却CMOSカメラが出て来るのなら、固執する必要は無い気もします。低消費電力、オール・インワンといった魅力はもちろんありますが、D810センサを使った冷却CMOSカメラも気になりますネ!
まぁ、D810より安価なことはないでしょうが、D810Aと同等価格であれば冷やしている分、性能は上になることでしょう。興味深い。

ここのところ、ZWO社に押されている印象がありましたが、QHYも頑張ってますよねー。
個人的には、PointGrayが採用しているIMX250系センサ、できれば、1.1型12MPixelのIMX253採用機の冷却CMOSカメラが出ないかなーと、ウォッチしているのですが、なかなか出ませんねぇ・・。
でも、魅力的なカメラがどんどん出てくるのは大歓迎です。



連戦・・!しかし・・

$
0
0
ここ数ヶ月。
ほとんど晴れることもなく・・
いや、現実的には、夜半までは晴れるとか、夜半後には晴れるとか・・・そういうお天気予報はあって、実際、その通りだった事はあったのですけど・・・
さすがに、今の環境下で、その天気では、キッツイっす。
改めて、ニワトリって便利だなーと思ったり・・ 

さて、それはともかくとして。
11/3(木)晩は久々に、晴れそうでした!仕事日でしたが、ベルサッサで帰宅。
GENTAさんたちは、五和へ遠征だそうです。が、五和って場所知らないのもあり・・
いつものぼうらやさんへと行ってきました。

19時ほぼジャストにぼうらや到着!
気温は、磐田市内16℃でしたが、ぼうら屋さん着時に、13℃まで下がってました。

なにはともあれ、セッティング開始です!
基本セッティングは、手慣れた機材ですから、トラブルもなく・・と、言いたいところですが、Pyxisがずっと車載したままになっていたせいか、振動で、ネジが外れてしまいコントローラのカバーのネジが全て取れてしまってました (@_@)
まぁ・・使い勝手は悪いけど、問題はなし・・・

ついでに、というか、テスト事項として、Windowsタブレットから、Pyxisを制御できるかどうかのテスト。
イメージ 1
タブレット制御⇒失敗  スマホ内蔵デジタルカメラにて、パチリ

何か忘れ物しているなぁ・・と思ったら、デジタルカメラを持ってくるのを忘れてました。
スマホでパチリ。
結果的には、インストールしたドライバが古いせいで、Windowsアップデートを使え!という冷たいお言葉・・・
うー・・・ん、自宅でやっぱり、一度、テストしてから持ってくるべきでしたか・・・
ま、簡単操作で使えたら、ラッキー程度でしたので、そうそうに諦めて、撮影開始です。

本当は、南低空の銀河、NGC300を撮影したいと思っていたのですが、この時間帯だと、光害が厳しい・・おまけにどうも低空の透明度が悪く、モヤがありそうでした。
仕方なく、低空になるNGC300は諦め。NGC247を撮像・・・ですが、この天体も淡めでしたね・・ちと失敗だったか・・・
ぼうらやさんだと松井オーナーのご行為で、コンセントを使わせて貰えます。ありがたく、使わせて頂いて、電気毛布で、そうそうに寝ることにしました。
22時半くらいから、0時までぐっすり。それから、被写体を銀河巡りで撮りたいと思っていたNGC????(・・覚えてね~)を導入して、再び、夢の中へ・・・( ˘ω˘ ) スヤァ…
メインは、ダック星雲です。が、この頃になると透明度も良くなってきたのですが、シーイングも悪化?ピントが合っているんだか合ってないんだか・・・
再確認は一応、やったので、どうもシーイングですね。
そかー・・オライオンではツライ季節になってきました・・。
夜明けまでぐっすり寝て、目覚まし時計5時20分で起きてきてフラットを撮像開始!
フラットを撮影している間も、もう少し寝ます・・。今日は仕事ですからねー。
気温は6℃ほどまで下がりましたが、でも、電気毛布のおかげで、割と寝られて、問題ありませんでした。


11月4日

さて、金曜日晩もGPVのお告げでは、良いお天気の予報です。
昼間のうちにスマホから、遠天MLを確認すると、ハルカイさんも、今晩はどこに行くか打診していました。
僕もそれに便乗して、結果、山の村に行くことに。
17時に仕事を終え、まずは、SkyExplorer赤道儀を車載する為に、自宅に立ち寄ります。
ミュートンさんが、まだお仕事を頑張っていられたのもあって、少々話し込んでしまいました (^^ゞ
その後、食事を終えて、19時前だったと記憶していますが、山の村へ!出発。
の、前に、ガソリンが不足しているので、給油してからです (^^ゞ
GENTAさんはすでに先に行かれている様でした。ハルカイさんはまだ準備中~とのことだったので、こちらも、今から出ます、と返信・・っと。

南の空に雲が広がっているのが若干きになりましたが、こりゃあ、北の山の村で正解だったかも・・と思いながら、一路、春の町へ。

最終コンビニのデイリーヤマザキで夜食を買って山の村へ向かっていると、後ろから着いてくる車が・・・。ハルカイさんかも・・と思っていましたが、やっぱりそうでした (^^ゞ
山の村も、なんだかんだで、前回来たのは記憶している限りでは、2013年3月のパンスターズ彗星撮影後に来て以来でしょうか・・・。3年以上ぶりとなります。
到着すると、GENTAさんがすでに機材を組み上げていました。時刻は21時前後だったと思います。
天の川は、ぼうらやさんよりもずっと濃く見えますが、GENTAさんに言わせれば、透明度悪いなぁ・・との事。
なにはともあれ、セッティング開始です。オライオン30cmを組み上げてみると・・・あれー?
曇ってました (;゚Д゚)
イメージ 2
春野山の楽校にて。 フジX-A1 デジタルカメラにてパチリ。

SE赤道儀も三脚だけは出したんですけどね・・・。本当は、これとNewFD300mmF2.8Lで撮りたかった・・・
真ん中ではハルカイさんが、EF300mmF2.8Lと赤外カット改造デジタル一眼レフカメラのEOS6D改でセッティング。ポーラマスターとステラショットでセッティングしていました。
星本とのリンクが切れる・・とやや苦戦されていた様です。
奥のGENTAさんは、FSQ106EDとフルサイズ冷却CCDカメラBN-82Lでの撮影でした。
メイン機の冷却改造EOS5DMk2は未だ手元に戻ってきていないとのこと。
やっぱり、QHY16200Aを買おうかなぁ・・と少し悩まれてました。
曇ったので、やっとメシが喰える・・と、22時過ぎくらいに夕飯を摂られてました。

すっかりと曇られてしまったのですが、晴れ間はあるので、ハルカイさんはいろいろとチャレンジされていらっしゃったみたい。
僕の方は、昨日の疲れもあり、夜半前に、寝させて貰いました。
ふと気がついて4時に起きてみると、快晴になっていました!
ハルカイさんが言うのはほんの少し前に晴れてきたとのこと。
オライオン30cmもスタンバっていたので、半分ねぼけながらも、ピント合わせ・・・
って、この場所では、かつてないほど、シーイングが良いのですけど。。。
うう、せめてあと2時間早く晴れてくれれば・・・
それか、夜明けをあと3時間遅らせて~。
寝ぼけていたこともありましたが、西に向けて、ダック星雲を撮っておけば良かったのですが・・・
Pyxisの自動導入がPCから制御できず、メンドウだったのもあって、手近なM96を撮影・・・
バカだよねー・・。追加撮影しておけば、作品になったかもしれないのに・・・
それほど、シーイングが良かったのです・・・
イメージ 3
冬の大三角 フジX-A1デジタルカメラ XC16-50mm 16mmF3.5にて

結局、また雲も出てきたので、2枚程度撮影した後は、うす雲の中・・。
上の写真は、レンズに結露していたので、にじみ写真になってしまいましたが、東から雲が出てきている様子がわかるかな、と思います・・。
そのまま薄明になりました。
さすがに、2式分、積み込みとなると、考えないと、軽には載らないので、GENTAさんとハルカイさんより、30分ほど遅れて、帰路につきました・・。
イメージ 4
2台体勢 スマホ内蔵のデジタルカメラにてパチリ。

NewFD300mmF2.8Lとなら、2台体勢が可能です。GENESIS SDFでも可能は可能なのですが、その場合、長いGENESISをどこに置くかが、悩みどころ・・となってしまいます。

11月5日

今日は、遠天はスターフォレスト美園で忘年会?合宿?だったのですが、僕の方は、嫁さんの演奏会が本番ということもあり、残念ながら、不参加。
そのかわり、嫁さんが帰宅後(23時過ぎの予定)、ぼうらやさんでミュートンさんと撮影することにしました。

嫁さんの方は、思った以上に早く帰ってきてくれて、21時46分に、出発!機材のほとんどはすでに車載されていますから、帰宅してくれれば即座に出かけられます。
さすがに疲れがでた様で、昼間、かなりぐっすり寝ていたのですが(気がついたら、18時半でびっくりした・・)、ちょっと体調がよろしくありませんが・・・
でも、ここで出かけないと、次のチャンスはありませんからね・・。頑張って出かけることに。
前に遅い車がいたので(そういえば、昨晩春野町に行く時もそうでした・・)、到着はやや遅くなりましたが、それでも、22時半前には、到着。気温は12℃程でした。
朝方だと7℃程まで下がったのですが、でも、これくらいの気温なら、過ごしやすいとは言いませんが、真冬の遠征に比べたら、ずっと楽ちんですね。
イメージ 5
ミュートンさんは、Baby-QとNewアトラクスの装備で来ていました。
前回の月夜の遠征でテストしたステラショットによる実戦撮影テストの様です。
到着時は、M31を撮影中でした(車のライト、スミマセン m(_ _)m)

イメージ 6
冬の大三角~カノープス フジ X-A1 デジタルカメラ XC16-50mmにて。

ぼうらやさんだと光害が厳しいんですが、それでも、最高の透明度!
おおいぬ座のあたりまで、冬の天の川が流れているのが見られました。
さて、僕の方は、というと、オライオンを組み上げて、撮影開始!ここまで順調・・!だったんですけどね・・・ノートPCの方に使うACアダプタを間違ってしまい、挿したつもりが刺さって無く、撮影開始直後にスリープモードに!Σ(゚д゚|||)ガーン
復帰させる為に、冷却CCDカメラの電源を落としたりしましたが、復帰せず・・
OSを再起動したら、やっとカメラがコネクトできるようになりました。
PHD側もキャリブレーションからやり直し、です・・・(;´д`)トホホ…
このトラブル復帰もあり、気がついた0時過ぎてました。
うー・・ん、SkyExplorer赤道儀も持ってきてはいるのですが・・・調子が悪いこともあり、悩みましたが、諦めました。
・・・まぁ、まだこの冬、使う機会はあるでしょう・・・。

EM-200と違って、SE赤道儀は、トラブル予感しかしねェ・・・((((;゚Д゚)))ガクガク
体調が悪い時に使える機材ではないと判断しました。
本当は、昨晩、山の村で晴れて欲しかった・・。
作品にゃならないでしょうが、NewFD300mmF2.8Lで冬のメジャーな星雲を撮影したかったんですよね。
今回、ミュートンさんがやられていた様に・・・。まあ、、画角とかも調べてなかったし、次の遠征時にはもう少しきちんと検討して撮影に取り組みたいと思います。

仮住まいで、機材が限定されているので、テーマ性のある事はできないなぁ・・と思い込んでおりましたが、実際には種々のトラブルもあるわけですし、現有戦力を有効に活用べきですよね。さすがに、戦線維持は難しいですが・・・
イメージ 7

さて、肝心のオライオンの方ですが・・・なんと、前々日よりもさらにシーイングが悪く、風まで吹いてくる始末。風があるとオライオンは、モノになりません・・・(´;ω;`)ブワッ

透明度も良く、お天気も良かっただけに残念でした・・
うー・・ん、NFDも頑張って出せば良かった・・・
それか、オライオンではなく、GENESIS SDF屈折望遠鏡を持ってくればもっと楽しい撮影が出来たとは思うのですが・・・
オライオンを車に常駐させておかざるを得ない現状では、それも厳しいんですよね・・

あれー・・結局、3晩、撮影にでかけたものの、成果はナシ・・(・・?
まぁ、いちおう、ダック星雲は枚数だけは稼げていると思うので、後でデータを見てみたいとは思いますが、あのぼけぼけっぷりからすると処理する意欲が沸かない気がします・・(;´д`)トホホ…

ミュートンさんとは、それから、新旧の天文談義。FinePixS2Proから、D810Aまでデジカメ談義したりしていました。
7時すぎにぼうらやを後にしました。

なんだかんだで、成果は無いかもしれませんが、でも、これまでの悪天候から考えると、とても楽しめた3日間だったと思います。
遠征につきあってくださったみなさん、ありがと~!

天文ガイド12月号入選

$
0
0
すっかり記事が遅くなりましたが、天文ガイド12月号のフォトコンテスト、入選していました。
天文ガイド2016年12月号 入選作 五つ子、六つ子、七つ子
オライオン30cm反射望遠鏡 with パラコア2、SXVR-H694冷却CCDカメラにて。

以前に、セイファートの六つ子だけは、ブログにも出した記憶がありますが(ひょっとしたら、コープランドも出したかも?)、半年かけて、五つ子、六つ子、七つ子を撮影しました。どれも小さな天体たちですが、とても興味深い天体たちです。
タイトルとは逆になりますが、NGC番号順に並べました。

正直、ネタ系ですが、計画自体は、3、4年ほど前から立てて、狙っていました。
でも、春・夏・秋と3シーズン使わないといけないので、案外、上手く撮れるチャンスが少なく難しかったです。2013年時は、肝心のステファンの五つ子の写りがどうしょうもなく×で諦めでした。
今回は、ステファンの五つ子はまずまず満足が行くものですが、セイファートの六つ子がちょっとイマイチ・・・。もう少し解像してくれると言うことナシだったのですが・・・。

それにしても、高い技術で・・・と言われてしまうと、少し恥ずかしいですネ・・(^-^;) 
大口径の望遠鏡と高感度・高精細の冷却CCDカメラの組み合わせのおかげで、なんとかなっているだけですので・・・

天文ガイド不採用作 球状星団M55

低空にある球状星団ですが、思った以上に大きく見事な星団で驚かされました。
思ったよりもいい感じカナ?と思ったので出すだけ出してみました。でも、やっぱり低空ということもあり、星像も重たいので、ダメでしたねー・・・(;゚Д゚)


星ナビ落選作 夜空の小さな宝石、惑星状星雲
オライオン30cm反射望遠鏡withパラコア2 SXVR-H694冷却CCDカメラ

小さい天体ばかりですが、色彩といい形といい、個性豊かで面白いですね。
冷却CCDカメラの特徴を考え、つまり、CMOSビデオカメラによるラッキーイメージングでは輝度的に苦しい、ないし効果が薄い(長秒露光になる)天体をチョイスして撮影してみました。
どれも視直径は1'前後と小さく、輝度もやや暗い惑星状星雲たちですが、こうして並べてみると面白いものです。
今月は、組写真というテーマで、天ガ・星ナビに送ったのですが、星ナビの方は見事にゲキチンでした・・(;´д`)トホホ…

星ナビ落選作 エッジオン銀河NGC891 
オライオン30cm反射望遠鏡withパラコア2 SXVR-H694冷却CCDカメラ

アンドロメダ座にある見事な銀河です。高感度・高精細の冷却CCDカメラのおかげで思った以上に微細構造が写ってくれました。
最後のニワトリの作品でしたので、これは入選して欲しかったところですが、残念です・・
実は、NGC891は同じ機材で、3年ほど前にもぼうらやさんで撮影しています。
個人的に、同じ機材の組み合わせ(望遠鏡とカメラ)では、同じ天体は基本、狙うことは無いのですが、今回は、珍しく、撮影してみました。
ニワトリで写すにはちょうど良い天体だったというのが大きいのですが、1枚あたりの露出時間を3分に切り詰めた辺りは、前回撮影時よりも工夫しています。
結果、ディテール描写に関しては、自分としては過去最高でした。

それにしても、星ナビ入選作は、美しい淡い分子雲や散光星雲など、美しい作品が多いですねー・・落選したのもやむ無しか・・・。
来月号は玉が無く、星ナビは未送付です・・。また頑張りたいと思います。

新制御PC

$
0
0
ALICE-Ⅱ用に構築した制御PCが壊れてしまったのは、前に少し書きました。
壊れたのは、Endeavor Pro9000で、フルHD液晶が気に入っていたのですが・・・(;´д`)トホホ…
WindowsVista、Windows7ではイマイチ重たくて使い物になりませんでした(CCD制御PCとしては十分でした)が、Windows10をインストールすると割と軽快に動作してくれて、重宝していただけに残念でした・・。
いいPCだったんだけどなぁ・・。とはいえ、Pentium-M 1.8GHz、RAM1.5GB、確か2006年モデル・・・・中古で、2009年頃?に買ったものでした。これで、CANPの講演も2回ほどやったなぁ・・重たいPCを持って良く行ったものです(まぁ、スペック的にこのPCくらいしか使えなかったから、ですが・・・ ^^;)

イメージ 1
22th CCD Controller  FMV LIFEBOOK P772/G
オリンパス E-620デジタル一眼レフカメラ、ZD25mmF2.8にてパチリ。

選んだのはAmazonの中古でFMV LIFEBOOK P772/Gです。
第三世代Core i3で、RAM8GB、Windows10 64bit LCDは、1200×800と、若干広め・・?
USB3.0装備、さらに、念のため、これまでALICE-Ⅱで使っていたUSB3.0のExpressカードが使える様に、Expressカードスロット装備のものを選びました(←これが案外、悩ましい・・?)

コンパクトなB5ノートです。
自宅で使うことがメインですが、遠征でも使える様に、今回はB5ノートにしました。
お値段は、1.7万円。スペックの割にはオトクでしょ?(^O^)
実は、OSがWindows7なら、さらに2000円やすかったんですが・・・
まぁ、リカバリーとかOSバックアップとか考えると、Windows10の方が楽だよなー・・と思ったので、Windows10オプション付けました。(前回のDynaBookでちょっと懲りた・・)
これに、ポチポチとポイントサイトで貯めていたAmazonギフト券5000円を適用して、実質1.2万円でゲットです。


CCD制御用PCも、なんと、22台目です(実際にはST4の時のものも含めると23台目になりますが・・)。概ね1年に1台ペースかよ(笑)
まぁ、スペック的に老朽化してきたり、風で飛ばされて壊れたり、落として壊したり(←案外、多い・・・3式ほど落として壊した気がする・・)冷却CCDカメラとセットで譲ったり・・・
まぁ、いろいろとあります・・・。

使ってきたメーカも、様々ですが、FMV、案外、多かったりします。昔からホームページにドライバが充実していたというのが一番の理由で、中古で買う時はFMVが多いんですよ。
個人的には、結構、信頼しています。

もちろん、その他にも、GENTAさんが苦戦しているhp(スペックの割にはサクサク動くんですが、ACケーブルが特殊な3ピン)、東芝DynaBook(うー・・ん、個人的には、クセがあるPCと感じる・・特にCOSMIO・・。でも、スペックの割にサクサク動いたってのもあるんですよね・・・)、Lenovo(←こいつもACアダプタがころころ変わって使いづらい)、DELL(←こいつもHpと同じくACケーブルが特殊な3ピン)、ASUS(←12Vで大変便利)、SOTEC、Endeavor(←案外これも多いかも・・?)・・いろいろなメーカを使ってきましたなー(^-^;) 
まぁ、知人や弟から貰ったりすることも多かったので、まちまちになるのは仕方ないところです。

さしあたり、現在、USBメモリに、回復オプションで、リカバリー作成中であります(`・ω・´)ゞ
まぁ、なくても、いいっちゃいいんですけど・・。これまたDynaBookで凝りましたんで・・・。

でも、Windows10だと一度認証しておけば、再インストールすれば認証済みになる?ので、そんなに神経質にならなくても良いのかな?

遠征用PCは、オフラインで使うので、さしあたり現状のWindowsXPで推移させていきますが(で、ないと動かないカメラもありそうだし・・)、今後は、自宅用撮像PCは、できれば、LAN経由で遠隔操作したいと考えているので、Windows10ないしWindows7(2020年までですが・・)で検討せねば・・・ですね・・。

せっかくのWindows10タブレットも、もう少し、撮影用途に活用の途を探りたい気もします(後日、もっと検討・検証してみます)

11/11 ぽっきーの日遠征記

$
0
0
うーん、イマイチ、モチベーションが低下中かなぁ・・。
悪天候が続いたのもあるのですが、せっかく得てきたデータも、まだ画像処理していません。
なんというか、乗り気にならないんですよね・・・。
そろそろ、今月〆切のフォトコンテスト応募用の作品を仕上げねばならないのですが・・┐('~`;)┌
ううむ、今月は、応募できないかも・・・。
データ的には1作品はできるだけのものがあるとは思うのですが・・・
なかなかやる気が・(;゚Д゚)

それはさておき。
先週末のお話です。
11/11。金曜日。ポッキーの日(って、どれだけ浸透してるんでしょう・・? ^^;)
残業を終えて、会社を出てみると、あら?いい天気。
うー・・ん、シーイングも悪くない様子。
とはいえ、すでに満月期。
この時期、オライオンで、どうしても撮りたい!って天体はほとんどないんだよなぁ・・・
あと、前回撮影で、シーイングが悪く、ぼけぼけの写真しか撮れなかったのも、地味に堪えてマス・・。
どうしようかなーと思ってましたが、寒くもなく、絶好の撮影日和です。
手元には、GENESIS SDFがありますから、こちらを使って何か撮ろうか。SXVR-H694の小さなセンサでも、冬の散光星雲を撮るには画角がちょうど良さそうです。
方針が決まったので、でかけることにします。
時刻は、21時半前。気温は磐田市内は14℃。ぼうらやさんに到着すると、10℃まで気温が下がりました。

イメージ 1
月夜の撮影 GENESIS SDF屈折望遠鏡 フジ X-E1デジタルカメラ XF18-55mmにてパチリ

手軽な機材・・ですが、結局、オライオン30cmを車載しているのもあって、案外、別の機材をセットするのは大変だったりします。
結局、撮影開始できたのは、23時半になってしまいました。
特に、トラブルとかはなかったんですけどねぇ・・。なんか時間かかったなー・・

PCは、安定のFMVは、最近、USBシリアルが上手くつながらないので、バックアップのEndeavor NT2500を使いました。
GENESIS SDF直焦点とSXVR-H694の組み合わせは、初めてだったかも・・(^^ゞ
以前、レデューサ付きで撮影したときは、ちょっと星像がイマイチだったのもあって、今回は直焦点にしました。

何を撮るかは迷いましたが、ここ10年は撮ってない?くらげ星雲にすることに。
電気毛布のおかげもあり、疲れもあり、0時から目覚まし時計で起こされる2時まではぐっすり。
鏡筒がぶつかるまで、もう少し撮れそう・・・と、1時間ほど、追加撮影させます。
冬の大三角形からカノープス フジ X-E1デジタルカメラ XF18-55mmにてパチリ。

ぼうらやさんだとやはり南の光害がキツイのですが、それでも、低空まで良く澄んだ空です。カノープスが綺麗に見えました。

3時に起きてくると、鏡筒がぶつかってました (;゚Д゚)
む、目測を誤ったか・・。GENESISはファインダーが無いので、冷却CCDカメラだと、基準星を入れるのが大変なんですよね・・。
北斗七星 フジ X-E1デジタルカメラ XF18-55mmにてパチリ。

登ってきた北斗七星の星を捕まえて、なんとか基準星をセット。
自動導入で、次の天体を狙うことにします。
イメージ 2
ペンシル星雲 NGC2376 GENESIS SDF屈折望遠鏡 SXVR-H694冷却CCDカメラにて

せっかく、低空まで透明度が良いので、5年ぶり?6年ぶりに狙ってみました。
しかし、低空すぎて、苦しいナァ・・・。泡よくば一作品と思ってましたが、ちょっとムリそうですね。
フラットが撮れる時間まで、再び寝ます・・

イメージ 3
フラットを撮影し、もう一寝入り。
機材も、夜露でびしょびしょでしたから、少しだけ日干しさせて、7時18分、ぼうらやを後にしました。
清々しいお天気で、気持ちがいい・・。
金曜日の撮影ってなんだか得した気分になりますね!
イメージ 4
土曜日は、そのまま、家族で、ソーセージ作り体験に行ってきました。
さすがに、帰宅後、午後からは爆睡でした。
結構寝てましたが、やっぱり車中泊だと、ちょっと疲れは取れないみたいですね。


遠天例会でCMOSテスト

$
0
0
さて、日曜日、11/12は遠天例会の日でした。
少し遅れて、14時半くらいから参加。

イメージ 1
例会の様子

特にこれといった議題もないこともあり、終始雑談です。
I先生が、ST8300Mを持ってきていて、ロンキーさんに清掃をお願いしていました。
しまった、ボクも、GENESISを持ってきて清掃をお願いすれば良かった。
まぁ、また次回にでもお願いしましょう・・・。
以前、自分で清掃したら、薄い傷をつけてしまって、地味にショック。あと、レンズだと、拭きムラが残るんですよね・・。ロンキーさん愛用の専用液だと、拭きムラもなく綺麗に仕上がります。

ボクの方は、ロンキーさんに、ASI178MM-Coolを持ってきて頂いて、少しテストをさせて貰いました。
以前に、露光時間1分でのダーク比較は行ったことがありましたが、実際のラッキーイメージング用途で、果たして冷却まで必要になるかどうか?確認しておきたかったのです。

PCを持っていくのを忘れたのもあって、GENTAさんのノートPCをお借りして、撮像!
通電時のセンサ温度は、22℃。露光時間4秒と10秒でそれぞれ、ダークを取得してMaxImDLのstd値(標準偏差)を見て判断します。
-15℃まで冷却できた(-20℃・・・外気温-40℃冷却はちょっと厳しそうでした)ので、そこで、比較してみました。
バイアスレベルでも、冷やすと、ノイズが低下(Std9.6→8.9)します。
冷却して、10秒露光では、Std値は、9.2程度と、ほとんどバイアスレベル。ただ、非冷却でも、Std値は、13~15程度と思ったよりも低かった。これくらいなら、自分の用途としては冷却までは不要で済みそうです。
ただ、限界ギリギリまでの淡い天体を狙う場合には、少しでもノイズは少ないに越したことはありませんから、何を撮りたいのか良く考えた上で、冷却が必要か不要かを判断すると良いでしょう。

以前の実験で、1分露光した場合では、-10℃冷却でのStd20に対し、非冷却(33℃ほどだったか?)では、Std値が840くらい。ダーク減算しても、280と、10倍もばらつきが大変大きくなることを確認していますから、画質の差は言うまでもなく・・といったところですね。
DeepSky・長秒露光をメインとするなら、やはり冷却版の方が良いです。
10秒までのラッキーイメージング用途で、明るい天体に限るなら、非冷却でも良さそう。
ボクの場合、淡モノ系は、ALICE-Ⅱがありますので、使い分けの点でより画素が細かいASI290MMとASI178MCが第一候補になりそうです。

イメージ 2
変態レンズ(笑)

ジャンク品で手に入れたフジノンのCマウント用レンズなのですが、その大口径っぷりはもちろんですが、このレンズ、後ろがかなり出っ張っているんです・・・。なので、変態レンズと呼んでマス (^^ゞ

でも、50mmF0.7とか25mmF0.85とか。一緒に見ていた知人曰く、「わくわくする」
使えない公算は高いのですが・・・・気がついたら、手にしてました(笑)
特に、50mmF0.7の方は、後ろが出っ張っていて、ほぼ、専用設計でないと使え無さそうなレベル・・。25mmF0.85の方も、カメラによって使える/使えない場合があり・・・。ただ、試しに2/3型で撮影してみたら、以外とシャープで、かなり良さそうです。
ケラレもあまり無かったので、どうも、2/3型や1/1.7型くらいまでには対応していそう。
PENTAX Qあたりに使えたら面白い気もしますが・・・
当然、持ってないので、そのままロンキーさんにお譲りしました。
50mmF0.7の方は後端のレンズ枠にサビがありましたが、そちらの方も、ロンキーさん、綺麗に清掃されていて驚きました。

イメージ 3

そのほか、GENTAさんの冷却CCDカメラ作品を見ながら、あれこれ画像について議論。
周辺減光に起因する色ムラがかなり大きいのが悩みの様子。
また、LRGB合成方法や、デジタル現像処理について、ピント合わせについて、などなど、議論しました。

あとは、次の撮影時には、おでんをやろう!とか、yamatomoさんが作成されているNJP用の自動導入装置とか、天文ガイドで、記事になっているNikCorrectionの実演など、さまざまな話題が出て楽しかったです。




アルデバラン食、パス・・&

$
0
0
11/15(火)、この日はアルデバラン食がありました。
会社を出る時には、雲はあるものの、ウルトラスーパームーンを過ぎた(←さすがにこれは浜松近辺では雲の向こう・・でした)明るい月が見えています。
お・・これはアルデバラン食、見られるかも・・。と、思ったのですが、LINEを見てみると、嫁さんが風邪でダウン・・とのこと。
帰宅すると、すでにお布団の中でしたが、さすがに、これから出かけるのは控えました。

翌日も朝、熱がある様子でしたので、止む無く、会社を休みました。
子供が風邪だと、嫁さんがメンドウを見てくれるわけですが、さすがに嫁さんがダウンだと、子供の面倒をみたり、嫁さんの介抱するのは自分がやらないといけませんからね・・・
両家とも、実家が遠いので、そこは仕方がありません。
で、朝食に、パスタを作ったり、昼食にチャーハンを作ったりしつつ・・・

メインのPCも、4年半。さすがにSSDがヘタって来ているみたいでしたので、こないだ、256GBのSSDをゲットしてたので、SSD換装をすることにしました。

HDDの引っ越しは、以前、ソフト(と、ハード付き)のものをポチっていたハズなのですが、どうも実家に持っていってしまっているみたい・・?
少し探したのですが、見当たらないので、さしあたり、フリーソフトで定評があるEaseUS Todo Backup Free 9.2 を使って、SSDのコピーを行いました。

あとは、NASから取り外した1TBのHDDも、Windows用にフォーマットし直して見ようとしたのですが、こちらはダメでした。IO-DATAのNAS(LINUXベース)のものでしたが、LAN Diskから壊れてると警告されたものなので、ディスク自体がダメになってるのかもしれませんねぇ・・・。

で、SSDを換装してみたら、ををっ・・全体的にサクサク感が向上した感じが!!(←単純に気分の問題かも・・?)
何はともあれ、まだまだ、このPCで暫く戦えそうです。

と、いうか、次にPCを買い換えるなら、何らかのブレイクスルーを期待したいですからねー・・
雷鳥(Athron)から、Pentium4になった時のような(この時も、必要性は感じてないのだけど買ってみた感はありましたが・・確かに早くなった)、Pen4から、Core2Duoに買い替えた時(これも必要性は感じてなかったけれど、早くなったと感動した。まぁ、会社のPCでベンチマークもさんざん取っていた時代でしたから、性能向上は感じてたんですよねぇ・・)、C2Dから、弟から貰ったC2Qは、まぁ・・感動がありませんでしたが(当たり前)、さすがに、現行使っているIvyBridgeのCore i7に変えた時は、速度よりは、64bitOSで、大幅に画像処理の利便性が向上して感動しました。

現状、600万画素、多くてもデジタルカメラのX-E1の画像を扱う点に於いては現状のIvyBridge Core i7でも、大きな不満は無いし、前に調べた時、SkyLakeでも、そんなにベンチマークの数値が上がってないんですよね・・・(1.5倍くらいは向上してますが・・ただ、ベンチマークでその程度だと、体感速度では・・・・)
そんなワケで、もう暫く、だましだまし、現状のPCを使うことになりそうです。
ひょっとしたら、初めて、デスクトップPCの中古を買うことになるかも・・です・・・・(メモリスロットが多いのがあれば、メモリ増設の余地がありますから・・・検討したいところ。今のPCも、調子が良いとは言えないので・・)

まぁ、なんというか、パソコンに関して言えば、それこそ、雷鳥以来、ワクワク感なんてのは感じなくなっているんだよなぁ・・・。調子が悪いので、タイミングが良かったので買い替えてみたら、おー・・早くなってるジャン!程度で・・。
Cleron300MHzをオーバークロックで、450MHzで動かして喜んだり、古い初代PC9821XaにIDTのWinChip240MHzを挿して動かして喜んでいた時代が懐かしいです(効果は劇的でしたから・・・。ま、それでも今からすると遅いんですけどね ^^;)
Athron系モ、600MHzを900MHzだったか、オーバークロックやってみたっけ・・・
結局、最終的には壊して、Athron1GHzに買い替えたら全然早かったんだよな・・。なんだったんだ・・とかw

もっと昔、大学時代に、フリーメモリ600kbの地平線の向こうへ・・!なんて徹夜でやっていたのが懐かしいデス・・・。




毎年恒例?フォトコンテスト総括 2016

$
0
0
月刊誌だと、今月号12月号で、来月から新年号です。
毎年恒例?今年分の戦果と戦歴を振り返ってみます。

ビクセンカレンダー2016 表紙採用作 惑星たち・・

まずは、ビクセンカレンダーです!2010年~2015年にかけて撮影した惑星写真を1枚に並べた作品です。
月例フォトコンテストではまずダメでしょうが、この構成、昔から評判が良く、中天の写真展でも出しましたし、遠天写真展にも出しています。この時の人気は2位と上々でした。
また、日本科学未来館でのイベントでも、使って貰ったりもしました。
コンセプトとしては、肉眼で見える惑星たち、ということで、水星から天王星まで並べてあります。

今年は、ビクセンカレンダー、送り忘れました・・・(;´д`)トホホ…
〆切の8月はちょうど引っ越しで忙しかったんですよね。気がついたら、〆切日すぎてました・・
まぁ、もっとも、送れば載るというものではありませんから、出しても・・という気もします。
うー・・ん、でも、来年は梅雨時に応募するようにしよう・・・・

さて、1月号は見事にゲキチンでした(つД;)
クローズアップM42! DeepStriker ASC-11 クローズアップAC Pro1D使用 1880mm F6.7 ST10XME冷却CCDカメラ SXV-AO使用(1Hz駆動)

星ナビ2月号には、DeepStrikerによるM42を入選させて貰えました。
シュミットカセグレンのバックフォーカスの長さを活かし、AOドライブすることで、高分解能・高解像度を狙った作品です。ただ、クローズアップAC Pro1Dでは、強引に焦点距離を縮めすぎるようで、星像はコマが出てしまいました。
オフアキシス装置はTOAGを用い、ガイドカメラには、カラー冷却CCDのSXV-H9Cを使っていますが、2/3インチCCDではケラレも出てしまいました。
K&Rさん命名のトーマス君システムになるのですが、ガイドカメラがSXV-H9Cだとちょっと筐体サイズが大きくて苦しいナァ・・・。
あとは、ガイド星を捕まえるのに一苦労でした・・・
ガイドカメラにもう一台LodeStarを奢れば、もっと簡単なシステムになるかもしれません・・・
SXVR-H694側にLodeStarを使ってますが、こちらのシステムだと、LodeStarである必要性は無いといえば無い・・。でも、QHY-5Ⅱだと、センササイズや感度面でガイド星捕捉率が落ちそうで、それはそれでイヤ・・
まぁ、このあたりはもう少しいろいろと検討を重ねたいと思います。

天文ガイド2月号採用作 DWINGELOO1 オライオン30cmF4反射望遠鏡 Astronomik PlanetPro807使用

天文ガイドには、近赤外光で捉えた、天の川の向こう、星間物質で、遮られている渦巻銀河が採用されました。
近赤外光を使うことで、多少なりとも、星間物質の影響を軽減することができます。
ただ、SXVR-H694に採用されているインターライン型のICX694ALGでは、近赤外感度感度はやや低く、その点では、ST10XMEなどのフルフレームトランスファ型CCDの方が向いています(ただ、この被写体の場合、ブルーミングの影響が心配になりますが)

星ナビ 3月号採用作 金星 オライオン30cm反射望遠鏡 DFK21AF04/DMK21AF04 CCDビデオカメラ

星ナビ3月号には、カラーカメラで可視光で、モノクロカメラで、UV,G,IRで三色分解合成した不可視光イメージングの作品が採用されました。
カラーのDFK21AF04が壊れてしまったのは残念。カラーカメラって結構好きだったりします・・。
短焦点のオライオン30cmF4だと、さすがに惑星用には、もう一歩、性能が足りてないなぁ・・とは思うのですが、惑星専用機を用意するまでには至っていません・・・。
円高だった時に、18cmマクカセはかなり検討したのですが・・・撮影用ではやはり口径がもう少しないと厳しいと思うんですよね・・・。前回の観望会で、眼視的には買っておいてソンは無かったんだろうなぁ・・とは思いましたが・・・

天文ガイド 3月号 最優秀作品 渦巻銀河NGC2805付近 オライオン30cm反射望遠鏡 SXVR-H694冷却CCD

3月号では最優秀に選ばれました。マイナーな銀河での受賞でしたので、驚くとともに(美しい散光星雲作品が多々集まっている季節ですしね)、とてもうれしかったです。
この季節、シーイングは悪くて辟易としますが、透明度は高いので、ニワトリでも美しい色彩が出てくれます。
もっとも、3晩ほど、かけて作品化していたと思います。RGBを各1時間ないし2時間分ほど取得することで、ニワトリでも美しい色表現ができます。
星ナビ4月号入選作 馬頭星雲 IC434 NarrowBand イプシロン200 アストログラフ ST10XME 冷却CCDカメラ

その昔、10年ほど前に、宇宙のオーロラと題して、月刊天文に出した時はものの見事にゲキチンしました・・・。
今回、やっとリベンジを果たせました。SAO合成でも、最近では緑色のHαを抑える表現が多いですが、個人的には、緑、好きなんですよ(^^ゞ
ナローバンドによるMapped Color合成は、お手本や決まったセオリーなどありませんから、表現者が自由に、自分の想う様に、色表現をしていけば良いと思います。それが受け入れられるかどうかは、こういったコンテストがひとつの指標になると思います。


天文ガイド4月号 入選作 きりん座の不規則銀河NGC2236 オライオン30cm反射望遠鏡 SXVR-H694冷却CCDカメラ

きりん座にある不規則銀河です。小マゼランをずっと小さくした感じでしょうか。美しい銀河だと思います。
天文ガイド不採用作品 カタリナ彗星 NewFD300mmF2.8L フジ X-E1 デジタルカメラにて。

カタリナ彗星も、割と頑張って撮影してはいたんですが・・・。落選続きでした。うー・・ん、ここのところ、彗星は採って貰えてないなァ・・・。まぁ、この出来映えでは仕方ないですが・・・(;´д`)トホホ…

天文ガイド5月号入選作 かに星雲の偏光 MT160反射望遠鏡 MPCC、マルミPLフィルタ使用 ST8300M冷却CCDカメラ

5月号は前々からやってみたいと思っていた、偏光撮影にチャレンジしてみました。PLフィルターを回転させて撮影することで、反射星雲の偏光を捉えることができます。特にかに星雲は、中心星のパルサーからのシンクロトロン放射で強く偏光しているので、被写体としては面白いものになります。
撮影方法自体は確立できたので、今後も、もう少し取り組んでみたい撮影方法です。M20とか反射星雲+発光星雲だと面白いんじゃないかなー・・
ナローバンド撮影もそうですが、こういう、撮ってみるまで、どうなるか判らない、というのは、面白いものです。
星ナビ 2016年5月号採用作 コーン星雲NGC2264 オライオン30cm反射望遠鏡 SXVR-H694冷却CCD

星ナビには、コーン星雲のクローズアップ。ちょっと季節ハズレかな?とも思いましたが、無事採用されて良かったです(と、いうか同時に送った系外銀河はゲキチン・・・(´;ω;`)ブワッ)

ゲキチンといえば、天文ガイドに送った、こちら
宇宙の事故現場 オライオン30cm反射望遠鏡 SXVR-H694冷却CCD

衝突銀河3点組写真にしてまとめて、宇宙の事故現場とタイトルをつけたこの作品も落選で、がっかりでした・・・。うーん・・タイトルが悪いのもあるとは思いますが、被写体が小さすぎましたかねー・・・orz
まぁ、長年、撮りたいと思っていた銀河たちを撮れたのは良かったです。

天文ガイド6月号 入選作 渦巻銀河NGC4395 オライオン30cm反射望遠鏡 SXVR-H694冷却CCD

りょうけん座にある大型の渦巻銀河です。その半面、大変淡く、結構、難物・・・。とはいえ、分子雲とかに比べたら、圧倒的に写り易いとは思いますが・・
改めて見ると、腕の構造が面白い銀河ですね。

星ナビ 6月号入選作 天空のダイヤモンドリングAbell33 オライオン30cm反射望遠鏡 SXVR-H694冷却CCD

星ナビにはアストロアーツのニュースで紹介されていた天体を投稿。淡いながらも美しい星雲です。
こういうマニアックだけど、愛称があるような天体は、狙い目です (^O^)

星ナビ 7月号入選作 NGC3079  オライオン30cm反射望遠鏡 SXVR-H694冷却CCD

おおぐま座にあるやや小さ目の銀河ですが、シーイングにも恵まれた様で、ディテール良く、また透明度にも恵まれたのでしょう。ニワトリの割に色彩も美しく仕上がっています。いつもこれくらいシーイングが良いと苦労はないのですけどね・・・。撮影自体は、真冬の1/31と2/3に行っているようです。
うー・・ん、この時期は尾瀬沿いになるぼうらやさんや山の村に行くよりも自宅の方がいいのかもしれません。

天文ガイド7月号 採用作 DeepSky NGC4410付近  オライオン30cm反射望遠鏡 SXVR-H694冷却CCD

今年の大本命!この作品だけは入選して欲しかったので、採用されて良かったです。
銀河巡り用のストックとしていたみたいで、撮影経験は無かったのですが、相互作用を起こす銀河群に端正な渦巻銀河が2つ!The Skyで見つけてリスト化していたと思いますが、まさか左側に銀河団まであるとは・・・
ちょっとはみ出しちゃいましたが、まさにDeepSkyと呼ぶに相応しい領域です。


 星ナビ 8月号入選作 The Eyes NGC4438,4435   オライオン30cm反射望遠鏡 SXVR-H694冷却CCD

この天体も狙うのは10年ぶりくらいでしょうか・・・。前回は、MT160にレデューサを入れて、SXV-H9で狙っていました。左右に2コマ降ってモザイク合成で、マルカリアンの銀河鎖を撮っています。
さすがに、焦点距離と口径が大きい分、ディテールが段違いに出てくれています。

天文ガイド 不採用作 しし座のトリオ銀河 MT160反射望遠鏡 MPCC ST8300M 冷却CCDカメラ


天文ガイド 不採用作品 M108とふくろう星雲M97 MT160反射望遠鏡 MPCC ST8300M 冷却CCDカメラ

さて、ここでまた不採用作品の発表です(笑)と、いうか(つД;)
ST8300M。感度面では、やはりSXVR-H694に一歩劣る印象はあるのですが・・・
購入時、2009年の頃に比べると、yamatomoさんやGENTAさんのおかげもあり、画像処理技術も地味に向上していて、改めて使ってみると、思っていた以上に良いカメラで、良く写ってくれています。
まぁ・・・残念ながら、どちらも入選の日の目は見ませんでしたが・・・・。そんなにダメですかね?この写真・・・・
どちらも気に入っています。
冬場の透明度に助けられた面はあろうかとは思いますが、ニワトリで、F6.3の光学系でここまで写ってくれれば十分ですね!
天文ガイド 不採用作品 M108とふくろう星雲M97 MT160反射望遠鏡 MPCC フジ X-E1デジタルカメラ

比較という点で、画質向上の著しいデジタルカメラでも撮ってみました。フジのX-Trance CMOSセンサの威力もあり、キレ味という点でも、かなり冷却CCDカメラに肉薄してきています。
とはいえ、背景の宇宙のもこもこ感(もとはノイズでしょうが・・)は、感度不足を顕していますし、キレ味の点でも、画素数が劣るST8300Mに負けています。いい勝負はしてますけどねー。
個人的には、撮像デバイスには全く拘っていません。だからこそ、冷却CCDカメラだけではなく、デジタルカメラも使うし、CMOSカメラにも(処理は面倒ですが・・)着目しています。
まぁ・・いろいろな機材を使うのが好きなだけかも(笑)
D810Aも気にはなっているのですが、中天の勉強会時に頂いたデータから自分なりに解析した結果、X-E1と感度的には遜色が無い・・・(画素ピッチは同じ位ですものね)こともあり、食指は動くものの、買うか!まではいってません。恐らくノイズ処理等は、フジの独特なX-Tranceよりは良いと思うので、この作品以上になるとは思いますけどね。
冷却CCDカメラ、ST8300Mの方が、まだ1段上と結論付けできるので、買い換えるまでではないんだよなぁー・・・
あ、最終プリントでは、当然、8MPixelが36MPixelに対抗できる訳ではないですよ。
感度、構造描写、分解能という点で考えて、ということです。
次世代カメラは、今のところCMOSイメージングカメラの方に意識が向いています。


星ナビ落選作 M8M20~猫の手星雲 GENESIS SDF屈折望遠鏡 NPR1073レデューサ使用
フジ X-E1 デジタルカメラ(未改造)

GWに帰省帰り後、天龍の森に直行して撮影したM8M20付近です。
当日、透明度はもう今一歩(GENTAさん談)でしたが、さすがに第一級の暗い空で使うと、透明感が違ってきますね。
本当に久々の遠征になりましたが、ムリしてでも行って良かった。
X-E1のHα感度の良さも感じます。ここまで写るなら、個人的にはD810Aは不要と判断した1枚でもあります。
M8から、M20にかけてのHαのブリッジ・・・これが写ってくれれば文句ナシ、です。
過去にぼうらやで撮影したM42だと、到底、赤外カット改造デジタル一眼レフに及ばないと考えていたのですが、一線級の空で撮影した時にデジタルカメラの真価が発揮するのだと感じましたよ。
この作品は、自分が撮りたいと思っていたものが、余すところ無く、写ってくれている、つまり、カメラの感度としては、自分の要求を満たしているわけです。
これが判っただけでも、遠征した価値はあったというものです。
まぁ、落選している時点でダメですけどねー・・・。500mmクラスは激戦区。もっと技術を磨かないと、とは感じています。
これも自己満足度は高いのですが。そこで完結しては進歩はないですからね。
この組み合わせでも、入選採用目指して頑張りたいと思っています。


天文ガイド8月号入選作 NGC5363,NGC5364 オライオン30cm反射望遠鏡 SXVR-H694冷却CCD

この天体も、絵になるので、過去にもイプシロン200+SXV-H9での撮影もしていたと思います。
この天体、赤経0°に近いのもあって、以外と難しいというか、ガイドERRORに悩まされたりして、なかなかモノにならなかった憶えもあります。
MT160とST8300Mを使うと、周囲の銀河も含めての撮影も出来ますが、それは以前に落選。今年は星ナビ誌にKY博士が、見事に入選されていましたね。この作品、天ガに送って正解だったなぁ・・・

星ナビ8月号 入選作 子持ち銀河M51 オライオン30cmF4反射望遠鏡 ALICE-Ⅱ CMOSカメラ

ALICE-Ⅱは、知人から譲って貰った監視用?暗視用?のボードカメラなのですが、筐体をなんとか自作して
1年ほど前から実験しています。
天文ガイド 2015年落選作 M42 NarrowBand ALICE-Ⅱ CMOSビデオカメラ オライオン30cm反射望遠鏡にて

CMOSカメラのトレンドは、低読み出しノイズ。実際、静大・東北大を始め、さまざまな技術を用いて低ノイズ化が図られています。低ノイズ・高QEのセンサの使い方としては、天文用途に関してはラッキーイメージングがベストになると考えています。
低ノイズということは、波長を絞ったナローバンド撮影が最も効率的になるので、1秒や2秒といった短時間露光で仕上げたこの作品でも、表現したい部分は描写してくれています。
上のM51でも、監視用カメラがベースのALICE-Ⅱでは露光時間が10秒までなのですが、積算(コンポジット)することで、表現したい部分は余すこと無く表現できています。
星ナビ11月号 入選作 環状星雲 M57 ALICE-Ⅱ CMOSビデオカメラ オライオン30cm反射望遠鏡

こちらも、Hαフィルタを用いて、最長露光の10秒で撮影してみました。
それがBestかどうかは、まだ今後の検討課題になるのですが(これまでの経験上、6秒露光でもかなり描写が良い)、過去にSXVR-H694 冷却CCDカメラで1枚あたり300秒で撮像したよりも、淡い外殻をはっきりと出すことが出来ました。

あとの問題は、しっかりとした筐体設計(意外と最初に造った木製フレーム鏡筒の方ががっしりしてたりします・・。)と、超多数枚の画像を如何に効率よく画像処理していくか。画像処理手順の確立・・・といったところが今後の課題です。
なんとか、引越し前までに、CMOSセンサのポテンシャルと課題は確認できましたので、今後はやはりCMOSカメラを中心としたテストと機材構築を検討していくことになると思います。
まぁ、先ずはALICE-Ⅱの再設計ですが・・。タキさんに素晴らしいヒートシンクも作成して頂いていますしね!


天文ガイド9月号 入選作 近赤外光によるM57,M27  オライオン30cm反射望遠鏡 ST10XME冷却CCDカメラ
フジ SC70+IDAS type4 LRGBフィルタ

IDAS TypeⅣ LRGBフィルターは、世界的にみても、非常に稀有な、というか、オンリーワンでしょうか。
近赤外線での三色分解合成撮影ができる干渉フィルターです。
星雲は、近赤外領域でも、ArⅢ713nm、775nm、パッシェン系列の水素(820nm)、SⅢ(953nm)などの輝線がありますが、近赤外領域で三色分解撮影してみたところ、思ったよりも構造の差が出ませんでした。
とりわけ、Gに当たるパッシェン系列の水素輝線を始めとする各種輝線が弱いので、どうしても青紫色になってしまう様です。M57のリング内部は、なんらかの輝線で黄色みがかった色彩になってはいますが・・・
まぁ、ナンバーワンより、オンリーワン!ということで、今後も、もう少し、いろいろな天体を狙っていくつもりではいます。(が、環境次第かなぁ・・・)
前にも書きましたが、どう写ってくるのか、皆目検討がつかない!ので、面白さはあるんですよ。



天文ガイド12月号 入選作 五つ子、六つ子、七つ子 オライオン30cm反射望遠鏡 SXVR-H694冷却CCD

こちらもネタモノ系なんですが、撮りたかった天体を組写真として見せた例です。
これが最後のニワトリ作品になりました。本当は、最後の最後のニワトリ作品、NGC891はなんとか入選して欲しかったんですけどね。
あとは、引越し後の福田港遠征の作品も、自信もあったのですが、見事にどれもゲキチン・・・
まぁ、ダメなものはダメということで、仕方ないですね・・・
福田港もいい場所なんだけどなぁ・・。
イメージ 1

さて、解析結果です。これまでの入選作品を望遠鏡別で見ると、オライオン30cmが圧倒的なシェアを誇っており、今年も躍進。昨年の45%→49%と、とうとう入選数の半分を占める様になってきました。
やはり、明るい光学系(=ナローバンドでも使える)で、かつ、軽量で移動できる(まぁ、今年は遠征撮影での入選はありませんでしたが・・)、大口径30cmというのは、大きいです。
また、カメラの組み合わせで、画素ピッチ&QE(高感度)でベストと思われれるSXVR-H694とのタッグを組ませているのも大きい。
次点はイプシロン200とMT160ですが、オライオン躍進により、パーセンテージは、それぞれ、12%→11%と存在感は減じています。
決して悪い機材ではなく、今年もそれぞれ入選実績を作ってはいるのですが・・・
相対的に存在感が薄れていくのは仕方ありません。
ASC-11 DeepStrikerは愛称の通り、深宇宙を撃つための機材なのですが、どうしても、使い勝手の面で運用実績が低くなり、成果としては、使い勝手が良いニュートン系反射望遠鏡に軍配があがっています。
入選率と稼働率で、ノーマライズすると、恐らく、オライオンを抑えて、突出すると思いますが、まぁ・・使い易いというのも大事な性能ですからね。
次世代望遠鏡を検討する際には、やはりニュートン系で考えた方が正解かな、と (^^ゞ

イメージ 2

次にカメラ系です。
当然、メインカメラのSXVR-H694が、26%→30%と躍進を遂げました。
意外なことに?次点はDMK/DFK21AF04コンビだったりします。今年も、1作品、入選実績がありますが、カラーカメラのDFK21AF04が破損してしまったのが、地味にイタイ・・・
惑星撮影だけではなく、ラッキーイメージングで、実績を築いてきたカメラだけに、やはり、この分野のカメラの代替機の検討は急務です。

かつてのメインカメラであるST8XME,SXV-H9は、これらのカメラはすでに手元に無いこともあり、それぞれ、12%→10%と存在感は弱めています。
これまでの総実績ですので、メインカメラの存在感が高いのは仕方ないところ。
その一方で、サブカメラとして、ST10XME 3%→5%、ALICE-Ⅱ 0%→1%、ST8300M 3%→3%(変わらずですが、実績あり) X-E1 5%→5%(今期、実績ナシ)、と、サブカメラも徐々に存在感を増してきています。
今後は、ALICE-Ⅱの躍進に期待し、それにみあった望遠鏡を検討していく一方で、ST10XMEについても、すでに、DeepStrikerという理想の相方がいますから、あとはどう運用していくか、次第でしょうか。
フジX-E1も、NewFD300mmF2.8LやGENESIS SDF、MT160といった組み合わせで、作品化を検討していきたいものです。
イメージ 3



こちらは、ジャンル別。まぁ・・・銀河が圧倒的に強いですが、昨年時に比べて、37%→39%とさらに割合としては増えています。
次点は意外にも散光星雲。これも、19%で昨年を維持。彗星は今年は入選実績なし(おそらく昨年も・・)で、16%→14%と、存在感を弱めています。
惑星状星雲は、M1偏光、M57、Abell33等の入選で、微増(12%→13%)。惑星状星雲は小さいが明るい天体が多いので、ニワトリ向き、かつ、興味深い(偏光、赤外、ナローバンド、LRGB、デジタルカメラと、さまざまな撮影方法がある)のもあって、自分が思っている以上に存在感が出て来るんですよね。
惑星も、10%と、昨年の11%に比べ、存在感は減じてますが、こちらも、興味はある天体ですので、今後もこの比率で維持していきたいところ。
DFK/DMKカメラの入選実績に対して、惑星のジャンルが低いのは、このカメラコンビでのラッキーイメージング用途での入選が多かったことを物語っています(と、いうほど多いわけでもないのですが・・・ ^^;)

イメージ 4
こちらは、昨年までは出してなかったかも (^^ゞ
入選雑誌比率です。3,4年ほど前は、天文ガイド/星ナビ比率はほぼ、フィフティー・フィフティーだったんですけどね・・。最近の傾向も含めると、マイナーな天体や、観測の部のある天文ガイド比率が高めになっています。
たぶん、直近、3年で絞ったら、もっと差が出る気が・・(;゚Д゚)

スタークリックは、20年ほど前のCDマガジンなのですが、一番最初に、収録された記念すべき、初入選ということで、入れてあります (^^ゞ


今年は、引っ越しも控えて、8月まで、本当に良く頑張ったなー・・と自分でも思います。
実際、3月までは晴天にも恵まれていた印象があります。
梅雨明け以降は、お天気が壊滅的に悪かったのもありますが、遠征シフトということで、新たに遠征地として、福田港を加えましたが、めぼしい成果は得られず(いや、作品的には満足してますが・・・)
来年も、第1Qまでは遠征主体となることもあり、また、第2Q、梅雨入りまでに、自宅撮影環境まで再構築は難しい(何しろ、赤道儀・望遠鏡は、実家や友人たちに預かって貰ってますので・・)と考えています。
振動など、問題点の洗い出しは、できれば、梅雨入り前までに行っておきたいところですが、さて、どうなるかな・・
どちらにしても、バタバタするのは間違いないので、来年の入選数は激減すると思いますが、まぁ・・できるかぎりは頑張ろうと思っています。
特にこの冬の遠征では、非常に淡い銀河を狙ってみたいですしね!
また来年も頑張りやす(`・ω・´)ゞ

桜木小祭り

$
0
0
本業が忙しいのもあって、なかなか更新できずにいます。
天文ガイドの月例フォトコンテストには、なんとか1作品仕上げて本日、ポストに投函してきました。
間に合えばいいのですが・・・以前に、これが入選するかと言われると、全く目が無いわけではないとは思うのですが、まぁ、ムリでしょう・・・。
シーイング、悪すぎです・・・。

さて、こちらも、ここのところ、毎年恒例になっています。
桜木小祭り。先週日曜日に開催され、今年も行ってきました・・というか、嫁さんが、演奏に出るので、娘と、それまでぶらぶらしていました。
地元のお祭りらしく、豚汁や、ポン菓子が無料で振る舞われていました。
イメージ 1
明星も、すっかりと気に入ったみたいです。
今年は、お天気も良く、暑かったくらいでした。

そのほか、甘酒やお茶(掛川茶?)も振る舞われていたり、焼き餅100円や、フランクフルトも100円だったかな?今年は買いませんでしたが・・。肉まん・ピザまん等は50円で、とてもリーズナブルで、子供たちにとっては、とても楽しいお祭りのようです。

イメージ 2

さて、お世話になっているみよさん(写真の指揮者)から、星雲の映像を演奏時のバックに使いたいということでしたので、以前に作成したDVDを再編集して使ってもらいました。
こういう機会があるのは、ボクとしてもとても嬉しいです。
やっぱり、写真って見てもらってなんぼ、使ってもらってなんぼですものね!
遠天写真展といい、やはりこういう機会があることはありがたいものです。

ちなみに、演奏中のウチの娘は、手を叩いたりリズムをとって踊ったり、超ノリノリでした。
成長したなぁ・・。

さて、このお祭りは午前中のみ。
最後に、校庭で餅投げを行って終了です。今年はそれなりにお餅、とれました。
イメージ 3
ブランコ フジ X-A1 デジタルカメラ XC16-50mmにてパチリ

帰る前に、校庭の滑り台とブランコで遊ばせました。明星にとっても、楽しい1日になったようです。
お天気も良く、今年も楽しいお祭でした。

ぼうらや遠征! 11/25

$
0
0
金曜日はいいお天気!
土曜日は、遠天で撮影会を予定していましたが、生憎とお天気は下り坂・・

これは頑張って出かけるしかないなーと、考えていたのですが、GENTAさんも、ぼうらやに行くとのことでしたので、22時くらいに行きますと、メーリングリストで連絡。

さて、仕事は少し早めに切り上げられたので、20時には自宅に到着。
悩みましたが、せっかくの休日前の晴天。
SkyExplorer赤道儀も持っていくことにしました。
撮影光学系は、GENESIS SDFかNFD300mmF2.8Lか悩みましたが、小型なNewFD328をチョイス。
機材を積み込んで20時40分に自宅を出発です。

磐田市内の気温は7℃。ここ最近、ぐっと冷えてくる様になりました。実際、先日の雪の影響も考慮して、GENTAさんも山の村や五和ではなく、ぼうらやを選択したそうです。

9時14分くらいに到着。気温は5℃でした。
到着してみると、静岡から、若手のO君も駆けつけてくれていました!
イメージ 1
O君の機材 フジ X-A1デジタルカメラ XC16-50mmにてパチリ

O君はEM-200Tennma赤道儀に、SharpStar65EDQを搭載しています。トップライトの基本に忠実な組み合わせですね!
オートガイダーはSSAG。古い機材ですが・・と言っていましたが、そうそう機材は入れ替えられるものでもないですし、実用上、問題なければ、十分ですよね。
とはいえ、メインの望遠鏡は次を考えているみたいで、半ば冗談ながら、国際光器の14cmSDアポを勧めてみました (^-^;) 
O君はVISACでも遠天写真展に出展していますし、いろいろと意欲的です。

イメージ 2
ボクの方は、いつものオライオン30cm反射望遠鏡です。
でも、困ったことに?常時、車に入れているせいもあり、主鏡ネジがガタガタになっていました。
レーザコリメータで、光軸はとるには取れますが、レーザの場合、1点で合わせることもあり、大きくエレメントが崩れている場合は、信頼性が欠如してきます・・・。
うー・・ん、なんかしっくりと来ないんだよなぁ。

それ意外は、最近、USBの接触がイマイチかなぁ・・。
SXVR-H694のコネクタの隣のLodeStarを差し込む際にちょっと触れただけで、リンクが切れて、この後が大変です・・。
いくつか手段はあるのですが、どうやるのがベストなのか、判らない・・・
OS再起動が必要な場合もあるし、SXVR-H694の電源入れ直しをする必要もあり・・
今回は、USBコネクタを指し直して、CCDSoftを再立ち上げしただけで認識。

PCは、最近不調のFMV(USBシリアル認識・・は、するのですが、何故か、Pyxisを制御できない・・)ではなく、Endeavor NT-2500をチョイス。
O君は、8年前の古いPC使っていると言ってましたが、こちらは、2004年モデルですから、12年前のモノですよ・・(泣)

O君の方は、新しく買ったPCは何だったか、問題があったので、古い方を使っているとのことですが、GENTAさんのHPノートといい、PC関連は、ホントいろいろとありますね。

さて、22時半過ぎにはなんとか撮影にこぎつけました。が、やはり1時間半まではかからないものの、撮影開始までに1時間を超えてしまいます。うー・・ん、3年前までは、1時間で撮影に入っていたとは思うのですが・・┐('~`;)┌

イメージ 3
GENTAさんは2台体勢!
FSQにはBN-82冷却CCDカメラ。手前のGPD赤道儀は、BORG60EDとフジフィルムのデジタルカメラX-A1です。
今回は、何を撮っていたのかな?
O君が、年賀状にワシ星雲はすでに撮ってますし・・と言ったら、ををっ、いいアイデア!と、BORG側で狙ってはいたみたいですが、途中で、赤道儀がぶつかっていたと思いました (; ̄ー ̄A アセアセ・

いや、まぁ、この日は、先ず、アンドロメダを撮っていたO君の機材がぶつかりそうになり起こしたり、
ボクの方も、M78を撮っていたところ、ぶつかりそうになっているのを起こしてもらったり・・・
起こしたり、起こされたり、でした (^-^;) 
でも、こういう時に仲間がいるのはやっぱりいいですね!

イメージ 4

O君はとても、2台出せる気力が無い・・と言っていましたが(実際、夜半すぎまで、車の中で熟睡されてました)
自分の方も、せっかく持ってきたのだし・・と、2式目を展開!
展開中に、遠天のN中さんがメーリングリストを見てこられました。
準備中だったので、あまりお話できませんでしたが、湿度と、ぼうらやの砂地と斜面に嫌気がさしたご様子。
少し、みんなと雑談した後で、すぐに出ていかれました。
うーん、双眼鏡、観望したかったんだけどなぁ。
てっきり、双眼鏡(但し、11cmの大口径)を出すだけだと思ったのですが、撮影も考えていたのかもしれません。
入り口付近を占拠してしまったので、申し訳ないです。
できれば、双眼鏡、見たかったナァ・・。

イメージ 5
ぼうらやの様子

もっとも、ぼうらやさんの駐車場自体も、そう広いわけではありません。3人くらいで丁度いい感じかもしれませんね。

さて、NFD側は、前々から撮影したかったすばるなど・・
イメージ 6
フジ X-E1 NewFD300mmF2.8Lにて。 SkyExplorer赤道儀にて

SE赤道儀もなんだかんだで、入手してからかなり時間が経ちます。
使いこなせている・・とはお世辞にも言えませんが、yamatomoさんのご指導もあって、それなりに、使えるようになったと思っています。。
イメージ 8
そして、IC405,IC410コンビ。
この天体、25年ほど前になるかとは思いますが、SkyWatcher誌で、KY博士が記事をかかれているのを見て以来、撮ってみたい天体だったんですが、なかなか撮る機会が無く・・・
今回、初めてまともに撮るのにチャレンジしてみました。
こうしてみると、画角的には、APS-Cサイズでは、300mmで丁度良いくらいのようですね。

とはいえ、寒くなって、ギアのかみ合わせがキツくなったのか
イメージ 7

赤経方向に大きくズレるみたい・・・Σ(゚д゚|||)ガーン
うー・・ん、ギアのかみ合わせかもしれませんが、GENTAさんのGPDと同じ様に、yamatomoさんにモリブデングリスの塗布をお願いした方がいいかも・・
結局、またしても、この天体をちゃんと撮れなかったのでした・・・
いちおう、写りの程度を見るためにも、仕上げてみようとは考えていますが・・・とほほ。

O君は、朝から用事があるとのことで、3時頃から撤収準備。GENTAさんの方も、1式目は片付け始めました。
冷却CCDの方は、ご近所フラットを撮影後、ダークも撮っていたかと思います。

いずれにしても、薄明光でフラットを撮る自分の方は、いつものことですが、最後まで居残り、です (。・ω・。)
イメージ 9
澄んだ冬の夜明けは気持ちがいいものです。
さて、肝心の戦果は、というと、オライオン側は、シーイングでぼてぼて。X-E1の方は、撮影時には気が付きませんでしたが、ご覧の通りのガイドエラー、ということで、結果は残念ながら・・・という感じです・・・(;´д`)トホホ…
とはいえ、やはり金曜日の遠征は得した気分になりますね。
もっとも、今回は、2時間弱しか寝てませんが・・・
帰宅してから、一応、ダメもとで、天文ガイドのフォトコンに応募、自宅の様子を見に行った後で、改めて、昼過ぎに家族で出かけたり・・・。その後、掛川まで出かけて、明星を公園で遊ばせたり・・・で、帰宅したそうそう、疲れもあって、21時前には、ぐっすりと熟睡モードでした・・・。
さすがに、疲れたなぁ・・。
まぁ、なにはともあれ、充実した1日にはなりました(翌日も、昼寝のつもりが、疲れのせいか、そのままぐっすり寝てしまいましたが・・・ ^^;)
Viewing all 781 articles
Browse latest View live


<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>