昨日は、朝からいいお天気でした。
これだと透過率がかなり低いのが難点です。そこで新しくUVフィルターをゲット!
木星 オライオン30cmF4反射望遠鏡 パワーメイト5倍 QHY5Ⅲ178C
土星 オライオン30cmF4反射望遠鏡 パワーメイト5倍 QHY5Ⅲ178C
火星 オライオン30cmF4反射望遠鏡 パワーメイト5倍 QHY5Ⅲ178C
金曜日晩も晴れるかも?と思っていたのですが、夕方はベタ曇り・・
MT160だけベランダに出してたのですが、仕事疲れもあり、酒かっくらってたら、ゲキチンしてました・・・爆
朝目が覚めたのは4時半。すでに明るくなっていましたが、晴れていてチョット悔しかったです・・
で、さすがに昨日は頑張ろう!と思って、夕方からオライオン30cmを設置。
実はUVフィルターを、これまで使っていた朝日分光 MX380
こちらが新しく入手したSemLockのフィルター。透過率が大幅にアップしています。半値幅は同じ10nmモノですが、透過率が向上した分、露光時間短縮が期待できます。
もう少し半値幅が広い方が惑星撮影には有利なのですが、金星の表面模様の表現を考えると、これ以上長波長側に依るのは好ましくないのは、以前、調達した台湾製のKUPO
のフィルターをテストした時に感じています。
SemLockだと、このフィルターが理想的かもしれません。
が、普通に金星の模様だけ撮るなら、Bardarのフィルターをチョイスするのが無難なのかもしれません。
ただ、今回、金星用というだけではなく、星雲撮影用、とりわけ惑星状星雲様のNeIII 386.9nmを撮ってみるのに一番都合が良いフィルター(と、いうか他社ではオメガも含めて無かったかと・・)なので、チョイスしてみました。
どこかでM57あたりを撮ってみたいと思っています。
ちなみに、SemLockも朝日分光もΦ25mmのフィルターは、たいていのΦ31.7mm用フィルター枠にそのまま収めることができると思います。
さて、夕方は曇ってしまい肝心の金星は撮影できませんでした・・・
ただ、木星が撮影できる頃には雲がどいてくれました。
さすがに夕方はシンチレーションがイマイチなのもあって、出来栄えとしては良いものではありませんが・・・
夜半から撮影した土星の頃には、先月まであった、寒気による高周波の揺れがなく、シーイングは決して良いとは言えませんでしたが、細かなボケはなく、良い感じになりました。
さすが、sonyセンサ、いい色が出ます。
とはいえ、雲がでてきて撮影に難儀はしました。
あいにくと面白い表面ではありませんでしたが、良く写ってくれたと思います。
0時から1時半まで仮眠はしたのですが、熟睡できず、、、
その後もコマ切れ睡眠で、ちょっと体がだるいー・・
うーん、30代の頃に比べると、無理が効かなくなってきたかなぁー・・
何はともあれ、金星は残念でしたが、その他の惑星は雲間からとはいえ、無事撮影できて良かったです。
16cmとの違いは、やはり光量の違いでしょうか?同じ構造を出すにしても無理することなく、余裕を感じます。
これは星雲撮影でも同じなのですが・・・
シーイングが第一なのはもちろんですが、やはり口径というのも大きなファクターかな、と感じた次第です。