タイトルからしてごちゃごちゃしてきますが・・(^-^;)
ZWO EFWとTureTech Filter Wheel
ST10XME用のCFW-8には、IDAS type2 RGBと、あとは、旧いTTL社製のClearフィルターを組み込みます。
![イメージ 3]()
Windows10でCCDSoft
今日は、庭の芝刈りをしてから、夕方、いろいろと機材テストをしました。
星見屋さんにZWOのEFWを発注したら、2,3日程で速攻で届きました。(9/20荷受け)
さすが、仕事が早い!
手前がZWOのEFWです。質感も悪くないのですが、使っている皿ビスがちょっと粗悪かな。すぐにナメそう。
フィルターを固定するネジ枠も、TureTechのものに比べるとちょっと・・・と思うところはありましたが、当然問題になるわけでもなく。
動作も大変静か。USB1本で接続できることから、利便性の向上も見込めます。
ただ、Astorodon製フィルターが入りませんでした・・ Σ(゚д゚|||)ガーン
このあたり、yamatomoさんに以前お借りしたときにチェックしておけば良かったのですが・・・
31mmフィルターを組まれていましたので、取り外すと大変そうなことから諦めたんですよね・・。
IDAS製のフィルターは、ギリギリでアウトっぽい。どうも、10mm厚を越えるとダメみたいですね。
幸い?SBIG製のLRGBフィルターは、厚さ9.7mm程だったので、こちらを使うことに。
Astoro丼だと、LRGBSAOすべて同焦点設計(オライオン30cmF4とSXVR-H694の組み合わせだと、公差の範囲内なのでしょうが、ClerarとL(IRC)とで、ごく若干、フォーカス位置がズレます。ただ、幸いClearとHαは同焦点)なので、利便性が高かったのですが・・
まぁ、こちらは従来どおり、SXVR-H694で使うことにします。
EFWには、米OrionのSAOフィルターも組み込みました。ただ、同メーカで同じ時期に購入したのですが、HαとOIIIはほぼ同焦点なのですが、SIIだけなぜか、ピント位置が違うという・・…( ̄ヘ ̄;)ウーン
まぁ、以前に使ったのがNFD328だったので色収差かも?と淡い期待は持ってるのですが・・・まぁ、ないでしょうねぇ・・。
最近は、ZWO社のものも含めて、Lフィルターは、赤外カットとなっていることが多いのですが、ST10XMEの様に、近赤外線まで高い感度を持つモノクロセンサーには、赤外まで素通しのClearフィルターの方が望ましいです。
特にST10XMEの場合だと、IRCを使うと、被写体からの光を半分近く捨ててしまいますからね。
SXVR-H694の様なExViewHAD2センサーも近赤外線感度が高いので、やはり、ここを棄ててしまうのはいかにも勿体無い。
もちろん、CMOSセンサーも同様です。
特に少しでも感度を稼ぎたい、暗めの系外銀河や赤外線で光る分子雲には、Clearフィルターは大きなメリットになります。
ただ、散光星雲等の輝線星雲では、透過する範囲が広い分、Hα等の輝線は相対的に、コントラストが低くなります(・・・この説明で、判ります・・??)
つまり、できれば、ClearとIRCは、被写体に応じて、使い分けたいところだったりします。
さて、このTTL社製のClearフィルターはノンコート。ARコートが付与されている場合、可視光ではほぼ99%の透過率が得られますが、赤外線領域ではやや透過率が悪くなります。
ノンコートの場合、そのようなことはありませんが、反射が大きくなるので、全体的に光のロスが大きくなります・・
それでも、IDAS Type2L(IRcut)を使うよりは、赤外スルーのClearフィルターの方が良い(たいてい92%程度の透過率の様です)と判断して組み込みました。
Hαフィルターは、CustomScientificの3nmモノが余っているので(それこそ、15年以上前に買ったモノです。懐かしい・・!!)、それも組み込み。
やれやれ、ここまででだいぶ時間を喰ってしまいました。
ToupCAM
ちょっと前に書いた様に、AR130センサーがちょっと気になっていたのと、Amazonで、AstroStreatから手頃な値段で出ていたので、ポイントサイトで、ぽちぽち貯めていたポイントをAmazonギフト券に変えて、ポチ。
こちらも、2日程で到着しました(本日荷受け)
動かしてみると、うーん、初期のASI120MMの様に、映像が潜るみたい・・・Σ(゚д゚|||)ガーン
これだとちょっとDSOにはシンドイかも。
ASI120MMは、現行ドライバだと、映像信号が潜ることはないので、ドライバでOffsetが調整できれば良いのですが、残念ながら、ToupCAMだとゲイン調整はできるのですが、Offsetはいぢれないみたいです。
縦縞ノイズもありますが、こちらは手持ちのASI120MMに比べれば多少は綺麗かな。
うーん、やはり、いずれは、QHY5III290あたりが欲しくなるかなー・・・。
まぁ、何はともあれ、せっかく買ったのだから、どこかで使ってみます。
まずはQHY5III178Cとコラボかな。
SBIGドライバを最新のものにした後で、もう一度、CCDSoftをインストールする必要はありましたが(DLLが旧いとか文句言われたので)、Windows10 64bitでも32bitでも、CCDSoft動きました。
カメラを最初、STF8300を選んでしまったので、エラーが出て、あれー・・ダメかなぁ・・
と思ったのですが、ST-402/8300/1602/3200を選べば問題なく動きますね。
ちなみに、CCDSoftだと、ASCOMドライバが、カメラ用はあるのですが、FilterWheelのASCOMドライバが無い?(どこかにあるかしら・・?)ので、ZWOのEFWは制御できませんでした。
せっかくST8300Mを出したので、本来使うであろうFMV C8290(Windows10 32bit)からも動作チェック。
こちらは、SBIGドライバは旧いままだけど、ま、また新ドライバを入れると面倒なこと(CCDSoft再インストール)になりそうだったので、ま、いっか (^-^;) と、そのままです。
せっかく動いているので、手間かけて環境を変えるのもねぇ・・。
ま、なにはともあれ、ぼちぼちとですが、再稼働できるように環境整備しています。