5/20にぼうらやさんで撮影してきた白鳥星雲です。
![イメージ 2]()
ただ、最近、起動時に、Dec/Alt・・・ No respons! のエラーメッセージが出るようになってしまいました。
QHY5III178C カラーCMOSカメラにて、15秒×157コマ SkyExplorer赤道儀にてノータッチガイド
1枚あたり、15秒なので、ラッキーイメージング効果はほとんどない・・・筈なんですけどね。この日はどうも風が強かったのか、シーイングが悪かったのか。結構、画像の善し悪しの差が大きかったです。
それにしても、1枚あたり15秒でもコンポジットすることで、ここまでの映像が得られるのには驚かされます。
画角的には、オライオン30cmにパラコアⅡ、SXVR-H694冷却CCDカメラの組み合わわせと、同じ様な画角になっています。
まぁ、それだけ、1/1.8型センサが小さいワケですが・・・
このクラスの800mm前後の焦点距離で迫力あるクローズアップ写真を撮るにはちょうど良い画角になります。
画素数は600万画素ありますが、2.4μ□の高精細を活かすのはまず不可能に近いので、どちらかといえば、3.75μ□で、ほぼおなじセンササイズのASI185MC(1.9型)の方が、カラーカメラとしては向いている気がします。
感度的にも画素ピッチが大きいASI185MCの方が高いと考えられます(IMX178はBSI型のSTARVISセンサなので、背面照射で感度2倍と考えてあげれば、画素ピッチによる感度差はなんとか埋まるかも、ですが・・・)。
ただ、IMX185にはモノクロ版が無いので、モノクロも、と考えるなら、IMX178カメラを選ぶしかありませんが・・
IMX185,IMX178のどちらを選ぶにしても、R200SSの様な機材で、迫力あるクローズアップの天体写真を、比較的手軽に得ることができるので、入選を狙ってみたい野心家にはオススメだと思います。
また、ALICE-Ⅱはセンサの特性上か、どうも光害等、悪条件に弱いのですが、こちらのIMX178は、以前に満月下で使っても、十分な撮影が出来、センササイズのちいささから、フラットも問題なく・・・光害にも強い印象があります。
このあたりは、使うCMOSイメージセンサの種類によっても大きく違ってくるかもしれません。
自分で前に書いておきながらなんですが、CMOSは光害に弱い・・は、ちょっと訂正しておこうと思います。
実際、ASI1600MM-Cool(Panasonicセンサ)で、yamatomoさんがご自宅から素晴らしいM51,M108を撮られてますし、自分自信も、ASI120MMでは、満月下での撮影が多かった。
弱いのは、ウチのALICEⅡだけかも・・・。
望遠鏡は、ボクが小学生の頃に買って貰ったMIZARの13cm反射望遠鏡です。
もっとも、当時のままではなく、大幅に改良してますが・・
昨今の海外製望遠鏡とは違って?鉄筒ということもあり、思った以上に頑丈でしっかりとした造りです。
小型・軽量で高性能な望遠鏡を目指したシュミットニュートン計画。14cmシュミットニュートンはさすがに難しくて、挫折したのですが、その時に購入したAD-Vixen R135のミラーをMIZARの筒に組み込んだり、斜鏡もΦ40mmと大型のものを使ったり、斜鏡セルもアルテア15のものを特注対応していただいたり・・。
この時の取り組みの集大成となった機体であります。
SkyExplorer赤道儀も、Tezさんにギア交換していただいてから、追尾精度が大幅に向上した様で、とても助かっています。
うーん、SE赤道儀とハンドコントローラを接続しているケーブルかコネクタの接触だと思ってますが・・・(何回か抜き差ししていると起動する・・)
なにかご存知の方がいらっしゃいましたら、教えていただけると嬉しいです・・・。