最近、ウチの子の明星(あかり)が、寝る時に、添い寝しないと寝てくれない・・
MT160 反射望遠鏡とST8300M 冷却CCDカメラ フジ X-E1 デジタルカメラにてパチリ
仕方ないので、22時頃に、布団に一緒に入るのですが、自分の方も、寝てしまうとゆー・・(;゚Д゚)
うーん、おかげで、この時間でございます。
さて、先日、久しぶりにST8300Mを引っ張りだして使ってみました。
ST8300Mは、フォーサーズフォーマットの冷却CCDカメラです。QEは、悪くはないものの(ピークで、55%程度)、当時、ほぼ同時期に入手したST8XMEと比べてしまうと、感度差が非常に大きかったこともあり、使用頻度としては、どうしても低めになってしまっています。
それでも、普段良く使っているSXVR-H694とは、感度差こそ体感で感じてますが、そこまでの差はあったかなあ・・?という気もしてきまして・・・。
久々に使ってみることにしたのでした。
ちょうど、撮ってみたい!と思っていた天体もありましたからねー。
もっとも、一番、このシステムで撮りたかったM81,M82コンビは、自宅からは位置的に苦しくて、見送りました・・。
ST8300M 冷却CCDカメラ
撮りたかったのは、この天体!
ふくろう星雲とM108です!!
超高感度のST10XMEだと、ε200の800mmF4で両者収まるんですけど・・・ブルーミングや解像の面から考えると、ST8300Mの方が適していそう・・と思って、この組み合わせで撮影しました。
もっとも、シーイングは悪かったです。
反面、透明度には恵まれ、ニワトリとはいえども、なかなかに良く写ってくれました。
うーん、当時だと画像処理の技術も未熟だったこともあって、感度不足の印象が強かったのですが、こうしてみると思ったよりも悪くなかったかも・・。
フィルターはスライド式で使っています。ST7Eを購入した後で買ったものですから、なんだかんだで、もう、15年選手です。
φ34mmのフィルタでしたので、フォーサーズフォーマットとややチップサイズが大きなST8300Mにはちょうど都合が良かったです。
もっとも、手動で、L,R,G,Bと切り替えないといけないので、ちょっと大変!(◎-◎;)!!
翌日が休日でないと、ちょっと苦しいですね。
ST8300M用の電動フィルタホィールは、φ36mmですから・・・。このフィルタは載せられないでしょうし、円安ですから、今更、買うのもねぇ・・・。
平日で、20分ないし30分刻みでの、目覚まし時計は、地味にシンドかったです・・・
まぁ、手持ちである機材で頑張っていくしかないか!
Teleskopのコマコレクタですが、M48→M42変換リングを介して取り付けているのですが、光映舎のアダプタの仕様でしょうか(望遠レンズとの組み合わせで感じるのですが、無難にピントが出る様に、若干、バックフォーカスを短くしていると思います)
おかげで、バックフォーカス不足で、右上の星像が伸びてしまいました・・(泣)
もう2mm程、スペーサを入れれば周辺まで星像が良くなる気がします。
笠井トレーディング/GSO コマコレクターに比べると、使えそうな目処が立ちそう。
笠井コマコレは、遠天の仲間のN中さんも苦労されていて、伸びる星像で光軸を疑ったりと、いろいろと悩まされてマス・・。
でも、ブログでは、Kobe1995さんが、シビアだけど、いいとコメントも貰ってるしなァ・・
バックフォーカス追求していけば良いところがあるのかもしれない???
ST8300Mを久々に使った感想としては、今回、明るめの天体だったから、ということはあるかもしれませんが、思ったよりもSXVR-H694に近い画質を出してくれた印象。
デジタル一眼レフカメラEOS40D よりは、格段に画質が良い。
でも、比較的最近のデジタルカメラのX-E1と比べると、どうかなぁ・・・という面はあります。 で、前にもお見せした様に、X-E1でも、同じMT160で、同じ天体を撮ってありますから、比較してみようとは思っているんですけどね。
冒頭に書いた様に、寝ちゃうこともあって、なかなか時間が取れずにいます (; ̄ー ̄A アセアセ・
うーん、そろそろ木星の天体観測シーズンにも入っているので、CCDビデオカメラで木星も撮らねば・・・と思いつつ、今年はまだ撮ってないなぁ・・・
やりたいことは多いけれど、なかなか、手が回らないでいます。