AutoStakkert!3の方が、スタック速度は圧倒的にRegistax5.1より高速です。
比較に使ったのはどちらでも読み込み可能な、今年4/22のデータ。
4/22の木星 オライオン30cmF4反射望遠鏡 パワーメイト5倍 QHY5III178Cにて
個人的に、Registaxを気に入っていたところは、50Frameを平均化して、リファレンス画像とするところ。
こうすることで、像の歪みを平均化し、参照画像としては理想的な状態になると考えています。
で、最近使い始めたAutoStkkert!ですが、以前に試したAS!2の時に同様な機能があった様な覚えが・・
どちらにしても、AS!3は適当に使っているだけなので、きちんとしたソフトの性能を引き出せていないとは思いますが、いずれにしても、Registax5.1から移行しようとするなら、画質についても比較してみないと・・
ってわけで比較してみました。
約1分間 671フレームのデータから、Registaxは500枚 AS!は75%でスタックして比較してみました。
スタック画像だけでは全く判断できないので、その後の強調処理もほぼ同等に適用しています。
比較する前は、速度が早いAS!の方の画質に不安がありましたが、こうして比較してみると、Registax5.1に対してほぼ同等ないし、上回っているのではないかと(まあ、枚数でいけば、671枚の75%なら503枚で若干多いですが・・)
いずれにしても、これなら、AutoStakkert!で問題なさそうです。
と、いうわけで安心して?AS!3でスタックして処理した木星です。この日もシーイングは決して良くはなかったと思いますが(薄雲の中からの撮影でしょうし・・)、それでも、5/12に比べればまだマシだったんでしょうね。
やっぱり惑星はシーイングが一番大事ですね、、