いやー・・大和くんにミルクをあげてると自分の方が寝てしまいます、、(; ̄ー ̄川 アセアセ
まぁ、年度末の疲れも抜けきってないのかも、ですが・・・
と、いうわけで、少し遅くなりましたが。
天文雑誌5月号、2誌入選でした!!
星ナビ、天文ガイドとも、中天のメンバーが大活躍の5月号でした。
腕が淡く難しい天体ですが、面白い姿をしています。
天ガコメント欄が狭いので、上記のコメントで応募していますが・・
NGC3310は、HSTだったか素晴らしい画像が発表されていますので、前々から撮りたい天体のひとつでした。
CANPの発表資料でも使った、自宅から2台体勢でVISACで撮影したのが5年ほど前、でしょうか・・
パイロット撮影、自分としては銀河巡り、ですね。その一環で撮像した天体で、その時に、思いの外、淡い構造があることを当時、確認。
作品として仕上げなかったのは、LRGB各データが揃ってなかったからか・・(子午線越えてB画像が撮れてないとか・・)、ガイドエラーで諦めたのだったか、ちょっと不明なのですが、、、
面白い天体だな、とは思ってたんですよね。
いずれにしても、5年前に作品として仕上げようと思っていた天体を再撮影し、入選したことは、自分にとっては意味がありますし、嬉しい限りです。
過去の経験が活きてたという事ですから・・・。
でも、流石にネタが尽きてきたなァ・・・。
もっとも、今回の誌面でのプリントを見ても、この天体、輝度差が大きいのもあって、雑さがみてとれてしまいますね・・・…( ̄ヘ ̄;)ウーン
このあたり、画像処理やプリントテクニックの改善が必要だなぁ・・(´。`)はぁ・・・
美しく繊細な渦巻銀河で、こういう天体は、画像処理していてワクワクしてきます。
この銀河、撮影した生データは良く写っていて、処理がワクワクしていたのは確かです。
ただ、生データを見た時に感じた程の解像感は出せなかったかなぁ・・。
でも、色彩は自分好みにだせたのもあり、トータルの満足感は高いです。
大口径40cmドブソニアン+ラッキーイメージングで銀河のディテールに今まで以上に迫ることができないか、検討しはじめました。
歩留まりが悪く、カラー画像は、今回過去の冷却CCDカメラ画像よりLRGB合成しました。
SkyWatchr40cmドブソニアンによるNGC2903です。
やはり、これでは箸にも棒にもかからないか・・・・(´;ω;`)ブワッ
過去作からみると、ハイライト部分は、口径40cmの威力がでており、ディテール描写は凌駕してました。
反面、淡い腕の部分(まあ、淡いというほど、淡くなない・・か・・・)については、過去に冷却CCDカメラで撮影したものに軍配が上がります。
画像処理に多大な苦労をしていることを考えると、ちょっとメゲちゃうなぁ・・。
2/3のパンスターズ彗星です。小さいながらも面白い彗星です。
自宅での撮影で、こういう淡いイオンテイルの描写はやっぱり不利かなぁ・・。見事にゲキチンでした。
なかなか彗星も難しい。
珍しい惑星状星雲と散開星団のコンビです。
とも座にある小さな散開星団と惑星状星雲です。さすがに低空の悪シーイングの洗礼を受けて、輝星がぼけぼけ!肝心の惑星状星雲と星像サイズがほとんど一緒で、そりゃあ、これじゃあ入選しませんよね、、、(。・ω・。)
やや低空の天体ですが、なかなかに面白い天体です。
こちらはイプシロン200とST10XMEによるもの。赤緯-37度とかなり低空の天体ということもあり、なかなかの難物です。実際、CCDStackでは、低空ゆえの大気の浮き上がり現象によって、星が一致しませんでした。
ステライメージにて、2点指定で、極力、NGC1808とNGC1792に近い星を指定してコンポジットしてなんとか。
どちらも、美しい銀河ですが、特に左上のNGC1808はスターバースト銀河で独特な構造をしています。
いずれオライオンでも撮ってみたい天体ですが、シーイングが悪い時期になるので、キビシイかなぁ・・。
晴天に恵まれた時期で、透明度も良かったので、マイナー天体ばかりですが、割と沢山送ってました (^^ゞ
なんとか、拾って貰えてよかったです。