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Channel: あしあと ~星空航海日誌~
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気になる機材

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仕事の忙しさも、ようやく峠を越えそう・・ε=( ̄。 ̄;)フゥ 
毎年の事ながら、さすがに、疲れてマス (;゚Д゚)

そんな話は、\(・_\) (/_・)/コッチニオイトイテ
さて、いろいろと魅力的な機材が発表されてますね~
開発発表されたフジフィルムの中版デジタルカメラ GFX 50S

やっぱり気になるのは、フジフィルムの中版デジカメでしょう!
フォーマットは、44mm×33mmらしいですね。うーん・・このマウントだと、645フルサイズいけますかね?
ぐぐってみると、56mm×41.5mm。現存する、PhaseOne/Mamiya Leafの中版デジタルバックでも、53.9×40.4mmがフルサイズと謳っていますから・・・不可能ではないかもしれませんが、写真だと44×33mmのセンサでも、ギリギリですね・・・
PENTAXの中版デジタル一眼レフカメラ、645D,645Zも、44mm×33mmセンサで世代を重ねてますから、このフォーマットを検討したのでしょうか。
せっかくなら、645フルサイズが入るマウントにしたら良かった気もしますが・・

それはさておき。オーバーフルサイズ。天体写真だと、星雲撮影では、モザイク合成という手段もありますから、圧倒的に魅力を感じるわけではありませんが、星景写真では、フィルム時代と同様に、空気感や透明感を感じる作品が撮れると面白いですね。
もちろん、FSQの様な、高性能な望遠鏡をお持ちの方からすると、センササイズは大きいに越したことはありません。画素ピッチも、約6μと細かすぎることなく、ちょうど良いくらい(個人的な経験からはもう少し細かくても良いですが)。
これまでのフジフィルムのデジタルカメラ同様に、Hα線への感度があり、低ノイズに仕上がっているなら(後者は心配無用でしょう・・)、天体写真用として、大変魅力的なカメラになりますね!もっとも、お値段は、レンズキットで、1万$と言われてますから・・・Σ(゚д゚|||)ガーン
モザイク合成2面で、ほぼ同等以上のサイズを得られることを考えると、天体写真専用としては、星景写真以外ではメリットを見出すのは難しい・・?


さて、もう一つ、面白いナァ・・と思ったのは、QHY183Cです。
これ、Sony製1インチ20MPixelの裏面照射カラーCMOSを使っています。
恐らくは、Sonyのコンパクトデジタルカメラ、RX100M3のセンサと同じものでしょうか。
それを冷却して、天文用として仕上げています。
裏面照射型というところに魅力を感じますが・・画素ピッチが細かすぎるきらいはありますね。また、より大きなフォーマット、フォーサーズのQHY163Cと50$程の差しか無いので、面白いセンサをチョイスしていると思いますが、なんとも、ビミョーな感じがしちゃいますねぇ。作例を見てみても、やはり、画素が細かすぎるきらいを感じます。
個人的には、カラーカメラも欲しいとは思っているのですが、いいな、と思っているQHY5Ⅲ178Cも同等の2.4μ画素ですから・・・感度は期待できないかもしれませんね、、、(;´д`)トホホ…
カラーカメラはデジタル一眼レフカメラを始め、より安価でラージフォーマットのカメラが存在しているだけに、選択がより難しい気がしてきます・・・。
や、まぁ、惑星用+αで考えているので、決定版は無いにしても、価格的にも非冷却のQHY5Ⅲ178Cが現状、最有力かなー・・(ガイドカメラ用途も見込んで、ですが。)
それにしても、CANPでは発表してくれたみたいですが、国内代理店の望遠鏡販売店のトミタさんのWebサイトでは、一向に出てきませんね・・・。



国際光器 APM ZTA 140 SD-APO鏡筒

この鏡筒も、俄然気になってしまいました。折しも、この前の豊岡東公民館で、FS128の鋭像を見てしまった・・というのもあって、やっぱり、屈折望遠鏡っていいなぁ・・・
なんて、思ったり、思わなかったり・・・(^^ゞ
オハラのS-FPL53(そういえば、より生産性が向上したS-FPL55はどうなった・・?)、いわゆるSDガラスを採用しているのもあって、眼視はともかくとして、写真撮影には支障は無さそう。眼視でTOA130に対抗できるか?と言われれば・・・個人的には、Noだと思いますけどね・・。海外屈折だとまず、光軸調整するスキルを磨くべし!というのを姫路の部長から聞いてますし・・ただ、部長のは3枚玉だからなァ・・・。
屈折も2枚玉なら、まだ光軸調整はやりやすいです。(修正ネジがあれば、超簡単なんですが・・・)

しかし、写真用、それもフォーマットをAPS-C程度に限定した場合は、GENTAさんがED115Sで実戦されたように汎用フラットナーを用いれば、満足が行く結果は得られそう・・
素直な2枚玉ですからねー・・・。

価格的には、少し前からあるコイツと悩ましいところですね (^^ゞ
APM ZTA 152 
「FPL-51 ED」&「LANTHANIUM H-LAF53」ガラス材使用
FPL-51は、第一世代のEDガラスですが、相方のレンズはたぶん、ランタンクラウンの異常分散特性のあるものを使用しています。
20年程昔のMIZARでも、同様の、10cmSDを出していましたが、その時の謳い文句が2枚ともSDガラス使用みたいな感じだったかと・・・
イメージ 1
当時の天文ガイド広告より・・・

当然、凹凸とも、S-FPL53を使っていたら、色消し効果など生まれるハズがありませんので、相方側は、ランタンクラウン系の異常分散ガラスに違いない事でしょう。
定義的に、これはSDやEDとは呼ばないものの、逆向きの異常分散特性がある、優れた硝材であることに変わりはありません。
ただ、MIZARのは凸レンズは、S-FPL53だったでしょうが・・・
Zeta152は、肝心の凸レンズ側の方が、第一世代のEDガラスですから、相方がMIZARにSD!と呼ばせる程の優れたガラスであっても、若干の色収差は残っているかもしれませんね(スポットダイアログからしても推して知るべし・・・ですが、でも、これくらいなら、デジカメだと気にならないレベルでは・・・)
その点で、Zeta140だと、SDガラスを使われている点で、悩ましいところ・・

屈折望遠鏡の高コントラストは、光害地でも、圧倒的に有利に働きます。
ただ、自分としては、写真だと、口径ありき・・・と感じる点が、これまでの経験から多々ありますから・・・・
しかし、青ハロはできれば出したくないですしねぇ・・・
どういうイメージの作品を作りたいのかのイメージがあれば、この2本の選択はできると思います。青ハロが出るにしても、それを作品として活かせる天体を撮りたいか、あるいは銀河の様に、ビシバシっと解像させたいか・・・。
そもそも、たった、1cmの口径の差は、結果に出るのかしらん・・・?とか・・・(^^ゞ
なかなかに悩まされちゃいますね。
それでも、個人的にすすめるなら、やっぱりSD14cmですが・・・
ただ、個人的には、ちょっと、食指は動くんだけど、なかなか購入までは踏み切れないカナー・・
独身の時だったら、逝っちゃってたとは思うんですけどね (; ̄ー ̄A アセアセ・

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