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Channel: あしあと ~星空航海日誌~
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こと座の惑星状星雲NGC6765

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昼間は晴れても、夜曇る・・天文屋にとっては困ったお天気ですね、、
そろそろ、ピーカンの絶好の天体観測日和を期待したいところです・・

さて、惑星状星雲巡り、第3弾。こと座にある惑星状星雲NGC6765です。
こと座の惑星状星雲 NGC6765 オライオン30cm反射望遠鏡 パラコア2使用 ST10XME 冷却CCDカメラ

この天体、実は、作年、DFK21AF04 CCDビデオカメラを使って惑星状星雲巡りをしたときに、面白い形をしていたので、冷却CCDでも撮り直してみたいナ~と思っていたんですよね。
ご覧のとおり、バー構造と、輪っかのように、くるっと回った様な、変わった形をしております。
視直径0.6'と小さいので、やはりデジタル一眼レフカメラでは面白くないでしょうが、大口径ドブソニアン望遠鏡による眼視ではどう見えるのか興味深いです。
OⅢフィルターを使えば、この写真よりも構造が見えそうな気もしますが、どうでしょうかねぇー。
どこかで一度見てみたいものです。

カメラは、GENTAさんのガイドリレーアダプタをyamatomoさんに診て頂いている時でしたので、いつものSXVR-H694ではなく、ST10XMEを使っています。
いろいろと判断すると、やはりオライオンには、ST10XMEの6.8μ画素くらいがベストマッチな気もしてきました。
S/N的にも、ST10XMEの方が良好そうです。

問題は、ブルーミングが起こること、それに伴い星像が残念な感じになること・・
そして、セルフガイド、でしょうかね・・(;゚Д゚)
セルフガイドは、やはりカラーフィルターが入ると、ガイド星が暗くなってしまうのが大きな欠点だと思います。
薄型オフアキシスが無い時代には、大変重宝していましたが、OAG9を使って、ガイドシステムを構築してしまうと、利便性が全く違います。ガイド星に悩まされることがまずないですからね。
セルフガイドだと、一端、Bフィルターを入れて、ガイド星の露光時間を決めないといけないし、それに合わせてしまうと、今度はLフィルタ時にガイド星が明るすぎたり、露光時間が長すぎたりして、ガイドが不安定となることがしばしば・・
まぁ、L画像をまずは取得しておいて、RGB画像は後から・・ときちんと、分けて撮ればいいんですけどね・・
あるいは、CCDSoftではなく、MaxImDLだと、フィルタ毎に、ガイド星の露光時間も決められるそうなので、そちらで撮影すれば良いのかもしれませんが・・・
睡眠撮影だと、CCDSoftの方が、シーケンスを組みやすいので、ついつい、そちらを使っちゃうんですよね・・(; ̄ー ̄A アセアセ・


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