3/27に撮影した、木星の衛星の相互食-ガニメデの前をカリストが通過した時のものです。
動画に仕立て上げてみました。
木星の衛星相互食 Orion 30cmF4反射望遠鏡 パワーメイト5倍 DFK21AF04
カラーCCDビデオカメラ 30 fpsにて撮影
木星の衛星相互食、シーイングが良くなってから撮ろうと思っていたのもあって、結局、終盤戦のこの日しか観測できませんでした(まぁ、まだチャンスはありますが・・)
いざ、観測してみると、衛星の動きが面白く、なかなかにスリリングな天文現象でした。
中天のI上さんは、衛星に落ちた影を見事に捉えられていらっしゃいましたし、ボクの方も、もっといろいろな相互食を観測しておけばよかったなあ・・と、ちょっと後悔。
まあ、また、5,6年後かな?今度は、もう少しは条件が良い(ちょうど気流が良い夏場じゃないかしら・・?)と思いますので、ぜひ撮りたい!と思っています。
ガニメデを基準として、ステライメージ7で位置合わせを行いました。
ステライメージはVer7になってから、コンポジットだけではなく、ちゃんと位置合わせも出来るようになっていて、便利です。
本当は、追尾精度がもっと良い赤道儀で、位置合わせをしないで動画構築すると、ガニメデも動いて、カリストも動いていって、もっと立体的な動きになると思いますが・・。んー・・そこまではちょっと無理だなぁー・・
あとは、こういうのを撮り始めると、やっぱり惑星用のちゃんとした望遠鏡が欲しくなりますね・・まぁ、もう買えませんが・・・
口径22~23cmくらいのカセ系があれば欲しかったところです。
円高だった時代に、米Orionの18cmマクストフカセグレンはちょっと検討したことがありましたが、でも、まぁ、MT160と比べて口径が2cmしか違わないということもあって、結局、食指が動かず、でした。
F値も確か暗かったしね・・直焦点応用ができるF10だったらポチってたかも・・って、なんだかんだで、万能性を求めてしまってるなぁ・・。
まぁ、今ある機材で楽しみたいと思います。